「今年の食」

「手前勝手世界食物語、第357号」
「今年の食」
写真は数寄屋橋の「銀座ファイブ」の地下にできた「俺のそば」の店の前にあるクリスマスツリーだ。この「俺」のシリーズの店が銀座に沢山出来た。これに合わせて立ち食いのステーキの店なども大流行だ。今年は特に美味しかったと思ったのはやはり生ものだろう。佐賀武雄温泉「まねき鮨」、北九州小倉「もり田」、札幌すすき野「ひょうたん」、函館「美な味」の鮨は美味かった。そして利尻礼文の「生ウニ」も良かった。海外で食べた料理はどれも味が濃過ぎて感心しなかったが、アイルランドの「フィッシュ&チップス」は例外的に美味かった。後、仮に15年生きるとして、365日x15年で5475だ。毎日一食づつ美味しいものを食べても、5000回ちょっとしかチャンスはないのが人生だ。生きている間に美味しいものを食べよう。来年も頑張って食べるぞ!!!!
以上、年の瀬の東京から勢古口がお送りしました。

「今年の旅」

「今年の旅」
遂に海外旅行で「60カ国目」を達成した。友人は既に70カ国に近いと聞き、まだまだだと思っている。今年の旅も色々と感動的なことがあったが、2度目の訪問になった「トルコ」でその歴史の永さに改めて感動させられた。「ノアの箱舟」の発掘が行われていたり、と今後が楽しみだ。ヨーロッパにはトルコを含めて5回行った。大半が田舎で緑の平原や山林、農地ばかり見て来た。インドは10年経ったらもう一度行って見たい。国内も色々な旅だったが、冬の能登の棚田の電飾が美しかった。日本にも観足りていない場所が沢山ある。そろそろ軸足を海外から国内に向ける時なのかも知れない。

「穴八幡神社の一陽来複(いちようらいふく)御守」
22日の「冬至」の日は早稲田にある穴八幡を訪れた。有名な「一陽来複御守」を貰うためだった。凄い人だ。並びに並んで結果として1時間20分で漸く買い求めることが出来た。この御守は「冬至」「大晦日」「節分」の3日間の真夜中12時に指定の方向に向けて家の中に貼る必要がある。「金銀融通」の御札とも言われていて、縁起のよい御守なのだ。私は冬至の夜に貼った。家族全員に配った。

「今年の本」

「今年の本」
本も300冊以上読んだ。まだ買い求めただけで読んでいない本が自宅には50冊以上ある。一番面白かったのは、2013年の本屋大賞を得た百田尚樹氏の「海賊とよばれた男」だった。
写真は銀座通りの「御木本」の「クリスマスツリー」だ。今年で最後になるというツリーに人々がカメラを向けていた。

「中国と韓国」
好感度のない国として日本人から嫌われている国だが、面白いことがある。例えば韓国の十大財閥でGDPの76%だというが、要は少数の企業に国内市場を独占させて国内で利益を上げさせて体力を付けさせ、海外進出するというものだ。基本は国内独占だ。同じことは中国の国営企業も同様で少数企業に国内市場を占拠させて巨大化させるという手法だ。日本のように競争が激しく、まず国内での生き残りの戦いをしながら、海外戦略を練るというようなものでない。まあ、民衆の不満がどこまで抑えられるか?が政権の課題だ。韓国は民衆がいつまで耐えられるか、同様中国も共産党一党支配がいつまで続けられるのか?2014年はそれらが象徴的に現れた年だった。韓国では事故やナッツリターンで、また中国では汚職撲滅という形でだった。果たして2015年はどうなるのだろうか?

「子供への虐待」
なんで自分の子供を虐待出来るのだろう? 私には理解出来ない。今年も本当に子供の虐待による死亡が多かった。多分理解出来ないのは私だけではないだろう。子供をなんだと思っているのだろうか?だいたいが若い母親が父親ではない別の男性と同居や再婚したケースが虐待に至ることが多いが、母親の年齢が非常に若い。10代で妊娠出産し、自分自身が子供のままに親になってしまったのだろうか? 3歳やそこらの子供に善悪の判断など出切る訳がない。泣き止まないからと言って虐待するのはどういう感覚なのか? 親の愛情とはどこに行ってしまったのだろうか? 今の日本で一番必要なのはもう一度家族とは何か?と問うことではないだろうか。

「今年の映画」

「今年の映画」
写真は二つの映画館、合計5つのスクリーンがある「有楽町マリオン」の開放通路を上から観たものだ。今年も200本を越える映画を観た。今年の一番の特徴は「インド映画、いよいよ日本進出」だろう。世界で最も沢山映画が製作されている国がインドだ。そこから今年は中々よい映画がやって来た。私が5つ星を付けた「バルフィー」「マダム・マロリーの魔法のスパイス」、4つ星を付けた「マダム・イン・ニューヨーク」「めぐり逢わせのお弁当」等々があった。ハリウッドの大作もよいが、各国それぞれにいい映画があったと思う。日本映画はそれに比べるとちょっと残念な年だった。興行的には「アナと雪の女王」がブームだったが、あれは子供向きで歌が良かったから流行ったのだろうと思っている。

「2014年の映画のお話し」
映画「ホビット 戦いのゆくえ」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年210目)
インドでも放映されていたが、これも大作だ。面白いが、次に続く展開もありそうで、更にシリーズは続くのだろう。架空の物語だが、今回は現代が5つの戦いとあるので、実は5つの軍隊が戦う。確かに戦闘シーンは凄い。

映画「私の恋活ダイアリー」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年211目)
イスラエルの女性映画監督60歳のインターネットでの恋活生活だ。全て実生活を持ち運べるカメラで写している。実話も実話だ。60歳になっても男を求める姿には驚かされる。コンドームを用意して旅に出るが必要はあるのか?エイズに対する対策だとか。

映画「ガガーリン」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年212目)
人類史上初めての友人宇宙飛行を成し遂げたガガーリンとソ連のスタッフたちの姿を描く感動作。彼の父親が面白い。

映画「ベイマックス」(TC有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年213目)
サンフラン・ソーキョーという架空の街(サンフランシスコと東京の合体の名)で兄が作った介護ロボット「ベイマックス」とヒロの活躍を描く。流石ディズニーだ。そつがない。

映画「バンクーバーの朝日」(TC日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年214目)
期待外れだった。太平洋戦争前のカナダはバンクーバーで日系移民の野球チーム「朝日」の活躍を描くのだが、ちょっと長過ぎだ。テンポがないから詰まらなくなってしまう。映画監督は誰だ。センスない。

12月26日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「毛皮のヴィーナス」が4つ星、「百円の恋」が4つ星、「真夜中の五分前」が3つ星、「サンバ」が3つ星、「海月姫」が2つ星、「天空からの招待状」が3つ星、「みんなのアムステルダム国立美術館へ」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」「バルフィー」「柘榴坂の仇討ち」「マダム・マロリーの魔法のスパイス」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」「めぐり逢わせのお弁当」「フライト・ゲーム」「イン・ザ・ヒーロー」「ジャージー・ボーイ」「ひぐらしノ記」「ミリオンダラー・アーム」「祝宴!シェフ」「トワイライト ささらさら」「天才スピヴェット」「西遊記 はじまりのはじまり」「ストックホルムでワルツを」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)、第7回目は北海道(8月=3度目の利尻礼文)、第8回目は長野と花巻(10月)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)、デンマーク(58)、ノールウェイ、スウェーデン(59)フィンランドの北欧4カ国(8月、58&59カ国目)、5度目のイタリア(9月)、X度目の香港(12月)、インド(12月、60カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年5回目」

「2014 本の記憶シリーズ」
「科野秘帖」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年309冊目)「風の市兵衛」シリーズ第14弾

「合縁奇縁」(岡本 さとる 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年310冊目)「取次屋栄三」シリーズ第14弾

「駿府の裏芝居」(鈴木 英治 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年311冊目)「若殿八方破れ」シリーズ第9弾

「島帰り」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年312冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第22弾

「ぶっとび大名」(沖田 正午 著)二見文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年313冊目)「殿さま商売人」シリーズ第2弾

「遺臣」(上田 秀人 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年314冊目)「百万石の留守居役」シリーズ第4弾

「夢に見た娑婆」(佐藤 雅美 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年315冊目)「縮尻鏡三郎」シリーズ第7弾

「さよなら、2014」

「J  REPORT 2014 12月第5週」
「リタイアメント・ノート 6年6ヶ月目」、
「VOL。879 SINCE AUG.12th、1983」
「さよなら、2014」&「ようこそ、2015」
「今年を総括します」
写真は年末の「銀座通り」だ。景気もいいのだろうか?忘年会があちこちで行われていて予約なしで店に行くと断られることもある。銀座は今、「再開発ブーム」と言えるだろう。古いビルがどんどん壊され、建て替えの真っ最中だ。そこを「中国人たち」が闊歩している。銀座は正に「外国人」に占領されてしまったかの如くだ。既に今年の外国人の訪日客数が1300万人を越えたという。銀座もその恩恵を得ているのだろう。どのデパートにも外国人観光客が沢山いる。円安もあり「買い物天国日本」なのだろう。羽田空港の利用者が年間7000万人を超えるという。羽田発の海外便が増えたことにもよるらしいが、便利なのはありがたい。株価もNY市場では18,000ドルを超えたし、日経平均も17,800円超えと活況だ。原油が下がった分、ロシアや新興国の通貨の下落が目立つし、円安も予想外のところまで来た。日本のファンダメンタルから考えて行き過ぎの円安ではないかと私は思っているが、ドル預金する気はない。

「あれから10年、20年、50年」
スマトラ沖地震から10年が経った。20万人もの人が亡くなった大惨事だった。また20年前には阪神地区を大震災が襲った。日本は本当に自然災害の多い国だ。火山噴火で命を落とした人たち、水害、土砂災害でも多数の人命が失われた。そんな日本列島に住む私たちだが、これも数千年に亘り続く伝統の中で生き続けるための試練なのかも知れない。我々は常に自然災害に襲われるという心構えを忘れることなく、準備をしておくしかない。50年前には東京オリンピックだった。あっという間の50年だった。それでも少しは進歩したのだろうか。

「食、あれこれ」

「手前勝手世界食物語、第356号」
「食、あれこれ」
蒙古鍋というのを食べた。結論からすると来年の干支「羊肉」のシャブシャブだった。注文違いをしてしまい、羊しか食べられなかった。まあ私は羊は決して嫌いではないので問題はなかった。有楽町マリオンの前にある「ニュートーキョービル」が来年2月で営業を停止し、壊され、数年後に新しく立て直されるという。困った。愛用していた地下の店「VINO VITA」がそれだ。食べ放題、飲み放題で3000円台と格安なのだ。それもイタリアンをベースにして野菜が食べ放題が一番良かった。残念だ。新しい店を探さないと駄目だが、あるのかなあ?野菜が食べ放題は夏場の野菜の高い時期に本当に助かりました。お世話になりました。2月までせいぜい利用させて頂きます。話しは変わりますが、ニュートーキョービルには映画館の「TOHOCINEMAS有楽座」や他にも飲食店が多数ある。屋上ビアガーデンもある。さて皆さんどこに移転するのだろうか?
写真は明け方、愛犬の散歩の時に見た三日月ですが、手振れで満月になってしまいました。この時東京の気温は0度でした。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「船宿」

「船宿」
江戸は水運の街でもあった。大川(隅田川)を挟んで沢山の運河があり、川があり、荷や人が船で運ばれた。そんなタクシーのような船を使って営業していたのが「船宿」と呼ばれるものだった。旅館とタクシーの待合所を兼ね備えた宿屋だった。食事も出来、場合によっては泊まれて、猪牙船(ちょきぶね)に乗ることが出来た。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?66」
「直参と陪臣」
江戸幕府のトップは勿論「将軍」である。将軍の部下が「直参」である。これは直属の部下と言う意味だ。その中から1万石以上の直参が「大名」で、1万石以下100以上が「旗本」、それ以下が「御家人」だった。だから各地にいる大名も基本的には将軍の部下だった。また「陪臣」とは直参の部下を将軍から見た場合に言った。家康によって御三家の「付け家老」として出された直参もそれ以降は陪臣となってしまった。将軍直属か、否かは大きく違っていた。付け家老というのは御三家を守るために家康が信頼の置ける有能な部下を出し、家康の息子達の面倒を見させた家老職だ。

「譜代大名」と「外様大名」
同じ将軍直参の大名でも、三河以来の直参は「譜代大名」であり、その後直参になったのを「外様大名」と区別していた。やはり家康が戦国大名として立ち上がった三河の地でその当時からの部下だったのは優遇されたということだろう。譜代大名の中から「老中」が選ばれる。外様は決して老中にはなれなかった。政治の表舞台で実施的な政権を運用するのが老中だから譜代大名は皆がこれを目指した。

「年賀状」

「私の履歴書」が面白い
毎日新聞を広げて読む時に最終ページにある日経新聞朝刊「私の履歴書」が久々に面白い。コメディアンの「欽ちゃん」こと「萩本欽一」氏の物語だ。若手時代の苦労話は本当に面白い。人間なにをするにも努力、苦労があるんだなあと感心させられた。

「年賀状」
今年も年賀状作成の季節になった。今年は私はちょっと少な目の200枚強だった。昨年は300枚ほど作ったが、受け取った数はもっと少なかったので今年は昨年送ってくれた人にのみ送ることとした。年々数が減ってくる。一年に一度しか音信のない人もおられるので非常に淋しい思いをすることがある。そんな年末の気分にそろそろなってきた。孫娘からクリスマスプレゼントのリクエストが来た。買いに行かなくちゃ。

「インドの食べ物」

「インドの食べ物」
同じカレー料理ばかりで具材が違う程度だったので飽きてしまったインド料理(北インド)だったが、朝食べた「スープ」は楽しみだった。「サンバール」という名前のスープだったが、酸味と辛味が丁度マッチしていて毎朝2杯づつ飲んでいた。どのホテルでも朝食には必ず付いていたスープだった。それにしてもインド料理は美味しくなかった。まあマハラジャが食べる料理は美味しいのかも知れないが、我々にはカレー味だけが印象的でその具材の乏しさも含めて不味い料理だった。

「2014年の映画のお話し」
映画「ストックホルムでワルツを」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年204目)
実在したスウェーデンの美人歌手のお話し。スウェーデンの田舎町に住む電話交換手であり両親と共に一人娘と住む女性が歌手となり、ジャズをスウェーデン語で歌うことでヒットを飛ばすその半生の成功と挫折を描く。いい映画でした。

映画「神は死んだのか」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年205目)
無神主義者の哲学教授に挑む熱心なキリスト教徒の青年の信仰心を描く。神はいるのか?いないのか?アメリカの大学で本当にあった話しだった。

映画「ザ・ラスト・ナルト」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年206目)
人気アニメの映画化。

映画「おやすみなさいを言いたくて」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207目)
著名な報道写真家の女性。テロや戦争を恐れず現場に訪れる彼女は家族と仕事の狭間で悩む。信念を貫くのか、それとも家族愛を求めるのか、彼女は悩む。

映画「ザ・レイド GOKUDO」(銀座TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年208目)
東南アジアのどこかの国。車は左側通行、街には雪も降る。まあどこだか分からないが、この街でマフィやというかやくざというか、兎に角地元の2勢力、日本人の1勢力が争うというもの。殺し殺され殺し合う。殺伐としたヤクザの世界だ。

映画「毛皮のヴィーナス」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年209目)
不可思議な映画だった。出演者はたった二人。劇場でのオーディションに遅れた女優と演出家が二人だけで劇を演技し始めると、その内立場が逆転し演出家は奴隷になってしまうのだ。二人の間の駆け引きが見所か?しかしよくい分からない映画だった。高等趣味過ぎて理解不能。

12月19日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「エレナの惑い」が4つ星、「マップ・トゥ・ザ・スターズ」が3つ星、「バンクーバーの朝日」が3つ星、「ベイマックス」が3つ星、「ホビット 決戦のゆくえ」が3つ星、「暮れ逢い」が2つ星、「自由が丘で」が4つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」「バルフィー」「柘榴坂の仇討ち」「マダム・マロリーの魔法のスパイス」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」「めぐり逢わせのお弁当」「フライト・ゲーム」「イン・ザ・ヒーロー」「ジャージー・ボーイ」「ひぐらしノ記」「ミリオンダラー・アーム」「祝宴!シェフ」「トワイライト ささらさら」「天才スピヴェット」「西遊記 はじまりのはじまり」「ストックホルムでワルツを」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)、第7回目は北海道(8月=3度目の利尻礼文)、第8回目は長野と花巻(10月)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)、デンマーク(58)、ノールウェイ、スウェーデン(59)フィンランドの北欧4カ国(8月、58&59カ国目)、5度目のイタリア(9月)、X度目の香港(12月)、インド(12月、60カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年5回目」

「2014 本の記憶シリーズ」
「雪姿」(藤原 緋沙子 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年305冊目)「藍染袴お匙帖」シリーズ第10弾

「幽霊の春」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年306冊目)「新若さま同心 徳川竜之助」シリーズ第8弾

「失意ノ方」(佐伯 泰英 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年307冊目)「居眠り磐音江戸双紙」シリーズ第47弾

「紐育の怪物たち」(波多野 望 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年308冊目)「銭の戦争」シリーズ第7弾

「初めてのインドの旅、後記」

「J  REPORT 2014 12月第4週」
「リタイアメント・ノート 6年6ヶ月目」、
「VOL。878 SINCE AUG.12th、1983」
「初めてのインドの旅、後記」
物価を考えてみた。訪れたのはデリーのショッピングモール、IT企業が集まっている地区にあった。日曜日の夕方とあって非常に混雑していたが、皆服装はお洒落だ。女性は殆どがジーパン姿だ。さて、流石にこのショッピングモールは中産階級以上の人たちが来ているから、デリーの中でも物価が高いという。「マック」もあった。但し商品は2つ。「野菜を丸めてフライにしたもの」と「チキンを丸めてフライにしたもの」をハンバーグ風に挟んであるものだけだった。値段は不明。というのもこのフードコートだが、精算所があり、事前にチケットを買い求めてから店に並ぶシステムだった。映画館もあった。これも料金は不明。「インターステラー」もやっていた。ステーキハウスもあったから、宗教が違えば牛肉も食べる人がいるということだ。ちょっとしゃれたミニスーパーに入ったら、キャベツ1個100円、薄切りの四角い食パンが2枚で100円、オリーブオイル1L800円、中国産リンゴ1kg700円でした。高いか安いかの判断はお任せします。庶民の価格ではないだろう。

「改めて交通事情」
ミニ三輪タクシーの乗客定員は?乗れるだけ。最大多分10人位は乗る、或いはしがみ付くといった感じかな?1990年に初めて行ったイタリアのローマで恐ろしい地元の人の運転に驚いたが、それ以来の驚きだった。中国と一緒だ。運転は民度を現しているのかも知れない。日本も昔は1万人の交通事故の死者がいたが、インドはその10倍の人口だから、10万人位の死者がいるかも知れないと思うと恐ろしい。

写真はヒンドゥー教の最高の神「シバ神」だ。国民の90%はヒンドゥー教徒らしいし、熱心な宗教心を持っているようだ。さてインドの治安はどうなのだろうか?ホテルやショッピングモール、観光地、全てでセキュリティーチェックは厳しい。ムンバイでのテロもあったからだろうが、イスラムとの争いは衰えていないのだろう。