「手前勝手世界食物語、第296話」

「再びの土合のやぶ」
前回訪れた時は歩き出す駅を間違えてしまい、大変なことになったのだったが、今回はJR「武蔵浦和」駅から歩き始めて10分ほどで到着。いつもの「3S会」のメンバーでの昼食会となった。始めに出たのが「出汁巻き玉子焼きと鴨肉のスモーク」、次が「粗挽き蕎麦の辛子大根合え」、「こんにゃくの刺身」、「蕎麦掻き」、「鶏肉の照り焼き」、最後は勿論「盛り蕎麦」、プラス地元産の「浜防風」という川口特産の野草の天麩羅でした。どれも美味しいもので、それに持ち込みの紅白ワイン2本で一人当たり@3000円でした。この店は見付け出すのが微妙に難しいから、よく知っている人でないと中々辿り着けないというのが「玉に疵」だ。でもここの蕎麦やその他の付け合わせは本当に一品一品が選り優れて美味しい。これで4回目になるのだろうか?いつ来ても美味しいのには感服です。
以上、勢古口が入院手術直前の体で東京からお送りしました。

「築地の道幅」

変わりつつある築地だが、「晴海通り」の築地交差点から勝鬨橋にかけての上り車線、即ち勝鬨橋から築地交差点に向う道の拡幅作業は大詰めを迎えた。これまで都市区画整理で建物は晴海通りから下がって建てられていたのだが、広い歩道が無秩序になっていた。それが漸く何年か経過して漸く道路の車線が増え、通行が楽になるようだ。注意してみたら、車線が増えたのではなく、左側の車線は通常の1.5倍になり、且つ左折専用レーンになっていた。いつも左折車と直進車が混在していたのでスッキリした感じだった。相変わらず「歌舞伎座」の周辺は混雑していた。

「お遍路さん」
JTBが企画した「四国88箇所巡礼 IN 丸の内」というのがあり、早速垂オ込んだ。「祖国霊場開創1200年記念催事、位置に地デ巡るお遍路さんIN 丸の内」と銘打っていた。2000円だったが、前売り券を買ったからよかったものの、会場の丸の内の「JPタワー」は大変な混雑で既に当日券は売り切れていた。8時45分に並び、それから並んでいる88箇所のお寺の仏像に一番札所から順次拝んで行くのだが、約1時間で終えることが出来た。入口で1000円の「お布施札」の束を買い求め、それを一枚一枚仏像の前に置きながら、お祈りをしてくくのだ。別に現金を寺毎に出しても良いのだが、88箇所ともなるとそんな沢山の硬貨は持ち合わせないだろうとの配慮だった。長々とお参りするひともいるので、列が中々進まないので、途中からお祈りしている人の後からお祈りをして早足で廻って、それでも1時間だったから、普通の人だと、倍は掛かるかも知れなかった。10時出口で「結願之証」を受け取って、会場の外に出たら、凄い行列が出来ていた。係りの人に聞くと「これから入る人たち」とのこと。早目に来て良かったと一安心した。これで簡易的ながら「四国88箇所のお遍路さん」をたった一時間で回り終えたことになる。果たしてご利益があるのかどうかは分からないが、無事終えました。何年か前に夏に3日間歩き、1番札所から17番までは廻った経験があり、リタイアしたら残りをやり遂げようと思っていたが、偶然丸の内で回ることが出来、助かりました。

「江戸の庶民の生活は楽か?1」

「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」
江戸の町を皮肉った言葉に「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」というのがある。これは江戸の町に沢山あったものということで、やたらと「伊勢屋」という「屋号」の店があったらしい。商人と言えば代賦iは伊勢出身の「三井家」だし、勿論「近江商人」も有名だが、どうして伊勢屋と言う名前が流行ったのだろうか?次の「お稲荷様」は各町内にあった。今も日本橋周辺を歩いてみれば、町の辻辻に必ず極々小さな「お稲荷さん」がある。それほど人々はお稲荷さんを大切にしてお堂を造って祭っていたのだ。そして最後の「犬の糞」は、飼い犬、野良犬含めて多数の犬が闊歩し、糞を撒き散らしていたと言うことだろう。「伊勢」と言えば、「お伊勢参り」だ。「お蔭参り」と称して、一時的に多数の人たちが日本全国から「お伊勢様」詣でをしたらしい。ツアーコンダクターすらあったというこのお伊勢参り、ピーク時には年間500万人が訪れたという記録もあるらしい。日本全人口が3000万人の500万人だから凄い。

「読売り16文」
江戸時代にも新聞に代わるものがあった。それが「読売り」と呼ばれたものだった。今の号外のような形式のもので価格は「16文」だったというから、「蕎麦」の代金16文と同じだったから、それなりに高かったといえよう。それでも庶民の情報源の一つといえよう。現代では蕎麦と新聞は2:1程度だから、読売りが高いことが分かる。まあ手造りだから仕方がないが。

「クウォーター」
江戸の通貨単位の代賦iは「両」だが、これは庶民には高値の華だった。最も今でも驚くのは1両=4分、1分=4朱と「クウォーター」即ち「四分の一制」が使われているのだ。ご存知の通り、「ドル」は、クウォータードル=4分の1ドル=「25セント」硬貨が多用されている。例えばお釣で70セントだと、彼等は「25セントx2枚+10セントx2枚」となる。80セントだと、「25セントx3枚+5セント」となる。日本人みたいに「10セントx7枚か50セント+10セントx2枚」とは余り使わない。江戸時代の通貨の基本に「四分の一」があったのはどうしてなのだろうか?それにしても日本で「2000円札」が使われなかったのはどうしてなのだろうか?海外旅行をすると一番利用する紙幣は「20ドル、20ユーロ」札が一番便利なのに。アメリカで50ドル以上の札を見たことがない。勿論100ドル札もあるのだが。これは「ニセ札防止」の意味合いもあるのだろう。20ドル札のニセ札を作っても、労多くして益薄しだから。

「亀戸天神の藤の花」
いよいよ「藤の花」の季節になった。バスに乗って「亀戸梅屋敷」というところに行って見た。「江東区報」に載っていたので楽しみにしていたのだが、なんてことは無い「区のアンテナショップ」だった。つまらなかった。その後「亀戸天神」を訪れた。「藤の花」は8分咲きだったが、これからが盛りだろう。近くに「東京ツカイツリー」も見えるので背景に入れて写真撮影。ところで東京スカイツリーの中国語名は?なんと「東京晴空塔」となっていた。

「村上春樹氏の最新作」

7日間で100万部突破と報じられた話題の本には、「指が片手6本」の人がかなりいる、いたと書かれていた。確かに普通の人ならば10本の指で「10進法」も理解できるが、どして「12進法」があるのか分からなかったが、ひょっとすると12本の指を持つ人には特殊な迫ヘがあり、その人たちが12進法を考えたのかも知れないと思うとなんとなく納得してしまう。巫女だとかが12本の指を持つ人類だったのか、はたまた宇宙から来た人たちが12本の指だったのか、夢は大きく広がる。

2013年の映画のお話し
映画「リンカーン」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年63作目)
1865年1月、南北戦争の最中のワシントンで「奴隷廃止制」を下院議会で通すために多数派工作する大統領とその側近達、そして4月15日の大統領暗殺までを描く。いかにもアメリカ人らしい取り上げ方だった。アカデミー主演男優賞獲得作品だが、私には助演だった「トミー・リー・ジョーンズ」のほうが上手かったと思う。この映画を観ながら、さしずめ日本では「忠臣蔵」の大石内蔵助を舞台や映画で観る日本人と重ねてしまった。判官贔屓ではないが、暗殺されなかったらこれほど注目されたのだろうか?黒人奴隷問題は国を南北に分断してまでして起きた問題だが、人種的偏見は結局その後100年も続いてしまった。今でもあるだろう、アメリカでは。

映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年64作目)
アメリカ南部の湾岸部にあるバスタブ島。ここは居住禁止区域だった。そこで暮す貧しい人たち。その中に6歳の「ハッシュパピー」という名の黒人少女とその父親の物語。監督が告げたかったのはアメリカの貧しさの象徴なのだろうか?主役の少女の演技はやはりたいしたものだったが、よく意味が分からなかった。

映画「コナン 絶海の探偵」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65作目)
このシリーズ、アニメなのだが、いつ観ても面白い。今回は若狭湾を航行する「イージス艦」が舞台。寧ろ大人向きだな。

映画「シネマ歌舞伎 怪談牡丹燈籠」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66作目)
歌舞伎座の舞台を映画にしたもの。

映画「ジャッキー・コーガン」(みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年67作目)
まあ、低俗な映画でした。「ブラッド・ピット」主演。

4月26日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価では、「セデック・バレ」が4つ星、「アイアンマン3」が4つ星、「ペタルダンス」が4つ星、「ジャッキー・コーガン」が3つ星、「ラストスタンド」が3つ星、「図書館戦争」が2つ星、「めめめのくらげ」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」

「シノプスシ217」
「鬼役」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年117冊目)「鬼役」シリーズ第1段

「晩鐘」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118冊目)「泣きの銀次」シリーズ第2段

「虚ろ舟」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119冊目)「泣きの銀次」シリーズ第3段

「刺客」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年120冊目)「鬼役」シリーズ第2段

「乱心」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年121冊目)「鬼役」シリーズ第3段

「老骨秘剣」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年122冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ第26段

「遺恨」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年123冊目)「鬼役」シリーズ第4段

「惜別」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124冊目)「鬼役」シリーズ第5段

お遍路さん

「J  REPORT 2013 5月第1週号」
「リタイアメント・ノート 4年11ヶ月目」、
「VOL。791 SINCE AUG.12th、1983」
「お灸」
腰の痛みに耐えかねて相談していた「3S会」のメンバーから「お灸」を薦められ、やってみることにした。蕎麦屋さんの部屋を借りて、背中から腰にかけて8箇所お灸をしてもらった。約10分、熱いとはいえ、それほどでもなかったのだが、効果があったのかどうかは疑問で、何もよくなったと感じられなかった。写真を撮ってもらったが、白豚が寝そべっているようでとても公開出来るようなものでなかったので、止めました。「お灸は漢方で効果ある」とは思うのだが、いかんせん背中なので自分一人でやることが出来ない。これが問題でもある。まあ本来ならば継続していけばひょっとすると効果が出て来るのかも知れないとは思っています。いずれにしても腰の手術を5月2日に受けるために、5月1日から約1週間入院することになった。

「手前勝手世界食物語、第295話」

「東京Kの鯛茶」
高島屋日本橋店で開かれていた「物産展」に有名料亭の「東京K」が出店していて「鯛茶」を食べさせていた。いつも通り京都「花折」の「鯖寿司」を買い求めた後、Kに立ち寄ってみた。期待していたのに、全く期待外れだったし、こんなに不味い鯛茶を食べたのは初めてだった。全くなっていなかった。食べ終えて板前さんに「博多のとは全く違うね」といったのにきょとんとしていたので、「鯛茶は博多の名物料理ですよ。ご存知ありませんか?福岡ではどこのゴルフ場でもレストランに鯛茶があるよ」と言ったが、全く知らなかったようだった。何が不味かったのかというと「胡麻味噌たれ」に鯛が漬けてあるのだが、この「胡麻味噌」と言うのが不味いのだ。折角の鯛が台無しだ。これは本場博多の鯛茶を食べたことがない調理人が「K」という名前だけで造り出したとんでもない「まがい物」だと思う。あんなものも堂々と出すなよ、Kさん。名前が廃るよ。とはいえ何年か前に大阪の同名の店が問題起こしたなあ。ああ、博多「割烹 よし田」の鯛茶が食べたいよ。「東京K」の鯛茶@2520円、博多「割烹よし田」の鯛茶@1100円でした。
以上、春だといえば、冬に逆戻りする東京から勢古口がお送りしました。

「江戸の庶民の生活は楽か?11」

銀座1丁目の「ホテル西洋」の裏に小さな公園がある。そこにいたら偶然中央区の人が数人の人たちを案内してきて、江戸時代の話しをしていた。この公園から三原橋にかけて江戸時代は「三+間堀川」があったという。今は裏通りになってしまい川は埋め立てられているが、その昔は今の銀座通りに沿って堀があったらしい。確かに江戸時代の絵図を観てみると確かにある。この堀は汐留まで続いていた。大坂は「八百八橋」と言われていたが、実は江戸も基本は埋立地なので、掘割が沢山設けられていて水運が発達していたという。だから「江戸も水の町」だったのだ。近郷近在の農家からは「野菜」が運び込まれていただろうし、地方からの米も船で運ばれてきた。勿論上方からの商品も船で運ばれてきていた。幕府が「千石船」以上の大きな船を造るのを禁止していたが、千石船とは米1000石を運ぶ船、即ち約150トンを運ぶことが出来たらしい。幕末の黒船はこの千石船の約19倍の積載量が可狽セったというからその規模の違いが分かろう。それでも船の重要性は都市を形成する上で物凄かったということが分かろうというもの。ところで以前にもお話ししたが、江戸の人口は、19世紀は約100万人という世界最大の都市だった。上方、特に商都「大坂」や天皇の暮す「京都」は30万人規模の大都市だった。次がやはり「尾張名古屋」で10万人以上だったから、江戸の規模の大きさが分かろう。勿論大きな藩があるところ、「金沢」や「仙台」、「福岡」等が4万人以上の都市だった。当時の日本の全人口は3000万人程度だから、江戸への集中度(3%)を含めて、江戸時代は地方分散型だったのだ。本当に今の日本は3大都市圏に集中し過ぎだ。

「歌舞伎座」
一日3部興行のため、なにかいつでも人の波が去らないような歌舞伎座周辺。晴海通り反対側にある「群馬県」のアンテナショップ「群馬くん家」もその影響か?人が沢山入っていた。江戸時代の地図を観てみると、この歌舞伎座は「イナバ諏訪」と書かれていたので、稲葉様という殿様の屋敷だったのだろう。調べてみると「徳川譜代」の大名で10万石「淀藩」(畿内)の領主だったという。「諏訪」は「官職」だから「諏訪守」という官職だろう。まあ10万石だから大名でも大きなほうだった。その屋敷が殆ど歌舞伎座になっている。

「春の花2」

豊洲の公園の周囲に冬の間に花が植えられた。そして今、春になったので花が咲き始めた。正に一斉に開花したのでその美しさは心を現れる。その花の目の前に無人の「レンタサイクル」が出来た。パスモやスイカを利用して一日500円の料金で自転車が借りられるというシステムだそうだ。未だ利用客は見ていないが。

2013年の映画のお話し
映画「君と歩く世界」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年57作目)
南仏でシャチのトレーナーをしていた女性が事故で膝の上から両足を失ってしまう。偶然知り合った小さな子供付きの独身男性との二人三脚を描くハートフルなもの。

映画「天使の分け前」(銀座テアトルシネマにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年58作目)
スコットランドの一人の青年は喧嘩枕s等で裁判所から社会奉仕を命ぜられる。そこで知り合った指導員からウィスキーのテイスティングを教えられ、思わぬ才狽??ゥ出すことになる。生まれたばかりの子供と恋人を護るために彼が考えたことは?題名は樽に入れられたウィスキーモルトは年々2%づつ自然蒸発して失われていく。それを人々は「天使の分け前」と呼ぶ。

映画「舟を編む」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年59作目)
1995年から「大渡海」という辞書を編纂することになった一人の大卒の新入社員の青年(名前は馬締光也、まじめみつやという名前通りの真面目人間)の辞書完成までの15年間を描く。「本屋大賞」に選ばれた作品の映画化。今年一番の日本映画でした。お薦めです。

映画「千年の愉楽」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年60作目)
尊いが汚れた「血筋」の「中本家」の男性たちはイケメンだが、常に女性問題と犯罪を起こす。その血の汚れの引き起こす何世代にも亘る宿命を描く。

映画「コズモポリス」(ニューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年61作目)
宣伝文句通り書こう。「巨万の富と女にまみれた若い投資家の、栄光と挫折の24時間」

映画「ライジング・ドラゴン」(角川映画有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年62作目)
ジャッキーチェン主演のアクション映画。荒唐無稽ながら面白い。いつもながらJCが中年なのに頑張っていました。

4月19日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価では、「リンカーン」が3つ星、「ハッシュパピー」が4つ星、「カルテット!」が3つ星、「ヒステリア」が3つ星、「容疑者X 天才数学者のアリバイ」が3つ星、「ハナ 奇跡の46日間」が3つ星、「ベルヴィル・トーキョー」が2つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」

「シノプスシ216」
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上 春樹 著)文芸春秋刊 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年108冊目)
話題の新刊書だった。当然蘭?オて買った。内容は垂オ上げない。私は速読が得意で斜め読みも出来るのだが、この作品は文字を全部追わなければ内容が把握できなかった。

「ちりぬる命」(六道 慧 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年109冊目)「奥方様は仕事人」シリーズ第2弾

「甘味屋+兵衛子守り剣」(牧 秀彦 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年110冊目)「甘味屋+兵衛子守り剣」シリーズ第1弾

「殿のどら焼き」(牧 秀彦 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年111冊目)「甘味屋+兵衛子守り剣」シリーズ第1弾

「再会」(佐伯 泰英 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年112冊目)「交代寄合伊那衆異聞」シリーズ第18弾

「大禍時」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年113冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第17弾

「史上最強の内閣」(室積 光 著)小学館文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年114冊目)
今の内閣は二軍で本当の一軍内閣は京都にいたという現代の政界を皮肉ったパロディー。面白い。気楽に読めます。北朝鮮との戦いはどうなるのか?

「京嵐寺 平太郎」(佐々木 裕一 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年115冊目)「もののけ侍伝々」シリーズ第1段

「泣きの銀次」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年116冊目)「泣きの銀次」シリーズ第1段

「先輩の死」

昨年も先輩や嘗ての上司、同僚、部下がお亡くなりになった。今年もまたアメリカンフットボール部の先輩「O氏」が亡くなった。私が高校1年生の時の大学4年生だった。我々の部は当時大学も高校もほぼ一緒に同じグラウンドで練習し、夏の合宿も期間の長短はあったが同じ場所だった。だから私が1年生の時には大学4年生は最上級生の7年生だと行っても過言ではなかった。O氏は本当に怖い先輩だった。だが後輩の面倒見はよい方だった。通夜は逗子で行われたが、大変な人出で人柄が偲ばれた通夜だった。ご冥福をお祈りする。お世話になりました。焼香中、恐らく会社の部下だった人だろうが、大声で「会長、本当にお世話になりました。ありがとう御座いました」と叫んでいたのが印象的だった。

「愛犬、老犬?ももちゃん」
我家の愛犬「もも」ちゃんもこの6月で9歳になる。犬の9歳と言うのが人間で言うとどのくらいか知らないが、かなり最近ももちゃんの老化というか衰えが見え隠れするようになった。朝の散歩も余り歩かなくなったし、階段の上り下りもかなり辛そうだ。炬燵の上におやつがあるのだが、食べたいのにただ見ているだけだった。昇れないのだろか?行儀がいいのだろうか?分かりません。

30歩で1kCAL

「J  REPORT 2013 4月第4週号」
「リタイアメント・ノート 4年10ヶ月目」、
「VOL。790 SINCE AUG.12th、1983」
「30歩で1kCAL」
ある病院の院長さんがラジオの番組で言っていたが、「1距離x1時間=1エクササイズ」だという。それによると大体ウォーキングでも普通の歩行でも「30歩で1kCAL」消費するというのだ。「だから歩いても走っても同じだから、中高年は歩きなさい」というのだ。NHKでの放送だからそうなのだろうと思うことにしてまたまた歩き始めた。退院後、少し距離を長めに歩き出したのだが、やはり1万歩を越えると腰から下が痛み出し、結局歩けなくなってしまうということが分かった。「歩き過ぎ」はやはり腰に無理があるようだ。そこで「再度手術を検討することにしてみようか?」と考え直すことにした。退院10日目、遂に歩行困難な状況になってきた。また元に戻ったという訳だったのか?そしたら丁度医師から携帯に電話があり、「手術が立て込んできたので、どうするか?」とのことだったので「先生、お願いします」と手術を垂オ込んだ。とてもじゃないが歩けなくなってしまった。5月2日に手術する嵐閧ナす。

「光風会」
例年通り、六本木の「国立新美術館」で絵画展「光風展」が開かれた。岡山のF氏が今年も入選したというので観に行ってきた。いつもながら絵の上手い人たちの集まりだから当たり前と言えば当たり前なのだが、皆さん上手いね。本当に感心する。当のF氏は今年も「お寺の門」の絵でした。