「村上春樹氏の最新作」

7日間で100万部突破と報じられた話題の本には、「指が片手6本」の人がかなりいる、いたと書かれていた。確かに普通の人ならば10本の指で「10進法」も理解できるが、どして「12進法」があるのか分からなかったが、ひょっとすると12本の指を持つ人には特殊な迫ヘがあり、その人たちが12進法を考えたのかも知れないと思うとなんとなく納得してしまう。巫女だとかが12本の指を持つ人類だったのか、はたまた宇宙から来た人たちが12本の指だったのか、夢は大きく広がる。

2013年の映画のお話し
映画「リンカーン」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年63作目)
1865年1月、南北戦争の最中のワシントンで「奴隷廃止制」を下院議会で通すために多数派工作する大統領とその側近達、そして4月15日の大統領暗殺までを描く。いかにもアメリカ人らしい取り上げ方だった。アカデミー主演男優賞獲得作品だが、私には助演だった「トミー・リー・ジョーンズ」のほうが上手かったと思う。この映画を観ながら、さしずめ日本では「忠臣蔵」の大石内蔵助を舞台や映画で観る日本人と重ねてしまった。判官贔屓ではないが、暗殺されなかったらこれほど注目されたのだろうか?黒人奴隷問題は国を南北に分断してまでして起きた問題だが、人種的偏見は結局その後100年も続いてしまった。今でもあるだろう、アメリカでは。

映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年64作目)
アメリカ南部の湾岸部にあるバスタブ島。ここは居住禁止区域だった。そこで暮す貧しい人たち。その中に6歳の「ハッシュパピー」という名の黒人少女とその父親の物語。監督が告げたかったのはアメリカの貧しさの象徴なのだろうか?主役の少女の演技はやはりたいしたものだったが、よく意味が分からなかった。

映画「コナン 絶海の探偵」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年65作目)
このシリーズ、アニメなのだが、いつ観ても面白い。今回は若狭湾を航行する「イージス艦」が舞台。寧ろ大人向きだな。

映画「シネマ歌舞伎 怪談牡丹燈籠」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年66作目)
歌舞伎座の舞台を映画にしたもの。

映画「ジャッキー・コーガン」(みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年67作目)
まあ、低俗な映画でした。「ブラッド・ピット」主演。

4月26日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価では、「セデック・バレ」が4つ星、「アイアンマン3」が4つ星、「ペタルダンス」が4つ星、「ジャッキー・コーガン」が3つ星、「ラストスタンド」が3つ星、「図書館戦争」が2つ星、「めめめのくらげ」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」

「シノプスシ217」
「鬼役」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年117冊目)「鬼役」シリーズ第1段

「晩鐘」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118冊目)「泣きの銀次」シリーズ第2段

「虚ろ舟」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119冊目)「泣きの銀次」シリーズ第3段

「刺客」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年120冊目)「鬼役」シリーズ第2段

「乱心」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年121冊目)「鬼役」シリーズ第3段

「老骨秘剣」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年122冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ第26段

「遺恨」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年123冊目)「鬼役」シリーズ第4段

「惜別」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年124冊目)「鬼役」シリーズ第5段

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