「旬の筍と蛍烏賊」

「手前勝手世界食物語、第336」
「春の味、旬の筍と蛍烏賊」
次男が一緒に生活している女性を紹介するというので、日本橋人形町に行った。5月から二人が新しく住む部屋も見せてもらい、待ち合わせのイタリアン・レストランに向う。店の名前は「オステリア・ブッビーノ」という。地元でも中々有名な店らしい。私自身は勿論知らない初めての店だった。白ワインを頼み、料理は旬の物を食べようと思い、「筍と蛍烏賊の揚げ物」に「和牛肉料理」と「魚料理」、それに「サラダ」を頼んだ。サービスと、そして味も抜群だった。ワインを3本も頼んでしまったが、彼女は「中山美穂」似の美人だった。やはり息子は親の血を引いて「何とか好み」かな?まあ冗談は別として彼女との談笑も楽しく、美味しいイタリアンを堪能しました。4人で総額23,350円、カードで支払おうとしたら、5%割り増しになりますといわれたので現金で払いました。余計なことだが今年は蛍烏賊が不漁のようだ。
4月23日の夕刻、有楽町は数寄屋橋交差点は大混乱だった。それはオバマ大統領があの有名な鮨店「すきやばし次郎」を訪れるということでの警備強化だった。本来、この交差点はスクランブル交差点なのだが、通行人はロープ内だけしか歩けないような方法で道路を渡っていた。大統領は「これまでで一番美味しい鮨だった」と言ったとか?報道されていたが、私自身はこの店の日本橋高島屋にある支店で鮨を食べたことはある。昨年観た映画「二郎」で詳しく紹介された店主の「小野二郎」氏の鮨に対する厳しさは凄みさえあったので、オバマ大統領がここで食べたかったというのに納得でした。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「両国橋の賑わい」

「江戸の庶民の生活は楽だったか?46」
「江戸の橋と両国橋の賑わい」
江戸時代、江戸の町には多数の橋があったが、大川(隅田川)に架かる橋は、河口から「永代橋、新大橋、両国橋、吾妻橋、千住大橋」があった。その中で最も賑わっていたのが「両国橋」だ。「明暦の大火」の後、「火除け地」として両国橋の両側は空地になり、そこが西詰め、東詰めの盛り場になったという。写真はそんな西詰めの賑わいを再現したものだが、江戸時代の活況振りがよく分かる風景だ。当時の盛り場といえば、「浅草・奥山」が一番だったようだが、「両国橋西詰め」も勝るとも劣らない盛り場だった。奥山は今の「浅草ロック」で江戸から明治大正昭和と東京一の盛り場だった。両国橋も深川と江戸の中心部を結ぶ大切な橋だが、写真右手に橋があり、その先が深川だ。橋の西詰めには広い火除け地があり、その両側に店が立ち並び、多くの人が闊歩している。店は芝居小屋、食物屋、遊戯場等々人々を飽きさせない趣向が立ち並んでいたと思われる。「永代橋」は忠臣蔵の討ち入り後、四十七士が高輪に向う時使ったのだが、本来ならば本所松坂町の吉良邸は両国橋の直ぐ傍だが、ここを使って高輪に向えば、日本橋や江戸城の前を通らなければならず、それでは幕府に対して不穏な試み(準軍事行動)だとの判断から遠い永代橋を使ったと言われている。「永代橋」は両国の「川開き」の花火見物の際、大変な人出があり、人の重みで永代橋が崩壊し千人以上の死者が出たことがあった。それにしても江戸は水運水路の街だったのだ。

「ボート練習風景」

「ボート練習風景」
4月に入学した新入生たち。ここは隅田川河口の「晴海運河」。岸には「東京海洋大学」越中島校舎がある。これも例年のことなのだが、運河を利用して新入生達の「カッター」練習が行われていた。彼らは将来の船長を目指してスタートしたばかりの若者たちだ。立派な船長、船員になってくれよ!!!

「ヒューマンエラーの怖さ」
韓国のフェリー沈没事故でも思うのだが、事故と言うのは基本的に「ヒューマンエラー」の積み重ねなのだろう。9年前の4月25日がJR福知山線の脱線事故の日だったが、あの事故も運転手のスピードの出し過ぎが直接的な事故原因なのだろうが、それまでに色々なヒューマンエラーが積み重なっての事故だったと思う。フェリー事故も増築、過積載、操舵の不具合、船長の不在、船員の旅客軽視等々、上げればきりがないほどのヒューマンエラーの積み重ねだろう。また、船の場合は海への沈没、飛行機は墜落、自動車は激突と人命に直接影響があるだけに、如何にヒューマンエラーを減らすかということを考えないといけない訳だ。例の3S会のスーさんは将棋好きで今年の「棋士対コンピュータ戦」でもコンピュータの4勝1敗でほぼ完勝したとの話しの中で、「人間はミスを犯す」と言っていたが、確かに人間にはミス、即ちヒューマンエラーが必ずある。そのうちにコンピュータが人間を教える時代が来るのかも知れない。確か「何とかの法則」でそういったミスの積み重ねが大事故を招くといわれていたのを思い出した。

「光風展」

「光風展」
また例年通りの季節が訪れた。六本木の「国立新美術館」で開催された絵画展「光風展」に岡山の知人F氏がまたまた連続しての入選記録を更新した。今回の絵も「お寺の山門」を描いたもので、「悠久の時、曹源寺」だ。毎年同じ題材で挑んでいる大作だ。いつもながら、素晴らしい絵が沢山ならんでいて、思わず立ち止まって見入ってしまうものもあり、春の暖かさに誘われたのか大勢の人たちで賑わっていた。

「小さな映画館の賑わい」
銀座4丁目「和光」の裏通りにある小さな映画館、それが「シネスイッチ銀座」だ。地下と3階に二つの劇場がある。今、その映画館が大賑わいだ。地下では「チョコレート・ドーナッツ」を、3階では「世界の果ての通学路」を上映しているからだ。どちらの映画もマニアックな映画だが、前者は「カンヌ映画祭」で好評を得た。後者は口コミで人気が高まり、これまではこの銀座と名古屋だけでしか上映していなかったが、全国30館で上映されることになったという。銀座の裏通りに券を求める人たちの長い行列が出来ていたし、席は満席状態だった。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「名探偵コナン 異次元のスナイパー」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年63作目)
超すご腕の狙撃者が起こす暗殺事件をコナンが解決する。いつもの展開だ。

映画「チョコレート・ドーナッツ」(シネスイッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年64作目)
ハッピーエンドが好きな少年は、知能が遅れた太ったチビだった。母親は薬物中毒で育児放棄、そんな少年の養育を願い出たのは、ゲイの男性二人だった。ゲイへの偏見から警察も裁判所も彼らの養育権を奪う。哀しい、本当に哀しい物語でした。いい映画だった。多分1970年代のお話しだ。

映画「8月の家族たち」(シネシャンテ日比谷にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65作目)
父親が自殺し、その葬儀のために集まった家族たち。母親は軽度の認知症と薬物中毒気味。娘3人のそれぞれの家庭にも問題がある。叔母、叔父、従姉妹たちが絡まって暑いオクラホマの田舎を熱くする。今年のアカデミー主演女優賞(メリル・ストリープ=母親役)、助演女優賞(ジュリア・ロバーツ=長女役)にノミネートされた作品。

映画「キャプテン・アメリカ」(TOHOシネマ日本橋にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66作目)
アメリカの人気コミックの映画化第何作目かな?今回は旧ドイツ残党が世界征服を狙うのを阻止するというお話し。まあ荒唐無稽だから気楽に観てね。

映画「シャドーハンター」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年67作目)
悪魔たちを狩る者たちの物語。これも荒唐無稽でした。どうしてこんな映画を作るのか?また観るのか?

映画「ワールズ・エンド」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年68作目)
まあ、お笑い沸騰でした。酔っ払いたちがエイリアンをやっつけるというもの。アメリカンジョークだね。

日経新聞4月25日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「キャプテン・アメリカ」が4つ星、「テルマエ・ロマエ?」が3つ星、「アメイジング・スパイダーマン2」が3つ星、「バチカンで逢いましょう」が3つ星、「相棒・劇場版?」が3つ星、「神宮希林・わたしの神様」が3つ星、「ナンバーテンブルース・さらばサイゴン」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「冥府に候」(鳥羽 亮 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年90冊目)「首斬り雲十郎」シリーズ第1段

「ナイン・ドラゴン(上)」(マイクル・コナリー著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年91冊目)
流石、コナリーだ。実に面白い。舞台はロスと香港。

「ナイン・ドラゴン(下)」(マイクル・コナリー著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年92冊目)
どんでん返しが面白い。リンカーン弁護士まで登場させるとは凄い。

「冥府に候」(鳥羽 亮 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年93冊目)「首斬り雲十郎」シリーズ第2段

「巨大訴訟(上)」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年94冊目)
やはり法廷物では彼は超一流の作家だと改めて思った次第だ。

「巨大訴訟(下)」(ジョン・グリシャム 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年95冊目)

「遺言状の願」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年96冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第29段

「剣侠の人」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年97冊目)「剣客太平記」シリーズ第10段、完結編
最初は大したことないと思って読んでいたシリーズだったが、意外に面白く、終わるのが残念なくらいの物語だった。

「春爛漫2」

「J  REPORT 2014 5月第1週」
「リタイアメント・ノート 5年11ヶ月目」、
「VOL。844 SINCE AUG.12th、1983」
「春爛漫2」
朝夕はまだ寒いと感じることもあるが、日中はかなり春らしい暖かさになってきた昨今。そろそろ大型連休も目の前だ。
「昭和記念公園のチューリップ」
テレビで報道していたので、国営昭和記念公園に「チューリップ」を観に行ってきた。何本のチューリップがあるのかは知らないが、丁度その日は暖かで春らしい日だったので、かなりの数の人が花を愛でに訪れていた。チューリップはオランダが有名だが、確かに色々な色があり、人々を魅了するのがよく分かる。だが、やはり平日と言うこともあり、お客の大半が60歳以上の老齢者?だから、「老人天国日本」の象徴のようだ。勿論家族連れもいたが、それでも本当に日本は老人(私も含むが)が多い。さて、その昔、チューリップはオランダで品種改良され、非常な高値で販売されるようになったと聞いている。球根一つが家一軒の価値だったとか?それにしてもこれだけの色合いをよくも作ったものだと感心させられる。江戸時代には「朝顔」が大流行で、皆が色々な改良を加えて、これまた高額な取引も行われていたというから、洋の東西に限らず、「好き者」はいたということなのだろう。

「鳥と恐竜」
今、空を飛んでいる「鳥たちは絶滅した恐竜の子孫」だと伝えられてきたが、その通説が崩されたという。この説は「始祖鳥」の骨が恐竜時代後期に発掘されたことから、これが鳥の祖先だということから始まったらしい。一方、福井県勝山では多数の恐竜の骨が発掘されていて、既にこれら恐竜の骨に混じって、ほぼ現在と同じような鳥の骨も同じ地層から見つかっているというのだ。従って、恐竜時代には既に空には鳥が飛んでいたらしい。だから、鳥は、恐竜から進化したのではなく、もっと以前に恐竜とは異なる種として、別途に進化したと考えるべきだと日本に唯一福井県にある「恐竜博物館」の館長さんがおっしゃっていた。なるほど、そういうのは骨を見つけた人でないと言えないなあ。納得です。

「アイスバイン」

「手前勝手世界食物語、第335」
銀座ベルビア館で始めての店に入った。「ドイツビール」の専門店でビールと共にドイツ料理が自慢だとウェイターがしきりに喋っていた。メニューを見たら非常に高いので驚いた。ビールが400ccで1000円以上だった。1リットルでは何と2800円も取られた。席に着くなり、ウェイターがドイツビールについての説明やら薀蓄を述べだした。それが延々と数分間続く。仕方なく聞いていたが、参った。さて今回頼んだのはドイツ料理の名物でもある「アイスバイン」、豚の煮込みと言えばよいのだろう。骨付きの豚肉をとろとろになるまで煮込んだものだが、この店のは豚足のコラーゲンが大量にあり、ボリュームもたっぷりで満足のいく味だった。値段は5000円近くしたので、値段とのバランスで言えば、美味くて当たり前といったところか?その前に頼んだ「白アスパラ」は温めた白アスパラをマヨネーズで食べる単純なものだったが、これは美味しかった。さて翌日はいつもいくステーキハウス「素適庵」で340gのステーキを友人2人と食べたが、こちらは味も価格も満足いくもので、どうしてプロの人がステーキを焼くと美味くなるのか?自分で焼くとこうならないのか?と思いながら食べました。
以上、ダイエットに悩んでいる勢古口が春爛漫の東京よりお送りしました。

「ルブタンを履く女性」

「別所沼の風景」
埼玉県さいたま市浦和にある別所沼は丁度沼の掃除の最中で水を抜く作業を行っていた。周囲の樹木は殆どが葉を落としており、何か病気にでもかかっているのか?とすら思ったものだった。でもなんとなく侘びしい雰囲気のする別所沼だった。

「ルブタンを履く女性」
あの有名な「ルブタン」製の高級ハイヒールを履いている女性を見かけた。靴底が赤いから、まず見間違いはないだろう。地下鉄のホームだったが、あの特徴のあるルブタンのハイヒールは女性の足を美しく見せるためのもののはずだが、女性は白い長いパンツを履いていた。「ルブタン」が泣くぞ。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?45」
「江戸患い」
不思議な言葉なのだが、江戸に地方からやってくる人たちが掛かると言う病気だ。何が原因か?これが恐ろしいというか面白いというか、江戸だけに起こる特徴的な病気だという。江戸時代、武士の収入、幕府の収入の基本は「米」、即ち「年貢米」だった。これらの米は各地から江戸や大坂に集められた。江戸には「蔵前」があり、そこの蔵に米は入れられた。そしてそれは武士階級のために換金された。現物の米は市場に売りに出された。従って、江戸の人たちは「白米」を通常のものとして食べていた。一方、地方の人たちは米は年貢で出し、余ったのも売って現金化したから、白米を食べるという習慣は薄かったという。(雑穀中心)ところが江戸では白米、精製した米を食べていたのだ。精製して糠がなくなると、「ビタミンb1」が抜け、ビタミン不足から「脚気」になった。これが所謂「江戸患い」と言われるものだ。ヨーロッパでは大西洋を横断する航海の途中で船員が脚気になるという現象も起こっていたという。如何にビタミンが大切かと言うことだが、地方に帰国して米以外のものを食べると治ったという。大都市ならではの病気のお話しでした。

「朝の天空のプール」

「朝の天空のプール」
シンガポールの「マリーナ・ベイ・サンズ」の屋上のプールは正に「天空のプール」と言っても過言でないだろう。朝のプールには夜にはない独特の雰囲気があった。水の向こうがすとんと落っこちていて、空にプールが浮いているような間隔は日中でしか味わえないものだった。

「ダイエットの悩み」
色々な悩みがあるが、今一番の悩みと言えば、「ダイエット」だろう。これは永遠のテーマともいえよう。ちょっと油断すると体重が増える。仕方なくダイエットをするのだが、年々体重が減らなくなってきた。基礎代謝が歳と共に少なくなっているのだから、入りを制するのか、出を増すのか、ないのだが、それが両方共出来ない。今回も雄大な?減量計画を立てたのだが、中々減らない。いらいらしながら毎朝体重計に乗っている。愛犬もダイエット、私もダイエット、このテーマを達成することが出来る日は来るのだろうか?

「映画館も値上げ」

「有楽町火事事件」
確か年末だったと思うが、JR有楽町駅前の雑居ビルで火災が発生し、一時電車が止まったことがあり、大々的に報じられた。あの現場跡は今どうなっているのだろうか?既に囲いで覆われ、解体も始まっている。

「消費税増税で映画入場料も値上げ」
4月からの消費税が8%になったことから、映画の入場料金も値上げとなった。それがなんと「シニア料金」と「夫婦50割引」という年寄り向けだけがそれぞれ100円値上げされ、その他一般料金、高校生、子供等は値上げされなかった。シニアはこれまでの1000円が1100円に、夫婦50割引は2000円が2200円となった。因みに一般は1800円で据え置きだ。仕方なく私は「障害者料金」1000円で入場している。これは据え置きだったからだ。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「世界の果ての通学路」(シネスイッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年60作目)
世界各地の僻地に住む子供たちが如何にして通学しているのか?危険との背中合わせの実写だ。感動的な映画でした。皆、勉強のためには命を賭けて通学している姿が美しい。この映画、口コミで広がり、上映館が大幅に増える見込みだ。

映画「ラブレース」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年61作目)
1970年代に大ヒットしたポルノ映画「ディープ・スロート」に主演した女優の哀しい半生を描いた真実の物語。光の当る部分があれば影の部分が人生もあるのだ。題名は女優の名前だ。

映画「シネマ歌舞伎、蜘蛛の拍子舞、身替座禅」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年62作目)
建て替え前の歌舞伎座の最後の舞台を撮影したもの。玉三郎の蜘蛛役、勘三郎のお殿様役は流石。

日経新聞4月18日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「そこのみにて光輝く」が5つ星、「ある過去の行方」が4つ星、「8月の家族たち」が3つ星、「レイルウェイ 運命の旅路」が3つ星、「ファイ 悪魔に育てられた少年」が3つ星、「パンドラの約束」が2つ星、「他人の手紙」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」

「2014 旅の記憶シリーズ」  2013年の旅では、「ペルー」が51カ国目、「南アフリカ」が52カ国目、「ジンバブエ」が53カ国目、「ボツワナ」が54カ国目、「ザンビア」が55カ国目でした。
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年2回目」
「鳳凰祭三月大歌舞伎」夜の部「盲長屋梅加賀鳶」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「翔る合戦屋」(北沢 秋 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年82冊目)「翔る合戦屋」シリーズ第3段最終回

「美剣士騒動」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年83冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ第30段

「髪結」(佐伯 泰英 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年84冊目)「吉原裏同心」シリーズ第20段

「風災咽ぶ」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年85冊目)「返り忠兵衛江戸見聞」シリーズ第13段

「妖刀鬼斬り正宗」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年86冊目)「人情同心神鳴り源蔵」シリーズ第5段

「春の仇敵」(早見 俊 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年87冊目)「八丁堀夫婦ごよみ」シリーズ第9段

「逃亡」(小杉 健治 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年88冊目)「独り身同心」シリーズ第6段

「花見弁当」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年89冊目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第23段

「春爛漫」

「J  REPORT 2014 4月第4週」
「リタイアメント・ノート 5年10ヶ月目」、
「VOL。843 SINCE AUG.12th、1983」
「春爛漫」
「花咲く季節」
桜が終わったと思ったら、もう花々が一斉に咲き始めた。自宅近くの路上でも「ハナカイドウ」というバラ科の中国産の木に花が咲いていた。木々の芽吹きは凄まじい勢いだった。この花もあっという間に散ってしまった。

「丹羽氏、追伸」
元中国駐在大使の丹羽氏のことで思い出したことがある。それは元東京都知事の行った尖閣列島買収問題だ。氏が言っていたのは外交権限のない一知事がしたことは、明らかに越権行為だったということだ。そんなことをすれば問題になると氏が発言したことも真意を伝えられないままに、都知事の暴走を招いたことは民主党政権にも問題があったとの発言だった。確かのそうだろう。安倍首相の先を見ない自己満足の義務感にも呆れるが、この国の政治家のレベルはこんなものなのだろうか?

「変貌する豊洲」
4月から「昭和大学江東豊洲病院」がオープンした。これまであった昭和大学豊洲病院の移転だが、立派な建物が完成した。その隣りに「江東区立豊洲西小学校」が建設中だ。来年の開校になるのだろう。マンションが続々と建つ豊洲周辺には医療機関も沢山出来たが、やはり足りないのが学校だ。小学校はこれで3校目、芝浦工大の中学高校も新豊洲駅近くに建設が始まった。マンションが出来れば人が来て、学校もショッピングセンターも必要となり、オフィースも出来と本当のこの数年の豊洲の変貌は恐ろしい位だ。