「手前勝手世界食物語、第307」

「海老専科」
新しい店を開拓しようと思い、ネットで調べた海老の店に行って見た。場所は飯田橋。某大手ゼネコン本社ビルのちょっと先だ。この辺りにもサラリーマン時代はよく通ったものだ。数社ゼネコンがあったので、資材部には足げく通った道だ。中華料理の店「海老専科」がその店だった。ちょっと変わった名前の店だ。店内は古風な中国風の「書」がたくさん掲げられ趣きはある。果たしてどのような中華が出てくるのか?メニューの中から八品選び、飲み放題付きで@3990円だった。海老を集中的に頼んだ。一番のお薦めは「海老と黒胡椒炒め」というもので、結局海老と言っても小さめの海老ばかりが出て来て、大型の海老や高い車海老などは出てこなかった。当たり前か?なかなか良い店は見つからない。味も普通でした。
さて残念なお話しがある。先週ご紹介した「タイカレーが流行っている」で日比谷にあるタイ料理の店「シャム」の話しをしたが、久し振りに訪れたら、まず雑居ビルの店が殆ど入れ替わっていた。「シャム」は残っていたが、料理の内容がむちゃくちゃだった。量は半分、価格は据え置き、味も微妙と同じ店だとは思えないほどだった。理由は分からないが、全く客を馬鹿にした話しだった。もう二度と行かない。10年も通っていたが、がっかりでした。経営者が変わったのだろうか?
以上、蒸し暑い東京から勢古口がお送りしました。

「民宿の食事」

民宿など本当に久し振りに訪れた。多分子供たちが小さかった頃毎年夏に訪れた伊豆は下田の民宿以来ではないだろうか?場所は岩手県八戸市「種差海岸」だった。先日ご報告ご紹介した「大人の休日倶楽部」で3S会のS氏と二人での旅の途中だった。多分70歳代のご夫婦二人で経営されている民宿で我々以外には男性宿泊客が一人いたが、付近の建設現場で働いているらしい。早速夕食を食べたが、量、質、共に本当に美味しかったことは既にご報告済みだが、田舎の人たちの親切さがしみじみと感じられた民宿だった。なにかタイムスリップして昭和に戻ったような感じでした。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?23」
「武家の商法」
これは「武士は商法を知らないから、まともな商売は出来ず失敗した」という言葉として知られているが、実は決してそうではなかったようだ。徳川幕府が崩壊して、明治新政府が出来ると、所謂「政商」となっていくのは、武士階級から出た人たちなのだ。政治に結び付いた人たち、元武士階級の人たちが有力な商人となったのだ。三菱の祖、岩崎弥太郎(元土佐藩士の浪人の子)も、その他財閥と呼ばれるようになった人たちも武士階級出身者か、元武士だった人たちが圧倒的に多いようだ。また明治の経済界を発展させたのは、武士出身の人だし、教育面では「私学校」を創ったのもそうだ。少なくとも、慶應(福澤諭吉、中津藩士)と早稲田(大熊重信、佐賀藩士)は間違いない。古い時代からの豪商を見てみると、三井家は藤原道長?住友家は桓武平家の子孫だそうだ。

「拝領地」
前週でもお話ししたが、大名は江戸に幕府より土地を貸し与えられていた。それは「上屋敷」「中屋敷」「下屋敷」である。江戸城に近いところから、譜代大名を中心にして貸与されていた。これを「拝領地」と呼ぶ。あくまで地主は幕府であり、そこを賃借料なしで借りていたのが大名たちだった。それ以外に手狭なために別途設けた屋敷は「抱え屋敷」と呼ばれて、これは大名家の私有地だった。同じことは大名だけでなく、徳川家の家来である「旗本」「御家人」らも「拝領地」を与えられていた。下級武士は「組」(今で言えば会社の部か?)同士で「組屋敷」といって同じところに住んでいた。例えば「御徒町」は「御徒衆」の組が棲み、「八丁堀」は「町方同心」が棲むというように組織毎に住処が与えられていた。

「アメ横」

久し振りに上野の「アメ横」を訪れた。そこで見た光景は?何と歩いている人たちのほぼ3割が外国人だったということだ。確かに今日本を訪れている外国人が急激に増えているというが、こんなところにも外国人がたくさんいるとは思わなかった。アメ横と言うと年末の買出し風景を思い出しがちだが、食品以外にも色々な安いものを売っている町なのだ。最近の銀座なども本当に外国人観光客が多い。日本の観光業も震災の影響を振り払って復活したのだろうか?

「RENFEの事故」
スペイン国鉄「RENFE」で大事故が起きたと報じられた。私も昨年訪れた「巡礼の聖地=サンティアゴ・デ・コンポステーラ」でのことだ。監視カメラの画像でカーブを高速で走る姿を観たが、まるでJR西日本の福知山線尼崎での事故を思い出させるものだった。ヨーロッパの高速鉄道は日本では考えられないが、普通の一般の線路を走っているから不思議だ。日本や韓国、中国のように新幹線は専用線路を走るのではなく、一般の普通電車も走る線路を高速で走るのだから驚きだ。昨年も6月にスイスとオランダの鉄道に乗った。特急列車だったが、これなどは200kmも出していないから普通の線路でもかまわないが、フランスの新幹線は300km以上スピードで普通の線路を走るのに2008年8月に乗って驚かされた経験がある。スペインのは高速鉄道専用線路だったようだが、やはり不安は残る。なんであんな急カーブを造っているのか?在来線の脇に専用線路を設けたからなのだろう。「安全に対する彼我の意識の差」だろう。ところで「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」は「聖地」であるが、それは一つには「聖ヤコブ」の遺骸が埋葬されている土地だということ。もう一つは「レコンキスト」と言って、中世イスラムに占領されていたスペインで唯一支配を免れ、ここを起点にして抵抗反撃を開始し、イスラム勢力を駆逐したということから聖地となっているのだ。江戸時代初期、「天草の乱」の折、キリスト教徒の農民たちは突撃する際に「サンチアゴ」(聖ヤコブの意味)と叫んで突撃したという。このサンチアゴとはこの地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」の意味だという。キリスト教徒のイスラムに対する反撃になぞらえたものらしい。

「東京スカイツリー」

このタワーほど私の期待を裏切ったものはない。とはいえ裏切られたのは私の勝手な思い違いで、彼の塔の実力を「過小評価」していたのだった。これほど人を集める「東京名物」になるとは思いもしなかったし、これほどの人気になるとも思っていなかった。恥ずかしい限りだ。如何に先見の明がなかったことの証明だろう。それにしても霧の中に佇むスカイツリーはどっしりと落ち着いたものでした。酷暑が去ったと思ったら、今度は猛烈な「湿度」が襲ってきた。実に蒸し暑い。こんなだと香港を思い出してしまう。東京の気候はもう既に「亜熱帯」になっているのではないだろうか?今世紀半ばにも「北海道」が寒冷地ではなく、温暖な穀倉地帯になって、東京は亜熱帯気候だという説もあながち間違いではなかろう。

2013年の映画のお話し
映画「風立ちぬ」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年122作目)
宮崎駿監督作品。日本の名機「ゼロ戦」の設計者「堀越二郎」の半生を描くのだが、期待したほどではなかった。それでも公開当日は満席でした。主題歌の作詞作曲「荒井由美」の歌「ひこうき雲」が素晴らしかった。

映画「クロワッサンで朝食を」(銀座シネスゥイッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年123作目)
エストニアから来た女性は、母を見取っての看護を終えた後、パリの孤独な老女の面倒を観ることになったのだが、そこには複雑な感情の入り組みがあった。大人向きの映画でした。老女と中年女性の絡み合いなど少数の出演者の微妙な関係が面白かった。

映画「25年目の弦楽四重奏」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124作目)
弦楽四重奏の一人、老齢なチェロリストがパーキンャ燈aにかかった。それから起きる4人の間の物語が実に面白い。人間味溢れる映画でした。

映画「爆心、長崎の空」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年125作目)
キーワードは、「8月9日、被爆者、大切な人を失う、夫婦、家族」だ。長崎の町の風景がたくさん出てくる。勿論現地ロケなのだろう。

映画「コン・ティキ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年126作目)
1947年、南米はペルーからポリネシアまで筏での航海を行ったスウェーデン人の冒険家を描く。1500年前そのままの筏「コン・ティキ」号に乗っての8000kmの過酷な船旅だった。

日経新聞7月26日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価では、「ペーパーボーイ/真夏の引力」が4つ星、「終戦のエンペラー」が3つ星、「31年目の夫婦げんか」が2つ星、「ニューヨーク、恋人たちの2日間」が3つ星、「サウンド・オブ・ノイズ」が3つ星、「ノーコメントBYゲンズブール」が2つ星、「ひろしま 石内都・遺されたものたち」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」

「シノプスシ229」
「ひこばえ芽吹く」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年221冊目)「返り忠平衛江戸見聞」シリーズ第9弾

「片蔭焦す」(芝村 涼也 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年222冊目)「返り忠平衛江戸見聞」シリーズ第10弾

「長屋の若君」(井川 香四郎 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年223冊目)「樽屋三四郎言上帳」シリーズ第10弾

「兜割りの影」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年224冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第26弾

「火群のごとく」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年225冊目)

ルーブル美術館展

「J  REPORT 2013 8月第1週号」
「リタイアメント・ノート 5年2ヶ月目」、
「VOL。804 SINCE AUG.12th、1983」
「パリのルーブル美術館展、来日」
東京都美術館でフランスはパリの「ルーブル美術展」をやっている。有名な「ルーブル」は今、中東やフランス国内にも「支店」とも言うべき「別館」を出していると聞く。今回の企画のキーワードは「地中海」。「ギリシャ、エジプト、ローマ、イスラム、キリスト教」と文明の中心は変わるが、位置的には地中海を巡るものだ。そしてルーブルに集められた地中海文明の品々を公開展示している。一番の目玉は通称「ギャビーのディアナ」と呼ばれている「信奉者たちから贈られたマントを留める狩りの女神=アルテミス」の等身大の白亜の像だ。実に気品のある優雅なスタイルと顔立ちに驚かされる。ルーブル以外では国外初の展示だそうだ。ローマ時代の作品だという。この夏の必見アイテムだろう。

「水鳥がフィッシング?」
隅田川の河口付近。10羽近くの水鳥が水中に潜っているのを目にした。早朝だったから「朝食」かな?鳥の種類は私には分からない「鳥音痴」?だから、何とも言えないが、多分「朝食にフィッシング」といったところか。それにしても鳥でも水に潜って少なくとも数秒は水中にいるから、その間に餌の魚を獲っているのだから、きっと素早い動きで水中活動しているのだろう。「鳥さん、朝からご苦労様でした」。

「函館の八幡坂」

7月6日付け日経新聞朝刊「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」で取り上げられたのが「坂」だった。
「一度は訪れてみたいあの坂」としてランキング一位になったのが函館の「八幡坂」だった。函館山の下から港に向けての270mの真っ直ぐな坂だ。両側の街路樹の間に青函連絡船摩周丸が見える景色に人々が魅了されるそうだ。「日本一の坂」は「海と空へと一直線」が売り物だとか。私も先日歩いてみた。登りはちょっときつい感じがしたが、車の通行も少なく、港と市街地が見え、なかなかの坂でした。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?22」
「支配違い」
江戸時代の社会はある意味、「独立国家(藩)の連合体」だった訳だから、同じことが江戸でも言えた。大名はそれぞれ「上屋敷」「中屋敷」「下屋敷」と幕府より土地(拝領地)を与えられていたが、これら屋敷の中は「自治権」があったから、町方(与力、同心=警察官)の立ち入りは出来なかった。今の外国の「大使館」の「治外法権」のようなものだ。同じことは「寺社(神社仏閣)」も同様であり、「寺社奉行」の許可がなければ町方の役人は犯罪捜査に入れなかった。これを「支配違い」と呼ぶ。同じ江戸の中で、大名を監督(不正がないかを探索)する「大目付」、旗本、御家人を管轄する「目付」、そして寺社を管理監督する「寺社奉行」、一般市民には「町奉行所」が対応していて支配形態は複雑な形になっていた。まあ、それぞれが警察の役割を担っているが、担当が違う、支配違いということになる。更に自治権のある藩(独立国家)の連合体の上に君臨していたのが「徳川幕府」だったのだ。それも京都の「朝廷」から政治を任せられた「征夷大将軍」という「錦の御旗」を頂いていただけで、実態は連合体の盟主ということだった。大坂城が落城した後、戦らしい戦があったのは、「天草の乱」だが、これなども幕府からは旗本が大将格が出て行って、実際の戦いは地元九州の諸大名が兵士を派遣して、連合軍として切支丹と戦った。別に将軍が出て行って戦った訳でもない。幕府の領地は「直轄地」として「天領」と呼ばれ、幕府の役人である「勘定奉行」の差配下にあり、「代官」を派遣して管理し、年貢米が主な収入だったから、普通の大名と支配形態は余り変わらない。また、「旗本」も幕府より領地を与えられていて、同じく代官を派遣して年貢を得ていた。「御家人」と呼ばれる旗本より一段と低い身分のものは、天領からのあがりを幕府から与えられていたので「給料」と同じだった。だから幕府は将軍を頂点とする「サラリーマン組織」だったといっても過言ではないだろう。

「江戸の面積と人口比」
さて、それでは江戸にはどのような人たちがどの程度住んでいたのか?ということだが、享保10年(1725年)というから八代将軍吉宗の時代だが、凡そ「江戸には100万人」の人がおり、その内、武士が66%、町人が12?13%、寺社が15%、その他6?7%だという資料が残っている。土地の面積では、「武家地が6割、町人の町屋が2割、寺社がこれも2割」ということで、圧倒的に武家の町が江戸だった。当時の「世界の大都市は、ロンドンが80万人、パリが70万人、北京が100万人」とだったと言われている。アメリカなどはまだ独立前だから、多分ボストン辺りが大都市だったのではなかろうか?驚くのは明治初期、廃藩置県が行われると地方から来ていた武士たちは帰国してしまうから、「東京」の人口は激減して60万人程度になってしまったらしい。その後、新政府が発足して徐々に旧江戸、東京は発展していくのだが。因みに18世紀初頭は大坂・京都がそれぞれ30万人、名古屋が12万人程度の人口だったらしい。

「手前勝手世界食物語、第306」

「アロッサ」
6月の末からの「大人の休日倶楽部」での「食の旅」を終えて、一休み、東京に戻り、いつも通りの生活がまた戻ってきた。そこで「ニュージーランドの海と大地の恵みに舌鼓」と書かれていた広告を見て、銀座2丁目の「アロッサ」という店に行って見た。ワインがボトル@3800円と銀座では比較的リーズナブルな価格だった。そして「ニュージーランド産のラム肉」を食べてみた。その他、ニュージーランドの子牛のステーキなども美味しそうだった。意外と小さな店であっという間に満席状態になった。白ワインを飲みながら、ラム肉を食べたが、店員が少なく、サービスに時間が掛かるという難点はあったが、味も問題なし、価格も問題なし、もう一度行って観たい店でした。ラム肉はこれも子供のラムということだったが、柔らかく、臭みも少なく、満足できました。ラム肉と言うのは羊の肉だが、これが宗教的な問題が最も少なく、世界中どこの人たちにも食べられているが、意外に日本では少ないようだ。アラブでも豚は食べないが、ラム肉は食べる。インドでも牛は食べないが、ラム肉は食べる。中国でも「火鍋」で食べる。ラム肉は宗教上のトラブルがない食べ物の一つといえよう。
以上、酷暑の東京から勢古口がお送りしました。

「タイカレーが流行っているらしい」

暑い夏には「カレー」だとばかり、今「タイカレー」が流行っているという。それも「缶詰」で販売されていて、缶を開けて暖めるだけで食べられるという。白いご飯でもよし、具をそのまま食べてもよし、と手軽なのが受けて、且つ食欲が落ちる夏に「辛い」カレーで健康管理という訳らしい。いつも行くタイ料理店「シャム」では辛い地元料理が食べられるが、私は肉と野菜、それに魚中心で食べているので、カレーは食べたことがなり。一番感動したカレーはシンガポールで食べた「フィッシュ・カレー」だった。一匹丸ごと入った魚とカレーは実に美味かった。外の暑さから逃れて冷房の効いたレストランに入り、シンガポール名物のフィッシュ・カレーを食べたが、汗を掻きながら辛いカレーを食べれば、本当の南国気分を満喫できるというもの。それにしても「タイカレー」を「缶詰」にしたのは偉いね。それも日本のメーカーの製品なのだから。

「臨海部の発展」

朝、愛犬の散歩で豊洲からモノレール「ゆりかもめ」に沿って歩くと、途中、「住宅展示場」の先にテンポラリーな遊戯施設「SORA スタジオ」というのが出来ていた。パイプを組み合わせてもので、「3D迷路」や「空中遊泳」とか兎に角色々な遊具があり、9月初めまでオープンしていると言う。さてこの辺り、近くでは大型マンションの工事が続々と行われていて、「豊洲」から「東雲(しののめ)、有明」、そしてお台場等の「臨海部」へと続くのだが、超高層マンションの建築ラッシュだ。東日本大震災でこの辺の一部に「液状化」が見られたが、浦安ほどではなく、被害も殆どなかったからなのだろうか?まあ都心に近いというメリットは確かにあるし、交通の便もよいからこれからも益々マンション建設は続くのだろう。

2013年の映画のお話し
映画「銀魂 完結編」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119作目)
これはなんだ!訳の分からないアニメでした。ちょっと叔父さんには付いていけないお話しなあ!

映画「スタンリーの弁当箱」(銀座シネスィッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年120作目)
ムンバイの少年スタンリーは昼食のお弁当を学校に持っていけなかった。その理由は?学校で起きる弁当を巡る問題で苦境に立たされるスタンリー少年。本当の理由はなんだったのか?感動の映画です。

映画「ベルリン・ファイル」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年121作目)
北朝鮮の工作員と南の諜報員との戦いに、イスラエルのモサドやアラブの過激派が加わっての大活劇でした。

日経新聞7月19日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価では、「風立ちぬ」が5つ星、「クロワッサンで朝食を」が4つ星、「最後のマイウェイ」が3つ星、「爆心、長崎の空」が3つ星、「シャニダールの花」が3つ星、「ショート・ピース」が3つ星、「ャ激Cユのこどもたち」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」

「シノプスシ228」
「還暦」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年215冊目)「塩谷隼人江戸常勤記」シリーズ第1弾

「白虎の剣」(佐伯 泰英 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年216冊目)「長崎絵師通吏辰次郎」シリーズ第2弾

「南蛮の罠」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年217冊目)「若さま同心 徳川竜之助」シリーズ第4弾

「御当家七代お祟り垂キ」(佐藤 雅美 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年218冊目)「半次捕物控」シリーズ第4弾

「極楽日和」(今井 絵美子 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年219冊目)「立場茶屋おりき」シリーズ第15弾

「若殿討ち」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年220冊目)「鳥見役京四郎裏御用」シリーズ第5弾

いよいよ夏本番!

「J  REPORT 2013 7月第4週号」
「リタイアメント・ノート 5年1ヶ月目」、
「VOL。803 SINCE AUG.12th、1983」
「墨田川に夏が来た」
隅田川の河口付近を「遊覧船」が走って行く。話しは違うが、先日訪れた函館周辺では「海霧」が出ていたが、どうやらオホーツク海から続く海の海水温は20度前後で、海面上の空気の温度が25度以上になっているので、霧が発生するらしい。もう各地で「海開き」も行われて、「海水浴」も大賑わいで正に「夏本番」というところだろう。流石に35度を超えると身体も堪える。東京は「ディズニーリゾート」で30周年記念の「水」をテーマにした催し物が人気だとかで連日テレビで放送しているが、暑さには水か、なるほどね。まだ7月だというのにこの暑さだから、本当に参ります。今年は梅雨明けが早かったからといって、果たして夏も早く終えるということにはならないだろうに。隅田川沿いの「吾妻橋船着場」を墨田区が民間に開放したという。定期観光船や羽田空港行きなども発着して活況を呈しているらしい。