『J REPORT 2019年10月第5週号&11月第1週号』
「リタイアメント・ノート 11年5か月目」
「VOL.1131号 SINCE AUG.12th, 1983」
「ハプスブルグ展」
上野の国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルグ展」に行ってきた。(写真:A1)
中世ヨーロッパを代表するオーストリアはウィーンの王族だ。政略結婚でヨーロッパ中の王国と関係を結び栄華を築いてきた。そんなハプスブルク家の貴重な作品群を見てきた。(写真:A2)
(写真:A3)
これはマルガリータ・テレサ、スペイン王女8歳の時だ。幼い頃からウィーンの宮廷に嫁ぐことが決められていた。(写真:A4)
惜しいかな20歳で亡くなっていた。
次の3点。(写真:A5)
左上はディエゴ・ブラスケス作「宿屋のふたりの男と少女」
左下はダーフィッド・デニールス作「村の縁日」
右はパルトロメウス・スプランゲル作「オデュセウスとキルケ」
ヴェロネーゼ作「フォロフェスネスの首を持つユディト」(写真:A6)
次の2点。(写真:A7)
左はヤン・ブリューゲル(父)作「エジプト逃避途上の休息」
右はティントレット作「甲冑をつけた男性の肖像」
次の2点。(写真:A8)
左はディエゴ・ベラクレス作「フェリペ4世」
右は同じくディエゴ・ベラクレス作「マルガリータ・テレサ」
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房作「マクシミリアン1世」(写真:A9)
ヨーゼフ・ハインツ(父)作「ルドルフ2世」(写真:A10)
「神聖ローマ帝国マクシミリアン1世の甲冑」(写真:A11)
「十字型の日時計」(写真:A12)
マルティン・ファン・メイテンス作「マリア・テレジア」(写真:A13)
彼女は16人もの子供を産んだ。末っ子がフランスに嫁いだマリー・アントワネットだ。天性の政治手腕があった。
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン作「マリー・アントワネット」(写真:A14)
ルイ16世と政略結婚した彼女は、ご存知の通りフランス革命でギロチンの露と消えた。
ヴィクトール・シュタウファー作「フランツ・ヨーゼフ1世」(写真:A15)
68年もの長きに亙り在位した最後の皇帝。今日のウィーンの街の原型を作った。周囲に巡らされていた城壁を完全に取り払い環状道路とした人でもある。
ヨーゼフ・ホラチェク作「薄い青いドレスの皇妃エリザベト」(写真:A16)
美貌を見初められフランツ・ヨーゼフ1世に嫁ぐが変死した薄幸の皇妃。実に美しい。その美しさゆえ、オーストリアだけでなくハンガリーでも人気があったという。本物をお見えできないのが残念だが、一見の価値ありです。
月: 2019年10月
「今週の映画と本」
「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「駅までの道教えてください」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年160作品目)
愛犬を失った少女と、40年前に息子を幼くして亡くした老人、彼は入院中ながら逃げ出して喫茶店を営んでいるのだが、二人が偶然別の犬を介して知り合い、友情を育む。そして不思議な経験をする。愛犬家には堪らない映画だ。
「フッド ザ・ビギニング」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年161作品目)
ロビン・フッドが誕生したいきさつを描く。イングランド王国ノッティンガム州の領主の一人ロビンは十字軍に従軍し4年後怪我で故郷に戻るが、領土は没収され2年前に死亡していたことになっていた。そこから彼の復讐が始まる。日中は州長官に忠実な僕、夜はHOOD(頭巾)を被った義賊となった。キリスト教会の悪を暴き民衆の見方となり、戦う姿が描かれる。
「楽園」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年162作品目)
戦時中、中国に置き去りにされた少女が子供を連れて帰国した。日本は楽園だと信じられていたが、実際は差別ばかりの地獄だった。そんな時一人の少女が学校帰りに行方不明になる。死体も見つからなかった。12年後、同じような事件が起きた。そして帰国子女だった青年に疑いが掛けられ、彼は焼身自殺する。果たして彼は犯人だったのか?最初の事件当時一人で故郷に帰ってきて養蜂家を営んでいた男が村八分になる。彼にとっても故郷は楽園ではなかった。真の犯人は誰なのか?
「海馬五郎の復讐と冒険」(TC日比谷にて)私的批評眼★★(今年163作品目)
まあ実に下らない映画でした。見なけりゃ良かった。
10月25日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ジェミニマン」が3つ星、「T34 レジェンド・オブ・ウォー」が3つ星、「ロボット2.0」が2つ星、「アダムズ・アップル」が3つ星、「108 海馬五郎の復讐と冒険」が2つ星、「ドリーミング村上春樹」が3つ星、「この星は、私の星じゃない」が3つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「いざ出立」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年210冊目)「婿殿開眼」シリーズ第4弾
「大江戸人情小太刀」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年211冊目)「照れ降れ長屋風聞記」シリーズ第1弾
「無き」(小杉 健治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年212冊目)「蘭方医・宇津木新吾」シリーズ第10弾
「心の一方」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年213冊目)「闇御庭番」シリーズ第5弾
「まよい道」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年214冊目)「新・吉原裏同心抄」シリーズ第1弾
「母の命日」
「母の命日」
22日は母の命日だ。2005年のその日、私は知床半島の付け根の町「斜里町」にいた。そしてバスで知床に向かっている途中、実家から電話が入り母の死を知った。その1週間前にも実家を訪れて母を会っていたが、あれが最後になるとは夢にも思わなかった。母はその日の朝、起きてこないので迎えに行った甥によって発見された。多分心臓発作だったのだろう。この写真は母が20歳頃のものだ。(写真:母の面影)
母は裕福な福井の米搗き屋の次女として生まれ、何不住なく女学校を卒業後、志願して軍属となり、昭和18年に危険な船旅をしてシンガポールへ派遣された。現地では事務職として軍務に携わったという。実は母が生まれた後も、実の父親、私のとってみれば祖父の女遊びが酷く、外に二人の認知した子供まで設けていたという。そんな父親を嫌って母は海外に出たのだろう。如何にもまじめな母らしい。
シンガポールで当時父は陸軍主計少尉として勤務していた。そこで偶然母を見初めたらしいのだが、母は父のことを全く知らなかったという。父の片思いだったらしい。終戦、母は昭和21年に日本に帰国、故郷の福井に戻る。すると突然父が実家を訪れ、「母を嫁に下さい」と言って来たという。全く見ず知らずの男性が訪れたのだから当惑しただろう。しかし父は熱心に通ったようだ。やがて父の粘り勝ちになり母は嫁に行く。そして私と妹の二人の子供を授かった。横浜で生活を始めた我が家族は、私も妹も二人とも慶應義塾にお世話になり、無事大学を卒業した。両親は共に教育熱心だった。高校大学共にアメリカンフットボールをやっていた私の試合の大半を父は見に来ていた。母は非常に節制した生活をしていた。二人の子供を私学にやるということをごく普通の家庭だった我が家が行うことはかなり厳しかったのだろう。感謝しかない。
「茂木家美術館の北斎名品展」
「茂木家美術館の北斎名品展」(北斎没後170年記念)
今、「すみだ北斎美術館」で開催中の掲題北斎展に行ってきた。
茂木家は野田醤油「キッコーマン」の創業家だ。改めて北斎の天才性を確認した。(写真:H1)
常設展には北斎と娘のお栄の像があるのだが、実にこれが動くのだ。まるで本物がそこにいるようだ。(写真:H2)
会場内は勿論撮影禁止なので、「北斎マスターピーゼズ」という本を買ったので、そこから抜粋してみる。
「富嶽三十六景」からまずは「江戸日本橋」(写真:H3)
日本橋を手前に江戸城が見え、その後ろに聳え立つ富士山。遠近法が使われているが、実際には富士山は日本橋からはこの角度では見えないので、これは想像上の絵だとか。
次は「江都駿河町三井見世略図」(写真:H4)
三井越後屋の店舗と店舗の間から見た富士山。実際にこのように見えたようです。
「東都浅草本願寺」(写真:H5)
「深川万年橋下」(写真:H6)
「甲州石斑沢」(写真:H7)
鰍沢のことで甲府盆地を流れる釜無川と笛吹川が合流し富士川になる地点。漁師の体と投網が造る三角形と富士山の稜線が相似形となっている。
「甲州三島越」(写真:H8)
三島越とは石和宿から山中湖、御殿場を経て三島へと至る道。旅人が大きな樹木の周りで手を掲げて大きさを感じている姿が面白い。
「遠江山中」(写真:H9)
静岡西部の山中での木挽きの様子。大きな角材とそれを支える丸太で大小の三角形が形成され、丸太の三画の間から富士をのぞかせている。色々な人物が描かれている。
兎に角、北斎の描く世界は、構図が優れているし、こんな見方が出来るのだと私のような凡人にはとても思いつかない発想が素晴らしい。2008年にスペイン・バルセロナを訪れた時にたまたま「北斎展」が開かれていて、沢山の人が集まっていたのを思い出す。19世紀後半のヨーロッパ画壇に与えた北斎の影響力の大きさに触れたような気がした。
以上、またまた水害の恐怖に慄く東京から勢古口がお送りしました。
「正倉院の世界」
『J REPORT 2019年10月第4週号』
「リタイアメント・ノート 11年4か月目」
「VOL.1130号 SINCE AUG.12th, 1983」
「正倉院の世界」
「御即位記念特別展 皇室がまもり伝えた美」と銘打った展覧会が上野の東京国立博物館で開催されている。これは絶対に見なければ損だ。私は先日奈良国立博物館の先生の講義を受けたので、内容的にはかなり知っているつもりでいたが、やはり実物には驚かされた。(写真:N2)
そして非常に混んでいた。
入口付近には聖武天皇(701-749)の死後49日目に光明皇后が東大寺に寄贈したリストの現物が展示されていた。勿論国宝だ。これだけでもう涙が出てくる。こんな古いものがきっちと残されているとは、本当に素晴らしい。
写真撮影は勿論出来ないので、我慢するしかないが、最後に正倉院の模型があった。(写真:N3)
校倉造りだ。(写真:N4)
以前にも述べたが、校倉造りは湿度の差で木が伸縮し、内部の環境が一定になると学校で習ったことは全く嘘だったということだ。宝物の保存には色々な箱がその役割を果たしていた。何重にも木箱に入れられた宝物がこの日本の気候に一番あっていたということだ。
正倉院は天皇の許可がないと絶対に開かない。これが扉の模型だ。(写真:N5)
鍵には封印がなされている。(写真:N6)
五本の弦がある琵琶は世界中にこの品しかない。勿論これは模型だ。「螺鈿紫檀五弦琵琶」(写真:N7)
「螺鈿紫檀阮咸」(写真:N8)
それではパンフレットを見てみよう。(写真:N9)
(写真:N10)
「紫檀木画槽琵琶」草原の狩猟が描かれている。(写真:N11)
「伎楽面 酔王」舞台演じるための仮面だ。(写真:N12)
「海磯鏡」(写真:N13)
そして、「黄熟香」(蘭じゃ待)(写真:N14)
「じゃ」の漢字が見つからないので省いたが、この「蘭じゃ待」には東大寺の文字が隠されている。
これは香木だ。東南アジア産の木だが、樹液が染み出し、それが木に浸透し、水よりも重くなったものだ。白い印があるように天下人になった人も、これを削っている。一番右が足利将軍、その隣が織田信長、一番左は明治天皇が削った部分だ。足利将軍は香道を作り上げ、信長は茶道を広めた。生涯に一度しか見ることができないものではないだろうか。
シルクロードの最終地点である奈良でヨーロッパや中東、そして中国の宝が存在すること事態が摩訶不思議な世界だ。
奈良まで行ければベストなのだろうが、東京でこれだけのものが観られるのは、恐らく今回のみだろう。後期展示は11月6日からでまた新しい展示物が出てくるという。もう一度行こう。
「今週の映画と本」
「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「真実」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年156作品目)
評価が分かれるだろう。有名女優が自身の自伝を発行する記念に、娘夫婦と孫娘がニューヨークからパリにやってくる。だが、本の内容は事実と全く違う。女優の本当の姿と、演技をしつつ名声を獲得するための果てしない努力とのしがらみ。徐々に家族としての愛に芽生えるか?家族愛か自分愛か?是枝監督らしい映画でした。
「最高の人生の見つけ方」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★★(今年157作品目)
ハリウッド映画のリメイクだ。舞台を日本に、そして主演を女性陣にしたのだが、まあ互いに癌で余命少ない二人の違った生き方が意外と身に詰まされる。人生の終わりをどのように迎えるのか、人それぞれの感覚を観客に考えさせるお話しでした。
「宮本から君に」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年158作品目)
年上の恋人を知り合いに強姦された宮本(池松壮亮)。その時彼は彼女(蒼井優)の部屋で酔っていびきをかいて寝ていた。そんな男の復讐劇から彼女との愛を強く語るお話し。非常に過激的な映画でした。これも評価が分かれるかな?主演の二人の演技が抜群だ。
「ボーダー 二つの世界」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年159作品目)
スゥエーデン映画。税関の職員の彼女には特殊な能力がある。それは人間の感情をかぎ取るということで、密輸等にその腕を発揮している。しかし彼女は醜い。偶然知り合った男は男性器がなかった。どういうこと?二人は雌雄一体の別人類だったのだ。男は赤ん坊を誘拐して売り飛ばし、人類へのリベンジを行っていた。彼女は理性的な対応をするのだが。果たして結末は?不思議な物語でした。
10月18日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ボーダー 二つの世界」が4つ星、「楽園」が4つ星、「マレフィセント2」が3つ星、「フッド ザ・ビギニング」が3つ星、「ガリーボーイ」3つ星、「空の青さを知る人よ」が3つ星、「スペシャルアクターズ」が3つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「やってみなきゃ」(野口 卓 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年208冊目)「よろず相談屋繁盛記」シリーズ第4弾
「台風19号」
「台風19号」
いよいよ巨大台風が日本に接近して来る。12日土曜日の午後1時の自宅前には猛烈な雨と風が吹いていた。(写真:T1)
(写真:T2)
困ったのが犬の散歩だ。風雨の中に出掛ける訳に行かず困っていると、おや少し雨が止んだかな?
そこで慌てて犬を連れて外に出る。小雨状態だ。隣の建設現場も人はいない。但し杭打機は立てたままだ。(写真:T9)
現場の囲いは一部が外されていて風の影響を避けようとしていた。(写真:T10)
しかし途中から激しい雨になった。びしょ濡れで帰り着く。
そして夜になった。2度江東区からのエリアメールが鳴り響き、避難勧告が告げられた。しかし対象地域は荒川の付近の大島や亀戸だった。私の家の辺りは問題ないようだ。ガラス窓にはテーピングしたし、準備は万端だ。
夜明け前から雨音は聞こえない。風の音もしない。午前5時空には星が光っていた。愛犬を連れて散歩に出掛ける。豊洲のセブンイレブンは通常営業していた。(写真:T3)
もう街は平常時になっているのか?だが、東京メトロは動いていなかった。(写真:T4)
豊洲公園の花壇の花は風で一部が吹き倒されていた。(写真:T5)
都市モノレールの「ゆりかもめ」は運行していた。(写真:T6)
おや、どんぐりが落ちていた。これも台風の被害者だろうか?(写真:T7)
あの工事現場は水浸しでした。(写真:T8)
それでも雨台風で東日本を中心にして河川の氾濫で非常にひどい状態のようだ。東京はなんとか被害がなかったが、地方は大変なようだ。地球温暖化を含めて対策を真剣に考える時になったということだろう。
台風が去って一日半、豊洲運河には茶色濁った水が岸辺近くまで増水していた。(写真:T11)
これほどまでに水が増えたことを見たことがなかっただけに、如何に上流の降雨量が多かったことが想像された。
「青森人の祭」
「神奈川会」
『J REPORT 2019年10月第3週号』
「リタイアメント・ノート 11年4か月目」
「VOL.1129号 SINCE AUG.12th, 1983」
「神奈川会」
ここのところ、訃報が相次ぐ中学同級生の集まりだ。その名の如く神奈川に在住するか、過去にしたかの集まりだ。今日は大船駅前の店だった。まず2週間ほど前に恩師が亡くなった。我々が中学1年生の時の担任のK先生だった。数度の癌を克服されて80代後半の死だった。そして1週間ほど前には同級生のY君が膵臓癌でなくなった。今回の仲間のT医師は膵臓癌が専門だったという。やはり早期発見なのだろう。
まず驚いたのが大船駅の変貌だった。松竹撮影所がなくなってかなり立つのだろうが、その変わりようは凄いものがあった。店は「かんのん」という店。(写真:K1)
招き猫があった。(写真:K2)
席に着く。(写真:K3)
7人だから、二人前づつ次々と頼む。付き出しと焼酎いいちこ。(写真:K4)
刺身盛り合わせ。(写真:K5)
天麩羅。(写真:K6)
しめ鯖。(写真:K7)
タコ刺し。(写真:K8)
卵焼き。(写真:K9)
万願寺甘とう焼き。(写真:K10)
鰯刺身。(写真:K11)
厚揚げ。(写真:K12)
さつま揚げ。(写真:K13)
穴子天。(写真:K14)
焼き茄子。(写真:K15)
鯵フライ。(写真:K16)
一体いくつ食べたのだろうか?皆凄い食欲だ。たまたま食べ物の話しになり、私が一日一食だと言ったら、T医師が彼も殆ど一日一食だと言った。現代人は食べ過ぎだとの発言がT医師からあり、彼曰く、血管と足が健康のかなめだとか。即ち若々しい血管を維持することと、一生歩けることだそうだ。頑張ろう、老人たち。
(写真:K17)
血管は脳や心臓の機能に直接影響のある病気になりやすいし、歩けなくなると食べられなくなり、命を失うという。
さて、中学の私たちのクラス、実は計算違いしていて、50名中、7名が亡くなっていた。14%の死亡率だ。
京の仲間の7人は、医師、メーカー、銀行、損保が各1名、商社が3人という構成だった。
果たして80歳まで生き残れるのは?
まあ、精一杯生きようぜ。
「今週の映画と本」
「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「ジョン・ウィック パラベラム」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年151作品目)
兎に角内容よりもジョンを襲う人々との戦いが大半でした。
「ジョーカー」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年152作品目)
ゴッダムシティに暮らす一人のピエロ役の男。虐げられ虐められる男が突然銃で人を殺す。やがて人々からヒーロー扱いされ、ジョーカーへとなっていく姿を描く。のちのバットマンになる子供の姿も合わせて映される。何とも不可思議だが恐ろしい演技力でした。アカデミー賞最有力候補作品だ。
「樹木希林を生きる」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年153作品目)
1年以上に亘りNHKのカメラマン一人が樹木希林を密着取材し、4本の映画(モリのいる場所、泥棒家族、日日是好日等)の撮影風景を含め個人的な面を抉り出すというドキュメンタリー映画。死の直前まで収録されていた貴重な記録だ。
「蜜蜂と遠雷」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年154作品目)
新人ピアニストの登竜門と言われているコンテストに挑む若者たちを描く。
「イエスタデイ」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★★(今年155作品目)
売れないミュージシャンがある晩自転車で走っていると、地球上全てで12秒間停電となった。その時バスに撥ねられた彼はビートルズの歌がない世界に迷い込む。彼はビートルズの歌でデビューし大ヒットを飛ばし天才と言われるようになるのだが。ビートルズファンに取ってはたまらない映画でした。つい歌いたくなる。
10月11日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「真実」が4つ星、「イエスタデイ」が4つ星、「ブルーアワーにぶっ飛ばせ」が3つ星、「最高の人生の見つけ方」が3つ星、「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」3つ星、「第三夫人と髪飾り」が3つ星、「細い目」が4つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」ひとりの
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「火炎の乱」(麻倉 一矢 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年205冊目)「けんか中納言光圀」シリーズ
「雑賀の女鉄砲撃ち」(佐藤 恵秋 著)徳間文庫 私的批評眼★★★★(今年206冊目)