「J REPORT 2024 9月第4週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1383 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。
最近集中力が大幅に減少しており、文書を書くのにも苦労する次第です。どうか拙い文でお許しください。
「人生は旅の如く第22回目、2012年第4話、5月のアメリカ西部にて」
広大なアメリカの西半分にある15箇所の国立公園を15日間で回るという強行ツアーに参加した。少なくとも一日で1箇所は廻る訳だから、バスでの移動が大半だ。サンフランシスコからソルトレークシティーに入ってからはバスに乗り詰めだったと記憶している。イエローストーンではバッファローを観て、間欠泉を観たりして、南部に移動し砂漠を巡り、西部劇の駅馬車の撮影場所を巡ったりと忙しかった。ジョン・ウェインやジョン・フォード監督の足跡を辿った。
気が付いたことがあった。アメリカで高速道路を走っていて次の目的地までの距離がマイルで表示されているとすると。その数字をそのまま分に変えるとそれが到着時間になるという不思議だ。通常1マイルは1.6kmだ。それは時速60マイル=約100kmで走っている時の速さに相当する。即ち、A地点からからB地点まで100マイルあったとすると、AからBまでは約100分で行くということになる。60マイルが100kmに相当するからそういう「計算が出来るのだ。良く考えて計算してみてください。間違いありません。
兎に角強行軍の工程だが、流石歴史のないアメリカには自然は山ほど残っている。西部劇で出て来るような岩と平原と山、川が溢れていた。州境は直線で描かれているので4つの州がXのように一点で重なっているところもあり、また美しい山や雪、不思議な形の岩が目を楽しませてくれた。
野生動物が多く住む地域ではごみ捨てにも工夫がなされていて動物の力では開かないようになっていたりと感心させられた。やはり行った価値があったと言えよう。
最後は最も暑いと言われるデスバレーは海抜以下にある内陸の塩湖跡だ。ここも面白かった。自然に恵まれたアメリカを旅することが出来て本当に幸いだった。
ヨセミテ、ロッキーマウンテン、プライス・キャニオン、アーチーズ、グランド・ディートン、グランド・キャニオン、グレーシャー・ポイント等々を思い出すのでした。