「向島百花園」

J  REPORT2018年 5月第5週目&6月第1週」
「リタイアメント・ノート 9年12ヶ月目」
「VOL.1056号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com  携帯のメルアドが変わりました。新しいのは jun.sekoguchi@docomo.ne.jp
090-8880-3825
「向島百花園」
東武鉄道の東向島駅で降りて歩くこと7分。「向島百花園」を訪れた。花の時期として良いのか悪いのか分からなかったが、草木が生い茂っていた庭園内を歩いた。新しく買い求めたデジカメで写真を撮ったが、その後の処理になれていないので大変困ったが、兎に角撮った写真を全て掲載してみた。花の名前は知らないので、お許し頂くとして、目で楽しんでもらえれば幸いだ。まずは入り口から。(写真:H1)H1
(写真:H2)H2
(写真:H3)H3
花。(写真:H4)H4
(写真:H5)H5
(写真:H6)H6
芭蕉の句碑。(写真:H7)H7
(写真:H8)H8
(写真:H9)H9
(写真:H10)H10
(写真:H11)H11
(写真:H12)H12
スカイツリーも近い。(写真:H13)H13
俳句の碑があちこちにあった。(写真:H14)H14
(写真:H15)H15
(写真:H16)H16
(写真:H17)H17
小川のせせらぎ。(写真:H18)H18
(写真:H19)H19
(写真:H20)H20
(写真:H21)H21
(写真:H22)H22
青々として木々。(写真:H23)H23
(写真:H24)H24
とんぼがいた。(写真:H25)H25
(写真:H26)H26
(写真:H27)H27
また花に戻る。(写真:H28)H28
ここも外国人のグループが3組もいた。意外と人気なんだなあと痛感した。

「玉子の話し」
知らなかったが、生の玉子を食べるのは日本だけらしい。これ本当の話しだ。何故ならば、日本以外の養鶏業者は産み落とした玉子と糞が一緒になっているので、玉子の殻に細菌が移っているので、決して生では食べない。加熱処理が当たり前だそうだ。ところが日本の養鶏業者の養鶏場では、糞は網の目のような床を抜けて下に落とす。従って玉子に雑菌が付かない工夫をしているという。コストは掛かるが、消費者には非常に助かるお話しでした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
公演の花です。花1

「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「ランペイジ」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年86作品)映画ランパイジ
兎に角、悪人たちが作り出したウィルス?に感染したゴリラと狼に鰐が巨大化し、都市を襲うという荒唐無稽のお話しでした。

「モリのいる場所」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年87作品)映画モリのいる場所
熊谷守一、通称モリ、著名な画家、94歳(山崎努)とその妻(樹木稀林)。30年もモリはその家から出たことがなかった。何をしているかというと庭の花や木々、鳥、虫を観察しているだけ。兎に角、腹を抱えるほど笑える映画。やはり俳優がいいね。

「私はあなたのニグロではない」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて)私的批評眼★★★(今年88作品)映画私はあなたのニグロ
ドミュメント映画。アメリカの人種差別の歴史を追い、それが続く現在を見つめ、アメリカの白人に変革を促す。

「ピーターラビット」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年89作品)映画ピーターラビット
イギリスの有名な小説の映画化。大人も子供も楽しめる。

「のみとり侍」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年90作品)映画のみとり侍
まあ不謹慎な武士もいたものだ。殿様の逆鱗をかい、男娼になるというのだが、果たして彼の本当の目的は?

「ダリダ あまい囁き」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼★★★(今年91作品)映画ダリダ
1933年カイロ生まれの通称ダリダはその類稀なる美貌と歌声でフランスのシャンソン歌手として大成功するのだが、その華麗なる男性遍歴が世間の注目を浴びる。その半生を描く。歌声が美しかった。実話。

5月25日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ファントム・スレッド」が4つ星、「海を駆ける」が4つ星、「妻よ、薔薇のように 家族は辛いよ」が3つ星、「恋は雨上がりのように」が3つ星、「ガチ星」が3つ星、「ピーターラビット」が3つ星、「軍中楽園」が3つ星でした。

5月18日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「犬ケ島」が4つ星、「友罪」が3つ星、「のみとり侍」が3つ星、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」が4つ星、「ダリダ あまい囁き」が3つ星、「29歳問題」が4つ星、「イカリエーX1」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「風雲印旛沼」(幡 大介 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年94冊目)「関八州御用狩り」第3弾本関八州

「小夜左文字」(藤井 邦夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年95冊目)「御刀番 左京之介」第10弾本小夜

「殺界」(麻倉 一矢 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年96冊目)「将軍の影法師 葵慎之介」完結編本殺界

「モンゴルの旅、後記」

「モンゴルの旅、後記」
モンゴルの平原では何千年にも亘って遊牧の生活が行われ、それは今も、また未来へも続くのだろうか?ゲルに太陽光発電が導入され、電気や携帯と言った文明が入ってきた現在、果たしてこのような生活が継続出来るのか?疑問も出てきた。(写真:M1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

自然の中では馬たちの群れもハーレムとなっていて、ボスの雄馬を囲んで雌馬たちが生活しているという。突然牡馬が雌馬に乗りかかっていった。(写真:M2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

馬の発情期って今?それともいつでも可能なのでしょうか?
さて、モンゴル人の顔ですが、チンギスハーンに代表されるような角顔ないし丸顔で目が極端に細いのが、どうも特徴のようだ。日本に来ている相撲の力士たちも大体同じ傾向の顔だ。一方、現地にいると2割ほどの人は我々に似た特徴を持っていて、日本人のルーツを感じさせる顔だ。
モンゴルの首都ウランバートルは近代的な都市だが、社会主義時代の大きな建物や広い広場等何か赴きにそぐわない場所が多かった。この議事堂も如何にもと言わせる社会主義的な建物だった。(写真:M3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

権威の象徴なのだろう。しかし、決定的なのは市民の足となる公共交通機関が少ないことだろう。地下鉄もない。結局自家用車が交通道徳なく、我先に走り回っていた。中国と同じだった。

「東京学芸大学戦」

「春のフットボール・シーズンⅤ」
「東京学芸大学戦」
5月19日の「アミノ・バイタル・フィールド」。6日の日大事件が社会問題化して久しいが、その事件が起こった同じグラウンドでの試合だ。相手はBIG8、所謂2部リーグの「東京学芸大学」だ。快晴だが風はかなり強い。母校がコイントスで勝ち、後半のチョイスを選択しだ。第1Q,母校キックオフ後の学芸大の攻撃はパスで12ヤードゲインしファーストダウンを奪う。その後もショートパスで4ヤード、ランで5ヤード、6ヤード走られ、またまたダウン更新。幸先が悪い。ラインが押されている。しかし9分42秒、中央付近からの学芸大のパスをLB田中(3年)が見事インターセプトし、そのまま60ヤード走り切り見事TD、TFPも決めて、7:0となった。(写真:F1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このところキッカー9番廣田(4年)のキックも比較的安定してきた。お詫び申し上げる。モンゴル旅行中からデジカメが不調でズーム機能が殆ど効かず、写真写りが悪いのでお許し願います。
次の学芸大の攻撃はラン3プレーを確実に止めパントに。母校の攻撃はスターターのQBは1番西澤(4年)、2度のダウン更新後、自陣31ヤードからWR4番工藤(1年)へのスクリーンパスが決まり、20ヤードゲイン、敵陣に入る。たまたま私たちの前の席が工藤君の母上とお姉さん(チアガールのOG)がいて大いに盛り上がる。彼は昨年の母校高校のエスランニングバックだった。しかしこのシリーズ、結果として敵陣30ヤードからのFGを狙うこととなったが、見事廣田が蹴りこみ、10:0となった。(写真:F2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次の学芸大のシリーズはパント。母校はQB12番名倉が出るが、2度パスを投げ捨て、最後もパス不成功でパント。学芸大もランが出ずパント。ここで第1Q終了。
第2Q母校QBは98番三輪(2年)、パスとスクリーンパスでゲインし、10分19秒敵陣29ヤードからWR4番工藤へのロングパスがエンドゾーンで見事に決まった。これもストレートなコースを走り、走力でディフェンスを抜ききったスピードとQBのロングスローのコントロールの良さの賜物だ。工藤君のご家族は大喝采。17:0(写真:F3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

学芸大はまたパントで攻撃権放棄。母校は再びQB西澤の登場。ラン2プレーでダウン更新後、6分53秒敵陣20ヤードからのパスがWR14番石井(4年)へ決まりTD、TFPも決めて、24:0(写真:F4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

学芸大はランが出ずにパント。母校QB名倉は最初のパスをインターセプトされて攻守交替。彼はまだまだパスの能力が劣る。タイミング、投力、スピード共にレベルに達していない。学芸大は次のこうげきもパスが全て決まらずパントに終わる。QB三輪の攻撃も今回は駄目で攻守交替。直後の学芸大のパスは不成功だったが、母校ディフェンスのインターフェアでファーストダウンを与えてしまう。だが学芸大はパスが2本失敗し、QBサックも受けて第4ダウンにギャンブルするがパス失敗。母校QB名倉は、94番WR桜井(2年)への13ヤードパス成功、RB20番白石のドゥローで14ヤードと攻撃が続く。しかし次のシリーズはポス不成功で、0分14秒敵陣32ヤードからのFGを廣田が狙うがブロックされたとことで前半終了。
ハーフタイムショー。本日は神宮球場で明治戦が行われており、応援指導部は二つに分かれて野球とフットボールの応援だという。(写真:F5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

後半は母校のレシーブで試合開始。QB名倉はパスとランの組み合わせで4回ダウン更新をするが、敵陣27ヤードからのFGとなるが失敗。学芸大の攻撃は第3ダウンにパスを再び21番田中がインターセプト。母校の攻撃はQB三輪。まず自身のキープランで16ヤードゲイン、ゴール前1ヤードとなる。6分10秒確実にRB6番根岸(3年)が中央を突破しTD、TFPも決まり、31:0となる。(写真:F6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

学芸大の攻撃は母校のイリーガルブロックもあり、4度ダウン更新を図るも、パスがことごとく決まらずパント。母校はQB名倉が3度ダウン更新するもパント。この間に第4Qに移っていた。この時点で母校のディフェンスは2年生や1年生中心に変わる。学芸大もラン。パス共に決まりだし、3度ダウン更新。しかし最後ギャンブルをするがQBサックとなり、母校の攻撃に移る。7分04秒自陣39ヤード、QB三輪から再び4番工藤へのパスが決まりそのままTD,TFPも決まり、38:0となる。(写真:F7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

QB三輪の落ち着いたプレー振りはやはり抜きん出ている。確実なパスと自らのランもあり、最も期待出来る存在だ。一方、追い詰められた学芸大は次々とランを成功させ、3度ダウン更新するも最後はQBがファンブルし攻守交替となる。しかしそこは母校ゴールライン4ヤードだ。QBは引き続き三輪。第3ダウンに三輪がパスを投げようとしたが、その前にディフェンスに腕をはたかれ、ボールはエンドゾーンの外に、結果セイフティーとなる。38:2.(写真:F8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

残り1分24秒、意地の学芸大は自陣37ヤードからロングバスを投げ、これが決まり、そのままゴールラインを割る。63ヤードのTDパスとランだった。TFPも決めて、38:9となる。(写真:F9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これは見事なパスでWRも母校ディフェンダーを完全に抜ききっていた。しかし遂にタイムアップ。第4ダウンには若手を起用した母校ディフェンスだったが、もう少しレベルアップを図る必要がある。総合的にはまだTOP8のチームと戦うのには厳しいといえよう。春の練習試合は桜美林と駒沢の2試合を残すだけとなった。勝ちに拘る戦いをして欲しい。目標は秋のリーグ戦なのだから。

「佐藤養助」

「手前勝手世界食物語、第487号」
「佐藤養助」
秋田名物の一つに「稲庭うどん」がある。ちょっと細麺のうどんが喉越しよく、つるつると喉を通る。
銀座2丁目にある店で会食をした。付き出しから始まる。(写真:食1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

小さな食材が4品並ぶ。(写真:2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

豆腐だ。(写真:食3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

天麩羅。(写真:食4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして稲庭うどんの登場だ。(写真:5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これが実に美味しいのだ。蕎麦もいいが、美味いうどんもいい。

以上、勢古口が東京からお送りしました。

「モンゴルの旅」

J  REPORT2018年 5月第4週目」
「リタイアメント・ノート 9年12ヶ月目」
「VOL.1056号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com  携帯のメルアドが変わりました。新しいのは jun.sekoguchi@docomo.ne.jp
090-8880-3825
「モンゴルの旅」「旅暦78」
「第一日目」「ウランバートルから草原へ」
初めてのモンゴルだ。これで71ヵ国目。ミアット・モンゴル航空のボーイング737で成田から約5時間、人口僅か300万人強のモンゴルはあの「ジンギス・ハーン」の国だ。機内から下界を見下ろす。何もない。ただただ広い草原が広がっていた。到着したのは「チンギス・ハーン国際空港」。空港には殆ど飛行機が見えない。唯一我々が搭乗してきた機体だけだ。(写真:M1)M1
外に出る。(写真:M2)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

時差1時間のモンゴルは、現在午後8時、まだ明るい。今の気温は18度か?バスでウランバートル市内へ向かい。おや、スタバがあるぞ。中心部にはかなり高いビルもありそうだ。まずはホテルにチェックイン、WIFIが使えるのが助かる。早速日本にメールし、ネットもチェックする。部屋のテレビは自動的について、NHK総合をやっていた。どうやら新潟の少女殺人事件の犯人が捕まったらしい。

「第二日目」
朝5時半、ホテルを出て、西へ市内中心部へ向かって散歩。どうやらウランバートルは周囲を山に囲まれた比較的平らな盆地のような形をしているみたいだ。1kmほどで中心部、途中昔の古い5階建てのアパートがあった。(写真:M3)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

インド大使館から(写真:M4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

中国大使館と続く。(写真:M6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カラオケ店が非常に多い。(写真:M5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

国会議事堂があった。裏手だった。(写真:M6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

長袖のシャツにセーター一枚で出掛けて来たので寒い。気温は恐らく3-4度位か?寒い。しかし日差しは厳しい。紫外線がきつい。熊の親子の像があった。愛嬌がある。(写真:M8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

約1時間強散歩をして冷えた体でホテルに戻る。いよいよ市内観光の始まりだ。
議事堂の前に大きな広場があった。ここを「スフバートル広場」と呼ぶ。赤の広場や天安門広場みたいなものだ。そこでガイドからモンゴルの歴史を知る。ウランバートルとは、モンゴル語で「赤い・英雄」という意味だそうだ。この広場の中心にウランバートルの中心を示す基準点があった。(写真:M9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

市民の民族衣装か?寛いでいる。(写真:M10)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

広場の名前はこの国の独立の英雄である「スフバートル」氏の像。(写真:M11)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここに書かれている縦長のモンゴル古語の碑文には「大モンゴル帝国のために私は身を捧げます」と書かれていて、周囲を14頭の獅子で囲まれ守られているのは、国境を守るという意味が込められている。(写真:M53)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

モンゴルに人類が最初に入ったのは8万年前頃と思われ、2000年前にこの地にモンゴル人の「匈奴」という国家が樹立された。そして13世紀には「チンギスハーン」が出現し、ヨーロッパからアジアを結ぶ大帝国を築いた。更に彼の孫の「クビラハーン」はそれを拡大、全世界の半分を領土とし最盛期を築いた。しかし、17世紀には満州族が侵入し、その統治下に置かれた。19世紀後半から20世紀初頭にかけて独立運動が盛んになり、1924年正式に独立した時の立役者がスフバートルなのだ。「建国の父」という訳。チンギスハーンは「国民の父」。議事堂の入り口に鎮座している。(写真:M13)
国旗は「赤と青に紋章」があるが、赤は「火」、青は「空」とシャーマニズムを表現している。(写真:M12)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

モンゴル語は13世紀以来、縦書きの古い文字を使用していたが、1924年の社会主義化により、ロシアが使うキリル文字に変更された。しかし1990年の民主化後、再び古来の文字も学校で教えることになったという。今は古い文化を大切にし、二つの言語表記となっている。社会主義時代は宗教は禁止されていた。現在は約50%が仏教徒、35%が無信教者、1%がイスラム教だと言われているが、そもそも無信教者という前に、モンゴルにはシャーマニズムが元からあった。自然崇拝と言えばよいだろう。人口は316万人でほぼ半数がウランバートルに住む。放牧民は25%-30%。仏教はモンゴルには3度の活発な時期があった。最初は2000年前、中国より早く伝播し王侯貴族を中心に栄えた。次が7世紀から13世紀にかけてで、これも上流社会で栄えた。3度目は17世紀からでほぼ国民の100%が仏教徒となった。しかし、前述たように社会主義により宗教は禁止された。
広場に集まっている市民の服装を観てみよう。中々にユニークな民族衣装だ。(写真:M14)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M15)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M16)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

広場の周囲には、「国会議事堂」「市役所」「郵便局」「外務省」「オペラ座」「銀行」等が立ち並ぶ。街を走る車の大半はトヨタ、それも圧倒的にハイブリッド車のプリウス全盛だ。昔は中古車だったが、今は裕福になり、新車を購入している。
モンゴルは北と東はロシア、南は中国、西はカザフスタン(約39kmのみ)と国境を接している。
さて、「日本人慰霊塔」に向かう。戦後間も無くの頃、ソ連によりシベリアに抑留された旧日本軍人の中の1万5千人がモンゴルに送れら、国家建設の一翼を担ったという。そして1946年から47年にかけて約1200人の日本人がこの地で亡くなった。その慰霊碑を訪れた。中の仏像。(写真:M18)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

慰霊塔。(写真:M19)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

1990年から2000年にかけて、これらの各地に分散されていた遺骨は全て日本に持ち帰られ、慰霊塔のみ残された。そこはウランバートル市内が一望出来る丘の上にあった。(写真:M20)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

漸く春の訪れの花が咲いていたい。こちらの桜だという。(写真:M21)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昼食は「モンゴル風一人しゃぶしゃぶ」だ。各自の前にIHヒーターがあり、中央のテーブルから具材を取る。まずは「羊肉と野菜」。(写真:M22)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次々と運ばれてくる具材。キュウリの漬物。(写真:M23)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

〆の「麺」。(写真:M24)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「牛タン」。(写真:M25)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「馬肉」。(写真;M26)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「野菜」。(写真:M27)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「牛肉」。(写真:M28)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

鍋と調味料。醤油ベースとごまだれ。(写真:M29)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

腹もくちくなったので、いよいよウランバートル市内から西南西に260km離れた村に向かう。
西のゲートを出ると、そこは草原のみ。羊の群れがあちこちに。(写真:M31)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「オボウ」という神と人間との接点であるパワースポットが立てられていた。シューマニズムの一つの形だ。(写真:M30)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

遠くにゲルが見える。(写真:M32)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

典型的な動物たちの群れがいた。(写真:M33)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

遊牧民は年に4回以上自由に移動しながら生活をしている。草原の土地は国家のものだが、その利用は遊牧民には全くただで使用させている。
彼らが飼う家畜を「5畜」と呼ぶ。「馬」「牛」「羊」「山羊」「ラクダ」だ。モンゴルには約6000万頭もの家畜がいるという。これらは「財産」であり、「食料」であり、「衣食住」全ての資源だ。馬は移動手段としても非常に重要だ。その他5畜からは捨てるものがない。全てを利用している。豚と鶏は余り食べない。冬は極寒の地という気候的な物で豚や鶏は住めないかららしい。冬は主に羊を食べ、春秋は干し肉を、夏は乳製品を中心の食事で栄養バランスを図っているようだ。初春の芽吹いた草花を食べる山羊が一番のごちそうだとか。
モンゴルの放牧で特徴的なのが、羊と山羊の混合集団なのだ。元々別の集団を作って放牧されていたが、羊は草を根から引き抜いて食べ、根だけ口から吐き出す。吐き出されな根は枯れてしまう。ところが山羊はその根を穴を掘り再び埋める。すると翌年また草が生えるという習性を持つことに気付いたモンゴル人は二つの別々の動物を混合飼育することにしたのだという。また、山羊は知能指数が高く、角を持っているので外敵(狼やキツネ等)からの攻撃に対しても勇敢に戦う。従ってこの混合集団は強くなったという。
川がある。ウランバートルの東、嘗てチンギスハーンが生まれ育った地域から流れ出た川だそうだ。(写真:M34)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

彼らは水を大切にしている。しかし川の水は利用しない。川は動物たちが使うので、彼らは湧き水か泉の水と雨水を使うという。伝染病の問題もあるからだろう。
牧童たちは今は現代風なバイクに乗っている。(写真:M35)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

勿論、馬に乗るのが当たり前だ。犬も一緒だ。(写真:M36)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ゴビ砂漠」の北側の際の砂丘に来た。(写真:M37)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M38)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

砂漠に本日我々が泊まるキャンプが見える。いくつかの白いゲルで出来ている。その向こう、左側に小さく見える三角の山は「大モンゴル山」でウランバートルが最初に築かれた場所だ。(写真:M54)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて、この国の輸出品は、第一が「地下資源」で石炭を主に輸出している。次が何と「カシミヤ」だ。山羊の毛から造られたものだ。
夕食は大型のゲルの中で食べた。久々にウォッカを頼んだ。500mlで25000トゥブルク。約1250円。(写真:M39)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

メインは「3種の餃子」だった。基本は餃子と同じで中身が全て肉だった。(写真:M40)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ゲル」の組み立て作業を見学した。木の板を組み合わせた壁を円形に並べる。(写真:M41)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

釘の代わりは動物の皮で出来たもの。(写真:M42)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

組み立て開始。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M43)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

屋根部分にも木の棒を張り巡らせる。
周囲は羊の毛で造られたフェルトで覆われる。(写真:M45)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M46)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

夕陽が地平線に落ちようとしている。(写真:M47)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ほぼ出来上がった。(写真:M48)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:M49)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ご苦労様でした。
夜、10時から星空観賞会を行った。一部に雲があったが、空は美しい星空。「宵の明星」金星だ。(写真:M50)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東の空に「土星」。(写真:M51)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「北斗七星」「北極星」「双子座」「カシオペア座」なども見えたが、写真には写らなかった。
夜明け前の午前3時にトイレに行ったが、夜空は本当に満天の星だった。星が直ぐ近くに見え、手が届きそうな位の近さだ。今回はカシオペア座もくっきりと見えた。北極星の周囲に明るい星がないのが特徴的だった。人生最高の星空、素晴らしかった。こんな星は初めてで感動でした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「ラブ・ドック」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年83作品)映画ラブドック
このところコマーシャルの女王になったかの「吉田羊」が主演のラブコミック。

「弧狼の血」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年84作品)映画弧狼の血
久し振りに東映の本格的やくざ映画を観た。迫力あり、愛あり、涙ありの実に面白い映画だった。悪徳警官風の男が実は庶民を一番に考えていた警官だった。必見。

「モリーズ・ゲーム」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年85作品)映画もリーズ・ゲーム
オリンピックのスキー競技の名選手が怪我で引退をするのだが、次の仕事は賭博の客集めと金勘定に集金業務。慣れるにつれ自前で始めようとする。賭博は手数料さえ取らなければ罪に問われない。収入はチップのみ。しかし、FBIは彼女の全てを奪い裁判にかけた。実話だ。

4月27日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ザ・スクエア」が4つ星、「君の名前で僕を呼んで」が4つ星、「マルクス・エンゲルス」が3つ星、「アヴェンジャーズ・インフィニティ・ウォー」が3つ星、「パティ・ケイク$」が3つ星、「オー・ルーシー!」が3つ星、「スーパーシチズン 超級大国民」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)、7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「雑賀の女鉄砲撃ち」(佐藤 恵秋 著)徳間文庫 私的批評眼★★★★(今年91冊目)本3

「修羅の契り」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年92冊目)「風の市兵衛」第22弾

「白刃」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年93冊目)「鬼役」第24弾

「カラコルム」

第三日目
「カラコルム」
夜明け、そして日の出。清々しい朝だ。(写真;K1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

通貨を観てみよう。
左上から「2万トゥグルク」、チンギスハーンの肖像が描かれている。これが最も高額な紙幣。左中央が1万トゥグルク、その下が裏面。右上は5000トゥグルク、中央が1000トゥグルク、、下が500トゥグルクで、1円は約21-22トゥグルクだ。(写真:K7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ゲルの中はベッドにストーブにテーブルのみ。後は別棟で食堂ゲルやトイレシャワー棟などがある。従ってトイレには歩いて行く。夜は懐中電灯持参で夜道を歩かなくてはならない。(写真:K4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今日は曇り空だ。約90km離れた「カラコルム」に向かう。途中の景色は以前と全く同じ草原が続く。「カラコルム博物館」に入りモンゴルの歴史を学ぶ。これは1250年頃のカラコルムの模型。当時は、世界を征服していた。見える門は北門。(写真:K7)
ここには、捕虜になったヨーロッパ人とそのための教会、同じくイスラム系の人とモスク、中国人の一時と道教の寺院、そしてモンゴル人と仏教寺院があった。(写真:K8)
城郭内の最大の建物はお寺。王の宮殿は南門の外側にあった。東西南北の門の外は市場になっていた。城郭の規模は南北に1.6km、東西に1.3km。宮殿跡は満州族が侵入してきたために、自ら破壊し土の下に隠した。ここカラコルムは7世紀と13世紀の2度に亘りモンゴルの首都となった。カラコルムとは「黒い石」という意味。6世紀から8世紀当時の物として「人石」がある。(写真:K9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これは支配していた「突厥(とっけつ)」人の像だ。顔が破壊されているのはモンゴル人と違うヨーロッパ系が混ざった人種だったために一部顔が破壊されたという。
「鹿石」は近くに墓があることを示すもの。鹿の角の絵も観られる。(写真:K10)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K11)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K12)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これはベルトが刻まれていることから墓の主は男性を意味していることが分かる。(写真:K13)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

亀石には歴史や王の命令などが書かれていた。その人の業績を辿ることが出来る。この石にはカラコルムへの首都の移転命令が刻まれている。
モンゴル帝国の一番の英雄は「チンギスハーン」。1162年生まれの1227年没。81部族に分かれていたモンゴルを統一した。(写真:K14)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次の「ウグデイハーン」(1186-1241)の時代には更に帝国は拡大され、アジアは朝鮮、満州を、西はトルコまで支配した。武力はさることながら統治のために、今の郵便システムのような「ウフト」という馬による駅伝を発明し、隅々にまで帝国の意志が伝わることとなった。当時のパスポートだ。(写真:K24)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次の「クビライハーン」(1215-1294)は首都をカラコルムから「北京」に移した。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この時期が最大の大帝国で、イランイラクまで、そして中国全土をも征服した。5つに支配地位を分割し、王の親戚たちで分割統治させた。この頃我が国との間では2度の「元寇」が起こった。進軍するモンゴル軍の姿を観てみよう。(K17)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K18)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K19)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「亀石」は亀の甲羅の上の石に、歴史や王の命令を刻み記録として残されたもの。(写真:K21)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K22)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K23)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここには首都をカラコルムに移すよう命令した文章もある歴史的な石だ。
このカラコルムを含む「オルホン渓谷」(約12万ha)がユネスコの世界文化遺産に指定(2004)されている。ここで突厥時代の王の墓が発掘された。そこから掘り出された現物だ。
ローマ時代のコイン。(写真:K25)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

埋葬された王の骨、火葬されていた。(写真:K26)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次に訪れたのはモンゴル最古の仏教寺院だ。「エルデニ・ゾ」という寺院の守り神は「ライオン」だ。(写真:K27)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K28)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お寺は中央部が最も古く、帝国29代目の王の時、1586年に建てられた。両側の寺はそれに続いて建てられた。資材はカラコルム建設時の材料を流用している。お寺を巡る壁は400m四方。18世紀には62の寺と3000人の僧侶がいた。社会主義国家となったために、寺の破壊と僧侶の虐殺が起こった。残ったのは18の寺だけだった。寺にある釈迦像は、中央の寺の釈迦は「35歳」の釈迦。(写真:K30)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

向かって左の寺の釈迦は「80歳」の釈迦。(写真:K29)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

向かって右の寺のは「13歳」の釈迦だ。(写真:K31)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

即ち過去、現在、未来を描いているという。若き頃の釈迦。(写真:K32)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

悟りを開くための修行中だろう。
これはウランバートル市の守り神「フェニックス」だ。(写真:K33)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

モンゴルの仏教はチベットから渡ったもので、「黄帽派」と呼ばれていて、厳しい修行を行い、結婚や子供を設けること、飲酒も禁止されている。対して「赤帽派」は戒律が緩やかだという。
昼は地元の鶏料理。スープ。(写真:K34)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

鶏肉ライス。(写真:K35)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「モンゴル相撲」を見学。肩を覆う布とパンツ、それに長靴で戦う。肘、膝等、手以外が地面に触れたらお終い。(写真:K36)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K37)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

多彩な技は100以上あるという伝統の相撲だ。
次に訪れたのは丘の上にある「帝国記念記念碑」。(写真:K38)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

3人の有名な王の支配地域を示している。チンギスハーン時代。(写真:K39)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウグデイハーンの時代。(写真:K40)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

クビライハーンの時代。この時が最大だ。(写真:K41)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

中央にある「オボウ」は前にも述べたがシャーマニズムの象徴で神と人間を結ぶ接点で、そこにある献布は5色あり、黄色が太陽、青が水、赤が火、緑が草原、白がミルクを表す。
地元の人が暮らしているゲルに向かい、彼らの生活の一部を垣間見る。2000年頃からゲルにもソーラーパネルが使用され電気が造られていて、テレビ、ラジオ、冷蔵庫などがあるという。(写真:K42)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

勿論オートバイもある。(写真:K43)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

バイクの騒音は家畜を怯えさせ、肉の質も悪くなると言われている。
燃料は糞を乾燥させたエコなもの。燃料はこれしか使わず、これで暖房や煮炊きが出来る優れもの。(写真:K44)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

約7日から10日で乾燥され燃料となる。
歓迎に「ミルクティー」が出た。(写真:K45)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お菓子も出してくれた。揚げパンにヨーグルトの乾燥させたもの。乾燥ヨーグルトは1年は保存可。(写真:K46)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

馬乳酒も出たが、これはちょっと苦手だ。酸っぱいし味が悪い。当然全て自家製だ。
ゲルは3000年の歴史がある。入った右手が妻の席、右手が夫と子供の席。妻の席の前にストーブがあり、ここで調理する。夫の帽子、衣装、ベルトなどはゲルの奥へしまう。宗教上のものも同様。敵は南からやって来るのでゲルのドアは南向きだ。昔は扉はなかった。いち早く敵の襲来を見つけるためだ。
子供の山羊と羊が出て来た。山羊を抱く私。(写真:K47)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

奥さんが子羊にミルクを与えていた。(写真:K48)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

野生に近い馬を調教するために柵から出して捕まえようとするが、中々に素早く逃げる馬。(写真:K49)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K50)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:K51)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

捕まえた馬にはまず人が裸馬状態で走らせ、馬が諦めるまで続けられる。その後鞍を置くまで調教するらしい。
この家族、大学生の息子がウランバートルの大学にいるという。学費は羊の毛を売るで、キロ5000円、羊の皮で一頭分1000円等々になるので現金収入は充分あるという。馬50頭、その他羊、山羊、ラクダで650頭いるという放牧民では中流家庭だそうだ。子供は村の小学校に行くが、放牧なので家族から離れて低学年は知人か親類の家に下宿、4年生以上は寮生活するという。
キャンプに戻る。「アネモネ」が咲いている。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この花は雪の下から一番最初に顔を出す花で、山羊の大好物だそうだ。この花を食べた春先の山羊が人間の身体に最もよいとされていて、皆好んで食べるという。
夕食は羊の焼肉「ホルホグ」だ。(写真:K53)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

第4日目
「再びウランバートル」
ウランバートルのへ戻る。一路草原を走る。牧童が馬に乗り、羊や山羊を移動させていた。(写真:U1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

山羊には確かに角がある。羊と山羊の共存だ。(写真:U2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

いよいよウランバートル市内に入る。道路脇で青空市場が開かれていた。(写真:U3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

どうやら交渉している様子だ。(写真:U4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

庶民の生活の一端が覗かれる。庶民の足はバスと白タク。これはバス。(写真:U5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

タクシーを殆ど観ない。聞くと白タクが大流行りだとか?庶民の足だそうだ。市内にある古いお寺「ガンタン寺」に行く。詳しくは面倒なので説明を省く。(写真:U6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次が「観音寺」だ。(写真;U7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ここの観音様は「開眼供養」の功徳があるという。眼が見えなくなった人が祈念し、眼が再び見えるようになったという故事によるという。(写真:U8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この観音大仏、高さが26.5m、重さ90トン、大きな大仏だ。この寺は1930年当時、51の寺と5000人の8歳から80歳までの僧侶がいたが、社会主義化の粛清で、寺の43は破壊、多くの僧侶が殺された。その経験から民主化後の2008年には死刑制度が廃止された。今は2000人の僧侶と、二つの大学もある。
話しは変わるが、道々に動物の死体があったが、あれはやはり病気の可能性があるので、直ぐに処理するという。
モンゴルのことをもう少し聞いてみた。国土は北のロシア国境付近は森林地帯で、中央部が草原、南の中国国境付近は砂漠地帯だそうだ。月収は公務員が一番安く出300USDから600USD、民間の資源開発会社だと、職種によっても違うが、1000―3000USDだとか。民間にはボーナスもあるらしい。平均寿命は、男67歳、女73歳だが、年金受給年齢は、今が男60歳が65歳へ、女性は65歳が70歳に順次引き上げられつつあるというから,如何に社会保障費をカットしようとしているのかが分かる。なるべく至急しないのが政府の方針らしい。死亡原因は癌(特に肝臓がんだというから食べ物が影響しているのか?)が最も高く、次が交通事故だという。
教育は義務教育までは無料だが、大学は有料だ。
ウランバートルのアパートだが、賃貸というのはないようで買い取りだそうだが、結局銀行でローンを組んでもらうという。通常返済月額は1万円程度のため、その家族も共働きするしかない。
そうだ。遊牧民の相続だが、家畜は財産と見なされていて、仮に子供たちが遊牧民になりたくないといった場合には、財産を相続、この際は家畜は相続人のものとかり、実際の放牧は人を雇って行うのが一般的な方法らしい。放牧権といった感じが?
この寺の守り神の獅子には腕の下の子供がいるので、雌だという。(写真:U9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

丁度この時期、大学の卒業式があり、着飾った若い男女がお寺に参詣に来ていた。(写真:U10)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

綺麗なドレス姿の女性の足元を見ると運動靴だったりして、アンバランスが子もいたが、皆溌溂としていた。
昼食は、サラダ。(写真:U11)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ボルシチ。(写真:U13)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

黒パンに豚の脂身を乗せ、マスタードと一緒に食べた。この脂が下の上の温度で溶けて上手い具合にパンに絡まる。しっとり感が出た。(写真:U12)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウクライナ料理の牛肉の衣揚げ。(写真:U14)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スーパーが併設された旧国家百貨店で買い物を付き合う。殆ど椅子で寝ていた。最後が民族舞踊と音楽のショー。撮影禁止だったが、隠れて一枚だけ撮った。(写真:U15)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

歌は発声方法が変わっていて、一度に二つの音を響かせる独特のものだった。但し、椅子が狭くて低くて、前後がこれまた狭く、膝と腰に来てしまった。あの施設には2度と行かない。これは民族衣装。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

夕食はシャングリラホテルでビュッフェ形式だった。ステーキもあり充分に満足だった。二皿食べた。(写真:U16)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:U17)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

残ったお金でウォッカを頼んだ。結局エデンとかいう銘柄で、250ccのみ3万トゥグルク(約1500円)でした。

第5日目
帰国日だ。早朝の便での帰国となる。飛行場に向かう。途中に火力発電所があり、煙を出していた。
飛行場は閑散としていた。
それでも出発間際になると人々が集まり、結果満席状態だった。お疲れ様でした。

「横浜国大戦」

「春のフットボール・シーズンⅣ」
「横浜国大戦」
5月12日の「富士通スタジアム川崎」。先週の日大と関学戦での日大の反則行為への批判が高まっていた。開始早々の関学の攻撃に対して、日大ディフェンス91番の執拗なプレー後のQBへの激しいアフタータックルがスポーツマンらしからぬ行為として通算3回45ヤードの罰則後、即退場となった問題。明らかに関学QBを狙った卑劣な行為だった。これが日大の実態だとすれば、勝てば何をしてもいい、ルール無視と考えている大学などと試合をしたくなくなる。本日は母校の試合の前に日大対関大戦が行われていた。試合はやはり日大が有利だったが、関大も結構奮起していた。結果は日大の大勝だった。昨年のスターターの10番山本はこの試合も出ていなかった。
さて、今日は2部に属する横浜国大。ここに負けるようならば、もう後はない。(写真:F1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コイントスで母校のレシーブでスタート。スターターのQBは1番西澤(3年)、あっという間にパントに追い込まれる。それも第2ダウンでQB自らファンブルしリカバー、第3ダウンのパスをインターセプトされ、ターンオーバーというお粗末さ。しかし、そこは2部校、一度ランで6ヤードゲインするが、次の2度はランプレーをロスしてこれもパント。母校の次のシリーズはQB98番三輪(2年)、最初の攻撃RB28番田内(4年)が中央突破で13ヤードのゲインと幸先よい。リードブロッカーをつけた見事な攻撃。次のシリーズはRB20番白石(3年)が2度走り9ヤードゲイン。彼は高校時代もエースラニンニングバックだったが、今年漸くゲームに出られたようだ。あくまで暫定的起用で競争を促すためか?彼の伯父様が私の中学時代の恩師だ。次のプレーもランでダウン更新。残念ながら、このシリーズがは横国ディフェンスが奮起してゲインを許さずパント。横国の攻撃は2度のランは全く出ず、パスを投げたが、これをレシーバーに対するパス・インターフェアと判定され、オートマティック・ファーストダウン。次は横国2度のパス不成功後、QBドゥローでゲインしダウン更新、しかし次のランをファンブル・リカバーされターンオーバー、母校の攻撃となる。QBはまたまた替わって12番名倉(4年)、RB5番田中(2年)のランで7ヤードゲインしたところで第1Q終了。自陣19ヤード地点だ。
第2Q,第3ダウン自陣27ヤード、RB31番エースの山本快が快走し42ヤードゲイン敵陣31ヤードまで入る。パスが3度決まったが、母校のオフサイド(-5)もあり結局第4ダウン、ボールオン23ヤードからFGを9番廣田(4年)が蹴り成功、3:0となった。
キックオフ後の横国の攻撃を抑えた母校は再びQB三輪。RB6番根岸(4年)、21番田中(4年)、29番谷田(3年)らのランと、WR11番関戸(4年)へのパスが決まりゴール前13ヤードへ。6分15秒20番白石が右オフタックルを抜け、見事走り切りTDを揚げた。TFPもキックが決まり、10:0となる。(写真:F2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キックオフ後の次の横国のシリーズはパントに。母校は再びQB12番名倉。オフェンスホールディングの反則(-10)もあったが、QBスクランブルで15ヤードゲインしダウン更新するもパスをインターセプトされてしまい攻守交替。しかし横国このシリーズもパント。この間母校ディフェンスのパンターに対する反則もあった。残り1分41秒母校QBは1番西澤。RB29番谷田のドゥローで11ヤード、WR11番関戸へのパスで17ヤード、敵陣20ヤードからのパスをインターセプトされてしまう。しかし横国は次のシリーズもパント。残り43秒QB三輪はホールディングの反則(-10)があったものの、自らのスクランブルランで12ヤードゲインしたが時間切れで前半終了。(写真:F5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

後半は母校のキックオフで再開。(写真:F3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真:F4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

横国の部員はオンスーツ組が約40名、徐々にスタミナが失われていて、このシリーズもパントで終える。母校は前半に続きQB三輪で始まる。パス16ヤード、スクリーンパス17ヤード、21番のランで17ヤード、15ヤードとゲインし、一挙にゴール前6ヤードに迫る。結局このシリーズ、8分6秒FGで3点を追加し、13:0となった。
横国は次のシリーズ3回ロングパスを投げるが全て失敗。母校はQB名倉の番となり、QBスクランブルで11ヤード、6番根岸が左オープンからサイドライン際を走り41ヤードゲイン。WR24番吉田(3年)へのパスで8ヤード。ランプレイ後、5分50秒ゴール前1ヤードから21番田中の中央突破でTDし、TFPも決まった、20:0となる。(写真:F6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

横国の次のシリーズは、パスで17ヤード、7ヤード、4ヤードと進むが、次のプレーでQBサックされロス(-8)、スクリーンパスで14ヤードゲイン後、パス不成功となりパント。
母校はQB西澤でダウン更新出来ず。横国の次のシリーズは1分10秒、ゴール前32ヤードからの長いFGを見事決めて、20:3と一矢を報いる。キッカー3番は細身だが、キック力あり中々素晴らしい選手だ。(写真:F7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

母校QB三輪は立て続けてパスを決めランも絡み合って3度ダウン更新して敵陣に入る。ここで第4Qに入る。
WR?番へのロングパスが決まり37ヤードゲインし、ゴール前1ヤードまで来る。最後はランプレーでTD、TFPも確実に決めて、27:3となる。(写真:F8)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

横国は21ヤードパスを決めてダウン更新するも結局パント。母校QB12番名倉はランプレーで7ヤードゲインするもパスがギャンブルも含めて3本全て失敗し、攻守交替。しかし横国も3本のパスを全て失敗。レシーブした母校がサイドラインを割った後の反則(-10)があり、QB1番西澤はダウンを3度更新するも結局パント。
横国は母校ディフェンスのパスインターフェア(オートマチックファーストダウン)もあったが、結局パスをインターセプトされ攻守交替。無理なパスが続くのは体力的にも限界なのか、スタミネ切れなのか?
互いに決め手を欠くシリーズが続き、横国は2度、母校は1度のシリーズはパントで終了。8分2秒、QB西澤は2度ダウン更新するもパントで終わる。またまた横国はパスを続けるが不成功で最後はインターセプトされてしまう。
攻守交替した4分24秒母校陣内49ヤード、QB三輪からのロングパスは、ディフェンスを人一人分抜けたWR83番原田(3年)の肩口から入る見事なパスとなり、ゴール内でキャッチしてTDとなる。素晴らしいパスだった。34:3。(写真:F9)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

横国はダウン更新を1度したがパント。残りは3分少々。母校QB名倉はパスを続けて決め、自らの18ヤードを走るなどし、敵陣10ヤード、残りわずか23秒からのパスが決まりTD,TFPも決まり、41:3となり、ゲームセット。(写真:F10)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

後半は横国の焦りとスタミネ切れで大量失点を与えたが、個人的にはQBのレベルも高く、練習次第では一部昇格も目指せよう。一方母校は相変わらずの新人起用段階でチームとしての纏まりがなく、この程度の相手では100点ゲームをなさなくては駄目だ。いつまでも練習のつもりなのか。本格的に鍛えないと全く1部リーグでは勝てない。もうそろそろメンバーの絞り込みではないのだろうか?苦言を呈す。QB出身の私からするとこの起用策は納得出来ない。

「日本の美と芸術」

J  REPORT2018年 5月第3週目」
「リタイアメント・ノート 9年12ヶ月目」
「VOL.1055号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com  携帯のメルアドが変わりました。新しいのは jun.sekoguchi@docomo.ne.jp
090-8880-3825
「日本の美と芸術」
今回は二つの展覧会をご紹介し、そこに見える日本の美と芸術を探る。まずは東京国立博物館「平成館」で開催中の「名作誕生、つながる日本美術」だ。(5月27日まで開催)(写真:M1)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まずはパンフレットに載せられた作品をご紹介。「伊藤若冲、仙人掌(さぼてん)群鶏図襖」(18世紀)(写真:M2)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「仏像」日本には中国の仏師と共に伝えられたが、中国では石仏だったが、日本には適当な石材がなく、木材のい本物から仏像を造り出したという。右の伝薬師如来像は奈良時代8世紀の作品。(写真:M3)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次は古典文学の内容を表した屏風など。文学と芸術が深く繋がっていた。(写真:M4)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

次は「雪舟」「俵屋宗達」「伊藤若冲」らの作品。(写真:M5)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「山水を、花鳥を、人物を、古今をつなぐ」(写真:M6)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「菱川師宣、見返り美人図」(17世紀)(写真:M7)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

同じ絵だが、これからは朝日新聞の紙面から見ていこう。
上「雪舟、四季花鳥図屏風」(室町時代15世紀)、下「俵屋宗達、扇面散屏風」(江戸時代17世紀)(写真:M8)M8
扇の面に色々な場面が描かれている。素晴らしい。
左「風俗図屏風(彦根屏風)」(17世紀)
右「見返り美人図」=M7と同じ(写真:M9)M9
国宝「雪舟、天橋立図」(写真:M10)M10
これには感動させられた。圧倒的な力で迫る水墨画だ。
重要文化財「伊藤若冲、仙人掌群鶏図襖」=M2と同じ 左側(写真:M11)M11
右側(写真:M12)M12
「伊藤若冲、白鶴図」(写真:M13)M13
重要文化財、左「伊藤若冲、仙人掌群鶏図襖」=M2と同じ
右「伊藤若冲、雪梅雄鶏図」(写真:M14)M14
先日の若冲展を混雑で見ることが出来なかったが、今回は無事見ることが出来た。日本が誇る美術品の数々が観られる大チャンスです。お見逃しなく。非常に混んでました。