「釧路の旅、前半」

「J  REPORT 2021 8月第1週号」 
「リタイアメント・ノート 12年2ヶ月目」
「VOL.1223 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦97」「釧路の旅」
昨年12月に沖縄に行った時以来の飛行機の旅だ。システムトラブルで1時間遅れとなったJAL機は台風到来直前の羽田空港を飛び立った。「たんちょう釧路空港」まで1時間半。気温23度と涼しい。バスで市内へと向かう。釧路川だ。(写真:A1)
ホテルの部屋からの景色。目の前が海だ。(写真:A2)
襟裳岬の向こうに山が見える。何という山なのだろうか。多分雌阿寒岳だろう。(写真:A3)
有名な釧路のサンセットだ。(写真:A4)
(写真:A5)
日も沈み空には雲が光るだけ。(写真:A6)
このホテルには昨年8月にも泊まった。ちょっと古いホテルだから、狭いが仕方ない。どうせ寝るかテレビを観るかしかないから。

「二日目」「米町展望台」
朝から霧交じりの小雨だ。「幣舞橋」も霞む。(写真:A7)「フィッシャーマンズワーフMOO」だ。1階2階に商業施設がある。(写真:A8)
「ツリフネソウ」だろう。家々に花が植えられていた。(写真:A9)
7月末なのに「紫陽花」が咲いていた。やはり気候が違う。(写真:A10)
「ユリ」(写真:A11)
「ラベンダー」(写真:A12)
歩いて向かった先は丘の上の「米町展望台」だ。(写真:A13)
登って景色を見渡す。釧路の町が一望出来る。(写真:A14)
煙っている。(写真:A15)
(写真:A16)
近くの「厳島神社」だ。(写真:A17)
(写真:A18)
灯台を探したのだが分からなかったが、太平洋は静かな海だった。(写真:A19)
おや?これは何だ。「狐に餌を与えないように」と書かれていた。ということは狐が出るということだ。やはり北海道だね。(写真:A20)
気温22度。風が吹くと寒い位だ。この辺りにはケアハウスが沢山あった。景色もいいからかな。(写真:A21)
(写真:A22)
帰りはバスでホテルへと戻った。

「三日目」「網走流氷館」
釧路駅から列車で網走に向かう。(写真:A23)
湿原駅でかなりの人が降りる。湿地帯で鹿が身体を半分水に浸けながら草を食んでいた。
その後「ピーピーピー」と激しい警笛音が鳴らされ急ブレーキが掛けられる。なんと鶴に接触したというのだ。乗務員が降りて観に行くと鶴は飛び去っていった。(写真:鶴)
怪我してないだろうか?心配だ。
そして網走へ到着し、山の上の「オホーツク流氷館」へ行く。(写真:A24)
オホーツクの海の向こうに「知床半島」が見える。(写真:A25)
(写真:A26)
(写真:A27)
今日は良く晴れている。網走の気温は32度。暑い。館内はクーラーが効いている。まずは流氷下の海にいる生物を見る。「クリオネ」(写真:A28)
「オオカミウオの幼虫」(写真:A29)
「ナメダンゴ」(写真:A30)
「クサギンボ」(写真:A31)
「フウセンウオ」(写真:A32)
流氷はご存知の通り、シベリアはアムール川で発生した氷が海に流れ出て、更に南下して北海道東岸に達する。更に知床半島を廻り込み根室にも到達する。この氷の下は栄養豊富な植物性プランクトンが大量に発生し、それを求めて多種多様な生物が現れるという。
そして館内にある冷凍室では約100トンの流氷が置かれていて、その状況を再現している。室温マイナス15度だ。「キタキツネ」(写真:A33)
「ゴマフアザラシ」(写真:A34)
「オオワシ」(写真:A35)
(写真:A36)
身体も冷えたので、今度は体内を冷やすために「流氷ソフトクリーム」を食べる。(写真:A37)
塩が振りかけられていた。これが丁度うまい具合に合う。
さて屋上から見ると下に「網走監獄」があった。(写真:A38)
「網走駅」(写真:A39)
帰路の途中に「丹頂が来る駅」「かやぬき」があった。(写真:A40)
冬に訪れた時に丹頂に餌付けしていたのを見たことがあった。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
7月30日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「イン・ザ・ハイツ」が5つ星、「ジャックリカットゥ」が5つ星、「名もなき歌」が4つ星、「日常対話」が4つ星、「親愛なる君へ」」が4つ星、「アウシュヴィッツ・レポート」が3つ星、「ジャングル・クルーズ」が3つ星でした。て)私的評価★★★

7月16日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「プロミッシング・ヤング・ウーマン」が5つ星、「十七歳の瞳に映る世界」が5つ星、「共謀家族」が3つ星、「ファイナル・プラン」が3つ星、「少年の君」」が3つ星、「竜とそばかすの姫」が2つ星、「リバー・オブ・グラス」が4つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇予定

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に行く。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「寒月に立つ」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年142冊目)「風の市兵衛」シリーズ第29弾

「計略の猫」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年143冊目)「新・大江戸定年組」シリーズ第1弾

「術策」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年144冊目)「惣目付臨検仕る」シリーズ第2弾

「深尾くれない」(宇江佐 真理 著)朝日文庫 私的批評眼★★★(今年145冊目)

「釧路の旅、後半」

「四日目」「釧路湿原」
レンタカーを借りて湿原に向かう。
約154kmの釧路川にある釧路湿原の東側に位置する「細岡展望台」からの眺めだ。(写真:C1)
(写真:C2)
(写真:C3)
(写真:C4)
ゆったりと川がうねりながら湿原をながれている。(写真:C5)
(写真:C6)
(写真:C7)
観光客の姿は殆どない。次に反対側、湿原の西側の「釧路市湿原展望台」に向かう。(写真:C8)
ここは森を挟んで湿原からは少し離れている。昨年蛇と遭遇した場所だ。(写真:C9)
(写真:C10)
(写真:C11)
(写真:C12)
(写真:C13)
(写真:C14)
展示室の水槽には「ヒメマス」がいた。(写真:C15)
「ヤマベ」だ。(写真:C16)
ここには湿原にいる生命体を観ることが出来る。(写真:C18)
丹頂だ。(写真:C17)
淡水魚最大の魚「イトウ」だ。(写真:C19)
実物だ。(写真:C20)
凄いね。

「五日目」「厚岸」
厚岸は牡蠣で有名だ。その訳は豊かな大地を流れる川が湾内に流れ込み、豊富な栄養を海に供給し、そこに昆布と牡蠣が生まれる。多種多様な動植物が育つ元は大地の恵みなのだ。
厚岸水鳥観察館へ到着。(写真:B21)
ここは「別寒辺牛川」の河口部分の湿地帯で野鳥が観察できるのだが、今回は全く鳥の姿は見えなかった。(写真:B22)
(写真:B23)
(写真:B24)
(写真:B25)
そこでライブ中継しているテレビを観ると「オジロワシ」が木の上にいた。(写真:B26)
後はビデオで我慢しよう。丹頂の親子だ。(写真:B27)
鹿。(写真:B28)
丹頂。(写真:B29)
鹿と丹頂。(写真:B30)
(写真:B31)
鴨も飛来する。(写真:B32)
季節毎に変化する動物たち。冬には川は全面氷結する。
列車に衝突して死んだ鹿を持ち去る熊。(写真:B33)
丹頂の素の模型。結構大きい。(写真:B34)
次に訪れたのは「霧多布湿原センター」。(写真:B35)
(写真:B36)
(写真:B37)
湿原が広がる。(写真:B38)
(写真:B39)
昼食に「チーズケーキ&アイスクリーム」を食べる。(写真:B40)
更に海へと向かい「霧多布岬へと進む。(写真:B41)
(写真:B42)
(写真:B43)
(写真:B44)
「帆掛岩」が見える。(写真:B45)
近くの牧場だろうか、馬の親子がいた。(写真:B46)
この地方独特の霧に襲われる。年間で大体100日ほど夏場を中心に霧が出るという。暖流の黒潮と寒流の親潮が三陸沖でぶつかり霧が発生し、夏の太平洋高気圧の縁を流れる時計回りの風に乗って北海道の東南東の部分に現れるというのだ。
「愛冠岬」には鹿が草を食んでいた。(写真:B47)
(写真:B48)
(写真:B49)
(写真:B50)
いずれにしても霧で何も見えない。仕方なく釧路へと戻る。半日以上運転して疲れたのでした。

「釧路の旅にて」

「手前勝手世界食物語、第594話」
「釧路の旅にて」
「初日は釧路プリンスホテルのディナーコース」
ホテル最上階のレストランでのディナーだ。景色は抜群だ。まずは「角ハイボール」(写真:S1)
「鰯のレモンマリネ・秋刀魚のスモーク、鴨のスモーク・三角チキンパイ」(写真:S2)
「北海道産牛乳のチャウダースープ」(写真:S3)
「黒ソイと帆立貝のポワレ、ブルーブランソース」(写真:S4)
「牛ロースステーキ、レフォールソース」(写真:S5)
「本日のデザートとコーヒー」(写真:S6)
味はまあまあだ。ボリュームもあり、もう満腹です。

「ホテルの朝食」
ビュッフェ方式の朝食だ。(写真:S7)
鹿肉のしぐれ煮、鰊の酢漬け、牛乳、卵に味噌汁をチョイス。

「炉ばた 煉瓦」
ホテルで貰った定食コース券を利用しての食事だ。「つき出し」(写真:S8)
「ホッケ、鮭のハラス、ホタテ」を炭火で焼く。(写真:S9)
「牡蠣」(写真:S10)
「イクラ丼」(写真:S11)
塩辛かったです。ボリュームはあるが塩気が強過ぎました。店頭です。(写真:S12)

「ホテルの朝食」
野菜サラダ、ポテトサラダ、牛乳、ホワイトカレー、春雨炒め。(写真:S13)
ホワイトカレーは北海道産牛乳にカレー粉を混ぜたもの。

「八千代本店」
昨年夏にも2度訪れた店だ。丁度その日が丑の日だったので、他の客は「鰻重」を食べている人もいた。
「つき出し」は貝の煮付けだ。(写真:S14)
刺身を出してもらう。「ソイ」(写真:S15)
「八角」(写真:S16)
「ホッキ貝」(写真:S17)
「ホッキ貝の紐」(写真:S18)
「利尻の馬糞雲丹」(写真:S19)
「サーモン」(写真:S20)
「釣りキンキ」(写真:S21)
「ツブ貝」(写真:S22)
「クジラ」(写真:S23)
これからは握りです。
「大トロ」(写真:S24)
「〆サバ」(写真:S25)
「ホタテ」(写真:S26)
「中とろ」(写真:S27)
いやあ、美味かったし安かった。満腹です。
店頭の風景です。(写真:S28)
(写真:S29)
(写真:S30)
帰り際に二日後の再来を予約しました。好きだね、寿司が。

「ホテルでの朝食」
お粥、フキノトウの煮もの、味噌汁、オクラ、柴漬け、納豆。(写真:S32)
ひまわりの花があった。(写真:S33)

「2度目の煉瓦」
ホテルで貰ったクーポンがまだ余っていたので、もう一度炉端焼きの店に向かう。
「ゲソ焼き」と「焼き海老串」(写真:S34)
「きまぐれサラダ」(写真:S35)
「牛ともさんかく」(写真:S36)
「ししゃも」(写真:S37)
「鰯のつくね」(写真:S38)
「鰯餃子」(写真:S39)
「海鮮ピッザ」(写真:S40)
以上,涼しい釧路から勢古口がお送りしました。

「北斎づくし」

「J  REPORT 2021 7月第5週号」 
「リタイアメント・ノート 12年1ヶ月目」
「VOL.1222 SINCE AUG.12th、1983」
「北斎づくし 生誕260年記念企画特別展」於:東京ミッドタウン
日本が生んだ天才浮世絵師と言えば「葛飾北斎」だろう。9月末にはイギリスは大英博物館で北斎展も開かれるというが、今回は六本木の東京ミッドタウンでの催しだ。
兎に角、余計なことは言うまい。壁から床から、至る所に北斎の絵が飾られていて本当に堪能出来た。
まあ見てもらおう。
(写真:C1)
(写真:C2)
(写真:C3)
(写真:C4)
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(写真:C9)
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(写真:C19)
(写真:C20)
(写真:C21)
北斎、死す(写真:C22)
これは動画の一部(写真:C23)
(写真:C24)
(写真:C25)
(写真:C26)
(写真:C27)
(写真:C28)
(写真:C29)
(写真:C30)
(写真:C31)
小さな穴から差し込む光に富士が障子に映っている。だから上下左右反対になる。富岳百景「さい穴の不二」(写真:C32)
ここからは「すみだ北斎美術館」のパンフレットからの写真だ。(写真:C33)
(写真:C34)
(写真:C35)
(写真:C36)
(写真:C37)
(写真:C38)
(写真:C39)
まず観てみてください。感動しますよ。お勧めです。
19世紀後半、パリの印象派の画家たちを魅了し、所謂ジャポニズムのブームを巻き起こした浮世絵。ご堪能下さい。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ファイナル・プラン」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年53作品目)
海兵隊除隊後、8年間で900万ドル強盗した男が、ある女性に惚れた。そして罪を悔いようと自首するのだが、FBIの担当者は彼から300万ドルを奪い、且つ上司を殺害した犯人にでっち上げる。女性も殺され掛け遂に男は切れて自分の手段で復讐を誓う。結構面白かった。

「17歳の瞳に映る世界」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年54作品目)
ペンシルバニアの17歳の女子高校生は予期せぬ妊娠が判明。ところがこの州では親の承諾がなければ堕胎できない。そこで従姉妹と一緒にニューヨークに行く。そこで堕胎するまでを彼女の目を通じて描く。現代アメリカの姿か?

7月16日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「プロミッシング・ヤング・ウーマン」が5つ星、「十七歳の瞳に映る世界」が5つ星、「共謀家族」が3つ星、「ファイナル・プラン」が3つ星、「少年の君」」が3つ星、「竜とそばかすの姫」が2つ星、「リバー・オブ・グラス」が4つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケットを友人ご夫婦に譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「身替座禅」「御存 鈴ヶ森」
8月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇予定

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に行く予定。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「饗宴」(鈴木 英治 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年138冊目)「突きの鬼一」シリーズ第7弾

「金の鰯」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年139冊目)「おれは一万石」シリーズ第17弾

「ありんす国の料理人1」(神楽坂 淳 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年140冊目)「ありんす国の料理人」シリーズ第1弾

「結びの縁」(鈴木 英治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年140冊目)「父子十手捕物日記」シリーズ第8弾

「情義の訴」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年141冊目)「吟味方与力望月城之進」シリーズ第3弾

「旅暦回顧録 台湾編」

「旅暦回顧録 第13話」「台湾編」
2009年8月に台湾の台北にのみ行く、短期間のツアーに参加した。本当に短い旅でした。そして初めての台湾でした。その後3度台湾を訪れた。
最初の台湾訪問では、市内の「保安宮」というお寺がホテルの近くにあった。(写真:A1)

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やはり仏教徒が多いのだろうか?共産主義国家ではないことは確かだ。
「蒋介石」が祀られていた。(写真:A2)
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今でも尊敬されているのだろう。
衛兵の交代だ。(写真:A4)
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名物の足裏マッサージにも行った。(写真:A3)
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痛かった。
有名な「小籠包」の店。日本にも支店がある。(写真:A5)
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「夜市」は人出もあり賑わっていた。(写真:A6)
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ところが太平洋側の観光地「九分」では台風に遭遇した。雨、又雨でした。(写真:A7)
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実はその後3回もここを訪れたが全て雨でした。
台北で一番高い建物「台北101」からの眺め。(写真:A8)
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温泉あり、日本の嘗ての植民地は親日的で心温まる国でした。
同じ植民地であった台湾と朝鮮。だが現状は全く違う。国民性なのかはよく分からないが、台湾でも日本は朝鮮と同じことをしていたはずだ。国家発展の基本戦略のために鉄道や道路網や建物を造り、教育をなし、日本人と同じ水準にするということだったはずだ。その結果が台湾では今も日本統治時代のことを評価する人がいるのに対して、朝鮮では全く違う。何故なのか私には理解出来ない。

「七月大歌舞伎観劇記」

「七月大歌舞伎観覧記」第二部の二幕。(写真:歌舞伎1)
「新古演劇十種の内 身替座禅」
「新古演劇十種」とは、音羽屋初代「尾上菊五郎」が成田屋市川家の「歌舞伎十八番」に対抗して作ったものだが、九種で菊五郎は亡くなった。「身替座禅(みがわりざぜん)」の荒筋は、大名「山蔭右京(松本白おう」が惚れた女が都に来たので、会いに行きたいが、妻が行かせてくれない。そこで座禅を一晩組むから誰も近づくなと命令し、部下の「太郎冠者」を身替りに立て、自分は女の元へ行く。しかし、その夜、妻の「玉ノ井」(中村芝かん)が茶を持って夫を労いに来る。だが、実は身替りがばれてしまい、逆に妻が身替り役を代わる。さて朝に帰宅した大名と妻とのやり取りは?ここが一番の見所で二人の掛け合いが面白い。怖い妻に怯える夫だ。
まあどこにでもある浮気のお話しでした。この大名というのは江戸幕府で言えば旗本程度のものらしい。(写真:歌舞伎2)

「御存(ごぞんじ)鈴ヶ森」
ご存知という位だから、このお話しは江戸の人たちには非常に馴染のあるお話しだったようだ。
鈴ヶ森とは品川宿の海側にあった刑場で、江戸時代10万人とも20万人とも言われている悪人たちが死刑になった場所だ。時刻は午後8時頃、屯するのは駕籠かき、所謂雲助たちだ。そこへ飛脚がやって来るが、雲助に掴まってしまう。彼の持っていた書状には「白井権八なる武士を捕まえれば報奨が出る」と書いてあった。そしてそこに駕籠に乗った白井権八(尾上菊之助)がやって来る。雲助たちに囲まれるが、強いこと強いこと、あっという間に蹴散らせてしまう。これを偶然見ていたのが「幡隋院長兵衛(中村錦之助)」で、白井の腕を認めて自分の処の食客にするというもの。長兵衛は浅草に縄張りを持つ大親分で、両者の出会いの物語だ。長兵衛はのちに張り合っていた旗本奴に殺されてしまうのだが。実は白井権八と言うのは「平井権八」という実在の人がいた。これが130人もの辻斬りを行った無法者で最後は鈴ヶ森の露と消えたという。(写真:歌舞伎3)

オリンピックの開幕が近いが、こういった日本の伝統芸能こそ海外の人たちに見てもらいたいものだ。(写真:歌舞伎4)
オリンピックを祝うムードは全くない。今回IOCの体質、本質が分かったことで少なくとも日本ではオリンピック離れは進むのではないか?まあ、仮にオリンピックが終わっても現政権への支持率はむしろ減るだろう。
それにしてもこの組織委員会というもののお粗末さには呆れるね。
以上、猛暑に襲われているといる東京より勢古口がお送りしました。

「二度目のワクチン接種完了」

「J  REPORT 2021 7月第4週号」
「リタイアメント・ノート 12年1ヶ月目」
「VOL.1221 SINCE AUG.12th、1983」
「二度目のワクチン接種完了」
大手町の自衛隊による大規模接種会場にて二回目の接種を終えた。今回もテキパキとした流れ作業で待機時間15分を含めても全体で30分で終了した。副反応はいまのところない。順調なようだ。ところがオリンピックを前に東京の患者数が激増している。特に20歳代30歳代の若手の数が多いという。どういうことだろうか。まるで人ごとのように感染しないと思っているのだろうか。理解に苦しむ。自業自得だからワクチン接種を受けるも受けないも自由だが、他人に迷惑だけはかけないでもらいたいと願う。

「梅雨明け」
いよいよ16日に関東甲信地区は梅雨明けした。途端に暑い季節になった。既に6月から晴海周辺や東京駅でも交通規制が始まっていたが、晴海の選手村への選手らの入村が始まった日以降晴海通り(日比谷から銀座4丁目を通過して晴海方面)は渋滞に陥っていた。選手や関係者の移動に伴うものなのだろうが、いよいよ来るものが来たという感じだ。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ライトハウス」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年50作品目)
全編白黒小画面の映画。19世紀末の孤島の灯台で4週間暮らす二人の男性。一人は管理職、もう一人は新人。果たして二人の間に何が起こるのか?結局迎えの船と交代要員は海が荒れていて来なかった。

「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(TC日比谷にて)私的評価★★★★(今年51作品目)
7年前医大生だった時に親友がレイプされ挙句自殺した。彼女も医大を中退しコーヒーショップで働く。そこで昔の友人に出会う。彼女がしたことは昔の悪さをした連中への復讐だった。驚くべき結末が待っていた。

「ブラック・ウィドウ」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年52作品目)
アベンジャーズになった女性、実は元はブラック・ウィドウのメンバーだったが、そこを脱走したのだ。ブラック・ウィドウは幼い子供たちを誘拐し殺人者に育てるという悪の組織だった。彼女はブラック・ウィドウを潰そうとするのだが。

7月16日付日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「プロミッシング・ヤング・ウーマン」が5つ星、「十七歳の瞳に映る世界」が5つ星、「共謀家族」が3つ星、「ファイナル・プラン」が3つ星、「少年の君」」が3つ星、「竜とそばかすの姫」が2つ星、「リバー・オブ・グラス」が4つ星でした。

「私の2021年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!! 
★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」
★★★★=「聖なる犯罪者」「羊飼いと風船」「天国にちがいない」「秘密への招待状」「愛と闇の物語」「ステージ・マザー」「ミナリ」「旅立つ息子へ」「サンドラの小さな家」「ファーザー」「ベル・エポックをもう一度」「ブラック・バード」「RUN」」「一秒先の彼女」「プロミッシング・ヤング・ウーマン」

「2020 観劇シリーズ」 2020年の歌舞伎観劇は6度でした。
1月の初春海老蔵歌舞伎(新橋演舞場)を観劇。
2月大歌舞伎(歌舞伎座)二幕を観劇。「於染久松色読販・土手のお六、鬼門の喜兵衛」「神田祭」
3月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部二幕を観劇。「一谷ふたば軍記 熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道 直侍」
4月大歌舞伎(歌舞伎座)入院中のためチケット譲渡
5月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇「仮名手本忠臣蔵六段目他」
6月大歌舞伎(歌舞伎座)第1部を観劇「御摂勧進帳」「夕顔棚」
7月大歌舞伎(歌舞伎座)第2部を観劇予定。

「2021年大相撲観戦シリーズ」2020年の大相撲観戦は2場所でした。
1月場所の11日目を観戦。
3月場所は12日目を観戦。
5月場所は11日目を観戦。
7月場所は名古屋のため観戦は中止。

「2021年旅暦」
1月に米沢と新潟に。
7月は釧路に避暑に行く予定。

「2021 本の記憶シリーズ」  2020年の読書数は、364冊でした。
「天子蒙塵4」(浅田 次郎 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年137冊目)「同」シリーズ第4弾
いやあ、長い小説だった。それにしても作者の知識の広さ深さに驚かされた作品でした。あなたは中国語の教授か?中国近代史を学ばせて頂きました。