「神奈川会を開催しました」

「神奈川会を開催しました」
いつもの野毛の「海とはたけ」での会合だ。集まったのは4名だった。これはコロナ禍以来の少数ではないだろうか?(写真:A4)
前回は全く食事が出来なかった私だが、今回は普通に食べることが出来た。
生野菜盛り合わせ(写真:A1)
刺身盛り合わせ(写真:A2)
少し元気が出て来た私でした。

「お花見?」
4S会で埼玉の見沼でのお花見を計画したのは1か月以上前だったが、このところの寒の戻りからか桜の蕾すら膨らまないが、予定通りお花見を決行した。しかし生憎の雨と風のため、急遽会場を変更して屋根付きの台湾屋台料理の店で開催することにした。
残念ながら私は刺激物が食べられず指を銜える食材が多かったが、それなりにお腹を満たした。この寒さは一体いつまで続くのだろうか?桜はいつ咲くのだろうか?(写真:A3)
雨の最中だが漸く靖国神社の標本木の開花が伝えられた。

「癌闘病記ー第9回」

「癌闘病記―第9回」
英国キャサリン妃が自らの癌を告白し、多くの癌患者へ勇気ある配慮を示して話題になっている。私には自分の事しか考えられないので王妃は素晴らしいと思う。
私が昨年5月に肝細胞癌ステージ2を告げられた時には、目の前が真っ暗になり何も考えられなかったが、ほぼ一年を経過して癌との付き合い方が分かってきたような気がする。肝細胞癌をネットで調べると1年後、3年後、5年後と生存率は減少していくことが分かる。一方、癌だと知らなかったとしても寿命は訪れる訳で、知るか知らないかではなく、いかに生きるかが一番大切だと常々思うようになってきている。
食欲は完全に元に戻ったが、口内炎のような状態で歯磨きも出来ない。歯医者に相談した結果刺激物が少ない幼児用の歯磨き粉で対応することにした。体重も徐々に戻りつつあるが、癌との戦いは終わらない。
発癌の理由については、喫煙や飲酒があげられるが、喫煙は止めてから40年以上経つし、私はこの50数年に亙り過度の飲酒を続けていたから、癌の要因は飲酒だと思う。これは自業自得で他者には責任はない。全ての責任は私自身にあるからだ。それでも孫の行く末や子供たちの事を考えると生にしがみつきたくなるのは煩悩のなせる業なのだろうか?まだまだ未熟な私でした。
待ちに待った桜の開花が伝えられた東京から㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー2008年編・前半」

「J  REPORT 2024 4月第1週号」
「リタイアメント・ノート 14年10ヶ月目」
「VOL.1360 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如く-2008年編・前半」
~人の一生は自分探しの長い旅なのかも知れない~(作家:岩室忍)
昨年後期高齢者となった。よく人生を旅に例えることがあるが、その例に倣うと旅も最終コーナーになりつつあるのだろう。それならばこれまでの旅の履歴を見つめてみようかと筆を執った。
まず病歴だが、小学校6年生の1月に盲腸で入院手術した。中学受験の直前だったので少し心配した。
次の大怪我は今も悩まされている左膝(高校1年)だった。そして大学1年生の3月に左膝靭帯除去の内視鏡手術を受けた。その後は大きな病気もなかったが、左膝は徐々に悪化し2010年9月に遂に諦めて人工関節への置き換え手術をした。更に老化現状が進み2013年には脊柱管狭窄症手術を受ける。65歳の時だった。
そして2021年1月には心臓の不整脈で心臓マブレーション手術を受け、同じく5月には胆石の除去手術をした。昨年23年には5月に右膝の人工関節置換術をし、両膝共に人工関節になった。同時に4月の人間ドックで発見された癌細胞を再検査の結果、完治不能の肝細胞癌でステージ2と宣言され、辛い抗癌剤治療が始まり、今に至る。
人生には色々な転換点があるが、私は50歳か最悪でも60歳までには会社人生を終えて隠居生活をすることに憧れていた。それが訪れたのが50歳の時に大同コンクリート工業(更生会社、現在はジャパンパイル)への出向、転籍し丸紅を退職したことだ。更に60歳直前に念願の隠居になった。2008年6月末の株主総会後に退職願を出し、数日後には車を運転し上高地を日帰りで訪れた。そして一連の海外旅行の始まりである「カナディアン・ロッキーへの旅」に出掛けるのだった。7月のカナダは実に美しかった。氷河あり熊が生息し真夏なのに雪が降った。感動のカナディアン・ロッキーだった。この年、8月には次男が留学していたスペインに娘と行き、3人でスペインとフランスを半月旅した。本当に良い思い出になった。8月末から9月にはエジプトに行った。カイロでリーマンショックにぶち当たり大損した。9月には初めてオーストラリアも訪れた。もうこの段階でエアーズロックへは膝が悪くて登れなかったのが悔やまれる。初めて南十字星も観た。これまでのスペイン、フランス、エジプト、オーストラリア共に初めての旅だったが、10月にはニューヨークに1週間旅したが、2度のニューヨークで1度目は1984年の南米出張の帰りに立ち寄った旅だった。勿論スペイン以外は全て一人旅だ。ニューヨークでは美術館博物館を堪能し、日本食の鮨にも三晩も通った。ボストンとワシントンDCにも行った。旅に美味しい食べ物は付き物だが、肉も魚介類も美味しかった。各地でハロウィーンの飾り付けを観て驚いた記憶がある。それでもまだまだ元気な頃のお話しだった。次回2008年後半編では食を語ろう。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「デューン 砂の惑星PART2」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年15作目)
なにやら摩訶不思議な物語だ。砂の惑星での戦いを描く。

それにつけてもあるオスカー関係者の言葉らしいが「日本にはゴジラとアニメしかないのか?」と言われたらしいが、日本映画は今が最低の時期だろう。全く面白い作品がなく、若い人気者を出せば作品の良し悪しに関係ないらしい。落ちたものだ。

「ゴジラ ―1.0」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年16作目)
予想通りのストーリーでした。最後が読めてしまうね。

また、3月22日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「GHEINGOLD」「ゴール・ジェーンー女性たちの秘密の電話―」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」「ナチ刑法175条」「流転の地球―太陽系脱出作戦」「ペナルティループ」「4月になれば彼女は」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇予定。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
7月に釧路に長期滞在を、8月には家族全員で壱岐の島へ旅する予定。
海外には2月にハワイに行きました。次のハワイは9月の予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「つばき餡」(坂井 稀久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年33作目)「花暦 居酒屋ぜんや」シリーズ第5弾

「風を斬る」(岩室 忍 著)中公文庫 私的批評眼★★★★(今年34作目)「剣神 神夢想流林崎甚助」シリーズ第4弾

「竜を斬る」(岩室 忍 著)中公文庫 私的批評眼★★★★(今年34作目)「剣神 神夢想流林崎甚助」シリーズ第5弾

「水を斬る」(岩室 忍 著)中公文庫 私的批評眼★★★★(今年34作目)「剣神 神夢想流林崎甚助」シリーズ第6弾

「癌闘病記ー第8回」

「癌闘病記―第8回」
抗癌剤治療を再開して4週間目に入った。不思議と徐々に食欲が出て来て、峠を越えた気分になってきた。肉を本当に食べたいと思い始めた。体調もよくなり、気分的にも活発な安定感を感じるようになってきた。3食ともに食べられるようになり、少しばかり元気になりつつあるようだ。これで本当に治ればという話しなのだが、先は長いが、不可能に挑もう。戦う気力も出て来た。
但し、刺激物と熱いものは舌が受け付けず食べられません。今後も続くのでしょうか?がっかりです。

「牛タンの利久」

「手前勝手世界食物語、第668話」
「牛タンの利久」
久し振りに数寄屋橋の東急プラザにある「牛タンの利久」を訪れた。半年以上来ていなかった。コロナ禍このビルにある免税店では閑古鳥が鳴いていたが、大手資本のロッテの経営で何か生き延びたようで今も営業していた。
仙台名物の牛タンには色々と思い出もあるが、この店の牛タンはひと時市場を席巻していた。厚切りの牛タンが本当に柔らかくて美味しかった。今も分からないが、少し薄くなってはいないだろうか?
注文したのは「牛タン6枚入り」ご飯普通盛りだ。(写真:S1)
牛タンに漬物、麦入りご飯にとろろ芋と生玉子、そして牛テールスープだ。
麦が何パーセント入っているのだろうか?今時珍しい麦ご飯だ。
次男が小学生の頃、単身赴任していた仙台に遊びに来ていてスキーに連れて行った。そんな晩に牛タンの店「太助」に連れていき、厚い牛タンの柔らかさに驚いて沢山食べていたのを思い出す。最初の赴任地が仙台だったので、その頃から仙台では牛タンが食べられていた。東京に戻って青山のスーパー紀伊国屋に行くと牛タンの塊はあったが、薄切りの牛タンはなかったので、厚さを指定して切ってもらい自宅で牛タン焼きにした思い出もある。今では牛タンは全国に広まったが、昭和50年初頭の東京には牛タン焼きはなかった。
以上、中々桜が開花しない東京から㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「U君の世界裏ニュース2」

「J  REPORT 2024 3月第4週号」
「リタイアメント・ノート 14年9ヶ月目」
「VOL.1359 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。㔟古口
追加して「癌になるな」。

「U君の世界裏ニュース 2」
前週に続いて、U君からの追加コメントを原文のままご紹介します。

祖国を愛し大切にしようと呼びかける指導者を”世界のエリート層”はもっとも嫌います。
なぜなら、”世界のエリート層”が統一しようとしている全体主義世界(ワンワールド)を
構築する上でもっとも邪魔な存在なのです。祖国の伝統文化、芸能、芸術、祖国で大事に
している君主などの権威、祖国の歴史を愛する国民の存在が”世界のエリート層”にとって
もっとも手ごわいのです。
それゆえアメリカファーストのトランプ、戦後レジームからの脱却、教育基本法改革の
安倍晋三、ロシアの歴史やロシア正教の哲学を尊ぶプーチンらを排除するには努力を惜し
まないのです。
他方、”世界のエリート層”は、愚民化のために多文化共生(移民難民受け入れ)の素晴
らしさを喧伝し、グローバル世界の素晴らしさをイメージで洗脳します。
唯々諾々と愚民化政策に乗る戦後の時代状況を察して、「このまま行ったら日本はなくな
って、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜
け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう」という言葉を我々が大学生の
ころに残して自害したのが作家の三島由紀夫でした。
三島は、天才ゆえに50年以上前に気が付いていましたが、日本国民もそろそろ全体主義
世界の構造の欺瞞性に気づいてもよさそうです。

というご意見でした。皆様は如何にお考えですか?裏から見る世界も正しいかも!

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「アーガイル」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年14作目)

また、3月15日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「デューン 砂の惑星PART2」「青春ジャック 止められるか 俺たちを2」「戦雲(いくさふむ)」「MONTERY POP」「ビニールハウス」「MOUNT ME IN 魂のリズム」「12日の殺人」「ブルーイマジン」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇予定。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
7月に釧路に長期滞在を、8月には家族全員で壱岐の島へ旅する予定。
海外には2月にハワイに行きました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「用心棒稼業」(佐伯 泰英 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年28作目)「芋洗河岸」シリーズ第2弾

「ふしぎだな」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年29作目)「わるじい義剣帖」シリーズ第2弾

「五重塔の骸」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年30作目)「口入屋用心棒」シリーズ第51弾

「雷がえし」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年31作目)「拵屋銀次郎半畳記 無外流」シリーズ上

「雷がえし」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年32作目)「拵屋銀次郎半畳記 無外流」シリーズ下

「三月大歌舞伎観劇記」

「三月大歌舞伎観劇記」(写真:K1)
「菅原伝授手習鑑 寺子屋」(写真:K5)
菅原道真が大宰府に流されたあと、残された一子・菅原秀才を匿っていた武部源蔵(愛之助)は、その事実を敵方に知られ、秀才の首を出すように命ぜられる。苦悩の末、寺子屋で秀才と一緒に学ぶ実の息子・松王丸(菊之助)の首を身替りに差し出すという人情物。
何回も観たものだ。

「傾城道成寺」(写真:K4)
「四世中村雀右衛門13回忌追善狂言」(写真:K2)
安珍清姫の物語の後編に当たる。白河の僧安珍に恋した清姫は紀州道成寺で釣り鐘ごと安珍を焼き殺す。再び清姫は傾城の遊女・清川(五代雀右衛門)として現れる。そこには平維盛(尾上松緑)が安珍に姿を変えていた。

「元禄忠臣蔵 御浜御殿豊綱卿」(写真:K3)
松の廊下の事件で廃藩となった赤穂浪士たちの一人富森助右衛門(幸四郎)が五代将軍家綱の甥綱豊(仁左衛門)と浜御殿での面会を描く。後に六代将軍家宣になる綱豊が、御家再興を将軍に進言しようというが、偶然現れた吉良上野介を討とうとする富森とそれを戒める綱豊との言葉のやり取りが見せ場。

毎月ながら歌舞伎の伝統を味合うのは楽しい。

「癌闘病記ー第7回」

「癌闘病記―第7回」
抗がん剤治療を再開して10日後から、異変が始まった。食欲が全くなくなり、殆ど物を食べられなくなった。それからの1週間は悲劇と言っても良い位の状態だった。従ってまたまた激やせした。水と栄養剤での生活のようだ。特に口内が刺激物を受け付けないので、本当に困った。2週間が経っても改善は見られなかった。冷たいアイスクリームや栄養ドリンク、冷たいスープで辛うじて生きている。息子たちからは脱水症に要注意と言われているので水分補給はしているが、如何せん食欲不足は治らない。