「J REPORT 2024 7月第4週号」
「リタイアメント・ノート 15年1ヶ月目」
「VOL.1376 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。
「人生は旅の如くNO.16-2010年編・第3話、3月のイタリア南部にて」
イタリアは好きな国の一つだ。南部はナポリ以南でローマからバスで向かった。マテーラの洞窟遺跡やアアルベロベッロの茸屋根の家等観光地を巡り目的地はシチリア島だ。シチリアと言うとマフィアを思い出すが、行ってみて驚いたのはギリシャ以前からの遺跡の宝庫だったということだった。イタリア半島のつま先の島で、直ぐ向こうはアフリカ大陸だ。東西南北の交通の要衝に昔からなっていて、非常に文明が進んだ地域だということが分かる。神殿もコロッセオ(競技場)も多数あり古代からの息吹が聴こえるようだった。
パレルモはシチリア一番の都市だ。美しい街だった。
フェリーで夜間地中海をナポリへと向かう。ビュッフェ方式の食事だったので同じ船に乗っていたのが中国人グループで彼らの食事の汚さに閉口させられる。昔は日本人の観光客も日本流のマナーで周囲を悩ませたのだろうが、中国人とは一緒に食卓に着きたくない。兎に角汚い。ありったけの食事を皿に乗せて来て殆ど食べずに残していく。困った人種だ。
フェリーは一晩掛けてナポリへ到着。次は「ポンペイ」の遺跡だ。ここは是が非でも訪れたかったところだ。ベスビオス火山の噴火で一瞬にして崩壊した街だ。当時の姿がそのまま残っている。
そして「青の洞窟」だ。岩穴の下に小さな船で潜り込みその美しい海を観る。一度は訪れたい場所だ。兎に角・船・船で大混乱だった。洞窟の前で小舟に乗り換える。岩と波の間は数十センチ、船底に仰向けに寝て岩場を潜る。そこはちょっと広くなった洞窟内。外から差し込む太陽の光に海が微妙に美しく青く光る。30秒ほどの洞窟内探検だ。たった数分の船旅だが感動しきりだ。定番のアマルフィー海岸を最後にローマへと戻る。
南イタリアの人は所謂我々が想像するイタリア人そのもののようで、明るく大らかな性格ののんびり屋のようだ。対して北部の人はヨーロッパそのままの人種みたいだった。北部は工業、南部は農水産業かな?
でもナポリの人は夜のオペラの時には着替えて正装で現れた洒落者たちだった。
残されたのは「最後の晩餐」の絵だけだ。次回以降には行きたいね。その後2014年に実現した。