「ケヴァブチェ」

「手前勝手世界食物語、第377号」
「ケヴァブチェ」
ブルガリアのプロヴディフは琴欧洲関の故郷の近くの町だと申し上げたが、このブルガリア第2の都市で食べたのが「ケヴァブチェ」というものだった。ここバルカン半島はトルコにも近く、オスマントルコの影響を色濃く残しているので、この料理もトルコのケヴァブに似たものだった。挽き肉を棒状にして焼いてあったが、香辛料が既に練り込められていて香ばしく美味しかった。ブルガリアやルーマニアでは美味しいと思える料理には巡り合わなかった。まあヨーロッパ最貧国である両国では物価は安いが、美味しいものは食べられないのだろう。スーパー等の店頭には商品は沢山あり、物不足ということではないが、不思議にヨーグルトはあるものの、牛乳は殆ど出てこなかった。牛乳からはヨーグルトを始めとする乳製品の加工品になるのだろう。
以上、夏バテ気味で疲労困憊している勢古口が東京からお送りしました。

「コウノトリ」

「コウノトリ」
ブルガリアのエタルという町で「コウノトリ」が巣を作っているのを観た。民家の煙突の上に巣を作り、そこで子育てをしているとのことだが、コウノトリを観たのは初めてだった。それにしてもブルガリアは暑かったが、数百キロしか離れていないルーマニアが涼しかったのには驚かされた。それとブルガリアの首都ソフィアから約150km離れた第二の都市「プロヴディフ」の近郊で相撲の琴欧洲関が育ったという話しを聞いた。ブルガリア語で「おはよう」は「ドブロ ウートロ」というらしい。ルーマニア語では「ブナ ディミニァーチャ」という。ツアコンの寺ちゃんが語学口座を開いて教えてくれた。現地の人との発音の差はあったが、それでも朝、現地語で挨拶するのは非常によいことだと思う。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?74」
久し振りの江戸時代の話しをしよう。
「札差」
幕府の直参の侍たち、所謂「蔵米取」たちは幕府から支給された米を自家用を別にして、残りを「札差」に売り渡す。この換金作業をする札差は手数料を取った。米から現金に換金された金子で直参は暮らしのやり繰りをした。但し、幕府の米は一括して蔵前の御蔵役所に集められ、札差は得意先の禄米分から手数料を引いた現金と自家用の米を直参の家に運んだ。この札差の得意先の直参を「札旦那」と呼んだという。また逆に札旦那は札差のことを「蔵宿」といった。

「棄損令」(きえんれい)
度々発せられた棄捐令とは? 「諸向御救いのため」として「旗本 御家人の新たな借入は、向こう20年間無利子、割賦とする」「旗本 御家人尾五年以下の借金は是も、無きものとする」「札差 両替商への返済には町会所への積立金を充てる」ことで、寛政元年(1789年)松平定信が出したもの。その後天保14年(1843年)には「無利子年賦返済令」が出され、これはこれまでの借金を全て無利子とし、元金の返済は20年とするというもの。これで旗本・御家人は喜んだものの、札差たちは怒り、それ以降武士に金を貸さなくなった。逆に武士は更に困窮したという。謂わば借金棒引きなのだから怒るのが当たり前だ。この措置で倒産した札差もいたらしい。

「3S会」

「3S会」
5月に3S会のスーさんと一緒にクロアチア他を旅し、5月末には3人で北東北を旅した。今回は私のブルガリア、ルーマニア旅行の報告会を開催した。場所は浦和の焼鳥屋。この店、安くて美味しいのでサラリーマンに大人気の店で私にとっては2度目の訪問だった。話しも盛り上がり、それでも浦和から東京に戻るのは上野―東京ラインが出来て、直接東京駅まで帰れるので助かった。これまでの40分以上から大幅に短縮されたので楽でした。

「犬も老化?」
最近愛犬「もも」が老化したのか、下の垂れ流しが酷い。13歳だから人間では70歳以上に相当するのか?よく分からないが、それにしても人間同様の老化現象なのだろうか?困ったものです。

「腕時計」

「腕時計」
私が持っている腕時計の一つが「ダンヒル」のものだ。1990年イギリス出張した折にダンヒルの本社で買い求めた古いものだ。気がついたら動かなくなっていたので、銀座のダンヒルの店に修理に持って行った。これまでも何度も分解修理やベルトの取替やらをしているが、兎に角金が掛かってしょうがない時計なのだ。店で見せたら裏の作業場に持っていって直ぐに戻ってきて、電池がないのではなく、リューズが引き出されていたので動かなかったと判明した。なんてことはない。お蔭でお金は掛からなくて助かった。

映画「HERO」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年117作目)
まあこんなものだろう。人気映画の続編だ。最近はテレビ局が作る映画が多い。これもその一つ。

映画「ターミネーター ジェネシス」(TC日劇にて)私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118作目)
年寄りの冷や水のような映画。ロボットが人類を撲滅してしまう近未来を防ぐため、過去にタイムスリップするというお話し。

映画「バケモノの子」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年118作目)
突然母が交通事故死してしまった9歳の男の子がバケモノの世界で武道の師匠につき、成長する姿を描く。師弟愛、父と息子との愛、バケモノと人間の不思議な関係がおもしろかった。アニメとしては面白い。

映画「インサイド・ヘッド」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119作目)
ミネソタからサンフランシスコに引っ越してきた少女とその家族。少女の頭の中にある5つの感情が次々と少女を動かす。家族愛が主題のアニメでした。

日経新聞7月24日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「野火」が4つ星、「お盆の弟」が4つ星、「共犯」が4つ星、「奇跡の2000マイル」が3つ星、「人生スイッチ」が3つ星、「奪還者」が3つ星、「ルンタ」が3つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は不老不死温泉(青森)、弘前城(青森)、釜石(岩手)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)でした。

「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「お艶の言い分」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年160冊目)「髪結の亭主」シリーズ第3弾

「誘爆」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年161冊目)

「徒目付の指」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年162冊目)「口入屋用心棒」シリーズ第31弾

「花の御殿」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年163冊目)「くらがり同心裁許帳」シリーズ第5弾

「世界壊滅計画」(波多野 聖 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年164冊目)「銭の戦争」シリーズ第9弾

「花の嵐」(辻堂 魁 著)コスミック文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年165冊目)「吟味方与力人情控」シリーズ第1弾

「どんど橋」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年166冊目)「剣客船頭」シリーズ第12弾

「武士の矜持」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年167冊目)「般若同心と変化小僧」シリーズ第10弾

「坂本竜馬がいた」

「J  REPORT 2015 7月第5週」
「リタイアメント・ノート 7年1ヶ月目」、
「VOL。909 SINCE AUG.12th、1983」
「坂本竜馬がいた」
94歳の叔父が亡くなった。私の母の兄だ。小さい頃祖父母と叔父達は札幌にいたので、冬休みや夏休みになると母と妹と共に度々叔父の家には訪れたことがある。札幌郊外の家では大きな山が目の前にあった。夏でも午後3時を過ぎると寒くなるのに横浜育ちの私は驚いたものだった。父が当時読売新聞で連載していて愛読していた小説「猿飛佐助」を切り抜いて送ってきてくれたこともあった。冬は家の前でスキーをした。どれもこれも懐かしい思い出だった。叔父達が東京に移り住んだのが品川だった。中学の頃もよく遊びに言った。いとこが4人いたので遊び相手として同世代だったので都合が良かった。そんな叔父が亡くなり、通夜に向う京浜急行の立会川の駅を降りたら「坂本竜馬」の像が立っていた。土佐藩の下屋敷がこの近くにあり、ペリーの来訪時に竜馬もその黒船を観にこの地に立ったという歴史的な場所らしい。

「ブカレスト郊外」

「ブカレスト郊外」
7月14日(火曜日)最終日
朝から雨模様だ。今日は午前中は自由行動なのでホテルの近くの公園に行く。上手い具合に雨は上がった。木々が美しい。湖もあるし、何かゆったりとした気分にさせてくれる。2時間ばかり探索をして一度ホテルに戻る。午後からは帰国の準備をしてブカレスト郊外の教会に行く。その庭から湖の対岸にチャウシェスクの別荘が見えた。今は誰も使用していないようだが、1989年反共産革命まではチャウシェスクが別荘として週末に訪れていたらしい。ルーマニアでは共産党支配時代に造られた巨大な建物ばかり見せられ唖然としていたが、自由を叫ぶ若者たちが沢山亡くなったことを知り、如何に自由が尊いかを痛感させられた。革命広場に集まった若者とそれを銃撃した軍や警察の人たちは今どこにいるのだろうか?今、まだ共産党が支配している中国や北朝鮮は今後どうなって行くのだろうか?隣国だけに非常に心配な思いをさせられた今回の旅でした。
以上、東欧から帰国した勢古口がお送りしました。

「向日葵」

「向日葵(ヒマワリ)」
ブルガリアもルーマニアも共に向日葵が沢山植えられていた。向日葵油を採るのだが、一面の向日葵畑は実に美しかった。聞いたところではブルガリアの現地ガイドの話しでは平均賃金は月額500ユーロとびっくりするほど低いという。ヨーロッパでも最貧国がブルガリアであるし、それだから琴欧洲らの力士が輩出されたのだろう。ハングリー精神がないと相撲では大成出来ない。M君の調査によれば、ブルガリアの平均年収は1万2千ドルでルーマニアは1万7千ドルということらしい。すると現地ガイドの話しと違うが、どうもこれらの国では裏経済があり、統計に出てこない部分がかなりありそうだとの説だ。ギリシャも統計で嘘を付いていたから、これはバルカン半島では当たり前なのかも知れなかった。
「ギリシャ危機とユーロ問題」
ギリシャ危機は何とか乗り切れそうだが、統一通貨「ユーロ」はやはり問題を含んでいたことが判明したといえよう。大体通貨が各国別だということはその国の国力が違うから通貨が違い、その差を補えるのが為替変動なのに、統一通貨にすれば国力の差を為替変動で補えきれない。即ち強いもの勝ちになってしまうのは自明の理だったのだが、理想と現実の差がこれほど明確に示されてしまえば、ユーロの先行きは不透明だといえよう。EUには入っているが、通貨はユーロを使わないで自国通貨でいるのは、イギリス、ノールウェイ、スウェーデン、デンマーク等だが、これが正しかったのかも知れない。ユーロは理想で終わるのだろうか?

「知り合った女性陣」

「知り合った女性陣」
今回の旅の参加者は21名、内夫婦はたったの一組。残りは単独か友人かだ。写真は旅友達3人組の女性陣と我が友人のM君だ。3人組はどこかの旅で偶然知り合い、その後都合が合えば一緒に旅しているという川崎の2人と浦和の1人。非常に気軽に付き合ってくれて途中からバスの席と食事の席をご一緒することになった。
「台風」
帰国したら台風がやってきた。ブルガリアは気温35度以上、ルーマニアは気温25度、しかし乾燥しているので木陰では涼しかった。だが日本は蒸し暑い。早速クーラーを入れて過ごすこととした。それにしても今年は台風が多い。雨台風のようだが、まだまだいくつ来ることか。

「馬車と少年」

「馬車と少年」
ルーマニアでは沢山の馬車を見た。田舎の道路を人と荷物を載せて走っていた。写真はガソリンスタンドに立ち寄った親子連れの子供の一人だ。父親と弟がガソリンスタンドに寄り、恐らく灯油と思われるものを買っていた。やはり田舎の人たちは貧しいのだろう。小型トラックも買えないから馬車なのだろうと勝手に想像した。

映画「チャイルド44」(TCみゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年113作目)
原作は数年前に読んだが、面白かったが映画化も面白かった。1953年のソ連で起きた少年連続殺人事件に、秘密警察や密告者が絡んで複雑化したお話し。ソ連時代に生きた人々の苦労や生き様がよく描かれていた。

映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(TC日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年114作目)
人工知能を持ったロボットが逆に人類を滅ぼそうとする。それを防ぐのがアベンジャーズだ。まあ動きの激しいで目が疲れた。

映画「フレンチアルプスで起きたこと」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年115作目)
スウェーデンの親子4人が冬のフレンチアルプスでスキーを楽しむ。ところが昼食中の屋外レストランを雪崩が襲う。夫が逃げたと詰め寄る妻。その後彼らの関係は微妙な軋みを生む。そして吹雪のゲレンデに出て行くのだが、果たして何が起こるのか?

映画「アリのままでいたい」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年116作目)
アリの目線で見た昆虫等の世界を描いたもの。面白かった。

日経新聞7月10日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「チャイルド44」が4つ星、「ルック・オブ・サイレンス」が4つ星、「ターミネーター ジェネシス」が2つ星、「ボヴァリー夫人とパン屋」が3つ星、「踊るアイラブユ」が2つ星、「ゾンビーバー」が3つ星、「リアル鬼ごっこ」が2つ星でした。
日経新聞7月17日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「サイの季節」が4つ星、「バケモノの子」が3つ星、「チャップリンからの贈りもの」が3つ星、「インサイド・ヘッド」が3つ星、「犬どろぼう完全計画」が3つ星、「海のふた」が3つ星、「戦場ぬ止め」が4つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」
「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」
「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は不老不死温泉(青森)、弘前城(青森)、釜石(岩手)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)でした。

「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「お情け戸塚宿」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154冊目)「仇討ち東海道」シリーズ第1弾

「夕影」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年155冊目)「風の市兵衛」シリーズ第15弾

「鮫島の貌」(大沢 在昌 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年156冊目)

「確証」(今野 敏 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年157冊目)

「酔狂の剣」(鳥羽 亮 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年158冊目)「八丁堀剣客同心」シリーズ第17弾

「黒羽」(誉田 哲也 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年159冊目)

「ブルガリア、ルーマニアの旅、後記」

「J  REPORT 2015 7月第4週」
「リタイアメント・ノート 7年1ヶ月目」、
「VOL。908 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦61、東欧の旅」
「ブルガリア、ルーマニアの旅、後記」
「ドラキュラ」
ルーマニアでは何といっても「ドラキュラ」の姿があちこちで見られる。この写真もその一つ。モデルとなった人物の顔だ。彼はこの地域の支配者としてオスマントルコ軍と戦った。そしてトルコ軍捕虜に対するその残酷な処刑が人々に恐れられ、やがてドラキュラと言う小説に描かれるようになったという。作家はアイルランドの人だから、実際にはモデルに会ったこともなかったろう。アイルランドに伝えられた残酷さがあの小説を作らせたということだろう。
ところで前回の「907号」でルーマニアの首都ブカレストを謝ってベオグラードと誤記していたことを指摘されました。疲れた頭でタイプしていたために間違えました。すみませんでした。正しくは「ブカレスト」です。