「象牙の箸」

「手前勝手世界食物語、第341号」
「象牙の箸」
今から40年近く前、初めて香港を訪れた時に買い求めたものに「象牙の箸」がある。私は今も自宅で使っているが、当時贋物で「鯨の骨」を使って作った箸を象牙と偽っていたものがあった。使っていると段々と黒くなるらしい。私の求めたのは本物の「象牙」で全く色も変わらないし、変化しないから重宝している。先日NHKテレビで「アフリカ象」の密猟の話しが報道されていた。次々と殺される象からは牙が持ち去られているという。生々しい象の死骸も出ていた。「ワシントン条約」で禁止されている象牙の取引は貧しい現地人には割りの良い内職なのだろう。私の場合はワシントン条約発効前だから許されたが、当然今は勿論輸入禁止だ。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「石川島今昔」

「石川島今昔」
永代橋の上から石川島佃島方面を観る。隅田川は永代橋の先で二つに流れが分かれる。そこにあるのが石川島と佃島だ。手前が「石川島」、IHIの名前の由来となった島だ。その後ろ側に「佃島」がある。今はご覧の通りの高層マンション群となってしまった。江戸時代、「石川島」には「人足寄場」が設けられていて軽犯罪者の厚生施設となっていた。ここで基本的には3年間働き、或いは技術を覚え、その後出所するという刑務所且つ更正施設の役割だったのだ。佃島の湿地帯を火盗盗賊改役長谷川平蔵が1790年に建議し埋め立てられたものだという石川島。石川島には嘗ての「石川島播磨重工業」で唯一残されたものがある。それは「石川島病院」だ。元々企業の病院として豊洲の東京ドックヤード内に設置されていたのが、移設されたものだ。幕末には幕府の海軍操船訓練所が設けられ勝海舟が責任者だったと聞く。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?51」
「江戸の盛り場」
江戸時代有名だった盛り場と言えば、「両国橋東西広小路」、「浅草寺境内の奥山」、「東叡山寛永寺門前の上野山下」の三ヶ所だったようだ。両国の広小路は既に何回かご説明したし、浅草の奥山は観音堂裏手にあり、今の六区のところだとお話した。寛永寺は徳川家の菩提寺の一つで、「上野山下」は今の上野広小路だろう。ここが幕末唯一江戸での戦闘があった場所で、ここから官軍が大砲を山へと打ち込んだところだろう。

「東京スカイツリー談義」

「一年を迎えた東京スカイツリー」
5月で漸く開業一年を迎えた東京スカイツリーだが、何と年間40日以上も風や雪、雨のために休業したという。そのためか、今年の大型連休中も予想以下の人出だったと聞く。登れないなら来た甲斐もなく、それならば並んでも入れるディズニーランドのほうが良いとのことだったらしい。天候の左右されるとは現代技術の粋を集めて建てられたタワーが情けない。私はこの1年に2回登った。やはり上は気持ちいい。

「中国と戦争か?」
またまた東支那海で中国と揉め事が起きた。自衛隊機への接近事件だ。挑発的な中国の行為はベトナムやフィリピンとの間でも起きている。一触即発の危機をわざと煽っているのが中国側であることは最早明白だ。いつの時代でも為政者のすることは同じだ。国内に問題を抱えると国民の目を海外に向けさせ内部の危機を忘れさせようとする。中国ほど国内に問題がある国はない。だから一方的に相手国が決して譲歩できないようなことを挑発的に行い一方的に自国の主張を公然と押し付ける。この国に論理に従うと、その内日本も植民地にされかねない。それほど恐ろしい国だといえよう。

「池の鴨」

「池の鴨夫婦」
最近入居が終わった晴海にある高層マンションの入口付近に水深の浅い池がある。そこで二組の鴨の夫婦が泳いでいた。羽根を休めていたというべきなのか?だってこの池には餌となる魚はいないからだ。このマンション、大手不動産会社が建てた50階建ての超高層マンションで目の前にレインボーブリッジ、お台場、そして東京湾が望める晴海の一番海側の場所だ。完成したのが一棟、建設中が一棟、建て始めたのが一棟と三棟が最終的には建つ。すぐ傍がオリンピックの選手村と競技場だから東京オリンピックが決った途端に人気が鰻登りとなり一気に完売したと聞く。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「オー・ファーザー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年85作目)
取りとめのない映画でした。荒唐無稽なお話し。

映画「ぼくたちの家族」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年86作目)
母親に脳腫瘍が見つかり余命1週間と言われた。夫と二人の息子ら家族はそれまで崩壊状態だったが、母の病気を期に纏まって行動し始めた。内容はいいのだが、結末がちょっと?

映画「マンデラ」(丸の内ルーブルにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)星★★★★(今年87作目)
昨年、訪れた南アでマンデラ氏が収監されていた島も観たので非常に感動した。
話しは変わるが、有楽町マリオンにあるこの劇場「丸の内ルーブル」が8月で閉館となる。東急系の映画館なのだが、日本橋にも新しい東宝系大型映画館がオープンしたし、単独での生き残りに見切りをつけたようだ。残念な結果だ。でもこれが映画業界の現状なのだろう。

映画「晴天の霹靂」(TOHOシネマ日本橋にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年88作目)
タイムワープした冴えないマジック師が1978年で自分の父と母に逢い、真実を知るという物語だが、感動した。取り敢えず今年一番の映画とした。大泉洋がいい。

映画「カニバル」(ユナイテッドシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年89作目)
スペインに住む洋服仕立て屋の男性は若い女性を殺して食べてしまうという恐ろしい男。狙われた女性たちは次々と殺されるのだが、一人の女性に恋をしてしまう。果たして結末は?

映画「ラスト・ベガス」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年90作目)
まあ馬鹿馬鹿しいと言ってしまえばそれだけだが、70歳を超えた叔父さんたち4人がラスベガスで繰り広げる珍道中。面白かった。

日経新聞5月30日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「罪の手ざわり」が4つ星、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」が4つ星、「M?MEN フューチャー&パシト」が3つ星、「ターニング・タイド」が3つ星、「ミスターGO!」が3つ星、「モンスターズ」が3つ星、「六月燈の三姉妹」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年3回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「仕掛け蔵」(藤井 邦夫 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年126冊目)「日溜り勘兵衛極意帖」シリーズ第2弾

「雀の涙」(稲葉 稔 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年127冊目)「影法師冥府おくり」シリーズ第3弾

「当らぬが八卦」(風野 真知雄 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年128冊目)「占い同心鬼堂民斉」シリーズ第1弾

「女難の相あり」(風野 真知雄 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年129冊目)「占い同心鬼堂民斉」シリーズ第2弾

「短夜の髪」(澤田 ふじ子 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年130冊目)

「ルーキー」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年131冊目)
「「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ第1弾

「殺人ライセンス」(今野 敏 著)実業之日本文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年132冊目)

「烏の森」(矢月 秀作 著)廣済堂文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年133冊目)

「安南からの刺客」(佐伯 泰英 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年134冊目)「新・古着屋総兵衛」シリーズ第8弾

「運動会シーズン」

「J  REPORT 2014 5月第5週」
「リタイアメント・ノート 5年11ヶ月目」、
「VOL。849 SINCE AUG.12th、1983」
「運動会シーズン」
「ワーッ」と大歓声が響き渡る。グラウンドでは「徒競走」の真っ最中だった。この小学校は私の子供たち3人も卒業した小学校だ。5月後半から6月前半、梅雨に入る前は「春の運動会シーズン」なのだそうだ。各地の小学・中学・高等学校で運動会が行われていた。勿論生徒だけでなく、父兄もたくさん詰めかけていた。昔のようにお昼ご飯を家族と一緒に食べることは無くなり、生徒達は教室に戻って食べるらしいが、いずれにしても運動会は楽しい。低学年のマスゲームや、学年別対抗リレー、玉入れ等々色々あるようだ。大昔のことで私も応援に出掛けた記憶がある。子供たちが一所懸命に頑張っている姿はいつ観ても美しい。

「本を売った」
年間300冊以上の本を買って読んでいる私。図書館で借りることはせず必ず新書を買っている。そこで溜まった本を売ることを思いつきインターネットで「BOOK OFF」に買取を手配した。宅配業者が自宅まで取りに来てくれてダンボール箱18箱分の文庫本を売った。中々入金しなかったが約2週間後振込みがあった。18箱で性格ではないが、多分1箱に40冊から50冊入っていたと思うから、合計で700冊から900冊はあっただろう。入金額は17,729円だった。結果は一冊20円から30円程度だった。大体文庫本は700円平均だから、下落率は凄いものだ。これを業者はいくらで売るのだろうか?ネットで調べてみたら買取業者はたくさんあったから、今後は別の業者を探してみよう。余りにも安いのでがっかりした私でした。

「久し振りの焼鳥」

「手前勝手世界食物語、第340号」
「久し振りの焼鳥」
低カロリーの焼鳥を食べたいなあと思ってネットで調べたら、以前よく行っていたチェーン店の支店が汐留にある事を知り行って見た。店の名は「燦鶏(さんけい)」。「飲み放題」は@1500円とちょっと高めだが、焼鳥は美味しい。きっと鶏がいいのだろう。「焼鳥盛り合わせ」5本セットを頼み、それと「燦鶏サラダ」というのを頼み焼酎水割りを飲んだ。鶏と言えば両国の「川崎」が美味しいが、このところ行っていない。この店、元力士が経営しているのだが、新鮮な鶏が美味しく、基本は「鳥ちゃんこ鍋」なのだが、鍋の前に鶏の「鳥わさ、焼鳥、つくね」を食べると丁度お腹が満足となる。場所中は日曜日でもやっているようだが、日曜休日はお休みなので行くには注意する必要がある。川崎でも鶏は本当に新鮮でないと美味くないとご主人から聞いたが、「熟成肉」が牛や豚では好まれているが、鶏だけは別なようだった。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「吉原を訪ねて2」

「江戸の庶民の生活は楽だったか?50」
「吉原を訪ねて2」
「五十間道」のS字の道路の先に「吉原大門」と掛かれた金属の柱が道路脇に二本立っていた。その横に説明版があった。所謂「吉原縁起」と言われるようなもので、ここ新吉原がどうして出来たのかというようなことだった。すぐ傍にいた中年男性が私に話し掛けてきた。「観光の方ですか?」「ええ、そんなものです」と答えたら「ソープランドなら紹介しますよ」と言われた。「いやいや、違います」と断った。考えてみればここ吉原は地名こそ「浅草」に変わっているが、元々ソープランドがたくさんある場所なのだ。見渡すと確かにソープランドだらけだ。まだ昼前だったが、そういった客に見られたのだろう。ぶらぶらと吉原の中を歩き、元の見返りの柳のところまで戻った。S字の道にして、直接「大門」を見えなくしたのには何か理由があったのだろうか?ここを昼から男の人たちが列をなして吉原に向ったのだろう。田舎から出てきたおのぼりさんも吉原見物と称して訪れ、田舎への土産話にしたという。「吉原大門」と書いて、ここでは「おおもん」と読む。一方「大門」を「だいもん」と読むのは、芝の増上寺の門のことで、今でも地下鉄の駅名で残っている。吉原では「おおもん」、増上寺では「だいもん」が正しい。

「豊洲市場」

「豊洲市場」
色々あったようだが、地盤改良が終了し、入札も無事終わって、工事もこの春から着工されていて、いまや重機が林立している工事現場が見える。先日永年の夢であった「虎ノ門」と「新橋」の間の道路が完成した。一部がビルの中を走るというものだが、これが汐留経由で隅田川河口の橋を二つ超えると「豊洲」に着く。そこが「新市場」なのだ。「東京オリンピック」の会場や選手村に隣接したこの道路は「豊洲市場」のメイン道路となるのだから、早く完成させてもらいたいものだ。写真の手前は高速道路豊洲出口なのだが、これまでは豊洲で降りるだけだったが、更に延伸して銀座方面にすぐに行けるように「勝鬨」までの延長工事も始められた。刻一刻と変化する豊洲でした。

「大相撲」

「大相撲」
両国の街が沸いている。ここのところ、人気が落ちていた大相撲だが、遠藤や鶴竜の活躍もあり、徐々にだが人気が復活してきている。両国の「国技館」は大入り満員が続いているようで、幟も勢い良くはためいていた。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「ニューヨーク冬物語」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年82作目)
お伽噺から恋愛からメルヘンまで何でもかんでも詰まった物語。感動しました。私はお薦めします。100年前の恋人の死から生かされて現代に生き残った男性がなぜ長い間生きてきたのかを探る。そしてその目的は最後の最後に分かる。

映画「花と蛇 ZERO」(銀座TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年83作目)
SM映画でした。観なければよかったと公開しています。木村拓一なので観たんだがな。

映画「闇金ウシジマくん Part2」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年83作目)
人気漫画の映画化らしいが、面白かった。主役の「山田孝之」の演技がやはりよい。彼は本当に素晴らしい俳優だ。

映画「野のなななのか」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年84作目)
3時間近い長い映画だった。大林宣彦監督作品。北海道芦別で一人の老人が92歳で死んだ。彼の過去、及び家族親戚の今昔を描く。テーマは死とは?生とは?戦争とは?を問うもの。題名の「なななのか」は「四十九日」のこと。台詞と台詞の間隔が殆どなく台詞が連発されていく不思議な映画でした。

日経新聞5月23日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ぼくたちの家族」が4つ星、「ディス/コネクト」が3つ星、「マンデラ/自由への長い道」が3つ星、「青天の霹靂」が3つ星、「学校の怪談 呪いの言葉」が3つ星、「オー・ファーザー」が3つ星、「サムボム」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第一回目は九州福岡と水俣(1月)、第二回目は能登(1月2月)。第三回目は長崎(三月)です。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★「今年3回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「焔月凄愴」(荒崎 一海 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年116冊目)「霞幻十郎無情剣」シリーズ第1弾

「き月こうこう」(荒崎 一海 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年117冊目)「霞幻十郎無情剣」シリーズ第2弾

「狐化粧」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第2弾

「嫁が君」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第3弾

「虎の尾」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年120冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第4弾

「幻の女」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年121冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第5弾

「赤頭巾」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年122冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第6弾

「女義士」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年123冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第7弾

「鬼花火」(和久田 正明 著)ハルキ社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124冊目)「死なない男・同心野火陣内」シリーズ第8弾

「矜持」(坂岡 真 著)光文社社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年125冊目)「鬼役」シリーズ第11弾

「ユニコーンズ」

「J  REPORT 2014 5月第5週」
「リタイアメント・ノート 5年11ヶ月目」、
「VOL。848 SINCE AUG.12th、1983」
「ユニコーンズ」
一時期、アメリカンフットボールで国立大学が全国制覇したことがあった。それが「京都大学」だった。選手のリクルートから始まって、練習にもプレーの作戦にも非常に高度な頭脳を使って勝ち取った栄冠だった。その「京都大学ギャングスターズ」を日吉の母校の陸上競技場に迎えての試合があった。母校のニックネームは「ユニコーンズ」所謂「一角獣」だ。この日、気温25度を超え、快晴だったが、少し強い風が吹いていた。コイントスによりキックオフを選択し、風上からのキックで試合は始まった。試合経過は別として母校が大勝した。56対7だったが、前半は圧倒的だった母校は、後半はちょっと油断をしたのか、一進一退となったが、結果は8本のタッチダウンを上げて勝利した。私自身、サラリーマン時代には殆ど現役の試合を観に行かなかったが、今年は早慶戦とこの試合の2試合を観て、美酒を浴びることが出来た。

「救急救命について」
NHKラジオで報じていたのでご紹介しよう。人が怪我か病気か事故で倒れた。まず「声掛け」して「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と肩を揺すりながら声掛けする。意識があるか、ないかを確かめる、次に周囲の人に指差しして指名し「119番通報」と「AEDを探して持参」の二つを依頼する。そして救急隊が来るまでの間、「人工呼吸」と「心臓マッサージ」を交後に繰り返す。人工呼吸2回に心臓マッサージ30回を繰り返す。最初の10分間が本当に大切だということだ。この10分後から蘇生率が大きく減るという。人工呼吸だが、身体を寝かせて仰向けにし、頭を下げ、気道を広げ、アゴを上げさせ、口を広げて、相手の口を包むように大きく息を吹き込む。これを2回。続けて心臓マッサージは乳首と乳首の丁度真ん中をまず片手を置き、その手のひらの上に更に片手を置き、体重を掛け、約5cmほど押し込む。これを1分間に100回のペースで30回行ったら、また人工呼吸2回。これを繰り返す。人の命を救おうと思えば、かなり大変な労働になろうが、やるのとやらないのとでは生存率が違うというのだから、何かあったら積極的に対応しよう。