「手前勝手世界食物語、第318」

「ステーキ」
最近色々と食品の侮ヲでの問題が露呈しているが、久々に銀座高速道路下の「素適案」に行った。するといつも顔馴染みの男性が店長に昇格していた。あれあれ驚き、これまではチーフ級だった男性が店長のメーム・プレートを掲げていた。若い人が昇進するのはいいことだ。さて、今回も頼んだのは340gの巨大ステーキだ。USビーフだから和牛ではないが、ここのステーキは美味しい。煙草が嫌なのでカウンター席に座ったが、目の前にあったのが「オクトーバ・フェスタ」の写真だった。ドイツでは10月にこのフェスタがある。ビールの本場「ミュンヘン」では朝から写真のように人々が集まってビールを飲むという。勿論その時のおつまみは「そーセージ」と「ポテト」だ。話しをステーキに戻そう。先月のカナダでもステーキを食べたのは既にお話しした。それも前の席に座っていた札幌の女性に大きなステーキが来て、私には小さめのステーキが来たので交換しもらったものだ。これもカナダのいい加減さなのかもしれないが、小柄な年寄りの女性に大きなステーキを出して、私のような健康な?男性に小さなステーキはないだろう?まあいい加減さがこの国の特徴でもあるのだろう。さて、ステーキはいつもいうが、私は胡椒と塩だけの味付けがベストだと思っている。それをフランス風にメ[スで味を変えるのには耐えられない。ステーキは肉の味を楽しむだけの味付けが好きな私でした。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「中川船番所」

江戸時代、「交通の要衝」として栄えていた内の一つが「中川と小名木川」の交差点だった。江戸川と荒川から中川を通り、そこから江戸の中心部へ小名木川を経て大川(隅田川の下流部分の呼び名)へと入ってくる水運が重要な物流の拠点だった。そこに怪しい船が来ないかと目を光らせていたのが「中川船番所」だ。場所は小名木川と中川の分岐点。船の通行を見張る、今で言う「交番」のような見張り所だった。味噌、醤油、米、野菜等が北関東や東関東から運ばれ、江戸の庶民に供給される主要交通路だった。「船手奉行」というのがいて管理監視していたという。江戸と言う100万都市の需要を賄うためだから相当の物資が運ばれただろうと想像出来る。恐らくひっきりなしに船が通っていたのだろう。今はそんな面影は全くないが。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?31」
「刻み煙草」
キセルに詰めて吸う刻み煙草だが、江戸時代安い刻み煙草を「丸八」といったらしい。その意味は安い煙草はきちんと紙にも包まれてなく、今川焼きみたいに丸く、刻みを集めて紙の帯がかけてあるだけだったという。その値段が一つ8文だったから「丸八」といったという。

「火うち箱」
江戸時代、家庭で火を付ける、火を起こすには、「火うち箱」から「火口(ほぐち)、火打石、火うち鎌」を出す。「火うち鎌」は小さな櫛がたの板に、鉄片がはめ込んである。石英の火打石を鉄の部分に打ちつけて、発した火を火口に移す。「いちびの殻」を焼いて乾かした火口は燃えやすい。それを薄い木片の端に硫黄を塗った付け木へ更にその火を移し、灯心や蝋燭に付けた。行灯や灯籠に付けるのにもこれだけの手間が掛かった。

「家」
江戸時代は「家」というものが非常に重要だった。侍の家でも町人でもそうだが、「家」を継ぐということが当たり前で、血筋を重視はするものの、「家名」のほうがもっと重要視されていた。だから「世継ぎ」がいない場合は「養子」が求められた。武家の場合、家録は先祖の功績によって与えられたものだが、それは「家」に対して与えられたもので、世継ぎがいないとなると「家名断絶」になりかねないから、養子で後を継いだ。町人でも息子がいないか、出来が悪いと娘に優秀な婿を向かえ、家を継がせた。だから重要なのは「家」なのだ。後継ぎを作るために「妾」というのはある意味当たり前だった。子種を残すということが重要だったから、「妾」「側室」は必要だったのだ。以前にも書いたが、江戸時代には「妾屋」という商売があり、妾を斡旋していたという。氏素性の分からない女性を妾にする位ならば妾屋に頼んでその辺の心配のない女性を斡旋させたとも言う。これは武家も町人も一緒だったらしい。

「隠居への憧れ」

「江戸時代、隠居は遊びの達人だった」とNHKのラジオ番組で聞いた覚えがあった。
昔から「隠居」には憧れていた。だから早く隠居したいと思っていた。アメリカなどでは40代でも金が溜まったら隠居して自由な生活をすると聞いていたから、私も早くそんな身分に成れればいいなあと思っていた。色々なことがあったが、50歳の時、勤務していた大手商社の丸紅から、会社更生法を瑞ソして倒産した東証1部上場のコンクリートパイル会社「大同コンクリート工業」へ派遣されることとなった。それが1998年の春だった。営業を見ろということで東京営業所の事実上の所長となったが、同社内部に色々な矛盾があり、その年の8月に丸紅を退社して出向先の大同に転籍することとした。転籍の理由だが、当時の私の言葉で社員に伝えたのは「火中の栗を拾い、身をこの会社に埋めるため」だった。出向者として「いつでも逃げ帰られるという形では人は付いて来ない」との考えからだった。その時も早く隠居したいと真剣に思っていた。それから営業担当の役員になり、数年後には会社更生法からの甦生も果たし普通の会社になれた。その後も変遷はあったが、59歳の時、2008年6月末に会社を辞めて、憧れの隠居になることが出来た。同世代の人たちは殆どが更に働いていたが、何も心残りはなかった。「毎日が日曜日」というのが隠居だと思うのだが、今の今まで「毎日が忙しくて、忙しくて、スケジュールが一杯」というのが実感だ。これも性格なのだろう?何ヶ月先まで嵐閧?・んでしまうという悪い?癖は治らない。それでも隠居生活は最高だ。お金がなければ困るけれどね。その話しは次回にしましょう。

「紅葉とスカイツリー」
自宅近くを歩いていたら、都会でもそろそろ紅葉が始まってきていた。桜の木の向こうに「東京スカイツリー」が観える。春には爛漫の花が咲く桜も、秋のそれも晩秋の頃には葉も落ち、冬仕度を整えつつある。道端には落ち葉が沢山あり、風がその葉を巻き上げながら通って行った。

「柿とりんご」

新潟の友人から今年も季節の果物が送られてきた。それは見事に実った「柿」だった。ありがたい、早速食べた。美味しかった。亡き母はこの季節に送られてくる柿が大好物だった。好きな柿を食べさせることはもう出来ない。さて欧米に旅をして、驚くことの一つに果物の彼我の差だ。例えば「りんご」だが、彼の地のリンゴは小振りだ。日本のりんごは大きくそして甘い。その差は何か?と問えば、リンゴを欧米では歩いて食べられるように小さく育てるのだという。この感覚が全く違う。日本では食べながら歩くということは不作法で行儀悪いとされていた。最近ではそんな日本の文化も若者には支持されなくなって実に嘆かわしいが、それが実態だろう。だが、私は例えりんごであっても、食べながら歩くという行為には賛同できない。皆様は如何でしょうか?

2013年の映画のお話し
映画「清須会議」(TOHOシネマ日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年191作目)
前評判ほど面白くなかった。歴史的事実だから、それなりに忠実に描いてはいるが、決定的な何か(笑い?)が欠けていた。でも劇場は本当に人、人、人の波だった。多分、興行成績はいいだろう。さて、映画の中で秀吉が「1年で天下統一だ!」と叫ぶシーンがあるが、年浮?謖・討澆襪函⊃ヅ朕・垢錬隠毅械固・犬泙譴韮隠毅牽嫁・槐醺瘡綿僂濃爐漫0貶・┻箸錬隠毅械掲・犬泙譟・群偲・譴鮴・型襪押・愬鬚砲覆襪里・隠毅牽鞠・世・蘋郷棆餤弔裡廓・紊箸覆襦0・澆暴┻箸了爐錬隠毅坑固・僑穏个世辰拭N鮖砲法姆F」はないが、仮に信長が本博宸ナ死ななかったら、どんな歴史になっていたのだろうか?秀吉は関白にはなれなかっただろうし、だが結局は家康の時代になっていたのかな?因みに家康は1543年生まれ、死亡は1616年だった。結局寿命の長さがその人の運命を決めたのか?映画の中心人物だった柴田勝家は1522年生まれで1683年死亡だから、清須会議の一年後、秀吉の言った通りに攻め滅ぼされ自害した。妻のお市の方は夫勝家と共にこれも自害した。お市の娘の一人「茶々(のちの淀殿)」は救出されて、その後秀吉の側室となるのはご存知の通りだ。彼女も1615年大坂城落城で自害する。

映画「49日のレシピ」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年192作目)
こういう映画がいい。日本人の心だなあと思う。妻を亡くした初老の男性の元に娘が突然帰ってくる。娘の夫が浮気し浮気相手のシングルマザーの女性に子供が出来たという。離婚届に判を押して帰ってきた娘。亡くなった妻が残した絵ノートから49日には大宴会をやろうとする。それまでの人間関係を描くのだが、素晴らしい。人生ってなんて素晴らしいんだと感じた映画でした。絶対お薦めです。

映画「いとしきエブリデイ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年193作目)
原題「EVERY DAY」。イギリスはロンドン郊外に住む妻と4人の子供たち。夫は刑務所に服役中。度々子供を連れて妻は面会に訪れる。そんな日々を4年間に亘り、子供の成長と共に映画にしたという。子供たちは本当の兄弟2人に姉妹2人の4人。日々の生活を描くだけ。そこに妻が感じる淋しさ。子供たちが感じる父がいない淋しさがしんみりと描かれている母子家庭の物語。

映画「キャリー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年194作目)
高校生が卒業前の憧れ「プロム」、所謂ダンスパーティーに出席することになったキャリーは、臆病な虐められてばかりの少女だった。だが彼女は超迫ヘの持ち主だった。そしてプロムの当日起きる事件とは?

映画「ルームメート」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年195作目)
交通事故で入院した女性と看護婦がルームシェアをすることになった。だが相手の本当の姿が見えてくると、それは恐ろしい姿だった。ラストが意外な結末だった。女は恐ろしい?それとも?人格の問題かな?

日経新聞11月15日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ペコロスの母に会いに行く」が5つ星、「悪の法則」が3つ星、「マラヴィータ」が3つ星、「サプライズ」が3つ星、「ブエノスアイレス恋愛事情」が3つ星、「ミッドナイト・ガイズ」が3つ星、「くじけないで」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」「グランド・イリュージョン」「危険なプロット」「49日のレシピ」

「シノプスシ242」
「隠し神」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年303冊目)「洗い屋+兵衛影捌き」シリーズ第5弾

「+番勝負」(岡本 さとる 著)カドカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年304冊目)「剣客太平記」シリーズ第8弾

「無外流 雷がえし」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年305冊目)「拵屋銀次郎半畳記」シリーズ第1弾・上

「政宗の密書」(藤井 邦夫 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年306冊目)「乾蔵人隠密秘録」シリーズ第5弾

「でれすけ忍者」(幡 大介 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年307冊目)「でれすけ忍者」シリーズ第1弾

「江戸を駆ける」(幡 大介 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年308冊目)「でれすけ忍者」シリーズ第2弾

「剣に偽りなし」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年309冊目)「塩谷隼人江戸常勤記」シリーズ第3弾

「血路」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年310冊目)「鬼役」シリーズ第10弾

「正義の仮面」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年311冊目)「夫婦+手」シリーズ第3弾

「ワイン・ツーリズム・山梨」

NHKの朝のラジオ番組で知ったのが「ワイン・ツーリズム・山梨」だった。日本有数のワイン産地である「山梨」南部でそれぞれの「ワイナリー」、フランス語では「シャトー」が協賛してバスを運行して、「テイスティング」をさせてくれるというもの。事前蘭瘡・・廚韮稿釗陛據砲硲隠案釗米釗砲裡夏鉸屮魁璽垢・・毅娃娃葦澆世辰拭・圭匹鮟佝・靴親探淮鷦屐屬△困機弭罎録・佞?世靴折b>「紅葉の甲州路」を走る。約1時間半、「勝沼ぶどう郷」駅で下車してワイングラスを貰い、バスに乗る。一番短い「勝沼コース」のバスは一周25分ほどでワイナリーを巡る。私もワイングラスを首から紐で吊るして試飲会場に向った。9日だけで1500人の参加者があるという人気だ。道を歩く人もバスに乗る人もかなりの数だ。さてワイナリーでは無料試飲と有料試飲があったが、無料コーナーで「甲州」や「デラウエァ」といった「ふどう」の種類から作られた「新酒」を楽しんだ。5箇所のワイナリーを廻って3本の新酒ワインを買ったが、もうかなり酔っぱらってきたので早々に退散することとして帰りは各駅停車で約2時間半で東京駅に到着した。秋の甲州路、ワイン畑の黄色と紫色ぽい葡萄の葉が印象的だった。

「利尻産ラーメンをお取り寄せ」

9月に訪れた利尻礼文で買い求めてきた、ミシュラン・ガイドにも載っていた「味楽ラーメン」が美味しかったので、インターネットで調べてお店に電話して見た。利尻島にある小さなラーメン屋さんだったが、早速注文すると気軽に受けてくれた。「味楽(みらく)」のラーメンは半生の中太麺に「利尻昆布からとった出汁が味の決め手」だという。「焼き醤油」というのが使われた醤油味のラーメンだが、これが意外に美味しい。病み付きになりそうなラーメンだ。自然の中で育まれた単純でその割りに醤油味が濃厚なラーメンで流石ミシュラン・ガイドで紹介されただけのことはある。麺はちょっと長めに茹でたほうがよいと思う。
以上、勢古口が秋真っ只中の東京からお送りしました。

「手前勝手世界食物語、第317」

「銀座で北海道展」
「釧路都寿司」
銀座松屋でこの連休中開かれていた「北海道展」に行って見た。余り広いスペースではないので、多数の店舗が出店していると言う訳ではなかったが、それなりに厳選された名店が出ているのだろう。ミシュラン・ガイドにも載っている釧路の「都寿司」で「握り寿司(@3000円)」と「ちらし寿司(@2200円)」を買い求めた。北海道展はどこのデパートでも開かれる定番の催し物産展で必ず当ると言われているらしいが、この日も相当の人が来店していたし、「イートイン」コーナーが広く用意されていて、買い求めたものを直ぐに食べられるので人気を呼んでいた。ネタは多分航空便で直送された新鮮なものだろうが、まあまあの味だった。今年も12月初めに北海道に行き、札幌と函館の鮨屋に行く嵐閧セ。楽しみです。北海道は「食の宝庫」だといえよう。新鮮な生ものは当たり前だが、今はジャガイモやお米も、夏場はトウモロコシなども美味しい。海の幸も山の幸も美味しい北海道でした。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?30」

「富士講」
6月1日は富士山の山開き、従って江戸からの講中の人たちは5月の末に出立する。信仰のために登るので足腰の弱い女こどもは「富士塚」で「模擬登山」を行ったという。あちこちの神社に富士の形に石を積み上げた小山「富士塚」があって、そこに登れば実地に行ったようなご利益があるとされていた。頂上には「浅間神社」もあったという。富士山よりも近いのが「大山」だ。こちらにも沢山の人たちが訪れたらしい。大川は永代橋の袂で水を浴びて清めてから出立したらしい。

「伊勢の御蔭参り」
先日私も訪れた「お伊勢様」。江戸時代のことだが、慶安3年(1650)、宝永2年(1705)、明和8年(1772)、寛政2年(1790)に「御蔭参り」が起きたという記録がある。一説では500万人訪れた年もあったというから凄い。江戸では若い小僧さんたちが店から突然いなくなり、伊勢に行ったことが大変はやったという。「伊勢参り」は帰ってさえくれば問題なくまた働くことが出来たというから鷹揚な話しだ。着の身着のままで旅で出た小僧さんたちだが、途中の村や宿場の人たちが助けたから行くことも帰ることも出来たという。さて、当時でもツアーコンダクターである「御師」という人たちがいて旅人を伊勢へと連れて行ったという。この時の料金が一人1.5両というから大体往復で15万円。宿泊代食事代込みだから、それなりの費用がいった訳だ。

「さる」
商店の戸締りに使われていたのが「さる」と言われる所謂「クサビ状の鍵」だ。大きな店では、格子状の内から外が観ることが出来る窓に夜になると上からシャッターのように厚い扉が降りてきた。それを内側の柱に固定するために嵌め込んだ木製の「さる」を差し入れてシャッターと柱を動かないようにした。シャッターの端の部分の桟と柱の部分にそれぞれ穴が開いていて、ここに木の「さる」を差し込み動かなくした。また同様に横引きで開閉する扉ならば、上と下の桟に穴を開けてそれと上下の梁と敷居に「さる」を差し込み、動かない、外れないようにしていた。これらは中からしか開けられない仕組みだった。当時も防犯は重要なことだった。

「カナダのアイスワイン」

先日訪れたカナダのナイアガラでアイスワインを買ってきた。前回もご紹介したが、カナダでもこの地方は南の方だから「ワイン用の葡萄」が栽培されている。更に秋から冬に掛けて気温が下がるので葡萄が凍りつく。これが「アイスワイン」にはもってこいの気候なのだと言う。元々ワインを造るために育てた葡萄が偶然のことで凍りつき、どうしようかと悩んでいたドイツでこの葡萄の実をワインにして見たら非常に甘く美味しいワインが出来たことから「アイスワイン」が発見されたという。ナイアガラでは最初からアイスワインにする目的で育てられている葡萄だが、この地にあった製造方法なのだろう。普通のワインより値段も高いから手間は掛かるのだろうが、ワイナリーの利益率も上がるのだろう。さて「ワイン・ツーリズム」という企画があった。11月9日10日に山梨県内のワイナリーを廻るコースがいくつか設定されていて、試飲をしながらワイナリーでワインを楽しむというものだ。これに垂オ込んで9日に行って見ることとした。

2013年の映画のお話し
映画「42/世界を変えた男」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年184作目)
初の黒人大リーガーの苦労話。1945年だから戦後まもなくだから、人種差別が渦巻いていたアメリカだった。

映画「スティーブ・ジョブズ」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年185作目)
カリスマなのか、狂人なのか、天才なのか、全く不可思義な男の伝記です。

映画「パーシー・ジャクそンとオリンパスの神々/魔の海」(スカラ座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年186作目)
ギリシャ神話からのお話しで、「ハーフゴッド」と言う子供たち。神と人間とのハーフの事だという。

映画「SPEC」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年187作目)
全くよく分からない映画だった。SPECとは超迫ヘ者だということは分かったが。

映画「2ガンズ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年188作目)
メキシコの麻薬王を逮捕しようとして潜入捜査をしている「麻薬捜査官」と「海軍の軍人」。お互いの思惑が交錯し偶然4200万ドルを盗むことになるが、そこにCIAやらが絡み複雑な対決となる。果たして二人の運命は?

映画「恋するリベラーチェ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年189作目)
実在だった1970年代から80年代に掛けて、ハリウッドを中心に活躍したピアニストとその恋人?を描く。ゲイの世界だ。主演がマイケル・ダグラスとマット・デイモンだから信じられない。

映画「その愛へと続く旅」(TOHOシネマシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年190作目)
1984年のボスニア紛争当時にサラエボで出会ったイタリア女性とアメリカ男性のその後なのだが、成長した息子と共に招かれ訪れたサラエボで観たものは?結末が驚きだった。サラエボには私も訪れたことがあるので痛切に当時のことを思い出した。

日経新聞11月8日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「いとしきエブリデイ」が4つ星、「49日のレシピ」が3つ星、「恋するリベラーチェ」が3つ星、「キャリー」が3つ星、「清須会議」が3つ星、「ルームメイト」が3つ星、「風俗行ったら人生変わったWWW」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」「グランド・イリュージョン」「危険なプロット」

「シノプスシ241」
「澪つくし」(北原 亜以子 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年299冊目)「深川澪通り木戸番小屋」シリーズ第5弾

「新緑の訣別」(早見 俊 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年300冊目)「やったる侍涼之進奮闘剣」シリーズ第4弾

「秘剣の秋」(早見 俊 著)カドカワ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年301冊目)「八丁堀夫婦ごよみ」シリーズ第8弾

「龍眼」(佐々木 裕一 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年302冊目)「隠れ御庭番老骨伝兵衛」シリーズ第1弾

「喧嘩旗本 勝子吉事件帖」(風野 真知雄 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年302冊目)

「芸術の秋」

「印象派を超えた点描の画家たち」
六本木の「国立新美術館」に行った。そこでは今奄ノなっている「日展」も行われていたが、私が訪れたのは「ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」と銘打った「クレラー=ミュラー美術館所属作品」を中心にした「印象派を超えた点描の画家たち」という展覧会だった。19世紀末から20世紀初頭の「純粋色の小さな点で描く斬新な点描技法を開発したスーラ」は新印象派を代浮キる画家、また劇的な色使いで知られる「ファン・ゴッホ」、調和に満ちた抽象絵画で名高い「モンドリアン」などの絵画が集められていた。以上の文句はカタログから取ったもの。私の言葉で言えば「これが点描なのか!驚きだ」ということだ。ゴッホも沢山あったが、彼の「種まく人」は展覧会のパンフレットにも載っているが、小さな点の集まりが独特の色彩を浮墲オ、驚きの阜サ力を出している。素晴らしい絵だった。必見の展覧会だ。期間は12月23日まで、まだまだ余裕があるが、早目に行かれることをお薦めする。