「九州の旅」

『J REPORT 2020年3月第4週&4月第1週号』
「リタイアメント・ノート 11年9か月目」
「VOL.1153号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「九州の旅」「旅暦93」
久しぶりに九州へと向かう。新型コロナウイルス騒ぎで便数が減便されたためか機内ほぼ満席状態だった。1時間半の空の旅で福岡空港へと。その足で20年来通っている「もつ鍋の店 よしむら」へ行く。やはりコロナの影響で客足は落ちているという。
まず頼んだのが、野菜サラダと馬刺しに牛タン焼きだ。お通しが出た。野菜の煮ものだ。(写真:A1)
野菜サラダ。(写真:A2)
馬刺し。(写真:A3)
牛タン。(写真:A4)
ついでに、上ミノとモツ。(写真:A5)
締めは勿論もつ鍋だ。(写真:A6)
(写真:A7)
ここのマスターと女将さんは私と同学年の所謂団塊の世代だ。それでも元気に店を続けているのには感心します。いつもながら美味しい味でした。

「スーパーは今」
小池都知事の外出自粛要請の翌日のスーパーマーケットはまず入口にあるカートがない。全てお客さんが使用中なのだ。そしてレジには長蛇の列。これは東日本大震災の時より酷い。また精肉の棚は空っぽだ。(写真:スーパーマーケット)
トイレットペーパーとティッシュペーパーはあるものの、兎に角買い溜め客が商品を山と積んでいたのには驚く。これほどする必要な全くないと思いながら、その日の買い物をした私でした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私感ですからね!!
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年41作品目)
架空の都市「ゴッダム・シティ」はバットマンの住む街だ。そこでジョーカーの元恋人のハーレイ・クインが悪に立ち向かうというお話し。アメコミの世界だ。

「もみの家」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年42作品目)
もみの家とは、不登校等の引き籠りの人たちを引き取り、農作業や家事労働を共同で行い社会復帰を目指す施設。名前の由来は、コメの固いもみの殻を破るということ。16歳の女子高校生がやってきて、そこでの一年間を描く。

「恐竜が教えてくれたこと」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年43作品目)
オランダの少年が夏休みに訪れた島での出来事。知り合った島の少女には秘密があった。少年は「最後に死んだ恐竜は寂しかっただろう」と思い、自分も孤独に慣れるようにと訓練を始めるのだが。

「世界で一番貧しい大統領」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年44作品目)
南米はウルグアイの大統領のドキュメント。彼の言葉「心は大きく、財布は小さくが大統領だ」。これをどこかの国の何とかファーストの大統領に聞かせてやりたい。兎に角軍事政権独裁下のウルグアイで社会を改革しようとして13年も獄中にいたが、革命を成し遂げた素晴らしい人だった。

 次いでに「ウルグアイの思い出」を書こう。1983年に初めてウルグアイを訪れた。現地で日本人の方の案内で各地を回ったが、ここはスペイン人が大西洋を越えて、初めて陸地を見たところだ。だから叫んだのが「モンテビデオ」即ち「山が見えた」。長い航海のあとで陸地を見た感激の言葉が首都の名前になった。スペイン人、イタリア人、ドイツ人等ヨーロッパの人たちが移住してきて出来た国家がウルグアイだ。第一回サッカーワールドカップの優勝国でもある。そこで私が連れていかれた石材採掘現場。そこに至る前に街の肉屋で牛肉を買い、訪れたサイトの小屋で暖炉に肉を乗せて塩と胡椒のみで焼いたステーキの美味しかったこと。本当に感激の味だった。牛肉とはこういって食べるものだと感心したのだった。ここで教えてもらったのが「フリーメイスン」だった。

3月27日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「在りし日の歌」が3つ星、「ハリエット」が3つ星、「ナイチンゲール」が3つ星、「最高の花婿 アンコール」が3つ星、「恐竜が教えてくれたこと」が3つ星、「サーホー」が3つ星、「人間の時間」が3つ星でした。

「2020年の映画、私的評価表」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャリード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブズ・アウト」「男と女 人生最高の日々」「1917 命をかけた伝令」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」
★★★★=「フィッシャーマンズソング」「パラサイト」「ダウントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「じょん・F・ドノヴァンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」

「2019年の映画はこんなでした」 2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)・祇園祭礼信仰記「金閣寺」
                 ・御存「鈴ヶ森」海老蔵と息子勧玄君が出る。
                 ・新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」秋元康作演出
相撲観戦=1月場所観戦しました。 5月場所観戦予定です。

「2020 旅暦」
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)、昨年はハワイに4回行きました。

「2020 読書記録」 2019年の読書数は、259冊でした。
「料理通異聞」(松井 今朝子 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★★(今年80冊目)
この作家の本も初めてだった。江戸一番と言われた料理屋「八百善」のお話しでした。

「激闘」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年81冊目)「隠密船頭」シリーズ第4弾

「潜入 恋のぬるぬる膳」(風野 真知雄 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年82冊目)「味見方同心」シリーズ第1弾

「日本橋本石町やさぐれ長屋」(宇江佐 真理 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年83冊目)

「鎖国」(上田 秀人 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年84冊目)「辻番奮闘記」シリーズ第3弾

「熱い血一刀流」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年85冊目)「同」シリーズ第1弾

「こわいぞお」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年86冊目)「わるじい慈剣帖」シリーズ第3弾

「跡継」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年87冊目)「高家表裏譚」シリーズ第1弾

「うちの旦那が甘ちゃんで7」(神楽坂 淳 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年88冊目)「同」シリーズ第7弾

「赤い雨」(佐伯 泰英 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年89冊目)「新吉原裏同心抄」シリーズ第2弾

「薫風堂」(野口 卓 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年90冊目)「手蹟指南所」シリーズ第1弾

「三人娘」(野口 卓 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年91冊目)「手蹟指南所」シリーズ第2弾

「火の牙」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年92冊目)「八丁堀つむじ風」シリーズ第3弾

「長崎を歩く」

「長崎を歩く」
旅の二日目は長崎に赴く。昨年7月にもお世話になった「長崎サルク」のガイドさんの案内で、長崎市民会館を出発して中島川沿いの町屋を中心に歩いた。
市電のトンネルの上を車が走っているが、元々はあの高さの「長い岬」があった。だから私が今いて写真を撮っている場所は、元は海で埋め立てられた土地だ。(写真:B1)
昔の地図の岬の先がイエズス会に献上された土地だ。(写真:B2)
「長い岬」から「長崎」の名前が生まれたようで、江戸幕府はここを天領として直轄地とし奉行所を置いたが、実質的には町人が支配し自治していたのが長崎だった。
今の長崎は大半が埋め立て地なのだ。戦国末期、領主だった大村氏が南蛮貿易をするためにポルトガルのフランシスコ・ザビエルらの「イエズス会」に土地を献上し、沢山の日本人が信者になった。そこで10幾つもの教会が建てられた。日本人はキリスト教徒にならないと貿易が出来ないので宗徒となったとも言われているのだが。
最初に訪れたのが「一覧橋」だ。(写真:B3)
これが建てられたのが江戸で明暦の大火が起きた年で、長崎で二番目に出来た石橋だ。(写真:B4)
石橋はまず最初が「眼鏡橋」、中国人の人たちが建てたもので、中央に橋脚があるが、それ以外のものは全て橋脚なしだ。中国人は福建省出身者が多く、最初の眼鏡橋が上手くいったので次々と石橋を造っていった。
次に訪れたのが寺町にある「光永寺」。(写真:B5)
ここは慶應義塾の創立者である「福沢諭吉先生」が蘭学を学ぶための長崎留学時代に1年間住まわれた寺だという。(写真:B6)
(写真:B7)
おや面白い猫がいるなあ。(写真:B8)
尻尾をご覧あれ。何と曲がっている。これを長崎では「尾曲がり猫」という。この猫はオランダ人がインドネシアから連れてきた猫で、船内のネズミ退治用の猫だったそうだ。遺伝子の都合で尾が曲がっている猫が長崎にはあちこちにいた。野良猫の街が長崎だった。
綺麗な川が中島川。(写真:B9)
鳥も鯉もいる。(写真:B10)
川沿いの「中通り」昔のメインストリートだ。(写真:B11)
(写真:B12)
長崎は「石畳」と「砂糖」の文化の街だという。これからそれらが分かるようになる。(写真:B13)
次が「興福寺」だ。最初の「唐風寺」として建てられた。(写真:B14)
元々教会だったところにキリスト教が禁教となってお寺に変わったという。ここに中国から招聘されたのが「隠元和尚」だ。(写真:B15)
彼がもたらしたのが、「精進料理」に「隠元豆」、それに「卓袱台」、日本流の名前は「ちゃぶ台」だ。これは上座下座がなく人々が平等に座れるというもの。また「唐風の書体」も人気となり日本中の「扁額」がこの書体で書かれたという。
長崎サルクにはガイド代金@1400円払っているが、どうやら3軒の店で試食が出来るらしい。最初は果物屋さん。「長崎ザボン」という柑橘類。(写真:B16)
(写真:B17)
「琵琶」(写真:B18)
「長崎デコポン」(写真:B19)
ケースには私の名前が書かれていた。歓迎の意味だ。これらの果物が試食できる。(写真:B20)
次が「岩永梅寿軒」創業は1830年とのこと。甘味処だ。(写真:B21)
名物は「もしほ草」という海草を練り込んだ羊羹のようなもの。「求肥餅」(写真:B22)
そして「カステラ」。これは昔カステラを焼いたという鉄板だ。(写真:B23)
長崎は砂糖の文化と申し上げたが、オランダ人は砂糖を船のバラストとして日本に持ち込んだという。(写真:B24)
当時カステラはポルトガルが持ち込んだ時には固いパンのような保存食だったという。それを日本人の料理人が改良を加えて柔らかい甘いお菓子にしたのだという。人気のカステラは直ぐに売り切れになるという。要予約を。
この店先の柱をご覧ください。(写真:B25)
実はこの柱、原爆の旋風で傾いたのだという。
また店の軒には鳶のマークがあった。(写真:B26)
説明によると「安田生命」のマークだというが、本当かどうかは知らないが、何らかの関係があったのか?
砂糖文化を表すのがもう一つある。「落雁」だ。大きなものまでこの店は造っていた。(写真:B27)
(写真:B28)
長崎で「おもてなし」というと「砂糖」をふんだんに使ったものを提供することだという。
「上野彦馬生誕の地」とある。彼は日本で初めて写真店を開いた人物で、「坂本龍馬」のあの写真を撮ったのが彼なのだ。(写真:B29)
二人の共通点は名前に「馬」が入っていること。(写真:B30)
排水路が石で出来ていた。「えごばた」と地元では言う。(写真:B31)
また区割りされた町の境は約一尺離れて家を建てることで空間を取っていた。(写真:B32)
古い町屋がある。狭い入口で長い通路があり、その奥には中庭があるという。(写真:B33)
(写真:B34)
「うだつ」もある。(写真:B35)
この神社の鳥居が少し変わっている。両端が上に跳ね上がっている形なのだ。笠木というのだが、反った鳥居は珍しいという。(写真:B36)
ありました。「尾曲がり猫神社」だ。(写真:B37)
(写真:B38)
いよいよ眼鏡橋です。水面にも映っている。(写真:B39)
一番古いのがこの眼鏡橋。「擬宝珠」超しに観た眼鏡橋。(写真:B40)
対岸の石垣をご覧あれ。いくつかの♥ハート・マークの石がある。探してみては如何かな。(写真:B41)
(写真:B42)
鯉もいるね。(写真:B43)
「江崎鼈甲(べっこう)店」、300年以上の伝統がある店だ。(写真:B44)
昔の金持ちは鼈甲製品を好んで使ったというが、製造技術が非常に難しいようだ。「たいまい」という亀の甲羅を使って、熱と水と圧力だけで加工し接着させるというから凄い。その作品の一部をご紹介。
「船」(写真:B45)
「鯉」何と426万円の値札が。(写真:B46)
「鳳凰」(写真:B47)
「鰹」(写真:B48)
「鯉」(写真:B49)
「翁」(写真:B50)
「たいまい」背よりも腹の甲羅のほうが、価値が高いという赤道付近に住む亀だ。(写真:B51)
2時間の長崎街歩きでした。
福岡空港には昨年8月の家族旅行以来だったが、ラウンジが新しく広くなっていた。(写真:ラウンジ)しかし、コロナで客は少なく、手先アルコール消毒が常に行われていた。

「花冷え」

「花冷え」
その日の上野は空は快晴だが北風が強く気温は10度以下と正に花冷えだ。上野の桜を見てみよう。
入口の桜。(写真:D1)
桜の並木があるが、いつもの状態とはだいぶ違うようだ。(写真:D2)
「宴席禁止」の札が掲げられていた。(写真:D3)
都の宴会自粛の影響が見て取れた。
桜はと言えば、満開から散り始めの状態のようだ。(写真:D4)
(写真:D5)
(写真:D6)
(写真:D7)
(写真:D8)
ゴミ箱もない。(写真:D9)
何か上野に来たという感じが全くしないのは私だけだろうか?
国立東京博物館も閉館中だ。(写真:D10)
勿論西洋美術館も同様だ。(写真:D11)
上野駅が変わった。公園口が少し北側に移動して、公園に向かって道路横断せずに行けるようになった。(写真:D12)
それに伴い、山手線の内側を走っていた道路が公園口の手前でロータリーとなり、それ以上鶯谷駅方面には行けなくなった。(写真:D13)
便利になったのだが、全ての施設が封鎖されていては意味がない。がっかりでした。

「まねき鮨」

「手前勝手世界食物語、第545号」
「まねき鮨」
ほぼ一年振りに訪れたのが、佐賀県武雄温泉にある「まねき鮨」だ。昨年秋の洪水で被害を受けたのかと心配していたが、どうやら無事だったようだ。ところが入口には「予約客のみ」と書かれていた。
若旦那の板さんの話しを聞くと、コロナ騒ぎ以前は中国人が沢山訪れて、それも10人単位で予約なしで現れて食材がなくなるとい事態になったという。それが激減してネタの仕入れにも困るので、今は予約客のみにしているという。まあこの辺りで寿司が美味いと言えばこの店しかないが、中国人はどうやって発見したのか、口コミなのか、驚くばかりだ。因みにこの日予約客は4組でした。武雄温泉というと内陸なのだ、昔は長崎街道があり、且つ北には玄界灘、南には有明海、西には五島列島と海の幸には恵まれている。
まずは今時珍しい「なまこ」に「ほたるいか」。なまこは玄界灘の産だという。(写真:C1)
「このわた」(写真:C3)
いつもながら丁寧な仕事振りだ。きめ細やかな仕上がりに満足だ。
皿の上には「ワカメ」に「茗荷」、それに自家製の「生姜」だ。これが美味しい。(写真:C2)
「石鯛」の刺身に、石鯛の「皮の湯引き」(写真:C4)
「鰯の巻物」を「玉ねぎと梅干の醤油漬け」で食べる。(写真:C5)
「鯨肉」の刺身(写真:C6)
「鯨肉」のたたき(写真:C7)
「包丁類」だ。日に2度から3度は研ぐという。京都の「領永」とか。(写真:C8)
同じく出刃包丁。(写真:C9)
短いのは板さんが初めて買った包丁で使い込んでこれだけ短くなった。(写真:C10)
「鰤の白子」新しくないと駄目だ。(写真:C11)
「鮑の塩漬け」(写真:C12)
「鮑のブランディー漬け+柚子胡椒」(写真:C13)
「鯔(ぼら)のからすみ」(写真:C14)
「宮崎産のキャビア」(写真:C15)
それではそろそろ握ってもらいます。米は佐賀県産で使うは赤酢だそうです。
「いか」の上にキャビア乗せ(写真:C16)
「赤貝」(岡山産)(写真:C17)
「お吸い物」はハマグリ入り(写真:C18)

(写真:C21)
「煮穴子」塩とタレの両方を。(写真:C22)
「キュウリの胡麻和え」(写真:C23)
最後は「卵焼き」(写真:C24)
いやあ、満腹、満足でした。わざわざ東京から食べに行く甲斐のある味でした。ご馳走さまでした。また来ますね。
以上、桜も満開となった東京から勢古口がお送りしました。

「桜の開花」

『J REPORT 2020年3月第4週&4月第1週号』
「リタイアメント・ノート 11年9か月目」
「VOL.1152号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「桜の開花」
靖国神社にある「標本木」が14日開花宣言した。その前日都内は16度以上の気温になり、開花を期待して訪れたが、残念ながら2輪しか咲いておらず宣言なしだったが、翌14日は都内には雪が降るという寒さだったが、何と開花宣言された。
16日の月曜日は晴れてはいたが強風が吹き荒れた都内。訪れた靖国神社には流石に人も少ない。(写真:A1)
標本木には6-7輪の桜が咲いていた。(写真:A2)
まだまだやっと開いたといった感じだ。(写真:A3)
(写真:A4)
(写真:A5)
(写真:A6)
境内には既に満開に近い桜の木もあった。(写真:A7)
(写真:A8)
それにしても歴史的早咲きだというものの、これも温暖化の影響かな?

「豊洲公園の月と桜」
そろそろ各地の桜も咲き始めている。豊洲公園では白い桜が三部咲き程度になってきた。空を見上げれば半分以下になった月が見えていた。(写真:月と桜)

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私感ですからね!!
「ビッグ・リトル・ファーム」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年39作品目)
カリフォルニアで実践された自然農場の7年間を追うドキュメンタリー。果樹園には多種多様な果実が実り、動物が暮らし、鳥が住み、虫が生きる。一切の薬を使わない農場は自然の摂理のままに輪廻転生が行われ自然の力で総産物を生み出すというもの。

「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★(今年40作品目)
ジョンはテレビドラマで売れているスター。5年前から11歳の少年と文通をしていた。しかし、その少年は文通を母親にも隠していた。学校で文通のことを皆の前で発表すると嘘だと言われ虐められた。ある出来事を契機にして少年とジョンの文通がマスコミの知ることになった。これらを10年後大人になった少年がある女性記者に告白する。それによってジョンの生き方が垣間見えるというもの。少年の演技が素晴らしい。

3月13日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」が4つ星、「コロンバス」が4つ星、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」が4つ星、「ビッグ・リトル・ファーム」が4つ星、「モルエラニの霧の中」が4つ星、「三島由紀夫VS東大全共闘」が3つ星、「春を告げる町」が3つ星でした。

「2020年の映画、私的評価表」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャリード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブズ・アウト」「男と女 人生最高の日々」「1917 命をかけた伝令」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」
★★★★=「フィッシャーマンズソング」「パラサイト」「ダウントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「じょん・F・ドノヴァンの死と生」

「2019年の映画はこんなでした」 2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)・祇園祭礼信仰記「金閣寺」
                 ・御存「鈴ヶ森」海老蔵と息子勧玄君が出る。
                 ・新作歌舞伎「雪蛍恋乃滝」秋元康作演出
相撲観戦=1月場所観戦しました。 5月場所観戦予定です。

「2020 旅暦」
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)、昨年はハワイに4回行きました。

「2020 読書記録」 2019年の読書数は、259冊でした。
「死ぬがよく候 五」(坂岡 真 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年73冊目)「死ぬよく総」シリーズ第5弾完結編

「銀の猫」(朝井 まかて 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年74冊目)
この作家の本は初めてだ。実に面白かった。江戸のヘルパーさん物語だ。

「夜盗狩り」(沖田 正午 著)コミック時代文庫 私的批評眼★★★(今年75冊目)「助立屋始末」シリーズ第1弾

「紅花ノ邨」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年76冊目)「居眠り磐音決定版」シリーズ第26弾

「石榴ノ蠅」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年77冊目)「居眠り磐音決定版」シリーズ第27弾

「レイトショー 上」(マイクル・コナリー 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★★(今年78冊目)

「レイトショー 下」(マイクル・コナリー 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★★(今年79冊目)

「これ何?」

「確かにその通りなお話し」
というか、昔の古い歌だそうだ。
『皺がよる、黒子ができる、背はちぢむ。
 頭ははげる、毛は白くなる。手はふるう、足はよろつく、歯は抜けるまた耳は聞こえでず、
 目はうとくなる、身におうは頭巾えり巻、杖、眼鏡、たんぽ温石、しびん孫の手。
 くどくなる、気短かになる、愚痴になる、心はひがむ、身は古くなる。聞きたがる。
死にともながる、出しゃばりたがる、世話をしたがる。
 又しても同じ話しに、子をほめる、達者自慢に、人は嫌がる』
年寄りのことをよく示している歌だ。こうならないようにしなくてはならないとは思うものの、その通りかも知れない。

「これは何?」
晴海通り「トリトンスクエア」の反対側に奇妙な建物が出来ていた。(写真:C1)
(写真:C2)
(写真:C3)
大きな建物は鉄骨に木の板Gが組み込まれた不思議な建物だ。その隣に2階建ての建物があり、これも木造だ。室内に入ってみる。(写真:C4)
(写真:C5)
「GOOGLE Grow with G」と書かれている。(写真:C6)
2階への会談も木製の板が複雑に組み合わされている。(写真:C7)
(写真:C8)
室内の風景だ。(写真:C9)
(写真:C10)
(写真:C11)
(写真:C12)
三菱地所とグーグルの協賛で出来ているある意味教育施設のようだ。(写真:C13)
(写真:C14)
隣の建物は内部が吹き抜けになっていて、床がパネルになっていた。(写真:C15)
床を踏むと絵が動く。(写真:C16)
(写真:C17)
チームラボのようなものだ。(写真:C18)
奇妙な建物でした。(写真:C19)

「今は見掛けないちゃぶ台」
長崎の料理と言えば「卓袱(しっぽく)料理」だ。大きな円形のテーブルの上に盛られた大皿で食べる料理だ。そこで使われているのが「卓袱台」というテーブル。しかし日本では昔から一人ひとりの膳で食べる箱膳という風習だった。だから一つのテーブルを使って一緒に数名で食べるという習慣はなかった。唐土に倣った作法は卓上に敷く布の称から「卓袱」と呼ばれた。ちなみに卓袱は中国音では「チャブ」とも聞こええるため、後にこのような円形のテーブルを「ちゃぶ台」と呼び習わした。そういえば今の家庭にはちゃぶ台は殆どない。

「浜離宮の桜は?」

「浜離宮の桜は?」
都心にある憩いの場所の一つが「浜離宮恩賜庭園」だ。今は築地の魚市場の取り壊し作業と港区と江東区を結ぶ道路の整備が急がれていて、周辺は工事現場だらけだ。
看板だ。(写真:B1)
石柱。(写真:B2)
元々徳川将軍家の庭として整備されていたものだが、今は一般公開されていて安心して来られるところだ。というのも広々としていて清潔だからだ。
今は菜の花が盛りと咲いていた。そして空き地では親子連れが沢山遊んでいた。休校となった子供たちが来ているようだ。(写真:B3)
(写真:B4)
(写真:B5)
(写真:B6)
(写真:B7)
(写真:B8)
(写真:B9)
都会の真ん中、ビル群の中にある公園ならではの眺めだ。

ここの桜はまだ蕾だった。(写真:B10)
菜の花、(写真:B11)
海岸には「将軍の船着き場」がある。(写真:B12)
(写真:B13)
(写真:B14)
ここが鳥羽伏見の敗戦時に幕府軍を置き去りにして、最高司令官の徳川慶喜が逃げ帰ってきて江戸に着いた場所でもある。
梅の木にはまだ一輪二輪の花が残っていた。(写真:B15)
菜の花は春の花だ。(写真:B16)
暑さ寒さの彼岸まで。言葉通り春の足音が聞こえてきた。

「自家製枝豆料理とガーリックシュリンプ

「手前勝手世界食物語、第544号」
「自家製枝豆料理とガーリックシュリンプ」
ハワイで買い求めてきたものに「ガーリックシュリンプ」の粉がある。海老を痛めるときに加える調味料だが、安くて美味しいので、大成功だと思う。そこで今回はハワイの食べ方で「枝豆」を作ってみた。
ハワイでの枝豆の食べ方の定番は枝豆を痛めて辛みを加えたもので、ガーリックシュリンプの粉と殆ど同じ味なので、オリーブオイルで枝豆を痛めてガーリックシュリンプの粉を掛けてみた。これが本場並みとはいかないが美味しい。(写真:食)
ついでに冷凍の海老を入れて簡単ガーリックシュリンプも合わせて作ってみた。
5月の連休にハワイに行く予定なのだが、ハワイ州は1か月の渡航自粛を訴えていることから、果たしてハワイ旅行には行けるのだろうか?心配だ。行けばもっとたくさんガーリックシュリンプの粉を買ってくるのに。
以上、春の足音がもうそこまで来ている東京から勢古口がお送りしました。