「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2017 私の映画鑑賞記録」
「女神の見えざる手」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★★(今年161作品目)映画女神
アメリカ政界を影から動かす、やり手の「ロビースト」の女性。受けた依頼は「銃器規制法案」の成立だ。ロビーストは常に先の先を見据えて手を打つ。上院議員100名から如何に賛成票を集めるか、その手法が明らかになる。面白い。最後が実に面白い。

「世界ネコ歩き」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年162作品目)映画ねこ
写真家、岩合光昭氏がネコの目線で見つめた猫たち。実写だから美しい。

「婚約者の友人」(シネスィッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年163作品目)映画婚約者
第一次世界大戦後のドイツ。アンナは婚約者を戦争で失い、彼の両親と共に住んでいた。そこに婚約者の友人だというフランス人男性がやってきて、婚約者が出しそびれていた手紙を持ってきた。両親は感激し歓待してくれたが、周囲の目は嘗ての敵国フランスからの訪問を喜んではいなかった。そして彼がアンナに告白した内容は、驚くべきこと、戦場で彼は婚約者を殺したというのだった。そして彼が去った後、アンナはもう一度会うためにフランスへと向かうのだが。中々考えさせる映画でした。

10月27日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ノクターナル・アニマルズ」が4つ星、「ブレードランナー2049」が4つ星、「ゲット・アウト」が3つ星、「彼女がその名を知らない鳥たち」が3つ星、「リンキング・ラブ」が3つ星、「ポンチョに夜明けの風はらませて」が3つ星、「被ばく牛と生きる」が3つ星でした。

「私の2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「彼らが本気で編むときは」「わたしはダニエル・ブレイク」「はじまりの旅」「ブランカとギター弾き」「ボブという名の猫」「あしたは最高のはじまり」「オン・ザ・ミルキー・ウエイ」「50年後のボクたちは」「ドリーム」「女神の見えざる手」
★★★★=「ショコラ」「アイヒマンを追え」「マグミフィセント・セブン」「愚行録」「ラビング 愛という名前のふたり」「パッセンジャー」「しゃぼん玉」「ジャッキー」「ライオン 25年目のただいま」「グレイト・ウォール」「追憶」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「怪物はささやく」「ザ・ダンサー」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」「君の膵臓をたべたい」「ファウンダー」「夜明けの祈り」「僕のワンダフル・ライフ」「婚約者の友人」

「2017 観劇シリーズ」
・6月大歌舞伎

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、2月の北海道(札幌、旭川)、9月の宮城県(石巻、松島海岸)。9月の中国地方(広島、愛媛、山口)。
海外旅行は、1月のキプロス(66カ国)経由マルタ島(67カ国)。3月のタイ。5月のハワイ。そして6月に中国(西域とシルクロードの旅)。9月にバルト三国(リトアニア68、ラトビア69、エストニア70カ国目)。

「2017 本の記憶シリーズ」
「汝、薫るが如し」(門田 泰明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年208冊目)「浮世絵師宗次日月抄」シリーズ本浮世絵

「暁の火花」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年209冊目)「公家武者 信平」シリーズ第16弾本公家武者

「新春歌会」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年210冊目)「酔いどれ小藤次決定版」シリーズ第15弾本新春歌回

「消えた狐丸」(佐々木 裕一 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年211冊目)「新・公家武者 信平」シリーズ第1弾本新公家武者