「大嘗宮」

『J REPORT 2019年12月第1週号』
「リタイアメント・ノート 11年6か月目」
「VOL.1136号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「大嘗宮」
まあ私にとっては人生で最後のチャンスだと思って雨の中、皇居に向かった。地下鉄桜田門駅から歩いて、桜田門を通過し、皇居前広場に、そして二重橋前を通って坂下門から皇居に入る。ここからが長い。まずは乾通りのまだちょっと早い紅葉を見ながら進む。(写真:D1)D1
まだ色付き始めたばかりの紅葉。(写真:D2)D2
富士見櫓が見える。(写真:D3)D3
まあ雨の紅葉を観よう。(写真:D4)D4
やっとたどり着いた。(写真:D5)D5
人並みの向こうに漸く大嘗宮が見えてきた。(写真:D6)D6
ここは江戸城の中奥と言われていた場所だ。表の後ろだが、大奥の手前と言えばいいだろう。そこに大嘗宮が建てられていた。兎に角雨だから空いているだろうという思惑は全く外れて人の波だった。
兎に角ご覧あれ。(写真:D7)D7
(写真:D8)D8
(写真:D9)D9
(写真:D10)D10
(写真:D11)D11
(写真:D12)D12
(写真:D13)D13
(写真:D14)D14
(写真:D15)D15
(写真:D16)D16
(写真:D17)D17
(写真:D18)D18
(写真:D19)D19
(写真:D20)D20
後ろに回って撮りました。
こんなものに十数億円もかけるのはどうかしていると思うが、次回の世代交代からは簡素にしたらどうなのだろうか?ちょっと疑問に思いました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「決算!忠臣蔵」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★★(今年177作品目)映画決算忠臣蔵
これは面白い。誰でも知っている忠臣蔵を反対側から見て、お金の面から描いているのが凄い。実際多分皆が感じたのが、どうやって資金を確保して実行できたかだろう。只では出来ない。京都江戸旅費一人36万円=3両、現在の新幹線では京都―東京間は約446km、これを13泊の予定で江戸に下ったとされているが、少し遅くないか?普通一日10里は歩くぞ、川の渡しはあったが。と言った具合で金が使われていくというお話し。それを裏から描いたのが素晴らしい。今年の傑作の一つだ。

「アナと雪の女王2」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年178作品目)映画アナ雪2
姉のエルサは王国の女王だが、特殊な魔法を使うことが出来る。妹のアナは姉を助けている。そんなエルサに何故魔法という能力が与えられたのか?が解明される。ミュージカルでした。

「インフォーマー」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年179作品目)映画インフォーマー
イラク戦争の英雄が妻を救うために人を殺し懲役20年となるが、FBIから情報屋になることを条件に4年で釈放され、ポーランド系の麻薬集団に潜入捜査するが、別に潜入していたニューヨーク市警の情報屋が殺され窮地に立たされる。そして更なる条件がFBIから出された。刑務所に再び入って所内の麻薬ルートを洗い出せというものだった。しかし途中でFBIは彼を裏切り切り捨てようとした。果たして彼の運命は?

11月29日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「読まれなかった小説」が4つ星、「テルアビル・オブ・フファイア」が4つ星、「ドクター・スリープ」が3つ星、「ファイティング・ファミリー」が4つ星、「ドルフィン・マン」が3つ星、「台湾、街かどかの人形劇」が4つ星、「種をまく人」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
吉例顔見世大歌舞伎(11月)観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「盗人探し」(知野 みさき 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年237冊目)「江戸は浅草」シリーズ第2弾本盗人探し

「浮世の豆腐」(中島 久枝 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年238冊目)「膳めし屋丸九」シリーズ第2弾本浮世の豆腐

「運命のコイン 上」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年239冊目)

「運命のコイン 下」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年240冊目)本運命のコイン下

「六義園」

「11月24日は旧暦10月28日」
月齢28日の月が明け方の空にあった。(写真:月)月
早いものでもう残り1か月で年末年始だ。光陰矢の如しとは正にこのことだ。

「クリスマス色』
12月と言えば「クリスマス」。既にクリスマス商戦に入っているのが商業施設。日比谷の「東京ミッドタウン日比谷」の前庭にもクリスマスツリーが飾られていた。(写真:C1)C1
(写真:C2)C2
丁度今年はローマ教皇も来日され、俄かクリスチャンもいるだろうから、これから益々クリスマス商戦が過熱するのだろう。京橋にて。(写真:C3)C3

「六義園」
東京の紅葉もそろそろかと思い、毎年行く六義園を訪れた。古くは江戸時代には五代将軍綱吉の寵愛を得た柳沢吉保の庭園だった。その後明治になってからは三菱財閥の岩崎家のものとなったものだ。
まずはJRで駒込へ。そこから歩いて入口へと向かう。(写真:R1)R1
入口の看板だ。(写真:R2)R2
ちょっと薄い紅葉が見える。(写真:R3)R3
小さな橋がある。(写真:R4)R4
同じ橋だ。(写真:R5)R5
渡月橋だ。(写真:R6)R6
池の周りの景色と紅葉。(写真:R7)R7
(写真:R8)R8
有名な枝垂れ桜の所だ。これが夜にはライトアップされる。(写真:R9)R9
(写真:R10)R10
(写真:R11)R11
黄色の葉もある。(写真:R12)R12
(写真:T13)R13
古風な木造建築物があり、地面は苔が蒸している。(写真:R14)R14
(写真:R15)R15
紅葉を観ながら庭園を出る。(写真:R16)R16
菊の花があった。(写真:R18)R18
R19
驚くことに中国人観光客が多かった。こういうところまでやってくるのだ。

「茂木家美術館の北斎名品展」第6弾

「茂木家美術館の北斎名品展」第6弾(かつしか北斎美術館)
北斎親子。(写真:H1)H1
出典は「HOKUSAI MASTERPIECES OF ART」より

「富嶽三十六景 武州玉川」(写真:H2)H2

「富嶽三十六景 相州仲原」(写真:H3)H3

「富嶽三十六景 甲州犬目峠」(写真:H4)H4

「富嶽三十六景 隅田川関屋の里」(写真:H5)H5

「富嶽三十六景 五百らかん寺さざいどう」(写真:H6)H6

「富嶽三十六景 東海道吉田」(写真:H7)H7

「富嶽三十六景 本所立川」(写真:H8)H8
立川とは、隅田川と中川を東西に結ぶ堅川という運河のこと。さまざまな物資を運んだ堅川の川沿いには材木問屋が立ち並んでいた。そうした材木の間から堅川の対岸の町と富士山を望む構図で、直線的な材木と優美な富士山の姿が対照的だ。材木に「西村置場」「馬喰丁弐丁目角 西村」「永寿堂仕入」「新板参拾六不二仕入」という、永寿堂が新作を出したという宣伝が入っている。「裏富士」と呼ばれる追加の10個のうちの一つだ。現在富嶽三十六景は46作品ある。

「富嶽三十六景 駿州片倉茶園ノ不二」(写真:H9)H9

「富嶽三十六景 駿州江尻」(写真:H10)H10
静岡市清水区にあたる江尻は江戸から東海道で18番目の宿場だが、北斎は宿場ではなく付近の農村風景を描いている。手前の女性の懐から懐紙がはためいて飛ばされて行くほどの強風が吹いている。人々は笠を抑えながら腰をかがめて耐え忍んでいる。北斎は目に見えない風を若い頃から描写することを繰り返し行っている。笠をかぶった旅姿の人々は鑑賞者に旅情を感じさせる。

「いふう」&「大新園」

「手前勝手世界食物語、第535号」
「いふう」
本当に久しぶりにこの店に行った。ロケーションは抜群だしお酒さえ飲まなければ馬鹿安の店なので、女性客でいつも満席だ。韓国料理の「サムギョプサル」が食べ放題なのだ。メニュー。(写真:食1)食1
野菜も勿論食べ放題だ。(写真:食2)食2
そしてお肉は焼き上げたものが出てくるので、これを野菜に包んで食べる。(写真:食3)食3
(写真:食4)食4
(写真:食5)食5
調味料は韓国風のものが数種類出る。肉の味は「普通味」「トリプルペッパー」「ケイジャン」等々ある。
@1980円は安いね。

「大新園」
横浜中華街はその日何だか、静かというか寂しいというか、兎に角平日とはいえ人出が少なかった。何か中華街の伝統が失われているように感じるのは私だけだろうか?
「横浜会」というのが模様された。まあ仲間内の集いだが、平均年齢は74-5歳かな?
料理はまあまあの店だが、21人集まった割には狭かった。それでは料理をご紹介しよう。
「付き出し」(写真:Y1)Y1
「水餃子」これはこの店の名物料理。(写真:Y2)Y2
「エビマヨ」(写真:Y3)Y3
「スープ」(写真:Y4)Y4
「酢豚風辛味噌炒め」(写真:Y5)Y5
「鴨肉挟み」(写真:Y6)Y6
「チャーハン」(写真:Y7)Y7
「デザート」(写真:Y8)Y8
それでは全員でそろって写真撮影。(写真:Y9)Y9
店内はこんな感じ。(写真:Y10)Y10
(写真:Y11)Y11
店頭です。(写真:Y12)Y12
皆さん元気でまた会いましょう。
以上、晩秋から初冬に向かう東京から勢古口がお送りしました。

「太陽美術展」

『J REPORT 2019年11月第5週号』
「リタイアメント・ノート 11年5か月目」
「VOL.1135号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「太陽美術展」
以前スペイン、ポルトガル旅行でご一緒したS氏から葉書が来て、美術展へのお誘いがあった。上野の東京都美術館で開催中の「太陽美術展」に出展しているという。毎年色々な展示会に出展されて私も都度見させていただいている。
「太陽美術展」とは、フランス官展ル・サロンとの交流が目的だという。なんだかよく分からないが、美術展であることに違いはない。(写真:T1)T1
S氏の作品は全て写真だ。最初が「至福の時」(写真:T2)T2
鎌倉やさい(写真:T3)T3
死者と語り合う宵(写真:T4)T4
何か不思議な雰囲気の写真でした。

「高輪ゲートウエイ」
来年に開業する品川と田町の間に出来る新駅が「高輪ゲートウエイ」だ。初めて通過した。ちょっと品川寄りに出来る駅だが、まだ完成途上だ。あっという間に通過してしまう。まあ通過を観て頂こう。
(写真:G1)G1
(写真:G2)G2
(写真:G3)G3
線路だけ移動しただけで駅の中を通過するだけだが、山手線の新駅が生き生きしていると感じた。
(写真:G4)G4
(写真:G5)G5
(写真:G6)G6
東京はどんどん変わっている。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年173作品目)映画オーバーエベレスト
チョモランマのデス・ゾーン(頂上から数百メーターまでの地域、多数の死者が出て死体も放置されている)に墜落した飛行機の機内から重要な書類を持ち帰るというお話し。民間の救助隊に依頼が来て、山に向かうのだが、実は依頼主は武器商人だった。これが全く現実不可能な設定になっているから面白みがない。無酸素で簡単にエベレストの頂上に立ってしまい、格闘を演じるなんて不可能に決まっているだろう。死ぬよ。

「ターミネーター ニューフェイト」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年174作品目)映画ターミネーター
未来から送り込まれたターミネーターと機械的に強化された人間が過去で将来を期待されるメキシコ人女性を巡り争うというもの。新しい老女が登場したり、古いターミネーターが人間の心を持って現れたりとまあ大変でした。

「ローロ 欲望のイタリア」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年175作品目)映画ローロ 欲望のイタリア
ベルルスコーニ首相の裏側を描く。TV会社経営でイタリアNO1の金持ちとなった男の裏側を描く。政治よりも女性、国民よりも欲望に生きた男ベルルスコーニ、正に欲望のままに生きた男だった。羨ましい限りだが。

「エンド オブ ステイツ」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年176作品目)映画エンドオブステイツ
大統領が暗殺未遂にあう。シークレットサービスで唯一生き残った主人公が犯人と疑われるが、彼は逃亡し真の犯人を捜す活劇だ。

11月22日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「決算!忠臣蔵」が4つ星、「アナと雪の女王2」が4つ星、「ゾンビランド:ダブルタップ」が3つ星、「盲目のメロディ・インド式殺人狂騒曲」が3つ星、「イグジット」が2つ星、「ベル・カント」が2つ星、「草間彌生 INFINITY」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
吉例顔見世大歌舞伎(11月)観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「渡世人」(藤井 邦夫 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年234冊目)「大江戸閻魔帳」シリーズ第3弾本渡世人

「さらば黒き武士」(岡本 さとる 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年235冊目)本さらば黒き武士

「眠れない凶四郎 三」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年236冊目)「耳袋秘帖 同」シリーズ第3弾本眠れない凶四郎3

「大富豪同心」(幡 大介 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年237冊目)「八巻卯之吉放蕩記」シリーズ第1弾本大富豪同心

「H先輩の死」

「H先輩の死」
突然電話があり「誰か亡くなったらしい」という不可思議な電話が入った。その直後にH先輩のことだと判明した。彼が大学1年生の時に私は高校1年生で初めての夏合宿に向かう時、彼の自宅から「チクチクジュース」と我々が名付けていた飲み物を彼の車「フェアレディ」に乗せて運んだ記憶がある。それは今でいえば甘いコーヒーの濃色ジュースだったのだろう。その時からの付き合いだから長いものだ。
数年前には私たち同期に相撲の桝席のチケットを送ってくれたりもした。先月のOBたち有志の会にも当初出席の連絡が来ていたが、当日に姿を現さなかったので何かあったのかとは思っていたのだが、それにしても残念だ。
式場は「東叡山寛永寺」の「輪王殿」だ。(写真:S1)S1
表門は歴史的なもので戊辰戦争時の寛永寺の表門として官軍の砲撃による砲弾跡がある門だ。(写真:S2)S2
ここは徳川幕府の菩提寺だ。江戸城から見て鬼門に当たる方角にあり、歴代の将軍が江戸城を守るこの場所に墓地を造り、亡くなった後も城を守ったのだ。
通夜と葬儀告別式に受付として香典関係のお手伝いをさせて頂いた。通夜の2時間程前に式場に到着した時にはまだ納棺前でご遺体と直接対面することが出来た。素晴らしい祭壇だった。(写真:S3)S3
般若心経を唱えさせて頂いた。
部の旗と同期の仲間たちの旗があった。(写真:S4)S4
出棺前に「塾歌」が流れ私たちも歌った。もう涙が止まらなかった。
その後先輩から連絡があり、焼き場で骨を拾ったとの連絡を受けた。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

「茂木家美術館の北斎名品展」第5弾

「茂木家美術館の北斎名品展」第5弾(かつしか北斎美術館)
北斎親子。(写真:H1)H1
出典は「HOKUSAI MASTERPIECES OF ART」より

「富嶽三十六景 青山円座松」(写真:H2)H2

「富嶽三十六景 上総ノ海路」(写真:H3)H3

「富嶽三十六景 下目黒」(写真:H4)H4

「富嶽三十六景 東海道程ヶ谷」(写真:H5)H5
程ヶ谷宿の戸塚寄りには、権太坂と信濃坂と呼ばれる武蔵・相模の国境があった。坂道の両側に松並木があり、坂上からは富士山がよく見えたと言われています。松の間からのぞくい富士を見上げながら歩む馬引や、深編笠をかぶった虚無僧、草鞋を結びなおす駕籠舁などがおり、長閑な旅の様子が伝わってくる。

「富嶽三十六景 登戸浦」(写真:H6)H6
現在の千葉市中央区登戸から見える富士を描いている。海岸の鳥居は登渡神社のものといわれ、大小2つの鳥居が並行して描かれ、富士を鳥居の中に配置する構図が奇抜だ。海岸には潮干狩りする人々や戯れる子供などがいる。江戸時代、潮干狩りは庶民のレジャーとして人気があった。

今、再び三度北斎が注目されているが、正に天才が描き上げたものでした。
以上、漸く晩秋を感じられるようになってきた東京から勢古口がお送りしました。

「上野東照宮」

『J REPORT 2019年11月第4週号』
「リタイアメント・ノート 11年5か月目」
「VOL.1134号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「上野東照宮」
東京国立博物館に正倉院展後半を見に行ったのだが、前日に上皇ご夫婦が来られた関係からか大混雑で2時間待ちということで諦めて東照宮に行き先を変えた。
何回か行ったことがあるが、牡丹園の見学のみだったので、今回は本格的に見てみよう。(写真:U1)U1
まず驚いたのが、御祭神が徳川家康公だけでなく、吉宗公と慶喜公の3人が祀られていたことだった。
結構外国人観光客も多い。参道だ。(写真:U2)U2
配置図。(写真:U3)U3
古い門だ。(写真:U4)U4
青い空と黄色い紅葉が美しい。(写真:U5)U5
社が見えてきた。(写真:U6)U6
境内には古そうな鐘があった。(写真:U7)U7
境内を見回す。(写真:U8)U8
それでは500円の入場料を払って拝殿に進む。(写真:U9)U9
「透塀」(すきへい)と呼ばれる独特の塀に囲まれていた。(写真:U10)U10
(写真:U11)U11
「唐門」葵の御紋があった。(写真:U12)U12
「社殿」は金ぴかでした。権現造りというらしいが、金箔が張り巡らされていた。(写真:U13)U13
彫り物も凄い。(写真:U14)U14
もう一度唐門を見る。(写真:U15)U15
拝殿。(写真:U14)U14
(写真:U18)U18
「賽銭箱」も何か豪華絢爛だ。(写真:U17)U17境内にある「銅灯篭」は全部で48基あり、重要文化財だそうだ。また石灯篭は200基もあり、1651年造営時に各大名より奉納されたものだという。
まあ、兎に角凄いところでした。