「人生は旅の如くー5月のアメリカ西部にて」

「J  REPORT 2024 9月第4週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1383 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

最近集中力が大幅に減少しており、文書を書くのにも苦労する次第です。どうか拙い文でお許しください。

「人生は旅の如く第22回目、2012年第4話、5月のアメリカ西部にて」
広大なアメリカの西半分にある15箇所の国立公園を15日間で回るという強行ツアーに参加した。少なくとも一日で1箇所は廻る訳だから、バスでの移動が大半だ。サンフランシスコからソルトレークシティーに入ってからはバスに乗り詰めだったと記憶している。イエローストーンではバッファローを観て、間欠泉を観たりして、南部に移動し砂漠を巡り、西部劇の駅馬車の撮影場所を巡ったりと忙しかった。ジョン・ウェインやジョン・フォード監督の足跡を辿った。
気が付いたことがあった。アメリカで高速道路を走っていて次の目的地までの距離がマイルで表示されているとすると。その数字をそのまま分に変えるとそれが到着時間になるという不思議だ。通常1マイルは1.6kmだ。それは時速60マイル=約100kmで走っている時の速さに相当する。即ち、A地点からからB地点まで100マイルあったとすると、AからBまでは約100分で行くということになる。60マイルが100kmに相当するからそういう「計算が出来るのだ。良く考えて計算してみてください。間違いありません。
兎に角強行軍の工程だが、流石歴史のないアメリカには自然は山ほど残っている。西部劇で出て来るような岩と平原と山、川が溢れていた。州境は直線で描かれているので4つの州がXのように一点で重なっているところもあり、また美しい山や雪、不思議な形の岩が目を楽しませてくれた。
野生動物が多く住む地域ではごみ捨てにも工夫がなされていて動物の力では開かないようになっていたりと感心させられた。やはり行った価値があったと言えよう。
最後は最も暑いと言われるデスバレーは海抜以下にある内陸の塩湖跡だ。ここも面白かった。自然に恵まれたアメリカを旅することが出来て本当に幸いだった。
ヨセミテ、ロッキーマウンテン、プライス・キャニオン、アーチーズ、グランド・ディートン、グランド・キャニオン、グレーシャー・ポイント等々を思い出すのでした。

「1か月振りの読書」

「今週の映画と本」「一か月ぶりの読書」
やっと1カ月ぶりに本に噛り付いて読書をした。こんな日本から離れていたのは一体何年振りだっただろうか?でも読めただけで良かった。これからも普通の生活に戻るべく頑張ります。

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、9月13日付け経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」には、「ぼくのお日さま」「ヒットマン」「シサム」「ヒューマン・ポジション」「スオミの話をしよう」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。
九月大歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。
海外には2月にハワイに行きました。多分これが最後のハワイになるのでしょうね。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「泣く女」(坂岡 真 著)光文社文庫「ひなた屋おふく」シリーズ第1話

「さらば故里よ」(佐伯 泰英 著)文春文庫「助太刀稼業」シリーズ第1話

「訪問介護始まる」

「癌闘病記―第30回」
土曜日の9月7日は午前中には嘗て丸紅仙台支店金属課で働いていた同僚たちが集まってくれた。暑い中わざわざ自宅までお見舞いに来てくださったのだ。皆それぞれに病気を抱えているが、元気そうだった。
そして午後からは家族が全員集まった。所謂遺産相続問題の話し合いをした。といっても大した資産がある訳ではないし、もめ事を起こさないためだけの物なのだが、悔いは残したくない。
それでも人生を整理するとなるとやらなければならないことが山積している。借金はないのが幸いだが、クレジットカードの始末やら何かとあるものだ。

「訪問介護始まる」
週2回の訪問介護が始まった。8月の旅行中に腫れあがった足のために歩行できなくなって丁度1か月。何が理由かは知らないが、癌は骨に転移し、足は象の足のように腫れ上がり、一体どうなるのだろうか?そこで介護士がお湯で足を温めてくれて清潔した上で薬を塗ってマッサージをしてくれる訪問介護はありがたい。2週間に一回は医師の訪問もある。
「ラドン療法」
次男が民間療法だがラドン温泉を利用した方法があるというので器具をレンタルしてくれたので一日1時間ラドンを吸っている。これで癌がなくなればいいのだが。期待しよう。奇跡を信じてね。まだ希望は捨てていません。

以上、未だ夏が続いている東京より㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー12月のベトナム・カンボジアにて」

「J  REPORT 2024 9月第3週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1382 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如く第21回目、2012年第3話、12月のベトナム・カンボジアにて」
森の奥深くに突如現れたカンボジアの遺跡群。雨季には半分が湖と化してしまう地域だが、誰にも見つからず緑の木々に埋もれていた遺跡には驚き以外に言葉がなかった。女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが森から姿を現すかの如く神秘な世界だった。森、湖、遺跡が整然と並んでいる。象同士の戦いの模様を描いた彫刻が立ち並ぶ。多くの観光客が訪れていた。
またベトナムは共産主義政党が支配する別世界だった。ベトナム戦争当時の地下壕が張り巡らされ、米軍に対するベトコンの抵抗の強さが分かるというものだった。一方でトンキン湾のような美しい景色があることにも驚く。
バスの隣を犬を沢山乗せた二輪車が走る。聞くと食用犬だという。東南アジアには未だに犬を食べる食文化が存在していた。実は私は当時大学生でアルバイトで米軍厚木基地に行ったことがあった。そこはベトナムへの最前線の基地だった。一番びっくりしたのが基地内の道路は舗装されていないのだが、土埃りが上がらないように軽油を巻いていたのだった。燃料を道路に撒くという米軍の発想自体が私には全く理解できなかった。それほどの物量をもってしてもアメリカは勝てなかった。当時世界最強と言われていた米軍でも勝てなかったのは何故なのか?おそらく米軍内部では厭戦気分が蔓延していたのだろう。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
この暑さと病院通いで体力を消耗して、映画も読書も出来ない状態です!

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、9月6日付け経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」には、「チャイコフスキーの妻」「あなたのおみとり」「セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男」「サンサム 非公式作戦」「熱烈」「夏目アラタの結婚」「とりつくしま」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。(写真:K8月)
九月大歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。通院の予定があるために、旅行は難しいですね。
海外には2月にハワイに行きました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「秘めた殺意」(喜安 幸夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年96作目)「新・木戸番影始末」シリーズ第9話

「癌闘病記ー第29回」

「癌闘病記―第29回」
いよいよ退院の日となった8月30日金曜日。聖路加国際病院地下にある理髪店で散髪をした。ヘアカットから髭剃りにマッサージ、本格的な洗髪と最近ではQB HOUSEばかりだったので20数年振りの理髪だった。(写真:A1)
N君が修正に修正を重ねてくれた写真だ。(写真:A2)
思い出せばやはり中々の夕食が提供されている聖路加国際病院だ。(写真:A3)
味は確かに美味しい。病院食とは思えない美味しさだろう。
そして退院したのだが、翌日31日の土曜日、朝から足が腫れっぱなしになった。折角退院したばかりなのに、この腫れと尿の排出量の少なさから腎臓に問題があると思われ、午前9時に聖路加国際病院に電話をして指示を仰いだ。特に水分補給に注意するようにとのこと以外に何もないから暫く様子見するようにとのことだった。
しかし、夜9時には更に足の腫れは進んだ。今度は救急外来にタクシーで駆け付けた。
採血をして2時間後、少し尿意を感じたのでトイレに行く。その直後に尿を採取するようにとのこと。未だしたばかりだよ。それも出し切ったばかりだよ。結局水を飲み数十ミリ程度の尿を出して、次回の外来時まで待つようにとのこととなった。一体何だったのだ。兎に角尿が出ていないので血管から水が漏れ出しているとのことだったが、特に今直ぐに問題になることはないということで帰宅を許された。
2日月曜日になると両手も腫れて来ていた。これも腎臓の影響なのだろうか?仕方なく4日の緩和ケア―での新設時に相談することとしたが、不安である。この時体重は既に5kgあっという間に増えていたのだった。これ全て体液によるものなのだろう。
4日水曜日には「緩和ケア」の診察があった。娘に同行してもらい何とか病院に行けた。そこで医師に相談すると、当初受けていた消化器外科の主治医の指示とは全く違う指示を受けた。緩和ケアの医師は元々腎臓が専門であり、足のむくみは腎臓から来ていて、利尿剤を出すから水分は控えめにすることだというのだ。血管内から溢れた水分が足や腹水に溜まり本来流れるべき尿に流れていないのだという。方針大転換で今後は水分の摂取と塩分に気を付けながら利尿剤で溜まった水を尿から流すというのだ。兎に角パンパンに腫れた足からは悪くすると細菌が入り壊死してしまうこともあるそうだというのだ。まあ老い先永くないとは言え、更に足の切断などになれば大変だ。全く困りました。
それと床ずれも酷くなってきた。まずは寝具のマットを特別製のものに変えることとする。
訪問介護の医師と看護士がやって来て、週2回の看護士による足の洗浄とマッサージ、薬の塗布等を行って貰えることと2週間毎の医師の訪問診療が決まった。まずは腫れあがった足を元に戻すことが先決だが、漸くスタートラインに立ったということだ。さあ、成果はいつから出るのだろうか?一歩前進なことは間違いなさそうだ。
以上、秋風よりもまだ夏の暑さが抜けない東京から㔟古口がお送りしました。

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次は前週のJ REPORTに続きます。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
この暑さと病院通いで体力を消耗して、映画も読書も出来ない状態です!

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、8月30日付け経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」には、「ナミビアの砂漠」「石がある」「オキナワより愛を込めて」「きみの色」「愛に乱暴」「ACIDE/アシッド」「ボストン1947」「香港、ウエアぎられた約束」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。(写真:K71)
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。(写真:K8月)
歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。通院の予定があるために、旅行は難しいですね。
海外には2月にハワイに行きました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「秘めた殺意」(喜安 幸夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年96作目)「新・木戸番影始末」シリーズ第9話

「病は気よりと、奇跡を信じて」

「J  REPORT 2024 9月第2週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1381 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

「病は気よりと、奇跡を信じて」
色々な方がお見舞いに来てくださった。従妹とその娘さん。家族は勿論だが、友人のMさん、学生時代の友人B君、N君、A君ら、高校時代からの腐り縁の悪仲間らだが(写真:A3)
気持ちのいい仲間たちだ。妹夫婦も来てくれた。フットボール仲間ではO君、K君らもやってきてくれた。
何か皆さん、重病人で面会謝絶だと思っておられるようだが、意識を変えて奇跡を信じて治るとの信念で生きている私にびっくりしているようだ。こちらは一向に元気だし、何とか生き延びようとしている。来客大歓迎だから遠慮なく来てくださいね。
私が参加出来なかった神奈川会の仲間の写真も。(写真:A1)
フットボール部の仲間D君とY君(写真:A2)
8月は九州への家族旅行の最中に足首と腹のむくみが判明して歩行困難となり、車椅子とタクシーの生活になってしまった。帰京後転倒し4時間自宅の床の上で七転八倒したが、偶然次男の設置した見守りカメラで発見され九死に一生を得た。直ぐに再入院したが、緩和ケアでの対応となり、入院一週間となった。今は痛み止めとその他の薬を併用して何とか暮らしている。でももう退院し一度やり直したいのが真実だ。出来れば今週中に退院出来ればありがたいのだが。
まあ、一応金曜日には退院の目途が一応立った。元気出すぞ。帰宅したらやることも沢山あるから、頑張ろう。
9月1日は満76歳の誕生日だ。
現状は肋骨への癌の転移による痛みに、腎臓の機能悪貨による足と腹の腫れが問題だ。退院後も通院での投薬を継続するのと、介護保険の申請によりケアマネさんらの協力を得て体調管理に進むことにする。どれだけ自宅での治療が可能なのかは分からないが、まあ頑張って奇跡を信じよう。

「人生は旅の如くー7月のチュニジア&11月のロシアにて」

「人生は旅の如くNO20―2011年編第1話、7月のチュニジアにて」
いよいよアフリカ大陸だ。エジプトに続いて2度目の大陸上陸だ。ここは人生で一度は行きたかった場所だった。理由はカルタゴの遺跡だった。ご存じの通りカルタゴはローマ帝国に対立する形で地中海で向かい合っていた。そして2度に亙る戦争で唯一ローマまで侵入しかけた国なのだ。ジブラルタル海峡を渡りスペイン、フランスを経て、更にアルプスを象で超えてイタリアに侵入したのだ。その衝撃はローマ人にとっていかほどの物だったのだろうか?象でアルプス山脈を越えるという発想が凄い。しかしカルタゴもローマには勝てなかった。今遺跡ではローマ軍が放った火で焼け焦げた石垣が観える。こうして滅びたカルタゴに栄えてローマ。歴史はこれらの事実を今の我々も観ることが出来るのだ。
この時、女子サッカーワールドカップが開催されていた。その通り、なでしこジャパンが優勝した時だ。ホテルのロビーで我々ツアー客も観ていて大興奮した。
チュニジアには映画のロケ地もある。あの有名はスターウォーズだ。ほぼそのまま保存されている。
そして一番美しいのは「チュニジアン・ブルー」と呼ばれる濃紺の色をした屋根や扉だ。空は青く、家の壁は白く、屋根とドアは正にチュニジアン・ブルーが映えるのだ。砂漠にはオアシスがあり沢山の木々が生えていた。ここで初めてラクダに乗った。
早朝日の出を観に出掛ける。砂漠の朝は気持ちがいい。昼の朝が嘘のようだ。
なつめやし 山羊などが店先に並ぶ普通の街だ。空も海も全てがブルーだった。

「人生は旅の如くNO21―2011年編第2話、11月のロシアにて」
2011年は1月にタイ、4月に韓国、7月にチュニジアを訪れた。そして11月にロシアを訪れた。タイと韓国は既に訪れたので削除して、一挙にロシアに飛ぶ。当然モスクワからサンクトぺテルブルグへと向かう。正に古都だ。美術品や美しい宮殿の数々に刻まれたその歴史の深さに圧倒させられた。余りの数の多さにカメラの電源が無くなった。そんな時日本から連絡が入った。初孫が生まれたのだが、心臓に穴が開いていると言いうのだ。びっくり驚き慌てた。良く聞くと赤ん坊にはよくある話しで心臓の一部が未発達で大きくなれば穴は自然と塞がるというのだ。でも遠いロシアへそんなことを伝えられても、真意は伝わらない。不安な数日を過ごして帰国して初孫を観てほっと一安心したのを思い出した。でもツアーの最後は宇宙へと旅立つ英雄たちを称賛し鼓舞するものだった。
そしてクレムリンの赤の広場は共産ロシアの象徴そのままだった。もう一つ驚いたのが、「ダ―チャ」と呼ばれる郊外の別荘だ。訳せば別荘になるのだろうが、一般市民が持つ田舎の癒し場所とでも言おうか。ロシアにはロシア人にしか分からないものがあるのだろう。決して豊かではないロシアだが、そういった心持は豊かなのだろう。そこが日本人と違う処なのだろうか。
もう一つ観たかったのが、悪名を名高い「KGB」の建物だった。スパイ小説には必ず出て来る悪の総本山だった。
でも11月のモスクワは意外に暖かった。日本と変わらない気候に思わず笑みが。
最近プーチンはロシア人のGDPが日本と抜いたと言っているようだが、ある意味正しいかも知れない。だが決してロシアに住みたいとは思わないのでした。
兎に角巨大で画一的美を好む彼らとはやはり住む世界が違うのでした。

「日本は天災天国か?」

「日本は天災天国か?」
特にこの8月は酷かった。地震あり台風あり兎に角ありとあらゆる災害が日本列島を襲った。今から150年以上前に日本を植民地化しようとして訪れた欧米列強は流石に驚いたと思われる。彼らが予想していた黄金の国ではなく、何とも危険な国だった。ありとあらゆる災害が一方的に人間を襲ってきたのだった。こんな国には住めないと思っただろう。しかしそこには知的で文化的には高度な日本人と言う民族が住んでいた。災害が起きてもすぐに復旧させてしまう民の力に驚くばかりだっただろう。そんな天災が日本を植民地化から救ったのかも知れなかった。でも勘弁してくれよ。本当は助けてくれと叫びたいのが本音なのに。小さな列島に押し込められ、これ以上どこにも行く場所がない我々はここから逃げる訳には行かないのだった。

「通信不能事態が発生」
このブログはBCCで発信させてもらっているが、最近「ブログの案内が来ない」という連絡が頻繁にある。調べてみるとどうも大手ブロバイダーの一部がBCCの大量発信を不信なメールと言うレンジに入れてしまうようで、私のメールが届いていない例が頻発している。これは私が意図的に行っていることではないので、どうにもならないということをまずはお伝えしておく。度々メールが届かない場合にはご連絡を頂けるとありがたいのですが。宜しくお願い致します。

以上、迷走台風に翻弄された東京から㔟古口がお送り致しました。

以下は前号のJREPORTへと繋がります。