「今週の映画と本」

「ブルーロック/EPISODE凪」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年26作目)
発行部数3000万部の漫画の劇場版だそうだ。日本をサッカー・ワールドカップで優勝させるために集められた高校生から世界一のストライカーを選抜させるというお話しの天才少年・凪の部だという。

「異人たち」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年27作目)
山田太一氏の作品の英国版リメイクだ。ロンドンの高層アパートに住む二人の男性。共にゲイだ。アダムは12歳の時に両親を交通事故で失っている。そんな彼が昔の自宅を訪ねるとそこには両親がいた。3人のその後の回顧録が両親と彼の心の動きを明らかにしていく。一方、片方のゲイのハリーと肉体関係を持ったアダムの感情の変化も見逃せない。妄想の世界と現実の世界が交差する不思議な映画だった。

また、4月26日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「悪は存在しない」「エドガルド・モルターラ」「ラジオ下神白」「システム・クラッ「シャー」「マウリポリの20日間」「正義の行方」「ゴジラxキングコング新たなる帝国」「青春18x2君へと続く道」「ミセス・クルナス」「無名」「リバウンド」「推進ゼロメートルから」「革命する大地」「バジーノイズ」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。(写真:K四月)
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部を観劇予定。(写真:K五月)

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
7月に釧路に長期滞在を、8月には家族全員で壱岐の島へ旅する予定。通院の予定があるために、旅行は難しいですね。
海外には2月にハワイに行きました。次のハワイは9月の予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「フルスロットル」(ジェフリー・ディーヴァ― 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年54作目)

「忘れえぬ」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年55作目)「風列廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ第66話

「南町奉行と酒呑童子」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年56作目)「耳袋秘帖・南町奉行」シリーズ第9話

「めおと旅籠繁盛記」(千野 隆司 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★★(今年57作目)「同」シリーズ第1話

「意趣」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年58作目)「惣目付臨検仕る」シリーズ第6話