「ラ・ココリコ 銀座」

「手前勝手世界食物語、第376号」
「ラ・ココリコ 銀座」
たまには新しい店を探そうと思い、プランタン銀座の裏にある「ベルビア館」のレストラン街に行った。「トラットリア ラ・ココリコ」というイタリア料理の店に入った。気軽に入れそうな雰囲気の店だった。頼んだ料理はまあまあでそれなりに美味しかった。「サラダ」と「カルパッチョ」、そして最後に頼んだのが、店の看板料理でもある「チキンの丸焼き、ハーフサイズ」だった。塩と胡椒だけの味付けだったが、ボリュームもあり、満足した。今回は禁酒中だったのでミネラルウォーターを飲んでいたが、ワインリストを見ても結構高い。結局銀座は料理よりもお酒が高い店が多いのが問題だ。

「糖質ゼロ効果?」
久し振りに聖路加国際病院で検査を受けたが、驚きの数値にびっくりしている。血糖値の値が激減していたのだ。最近はお腹が減ると紀文の「糖質ゼロ麺」を食べて我慢していたが、体重はそんなに落ちていないのに、血糖値が大きく下がっていたのには驚いた。これは継続する価値がありと思い、力が満ちてきた。これからもダイエットも禁酒も頑張ります。その効果とは中期的な血糖値を示すHa1c(ヘモグロビン・A1C)という数値が4月初めから2か月半でなんと1.4も下がっていたのでした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「朝顔」

「朝顔」
江戸時代は260年余も続いたが、平和が定着して武士階級もやることがなくなると盆栽等にのめり込む人たちが増え、また商人も余裕が出て、新しい花を作ったり愛でたりするのが流行ったようだ。朝顔などは特にその傾向が強く、新しく掛け合わされた新品種が沢山出来たという。街の片隅にひっそり咲いていた朝顔でした。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?73」
「江戸前寿司」
江戸前の寿司のネタは、玉子焼き、車海老、白魚、まぐろの刺身、こはだ、穴子、海苔巻きが定番。その他ネタの入荷次第で、鯛、すずき、鯵、かつお。玉子焼きが一つ16文、あとは8文。寿司は元々は料理屋で出していたが、屋台が出来て爆発的に人気が出た。今で言うファーストフードになったのだ。日本人は兎に角あっという間に海外のものでも自分なりに工夫して吸収してしまうが、この寿司の考え方は酢飯を使うという発想が生ものに生かされたという点で素晴らしい発明でした。

「ホテル西洋跡地」

「ホテル西洋跡地」
銀座一丁目にあった「ホテル西洋」は完全に崩され、今正に更地にされようとしていた。当然新しい建物が建てられるのだろう。時代は常に変わる。銀座通り沿いでは今、このホテル西洋跡地と松坂屋跡地の再開発が進んでいる。この数年で銀座通り沿いでは次々と再開発が行われ、最終的にはホテル西洋と松坂屋だけが最後に残された形だ。文房具の「ITOーYA」(伊東屋)もリニューアル・オープンしたし、どんどん変わっている。

「ゲリラ豪雨」
横浜中華街で大学時代のフットボールの諸先輩と飲んで食べた。「横浜会」という名称で年2回程度集まっているという。私は横浜生まれの横浜育ちだが、卒業後は横浜に暮らしたことはない。実家は妹夫婦が住んでいるし、私は今は都内だし、ということでこの会には昨年末から参加させてもらった。夕方6時から始まって絵が終わったのが8時半。外に出てみると道路は濡れていたが、雨は降っていなかった。その後二次会で飲み終えたのが9時半過ぎ。電車に乗って有楽町についても雨は降っていなかった。タクシーに乗ったら、運転手さんが「凄い雨でしたね」という。ところが私自身はその晩は一度も雨に会わなかった。助かりました。傘も持っていませんでしたので。このところの雨の降り方は尋常ではない。「まるで熱帯のスコールのようだった」と友人から言われました。

「草野球」

「草野球」
晴海の広大なグラウンドでは一度に3試合の野球が行える。早朝から熱心な草野球ファンが試合をしていた。サラリーマンが中心なのだろう。怪我でもしなければよいがと思いながらシャッターを切った。

「2015年の映画のお話し」
このHPを読んで頂いている方に最も注目を浴びているのが、どうも「映画」のコーナーのようだ。会う人毎に映画のコメントを参考にしていると言われる。まあ、暇潰しではないが、ほぼ毎日銀座や有楽町まで出掛けて映画を観ているのは事実だ。年間200本も映画を観ていると映画を観る目も少しは肥えてくるのだろうか?分からない。

映画「ターナー、光に愛を求めて」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年103作目)
英国の著名な画家ターナーの半生を描く。まあ奔放な生き方だ。

映画「マッドマックス、怒りのデスロード」(丸の内ピカデリー有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年104作目)
砂漠の国の独裁者からのがれた女性たちと偶然捕虜となっていたマックスが脱出に成功した。しかし追っては執拗に襲ってくる。活劇としては実に面白く、手から汗が拭えない。

映画「極道大戦争」(TC日本橋にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年105作目)
昔風のヤクザの親分がバンパイヤだった。噛み付くとその人もヤクザのバンンパイヤになってしまう。何故?とかは聞かないでください。兎に角、バンパイアと人間が噛み付き戦う。

映画「愛を積むひと」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年106作目)
最初から終りまですすり泣きばかりでした。北海道に移住した夫婦。妻の提案で石の塀を造ろうとする。だが妻は既に心臓病に掛かっていた。突然の妻の死。妻が夫に残した手紙には?中高年の男女が皆泣いていました。感動でした。

映画「虎影」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年107作目)
詰まらない忍者映画だった。

日経新聞6月26日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「きみはいい子」」が4つ星、「ラブ&ピース」が4つ星、「ストレイヤーズ・クロニクル」が4つ星、「アリスのままで」が4つ星、「オン・ザ・ハイウェイ」が4つ星、「悪党に粛清を」が4つ星、「ハッピーエンドが書けるまで」が3つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)でした。

「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「徳川吉宗を張り倒す」(風野 真知雄 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年145冊目)「大名やくざ」シリーズ第5弾

「ねんねんしな」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年146冊目)「わるじい秘剣帖」シリーズ第2弾

「新しい携帯電話」

「J  REPORT 2015 6月第5週」
「リタイアメント・ノート 6年12ヶ月目」、
「VOL。905 SINCE AUG.12th、1983」
「新しい携帯電話」
NTTドコモから「ガラ・ホー」が発売されたので、今まで使っていた「ガラ掲」は2009年からと古いものなので諦めて買い換えることにした。ところが新しい「ガラパゴス・スマートフォーン」では「お財布携帯」が付いていないという。それではとF社のシニア用「らくらくスマホ」にした。これまでもF社の製品だったので使い勝手もいいと思い、清水寺の舞台から飛び降りたつもりで一括払いで買い換えた。ところが肝心のお財布携帯の「SUICA」がダウンロード出来ない。スイカコールセンターに電話して、約1時間半、あれやこれやと指示通りにやったが、どうしても駄目だった。スイカ側からはこれはドコモの機械本体が駄目だと言われ、今度はドコモショップに行き、1時間。ドコモ側はスイカ側のシステムが問題だということで責任のなすり合い、全く困ってしまった。翌日、もう一度スイカコールセンターに電話、約30分格闘の末、漸くダウンロードに成功した。こんなに複雑なのは初めてだが、これでは素人には全く無理だ。スイカ側でも手こずって挙句の果てに漸く出来た位だから、普通の人にこれをやれと言っても無理だ。日進月歩の世界だが、我々シニア世代はどんどん遅れて行くことを痛切に感じた。料金プランは最低の月額2000円のコースにした。これだと余りネットは使えないらしい。だが私はパソコン用には光ケーブルと無線LANの二つのツールを持っているので、自宅以外でインターネットに繋ぐ時は無線LAN経由で行うことで経費の削減を図ろうと思っている。

「交通会館は50周年」
有楽町駅前の「交通会館」。これは東京都の施設らしいが、「50周年」を迎えたという。ということは東京オリンピックの翌年に完成した訳だ。最上階のレストランは円形で床自体が回転しながら360度を見ることが出来るという当時は斬新なレストランだった。今も勿論回転している。それにしても古くなったものだ。「大手町ビル」は交通会館よりも古いが、都内には古い建物はどんどんなくなってきている。淋しい限りだ。

「三尺三寸箸」

「手前勝手世界食物語、第375号」
「三尺三寸箸」
日比谷シャンテの地下二階に「柿安」という企業が経営する「三尺三寸箸」という店がある。先日も家族で行ったし、「3S会」でも利用させてもらった。店の特徴は「食べ放題」だ。和洋中華にデザート、別に「握り鮨」のコーナーもある。現在「開店10周年記念」として開店当初の価格と言うことで大人一人@2800円、子供@1800円で2時間食べ放題を8月末までやっている。親会社の柿安は「2015ミラノ万博」にも日本館に出展しているというから大手なのだろう。食べ物も味もまあまあだし、納得満足出来るものだった。店の名前だが、三尺三寸といえば約1メートルの長さだ。この長さの箸で食事が出来るだろうか?という疑問が湧く。この箸は天国では人に食べさせるための箸であり、地獄では自らに食べさせようとして絶対に食べられないのだという。この奉仕の精神を持った箸を果たして我々は使いこなせているのだろうか?ちょっと考えさせられるお話しでした。飲み放題は追加@2000円でした。(注:ソフトドリンクは只です)日比谷でこれだけのものをリーズナルに食べられるのは余りありませんし、中身がしっかり美味しいのにも巡り合えるのは久し振りでした。やはり女性同士や家族連れが目立ち、小学生の団体さんも来ていた。老人たちの同窓会も頑張ってました。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「日曜、銀座の歩行者天国」

「日曜、銀座の歩行者天国」
相も変わらず銀座の歩行者天国には沢山の人が歩いていた。中には自転車に乗って走っている不届き者もいる。本当に危険な行為だ。聞こえてくる言葉はどうしても声高に叫ぶ中国語が多い。傍若無人に話す中国語はどうして大きな声になってしまうのだろう。彼らは小声で話すという習慣がないのだろうか?疑問に思ってしまう。今、韓国が「MERSコロナウィルス」で混乱を来たしている。元々中国人旅行客は韓国には年間600万人以上訪れていたと思う。日本への中国人旅行者の2倍以上だ。日本と韓国との彼我の差を見てみると、人口は日本の45%程度、GDPは日本の約4分の1でその内50%が輸出向けだ。だから国内需要が如何に少ないかということになる。だからこれで経済に停滞が起き、何かの原因で輸出が落ちたならば、実に危うい経済準大国と言うことになってしまう。GDPだけで見るとオーストラリアとスペインの間の13位、確かにアジアでは中国、日本に次ぐ3位だが、危うさを内包した国と見るべきだろう。現実通貨高は輸出企業を痛めつつある。歩行者天国に果たして韓国人は何人いるのだろうか?嘗ての日本も輸出依存国だった。だが今の日本は海外需要を現地での生産で補い、外需は日本からの輸出ではなく、現地生産や三国間貿易に切り替えて経済力を増そうとしている。もはや日本は生産基地ではないのだ。今、日本の総合商社の稼ぎの大半は海外なのだ。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?72」
「江戸幕府の役人」
江戸幕府の役人は2人で1役を交代分担するという巧みさが実はあった。例えば町奉行所だが、江戸には「南北両奉行所」が月極で交代で治安や内政に対応していた。遠国(おんごく)奉行の一つでもある「長崎奉行」も江戸と長崎に一人づついて毎年交代して赴任していた。大坂と京都は「東西両奉行所」があり江戸と同じく月極で交代していた。老中もしかり、若年寄等もそうだった。この交代制というか二人制はそれぞれに対する相互監視の意味も含めて確かに効果があっただろう。中々の知恵だったといえよう。権力の集中を避けたのだろう?

「禄」
武士たちは主人に忠勤を励むご奉公の見返りとして「禄」と呼ばれる給料を得た。直参の場合は、「地方取」と「蔵米取」の二つの禄の形式があった。地方取と言うのは、領地を与えられ農民から年貢を徴収しそれを給与とする者達で旗本などの上級層の武士が多く、蔵米取は領地でなく幕府の蔵米を給与として支給される者たちを指し、中下層の武士だった。禄米の支給を「切米」といい、蔵米取を切米取とも言った。「禄」「禄米」は年に3度渡された。春二月に四分の一を、夏五月に四分の一を、そして冬十月に二分の一を支給された。これは享保八年(1723年)に制度化された。だが、貨幣経済が進むにつれ、領地から上がる禄米(普通は4公6民だったが、江戸後期になると苦しい台所から5公5民となり、悪いところでは6公4民と民から搾り取るようになっていった)は増えないものの、物価は上昇するため、禄の前借と称して何年も先の禄米を担保に金を借りるようになっていった。そこで「棄損令」などという悪法がまかり通るようになるのだった。謂わば借金棒引き令だ。

「佃島の住吉神社」

「佃島の住吉神社」
この神社の歴史は結構古い。江戸時代初期のお話しだからだ。ご存知の方も多いと思うが、徳川家康が幕府を開いた時代にまで遡る。天正10年6月2日、「本能寺の変」が起きた時、信長に茶席に招かれ、大坂にいた家康を摂津の漁民が船を出し、大坂から堺へ逃がし、家康はその後陸路伊賀越えして無事に三河に落ち延びた。その時の恩を家康は忘れておらず、江戸に幕府を開いた後に摂津の漁民達を江戸に召して、今の佃島に住むようにし、隅田川河口で取れる「白魚」の独占的漁業権を与えたのだった。その結果漁民達は白魚を将軍家に献上するという栄誉を与えられたという。そういった伝統があった。彼らが祀ったのが今の「住吉神社」だから由緒あるのだ。今、佃島で当時の伝統を粛々と続けてはいるが、佃煮の老舗は「天安」一軒しかなくなってしまっている。同じネタものを佃煮として製造しても天安の名前で売ると倍以上となるらしい。ネタの魚介類は昔は江戸前だったらしいが、今は大半が輸入だと旅行でご一緒したある人が言っていた。その人は天安にネタを卸している人だった。元々「佃煮」は、魚介類や野菜、海苔などを醤油、味醂、砂糖で味濃く煮しめた保存食であり、江戸は佃島で作られ始めたので全国的にも「佃煮」と呼ばれている。果たして江戸時代の漁民の子孫の方は何人佃島に残っているのだろうか?もう周囲は殆どマンションだらけだった。

「花燃ゆ」

「花燃ゆ」
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の資料展示会が両国の「江戸東京博物館」で開催されていた。幕末の時代で活躍し、その後の明治維新を成した多くの人材を輩出した「松下村塾」を開いた「吉田松陰」とその妹「杉 文」、そして塾生の数々の歴史を辿ったものだった。吉田松陰は元々「杉」家から「吉田」家に養子に行った。妹の文も「久坂」家に嫁いだが夫を「禁門の変」で失い、「揖取(かとり)」家に再婚で入る。その時名前を美和子に改名している。その他萩藩の人たちや坂本竜馬、高杉晋作らの活躍の跡が分かる展示物に溢れていた。7月20日まで公開されています。書状の数々は当時の人たちが達筆で崩して書かれているので殆ど現代人には意味不明で解読出来ない。それにしても日本語とは如何に難しいのだろう。文字だけでも「平仮名」「カタカナ」「漢字」「アルファベット」と4種類を使っている。こんな複雑な言葉と文字の国は日本以外には世界にはないだろう。

「2015年の映画のお話し」
映画「海街ダイアリー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年98作目)
鎌倉に住む3姉妹の父親が山形で死亡した。既に離婚し別の家庭を作っていた父だった。残された異母妹を3人は引き取り、4姉妹の生活が始まる。妻のいる男性を愛した女性が悪いのか、それとも母を裏切って女に走った父が悪いのか、夫を女に走らせた母が悪いのか、微妙な愛情問題の中から4人は家族を思いやる気持ちを募らせる。気持ちのいい映画でした。

映画「ハイネケン、誘拐の代償」(丸の内TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年99作目)
オランダのビール王ハイネケンを誘拐した男たちの物語。身代金を狙い綿密な計画を立てた。ハイネケン役は名優のアンソニー・ホプキンスでした。

映画「しあわせはどこにあるー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年100作目)
ロンドンに住む精神科医の男は本当の幸せとは何なんだろう?という疑問を求めて世界中を旅する。中国、チベット、アフリカ、ロスアンジェルス、そして最後に悟ったことは?

映画「奇跡のひと」(シネスゥッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年101作目)
19世紀末のフランス。耳も目もまったく駄目な二重苦の少女を一人の修道女が献身的な努力で手話を教え、やがて手話で心の内、全てを表現出来る立派な女性に育てる姿を描く。実話だそうで感動的でした。

映画「ライアの祈り」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年102作目)
離婚した若い女性。理由は不妊だった。偶然知り合った男性は真面目な考古学発掘の人だった。彼は縄文時代にのめり込んでいた。そうした二人は発掘を通じて心を通わせるようになる。縄文時代は約1万年に渡っての平和な時代だったという彼。果たして二人の行く末は?

映画「グローリー 明日への行進」(TCシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年102作目)
公民権運動で有名なマーチン・ルーサー・キング牧師の活動とアラバマの州都への行進を描く。歌が素晴らしい。

日経新聞6月19日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「雪の轍」」が4つ星、「極道大戦争」が3つ星、「グローリー/明日への行進」が4つ星、「コングレス未来学会議」が3つ星、「しあわせはどこにある」が3つ星、「愛を積むひと」が3つ星、「沖縄 うずりんの雨」が4つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)でした。

「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「運気をつかめ」(沖田 正午 著)二見時代小説文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年135冊目)「殿さま商売人」シリーズ第3弾

「一石二鳥の敵討ち」(佐藤 雅美 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年136冊目)「半次捕物控」シリーズ第9弾

「狼」(辻堂 魁 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年137冊目)「仕舞屋侍」

「over the edge」(堂場 瞬一 著)ハヤカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年138冊目)

「つまみ食い」(岡本 さとる 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年139冊目)「居酒屋お夏」シリーズ第3弾

「虹の見えた日」(澤田 ふじ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年140冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ第21弾

「悪女と悪党」(稲葉 稔 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年141冊目)「万願堂黄表紙事件帖」シリーズ第1弾

「女雛月」(和田 はつ子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年142冊目)「はぐれ名医事件暦」シリーズ第2弾

「笑う七福神」(倉坂 鬼一郎 著)実業之日本社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年143冊目)「大江戸隠密おもかげ堂」シリーズ第1弾

「菖蒲侍 江戸人情街道」(井川 香四郎 著)実業之日本社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年144冊目)

「夏至」

「J  REPORT 2015 6月第4週」
「リタイアメント・ノート 6年12ヶ月目」、
「VOL。904 SINCE AUG.12th、1983」
「夏至」
「明治丸と屋形船」
隅田川河口にある「東京海洋大学越中島校舎」には「明治丸」という古い帆船が保管されている。勿論陸揚げされていて今更動かす訳ではない。この船で明治天皇は維新後の東北地方を巡幸し東京に戻った日を「海の日」として祝日にされたという由緒ある船だ。また、河口付近にはこれからのシーズン活躍する「屋形船」が数多く繋がれていた。夜になれば東京湾や隅田川に繰り出して沢山の客を乗せて納涼の船旅となるのだろう。夏至を向かえ、早く梅雨明けが望まれるが、屋形船の業者にとっては正にこれからがかき入れ時だ。