「今週の映画と本」

「今週の映画と本」

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、9月27日付け経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」には、「西湖畔に生きる」「ベイビー わるきゅーん ナイスディズ」「CLOUD クラウド」「あわれみ3章」「ビールジュース ビールジュース」「犯罪都市」「サウンド オブ フリーダム」「ほなまた 明日」「傲慢と占拠」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。
九月大歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。
海外には2月にハワイに行きました。多分これが最後のハワイになるのでしょうね。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「料亭駕籠は江戸の駅弁」(風野 真知雄 著)講談文庫 私的批評眼★★★(今年100作目)「魔食 味見方同心」シリーズ第2話

「またまたの入院」

「癌闘病記―第31回」
「緊急入院続き」
相撲の力士腹と象の足になってしまった私。体中が腫れあがっている感じだ。9月21日の午前中にフットボールの仲間たちがやってきた。最初の声は「ビールはあるか?」だった。私の自宅で宴会が始まってしまった。(写真:A4)
約1時間後に彼らは帰ったが、今度は私がどうしようもなくなり、来てくださった介護士の方のアドバイスで結局再入院することになった。聖路加に連絡して「緩和ケア病棟」の一室が確保でき救急車で向かった。
普通の一人部屋の倍はある部屋だ。(写真:A1)
(写真:A2)
それだけ差額ベッド代が高いということだ。
ほぼ3日間食事が摂れていなかったが、医師の許可を得て久し振りの食事となった。

「SOFTハーブ食」9月21日昼食(写真:A3)
主食 全粥特小 ==1/2バナナ、うめびしおパック、1/2白身魚生姜醤油、1/2冬瓜ソボロアンカケ、1/2柚香和え、バニラアイス  ==熱量442kcal 蛋白15.0g 炭化67.7g 塩分2.0g
何を食べても腹が減っているから美味しい。実に美味いと感じた。そして

「SOFTハーブ食」9月21日夕食(写真:A5)
主食 全粥特小 ==たいみそ1/2挽肉と豆腐の味、1/2揚げ茄子浸し(海老)、1/2大根と水菜のサラダ、エブリッチきなこ1/3P ==熱量419kcal 蛋白17.1g 炭化56.45g 塩分1.4g

夕食前にお風呂に入った。ストレッチャーに乗ったままでそのまま湯舟に浸かることが出来て、身体をしっかりと温め洗ってもらった。風呂には実に2か月振りに入ることが出来た。気持ちよかった。
緩和ケアの医師と相談してこのまま食事が出来るならば、連休明けにでも退院させるということになり、一筋の希望が見えてきた。入院は嫌だよ。動きに制限が出来るし、まるで自由がない。人間としての尊厳は何処へ行ったのか?
二つ窓のある部屋は流石に広い。窓からは晴海の選手村方面の工事現場のクレーンも見える。(写真:A7)

8月22日昼食(写真:A8)
主食 SOFTハーフ 全粥特小 ==冷そうめん、めんつゆ(付けつゆ)、薬味(生姜、長ねぎ)、フルーツ、1/2豆腐チャンプル、1/2冬瓜くず煮(絹・ゼリー、アップル) ==熱量385kcal 蛋白12.0g 炭化71.97g 塩分4.6g
今日から点滴を止めて投薬のみとなった。少し身体にも自由が出来たと言えよう。
ところが便秘と嘔吐が同時に発生した。もう苦しくて、苦しくて堪らない。理由は腹に溜まった腹水のために腸の動きが悪くて食べたものが腸から出ないのと、便秘とが重なって、出ない出せない食べられない状態となってしまったのだ。最悪の気分だ。それでも25日水曜日には何とか退院しました。
以上、秋めいてきた東京より㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー7月のスイス・オランダにて」

「J  REPORT 2024 9月第5週&10月第1週号」
「リタイアメント・ノート 15年4ヶ月目」
「VOL.1384 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。76歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如く・第23回目、2012年第5話、6月のスイス・オランダにて」
3S会は当初、高炉メーカーのサーさん、ゼネコンのスーさんと私の3人だったが、スーさん弟さんのみっちゃんが加わり今は4S会となっている。今回のスイス・オランダ編は3S会として初の海外旅行だった。
企画したのはサーさん。私以外はKLMオランダ航空でチューリッヒへ。私はドイツ・ルフトハンザで向かった。現地チューリッヒで待ち合わせして、いよいよスイスの旅が始まった。スイス・レイルウェイパスというもので国内乗り放題だった。私自身は2度目のスイスだ。個人旅行だからホテルを予約し列車を予約し行きたい所を勝手に廻るという自由気ままな旅だった。
日中は観光をしてホテルにチェックインしたらまずは買い物。食料とワイン等の飲み物をホテルの部屋で楽しむというものだ。兎に角スイスは物価が高い。安く上げるにはレストランではなく買い食いしかなかったが、これがまた楽しかった。
スイスの美しさは山や花、氷河、列車等々挙げればきりがないので、今回はたった二つに焦点を絞ってお話ししよう。
スイスの中央部にあるグリンデルワルドから鉄道を乗り継いでユングフラウヨッホに登った時だ。山の上は吹雪だった。全く視界がない状態なので仕方なく、明日再度訪れることとして一旦下山し首都のベルンに向かう。ここは熊の街として知られており、街中に深い穴があり、そこに熊がいた。その日は早めにホテルに戻り英気を養う。こういったところは個人旅行のいい点だ。スケジュールは自らが決められるからだ。そして翌日再度訪れた山頂は快晴で周囲の山や氷河が実に美しく見えた。ヨーロッパアルプス最高の見所だ。
そして最後はジュネーブだ。サーさんの親戚が住んでおられるので、夕食をご一緒させてもらうことにしたのだが、その前に市内観光をしようと言うことになり、観光バスを申し込んでバスの待合所で待っていた時の事だった。私は駐車場側の大きなガラス越しに二人が歩き回っているのを観ていた。私の右側には私の荷物を置き、左側に二人分の荷物を置いていた。するとサングラスにネクタイをした太った男性がガラスの向こうから私を指さし駐車場の方を観るように盛んにジェスチャーをするのだ。何だろうと思っていると突然私の左側の荷物が動き出した。何者かが持ち去ろうとしていたのだ。慌てて大声を上げた私は右にあった私の荷物は持って犯人を追い掛けた。誰もが歩いている最中に走る人間は悪人しかいない。犯人は待合室を出たところで荷物を投げ捨て走り去った。私は荷物を回収して席に戻る。そんなことを知らない二人が席に戻ってきて大騒ぎとなった。一応掛かり員にはその旨を伝えたが、被害がなかったのが幸いだった。何しろ取られ掛けた荷物にはスーさんのパスポートが入っていたのだから。待合室の外と内との連携プレーでの犯罪だったのだろうが、未然に防げたので一安心だ。まあ外国ではよく起こる事件だから、私も常に緊張していたし、ある意味慣れっこになっていたのかも知れなかった。
そしてその夜はサーさんの親戚のドクターと共にレマン湖畔のレストランで地元のチーズ料理を堪能したのでした。

オランダでは花の祭りを訪れた。世界中から花を持ち寄って鑑賞するらしい。余り興味のない私には退屈なだけだったが、アムステルダムでの美術館巡りは流石に素晴らしかった。ゴッホにフェルメール、そしてレンブラント、感激でした。

偶然に敬老の日に4S会の方々がお見舞いに来てくださいました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」「一か月ぶりの読書」
やっと1カ月ぶりに本に噛り付いて読書をした。こんなに本から離れていたのは一体何年振りだっただろうか?でも読めただけで良かった。これからも普通の生活に戻るべく頑張ります。

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、9月20日付け経新聞夕刊の「シネマ万「「華鏡」には、「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「本日公休」「パリjの小さなオーケストラ」「ジョン・カリアーノ 世界一愚かなデザイナー」「SONG OF EARTH」「画家ボナール ピエールとマルト」「あの人が消える」「トランスフォーマー/ONE」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。
九月大歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。
海外には2月にハワイに行きました。多分これが最後のハワイになるのでしょうね。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「泣く女」(坂岡 真 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年97作目)「ひなた屋おふく」シリーズ第1話

「さらば故里よ」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年98作目「)助太刀稼業」シリーズ第1話

「もどき友成」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年99作目)「助太刀稼業」シリーズ第2話

「中秋の名月」

「中秋の名月」
漸く秋なのだろうか?その日4S会の方々がお見舞いに来てくれて、月見の宴の支度を持参してきてくれた。菊、ススキ、お餅、兎らと準備は整った。(写真:A1)
そして夕暮れ時、心配された雲の合間から月が顔を出した。綺麗な月だ。久し振りに観た月だ。(写真:A2)
中秋の名月、胸にジーンと来る正に名月でした。
そして部屋の中の月見の宴もお酒はないものの一人で月を愛でるのでした。

「またまた緊急入院」

「癌闘病記―第30回」
土曜日の9月7日は午前中には嘗て丸紅仙台支店金属課で働いていた同僚たちが集まってくれた。暑い中わざわざ自宅までお見舞いに来てくださったのだ。皆それぞれに病気を抱えているが、元気そうだった。
そして午後からは家族が全員集まった。所謂遺産相続問題の話し合いをした。といっても大した資産がある訳ではないし、もめ事を起こさないためだけの物なのだが、悔いは残したくない。
それでも人生を整理するとなるとやらなければならないことが山積している。借金はないのが幸いだが、クレジットカードの始末やら何かとあるものだ。

「訪問介護始まる」
週2回の訪問介護が始まった。8月の旅行中に腫れあがった足のために歩行できなくなって丁度1か月。何が理由かは知らないが、癌は骨に転移し、足は象の足のように腫れ上がり、一体どうなるのだろうか?そこで介護士がお湯で足を温めてくれて清潔した上で薬を塗ってマッサージをしてくれる訪問介護はありがたい。2週間に一回は医師の訪問もある。

「ラドン療法」
次男が民間療法だがラドン温泉を利用した方法があるというので器具をレンタルしてくれたので一日1時間ラドンを吸っている。これで癌がなくなればいいのだが。期待しよう。奇跡を信じてね。まだ希望は捨てていません。

「緊急入院」
またまた緊急入院となった。数日前から嘔吐と下痢が酷くなり、食べ物飲み物が摂れずどうにもならなくなり、介護士に相談したところ、やはり入院と言うことになり20日金曜日に聖路加国際病院の緩和ケア病棟へ入った。連休でもあり仕方ないが入院した途端に早く退院したいと思っています。

以上、未だ夏が続いている東京より㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー5月のアメリカ西部にて」

「J  REPORT 2024 9月第4週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1383 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

最近集中力が大幅に減少しており、文書を書くのにも苦労する次第です。どうか拙い文でお許しください。

「人生は旅の如く第22回目、2012年第4話、5月のアメリカ西部にて」
広大なアメリカの西半分にある15箇所の国立公園を15日間で回るという強行ツアーに参加した。少なくとも一日で1箇所は廻る訳だから、バスでの移動が大半だ。サンフランシスコからソルトレークシティーに入ってからはバスに乗り詰めだったと記憶している。イエローストーンではバッファローを観て、間欠泉を観たりして、南部に移動し砂漠を巡り、西部劇の駅馬車の撮影場所を巡ったりと忙しかった。ジョン・ウェインやジョン・フォード監督の足跡を辿った。
気が付いたことがあった。アメリカで高速道路を走っていて次の目的地までの距離がマイルで表示されているとすると。その数字をそのまま分に変えるとそれが到着時間になるという不思議だ。通常1マイルは1.6kmだ。それは時速60マイル=約100kmで走っている時の速さに相当する。即ち、A地点からからB地点まで100マイルあったとすると、AからBまでは約100分で行くということになる。60マイルが100kmに相当するからそういう「計算が出来るのだ。良く考えて計算してみてください。間違いありません。
兎に角強行軍の工程だが、流石歴史のないアメリカには自然は山ほど残っている。西部劇で出て来るような岩と平原と山、川が溢れていた。州境は直線で描かれているので4つの州がXのように一点で重なっているところもあり、また美しい山や雪、不思議な形の岩が目を楽しませてくれた。
野生動物が多く住む地域ではごみ捨てにも工夫がなされていて動物の力では開かないようになっていたりと感心させられた。やはり行った価値があったと言えよう。
最後は最も暑いと言われるデスバレーは海抜以下にある内陸の塩湖跡だ。ここも面白かった。自然に恵まれたアメリカを旅することが出来て本当に幸いだった。
ヨセミテ、ロッキーマウンテン、プライス・キャニオン、アーチーズ、グランド・ディートン、グランド・キャニオン、グレーシャー・ポイント等々を思い出すのでした。

「1か月振りの読書」

「今週の映画と本」「一か月ぶりの読書」
やっと1カ月ぶりに本に噛り付いて読書をした。こんな日本から離れていたのは一体何年振りだっただろうか?でも読めただけで良かった。これからも普通の生活に戻るべく頑張ります。

「ツイスターズ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年57作目)

また、9月13日付け経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」には、「ぼくのお日さま」「ヒットマン」「シサム」「ヒューマン・ポジション」「スオミの話をしよう」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」「オッペンハイマー」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」「ブルックリンでオペラ」「パスト ライブス/再会」「人間の境界」「無名」「鬼平犯科帳/血闘」「碁盤斬り」「関心領域」「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇。久々の玉三郎でした。
團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「鴛鴦襖恋睦」「極付番隨長兵衛」「毛抜」を観劇。
六月大歌舞伎、昼の部「上州土産百両首」「義経千本桜・時鳥花有里」「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿」を観劇。
七月大歌舞伎、昼の部「星合世十三團・成田千本桜」市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候を観劇。
八月納涼大歌舞伎、第二部「梅雨小袖昔八丈」「艶紅曙接拙」を観劇。
九月大歌舞伎も観劇中止としました。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に、6月には福岡と佐賀に行きました。
更に6月には山形へ蕎麦の旅へ、行きましたが、直後入院となり、釧路行きハワイ行きは断念しました。
また8月には家族全員で壱岐の島へ旅しました。
海外には2月にハワイに行きました。多分これが最後のハワイになるのでしょうね。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「泣く女」(坂岡 真 著)光文社文庫「ひなた屋おふく」シリーズ第1話

「さらば故里よ」(佐伯 泰英 著)文春文庫「助太刀稼業」シリーズ第1話

「訪問介護始まる」

「癌闘病記―第30回」
土曜日の9月7日は午前中には嘗て丸紅仙台支店金属課で働いていた同僚たちが集まってくれた。暑い中わざわざ自宅までお見舞いに来てくださったのだ。皆それぞれに病気を抱えているが、元気そうだった。
そして午後からは家族が全員集まった。所謂遺産相続問題の話し合いをした。といっても大した資産がある訳ではないし、もめ事を起こさないためだけの物なのだが、悔いは残したくない。
それでも人生を整理するとなるとやらなければならないことが山積している。借金はないのが幸いだが、クレジットカードの始末やら何かとあるものだ。

「訪問介護始まる」
週2回の訪問介護が始まった。8月の旅行中に腫れあがった足のために歩行できなくなって丁度1か月。何が理由かは知らないが、癌は骨に転移し、足は象の足のように腫れ上がり、一体どうなるのだろうか?そこで介護士がお湯で足を温めてくれて清潔した上で薬を塗ってマッサージをしてくれる訪問介護はありがたい。2週間に一回は医師の訪問もある。
「ラドン療法」
次男が民間療法だがラドン温泉を利用した方法があるというので器具をレンタルしてくれたので一日1時間ラドンを吸っている。これで癌がなくなればいいのだが。期待しよう。奇跡を信じてね。まだ希望は捨てていません。

以上、未だ夏が続いている東京より㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。

「人生は旅の如くー12月のベトナム・カンボジアにて」

「J  REPORT 2024 9月第3週号」
「リタイアメント・ノート 15年2ヶ月目」
「VOL.1382 SINCE  AUG.12th、1983」

「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。75歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。

「人生は旅の如く第21回目、2012年第3話、12月のベトナム・カンボジアにて」
森の奥深くに突如現れたカンボジアの遺跡群。雨季には半分が湖と化してしまう地域だが、誰にも見つからず緑の木々に埋もれていた遺跡には驚き以外に言葉がなかった。女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが森から姿を現すかの如く神秘な世界だった。森、湖、遺跡が整然と並んでいる。象同士の戦いの模様を描いた彫刻が立ち並ぶ。多くの観光客が訪れていた。
またベトナムは共産主義政党が支配する別世界だった。ベトナム戦争当時の地下壕が張り巡らされ、米軍に対するベトコンの抵抗の強さが分かるというものだった。一方でトンキン湾のような美しい景色があることにも驚く。
バスの隣を犬を沢山乗せた二輪車が走る。聞くと食用犬だという。東南アジアには未だに犬を食べる食文化が存在していた。実は私は当時大学生でアルバイトで米軍厚木基地に行ったことがあった。そこはベトナムへの最前線の基地だった。一番びっくりしたのが基地内の道路は舗装されていないのだが、土埃りが上がらないように軽油を巻いていたのだった。燃料を道路に撒くという米軍の発想自体が私には全く理解できなかった。それほどの物量をもってしてもアメリカは勝てなかった。当時世界最強と言われていた米軍でも勝てなかったのは何故なのか?おそらく米軍内部では厭戦気分が蔓延していたのだろう。