「運慶展」

J  REPORT2017 10月第5号&11月第1週号」
「リタイアメント・ノート 9年5ヶ月目」
「VOL.1027号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「運慶展」
上野の「東京国立博物館・平成館」で開催中の「運慶展」を訪れた。(写真:U1)

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ご存知の通り、平安末期から鎌倉期に掛けて活躍した運慶。彼及び彼の弟子、そして彼の息子たちの作品が豪華に集められていた。年表によると、運慶は久安6年(1150)生まれ、父「康慶」を就いて仏師になる。建久6年、最高位から二番目の「方眼」の地位を得る。貞応2年(1223)死すとなっている。会場入り口。(写真:U2)
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兎に角、国宝、重要文化財が目白押しだ。その彫刻美の美しさに驚かされる。写実的な表現の仏像は何か仏の世界を間近にしてくれている。会場内は勿論写真は禁止なのでカタログしかお見せできないのが残念だが、お許しあれ。一番驚いたのは、仏像が東日本から畿内に亘り、広く存在して今に伝わっているということだ。奈良とか京都だけでない。関東にも実に多くが存在している。一部は特別なものがないと観る事が出来ない仏像もあるので、これは必見だ。また、子供たちもその時代の有名な仏師になっており、運慶らの足跡からその名が広く日本中に伝わっていたことがよく分かる。正に感動でした。(写真:U3)
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来月26日まで開催しています。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「女神の見えざる手」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★★(今年161作品目)映画女神
アメリカ政界を影から動かす、やり手の「ロビースト」の女性。受けた依頼は「銃器規制法案」の成立だ。ロビーストは常に先の先を見据えて手を打つ。上院議員100名から如何に賛成票を集めるか、その手法が明らかになる。面白い。最後が実に面白い。

「世界ネコ歩き」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年162作品目)映画ねこ
写真家、岩合光昭氏がネコの目線で見つめた猫たち。実写だから美しい。

「婚約者の友人」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年163作品目)映画婚約者
第一次世界大戦後のドイツ。アンナは婚約者を戦争で失い、彼の両親と共に住んでいた。そこに婚約者の友人だというフランス人男性がやってきて、婚約者が出しそびれていた手紙を持ってきた。両親は感激し歓待してくれたが、周囲の目は嘗ての敵国フランスからの訪問を喜んではいなかった。そして彼がアンナに告白した内容は、驚くべきこと、戦場で彼は婚約者を殺したというのだった。そして彼が去った後、アンナはもう一度会うためにフランスへと向かうのだが。中々考えさせる映画でした。

10月27日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ノクターナル・アニマルズ」が4つ星、「ブレードランナー2049」が4つ星、「ゲット・アウト」が3つ星、「彼女がその名を知らない鳥たち」が3つ星、「リンキング・ラブ」が3つ星、「ポンチョに夜明けの風はらませて」が3つ星、「被ばく牛と生きる」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。そして6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「汝、薫るが如し」(門田 泰明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年208冊目)「浮世絵師宗次日月抄」シリーズ本浮世絵

「暁の火花」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年209冊目)「公家武者 信平」シリーズ第16弾本公家武者

「新春歌会」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年210冊目)「酔いどれ小藤次決定版」シリーズ第15弾本新春歌回

「消えた狐丸」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年211冊目)「新・公家武者 信平」シリーズ第1弾本新公家武者

「母の十三回忌」

「母の十三回忌」
台風が近づく10月22日の日曜日。実家の横浜は白楽に集まったのは、20数名の家族たち。元々この家は父と母が建て、私と妹が育った場所だ。父とは母ここで亡くなり、東京青山の墓地に眠る。母が亡くなったのは2005年のことだ。今日は十三回忌。私の子供たち3人とその家族。そして妹の子供たち2人とその家族。私の従姉妹とその家族。もう大人数だ。まずは孫息子の「蓮」ちゃん、1歳半。(写真:H1)

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孫娘2人「栞」と「凜」と、はとこの「R」君、栞と涼也は来年から小学生だ。(写真:H2)
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栞と凜。(写真:H4)
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はとこ同士、栞と「K」ちゃん。(写真:H5)
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そして全員集合。但し、撮影者の妹の旦那さんは写っていない。(写真:H3)
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雨が酷くなってきたので、3時間ほどで解散したが、亡き母の供養にはなっただろう。12年前のその日、私は一人旅で北海道の知床半島にいた。そこに携帯電話がなり、母が死んだことを知る。慌てて女満別空港に向かい、急遽帰京した。あの日はよく晴れていたと記憶している。母や就寝中に亡くなったようで、81歳直前での死だった。まるで眠るような、今にも起きてきそうな表情をしていた。苦しまなかったようなので、それだけは救いだった。

「普通部C組横浜会」

「普通部C組横浜会」
2ヶ月に一度行っている中学時代の友人との集いを白楽で行った。白楽は私の実家のあるところで、20数年暮らした町だ。先週も亡き母の法事で行ったばかりだった。今、白楽といえば「神奈川大学」の最寄り駅として知られている。そこの「六角橋商店街」は、昔と余り変わっていない。細い道の両側にこれまた小さな店が立ち並ぶ。戦後すぐのそのままの町並みだ。勿論建て替えられているけれども、その規模は変わる訳にはいかない。そんな小さな商店街の裏道を行ったところにその店はあった。「いわし専門店」だ。今時いわしはある意味高級魚になりつつあるのかもしれない。たった一人の調理人の男性、若い配膳役の女性の店だが、混んでいたし煩かった。まるで中国人に囲まれて食事をしているような感覚だった。その日、集まったのは7名、医師のT君のみ仕事で欠席。(写真:C1)

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メニューのベストテンを見てみよう。(写真:C2)
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まず出てきたのは、ナンバー1ランキングの「いわしの刺身」だ。(写真:C3)
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いやあ、美味しいね。新鮮だからだろうが、つやつやしている。マスターに聞くと「鰯は年がら年中獲れるが、地域が違って、日本各地から上がってくる」とのこと。本日のは駿河湾のものだという。
付き出し。(写真:C4)
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それでは出てきた順にご紹介しよう。「味噌たたき」(写真:C5)
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「がりサンド」(写真:C6)
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「南蛮」(写真:C7)
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「団子」所謂つみれだ。(写真:C8)
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「龍田揚げ」(写真:C9)
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「餃子」(写真:C10)
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ここまでは鰯料理。次は「合鴨のたたき」(写真:C11)
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「牡蠣のてんぷら」(写真:C12)
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「赤貝の刺身」(写真:C13)
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締めは「いわしの握り」(写真:C14)
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料理はどれも美味しかったし、また安かった。満腹になり、話しにも華が咲き、楽しい一夜だった。12月には忘年会を行うし、1月には冬の東北へ旅する予定だ。

「談笑亭」

「手前勝手世界食物語、第466号」
「談笑亭・銀座店」
またまた新しい店の開拓です。西銀座のコリドー街にあるお店。焼肉やジンギスカンが食べ放題で@2980円、+飲み放題@1500円と銀座ではリーズナブルな値段だ。従って、サラリーマンで夕方から一杯になっていた。頼むと6-7種類の肉が出てくる。それを食べ終えたら追加オーダーは肉3種類が出来る。野菜も食べ放題。(写真:食1)

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たれは3種類。レモン、甘いたれ、にんにく。(写真:食2)
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肉も色々とあったが、次々と追加して食べる。(写真:食3)
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(写真:食4)
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焼肉の肉自体は普通の肉だが、新鮮なのと、排気が強いから店内は以外に綺麗だった。リピーターになってもいいなあと思いました。もう一回は言ってみよう。
以上、勢古口が東京からお送りしました。それにしても今年の秋は雨が多いね。

「ハワイの旅、後記」

J  REPORT2017 10月第4週号」
「リタイアメント・ノート 9年4ヶ月目」
「VOL.1026号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「ハワイの旅、後記」
「信号」
ハワイの信号について気が付いたことがある。欧米では信号機は、赤から青(緑)に変わる前に黄色信号が入る。即ち、赤―黄―緑となるのが、普通なのだが、ハワイは日本と同じで赤から直接緑に変わるのだった。地元の人に聞いたが、全く何も感じていなかった。これが当たり前だと思っていたようだった。

「安売り」
衣料品の安売りの店「ロス」だが、ダイアモンドヘッドの裏の高級住宅街「カハラ」地区にある「カハラモール」にも出店していた。この店、どうやら全米で売れ残った衣料品を大量に買い求め、当然最安値で、それを激安価格で販売しているのだ。だから色とかサイズとか希望に合うのを見つけるのは、宝探しのようなもの。時間が掛かるが、どこの国のご婦人も買い物には時間を使うのを厭わない。
それと日本資本の「ドン・キホーテ」も地元では大人気だ。兎に角、生鮮食品が安い。葡萄を買ったが、1kgで3ドルだった。これがまた美味しいからたまらない。地元に受け入れられていた。

「大学、辛うじて勝つ」

「大学、辛うじて勝つ。対立教戦」
小雨に煙る川崎は富士通スタジアム。相手は立教大。これまで1勝2敗と苦戦を強いられている母校。対する立教は3戦全敗。試合開始前のハドル。(写真:F1)

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コイントスの結果、母校は後半のチョイスを選択し、レシーブで始まる。第1Q,母校は敵陣7ヤードに迫りながらオフサイドの反則等があり、ゴールを割れず、12ヤードからのFGを失敗してしまう。ここのところ廣田のキックが不正確だ。その後、再び敵ゴール前に攻め込み、残り33秒、ゴール前6ヤードからのFGを漸く決め、3:0とする。(写真:F2)
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第2Q,ゴール前に攻め込まれ、残り4分51秒、6ヤードをオプションでオープンを廻り切られTDを許し。逆転される。TFPも決まり、3:7となる。(写真:F3)
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母校のディフェンスだが、オープンプレーに全く弱い。徹底的にオープンに走られて、これまでの3試合もゲインを許していた。コーナーバックとラインバッカーの連携が全くないのと、タックルの甘さ。観ていられない惨劇だ。残り1分14秒、ゴール前17ヤードからのパスが決まり、再逆転、10:7となる。(写真:F4)
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しかし、直後にゴール前にあっという間に攻め込まれ、10ヤードから残り0秒にFGを決められ、前半は10:10で終了。(写真:F5)
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第3Q,雨は止まない。従ってパス攻撃が主体の母校はゲーム展開が上手く行かない。無理なラインプレーも強い?立教ディフェンスに阻まれる。残り7分59秒、立教はゴール前17ヤードからのFGを成功させる。(写真:F6)
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10:13となる。その後母校も敵陣23ヤードからのFGをトライするが、外れる。どうもキック力不足が情けない。全力でボールを蹴らないでコントロールキックをしても駄目だ。情けない。その後一進一退を続ける。キックオフリターンで大きく陣地を回復して絶好のポジションでのファーストダウンでパスがインターセプトされたりと、ちぐはぐさが現在の母校の状態だ。立教は第4Q、残り1分17秒、FGを決めて、10:16となる。(写真:F7)
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第4Q,残り時間がない。時間との戦いだ。母校は最後の力を出して攻める。残り18秒。(写真:F8)
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ゴール前12ヤードから2番QB小田から81番WR柴田?へのパスプレー。スナップバック直後。
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(写真:F10)
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小田がパスを左サイドに走りこむ柴田に投げた瞬間。(写真:F11)
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柴田は一度受けたボールが宙を舞うが、上手く倒れこみながら押さえた。どうなったか?結果を見つめる母校オフェンス。決まった。決まった。同点だ。(写真:F12)
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16:16で残るは母校のポイントアフタータッチダウンのみ。TFPのキックは見事決まり、16:17とリードした。(写真:F13)
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小田から柴田へのホットラインがこの試合数度決まり、漸く逆転だ。これでもう勝ったと思った私は一足先にスタジアムを後にする。しかし、1階まで降りた時、どうも雰囲気がおかしい。観ると立教はキックオフレシーブの後、ロングパスを2回決めて、フィールドゴールエリアに入っていた。残り何と2秒。狙ったFGは右に逸れて行った。やっと勝利だ。(写真:F14)
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この試合について苦言を申し上げたい。まず、パントの時のキッキングチームだが、蹴られたボールを全く見ておらず、自らの足に当てて敵にリカバーされてしまったが、ボールを見ずしてどうしてプレーするのか?基本が全く出来ていない。次にキッカーの廣田君。もっと練習しろ。君の結果がこれまでの4試合を左右していることを自覚して、もっと練習しろ。最後にDL92番、QBサックした位で大騒ぎするな。日本には武士道というものがある。敵を敬うということが出来ないならば、フットボールをする資格がない。ハワイ出身のコーチから教えられたのかもしれないが、ここは日本だ。本質的に武士道が理解出来ないならば辞めてくれ。OBとして故高島監督の教えを知っている私たちには君の行動は理解出来ない。敵に屈辱を与えることが望みならば、本当に辞めてくれ。紳士たれが母校のモットーだ。きっと福沢先生も同じことを仰ると思うよ。
これで2勝2敗と五分に戻した母校だが、上位校の早稲田、日大は4戦全勝、法政が3勝1敗、母校が2勝2敗で続き、以下中央、明治、日体大が1勝3敗、立教は4敗となった。しかし何とも情けない勝利だ。今年のチームの実力が見えてきた。上位校に勝つのは本当に苦しいだろう。

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「アウトレージ 最終章」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★(今年156作品目)映画アウトレージ
やくざの抗争。大阪の花菱と東京の韓国系のやくざとの戦いに発展したが、韓国系に恩義のある大友(北野武)が最後の始末をつけるというもの。中々面白かった。

「恋と嘘」(TC日本橋にて)私的批評眼★★(今年157作品目)映画恋と嘘
少子高齢化で人口減少が続く未来の日本。政府が高校生にパートナーを紹介する世界になっていた。そこでパートナーとなった二人の高校生の恋愛の結末を描く。まあ詰まらない映画でした。

「愛を綴る女」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年158作品目)映画愛を綴る女
時代はフランスがインドシナ戦争を戦っていた時。多情な美女を無理やりに結婚させたのだが、胆石でフランスアルプスの温泉治療所に行かせることになり、そこで戦争で傷ついた若い男性と彼女の恋愛を描く。題名は彼女が送った沢山の手紙のこと。

「アトミック・ブロンド」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年159作品目)映画アトミック
ドイツが東西に分断されていた時代のスパイ映画。イギリスはMI6の女諜報員が東ドイルに潜入して一人の男性を西側に脱出させようとするが、内部の裏切りがあり、成功しない。しかし、最後に笑うのは誰か?

「エタニティ」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼★★★(今年160作品目)映画エタニティ
フランスの富裕層の女系家族3代を描く。人生とは死者を送ること。

10月20日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「女神の見えざる手」が4つ星、「婚約者の友人」が4つ星、「アトミック・ブロンド」が3つ星、「ソニータ」が3つ星、「ミックス」が3つ星、「斉木楠雄の?難」が2つ星、「我は神なり」が4つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。そして6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「寒梅」(藤原 緋沙子 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年203冊目)「隅田川御用帳」シリーズ第17弾本寒梅

「恋はかげろう」(坂岡 真 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年204冊目)「新・のうらく侍」シリーズ第2弾本恋心

「銀翼のイカロス」(池井戸 潤 著)文春文庫 私的批評眼★★★★★(今年205冊目)本銀翼のイカロス
流石、半沢直樹の物語。初めてこのシリーズを読んだが、ストーリーテラーの面目躍如といったところか。

「花咲舞が黙っていない」(池井戸 潤 著)中公文庫 私的批評眼★★★★★(今年206冊目)本花咲
これが新聞掲載小説だとは考えられない面白さ。

「冗談じゃねえや」(門田 泰明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年207冊目)「浮世絵師宗次日月抄」シリーズ本冗談じゃ

「両国橋」

「江戸東京博物館・常設展6」
「両国橋」
江戸時代、盛り場として繁盛していた場所の一つが「両国橋」の両岸の広小路だった。火除け地でもあったため、仮設の建物ばかりだが、多くの物売りや見世物小屋、茶店などがあった。写真は西詰。(写真:R1)

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人々は物見遊山も含めて多数訪れた。庶民の憩いの場でもあった。(写真:R2)
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しかし、この両国橋は不思議な橋で、所謂「浮き橋」なのだ。松杭を打った上に柱を建てるのだが、杭と柱とは結ばれていない。五重塔の構造と同じようなものなのだ。ご存知と思うが五重塔の芯柱も石の土台の上に置かれただけだ。(写真:R3)
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こういった構造なので、上流側には杭が打たれていて、浮遊物が柱にぶつかるのを防いでいる。(写真:F4)
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また増水した際には、石を重石にするために両岸に石が置かれていたという。中々考えたものだ。

「孫の絵」

「孫の絵」
孫娘の栞、5歳。来年はもう小学校だ。彼女が書いてくれた絵がこれだ。(写真:孫の絵)孫の絵
左がお祖母さん、右が私、お祖父さん。連れている白い犬は愛犬のももちゃんだ。絵の上手い下手は別としても孫が絵を描いてくれるような歳になったことに時間の進み具合の速さとその成長の早さに驚かされる。逆に言えば私
たちが歳をとったということでもあるのでもあるが、思わず涙が出てきてしまった。

「ハワイの休日」
先日のハワイでは、木曜日から週末を含めて、翌週の火曜日まで滞在した。この間、何を一番していたかというと、実はテレビでフットボールを観戦していたのだった。兎に角、専門チャンネルもあり、スポーツ番組も週末は今が盛りのフットボールばかりだからだ。土曜日はカレッジ、日曜日はNFL、月曜日はマンデーフットボールと眼が離せない。それらを繰り放送しているのだ。カナダのイエローナイフにオーロラ見物に行ったときは丁度、NFLの最高峰「スーパーボウル」が行われていて、それを観ていたが、今回は別な意味で本当にアメリカのフットボールを堪能した。今は大学もプロも殆ど同じフォーメーションで、これは日本でもほぼ同じだ。どのチームも基本的なオフェンス、ディフェンスの形は同じだということだ。

「いふうのサムギョプサル」

「手前勝手世界食物語、第465号」
「いふう」
新しい店の発見をと、このところ新規開拓しているが、今回の店は有楽町は「マロニエゲート」にある「いふう」という店に行ってみた。「サムギョプサル食べ放題」が売りだ。品はサムギョプサルしかない。ということは豚肉を焼いたもの。韓国料理だ。しかし、焼くのは店側で、その味付けが4種類に分かれている。「スタンダード」は極々一般的な焼き方で塩と胡椒で味付けたもの。「トリプルペッパー」はブラック、ホワイト、グリーンの胡椒をまぶして焼いたもの。「ケイジャン」はアメリカ南部でよく使われているちょっとピリ辛のスパイスを使う。最後が「ガーリック&オニオン」はその名の通り2種類のスパイスを使っているもの。このまま肉を食べてもいいが、ソースが別にあり、「パクチ」、「チシャ味噌」、「カオマンガイ」と3つの味がある。付けても付けなくてもOK。まずは韓国漬物の付き出し。(写真:食1)

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野菜も食べ放題。基本は肉を巻いて食べる。お代わり自由。(写真:食2)
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次から次へと出てくるお肉。(写真:食3)
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(写真:食4)
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(写真:食5)
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(写真:食6)
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別に「チヂミ」があるし、スープ代わりに「スンドゥブ」や、締めは「冷麺」「五穀米」「白米」、フルーツ類もある。飲み放題も着いていて、何と@2480円と超安い。但し食べ過ぎは禁物だが、豚肉は美味しかった。もう一度行きたい店でした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。