「東京で桜が開花」

「J  REPORT 2022 4月第2週号」 
「リタイアメント・ノート 12年10ヶ月目」
「VOL.1257 SINCE AUG.12th、1983」
「東京で桜が開花」
3月20日に東京の桜開花宣言が行われた。例年より早めだという。そこで翌21日に靖国神社を訪れた。まずは「千鳥ヶ淵」の桜を観る。まだ蕾は桃色状態だ。花は咲いていない。(写真:B1)
(写真:B2)
(写真:B3)
それでは「靖国神社」へ。人出が多い。(写真:B4)
標本木には数十輪の桜が開花していた。ご覧あれ。(写真:B5)
(写真:B6)
(写真:B7)
この古木が東京の開花標本木にはいつからなったのだろうか?皆写真を撮っている。(写真:B8)
(写真:B9)
(写真:B10)
(写真:B11)
(写真:B12)
(写真:B13)
これから一気に花咲くのだろう。日本人の桜好きは相変わらずでした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ガンパウダー・ミルクシェイク」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年25作品目)
何時の時代だか分からないが、一人の女性殺人マシーンがいた。彼女の子供も15年後に殺人マシーンになる。しかし犯罪組織(ファーム)からの命令に失敗し組織から追われることになる。果たして彼女は助かるのか?まあ結構面白かった。この監督日本かぶれみたいで日本食があちこちに出ていた。

「ベルファスト」(TCシャンテにて)私的評価★★★★★(今年26作品目)
1969年のベルファストでのカソリック系住民とプロテスタント系住民の紛争に巻き込まれたプロテスタント家族の姿を少年の目を通して描く。私自身ベルファストに一度行ったことがある。北アイルランド紛争の中心地であったが、その前には「タイタニック号」が造られた都市でもあり、あの有名なビール会社「ギネス」の本社工場があるのでした。全編白黒映画。

「オートクチュール」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年27作品目)
移民2世の不良少女が偶然出会ったのが、ディオールのアトリエの主任お針子の中年女性だった。彼女は少女の手を見てその才能を見抜き、見習いお針子として雇う。しかし彼女の奔放な性格は治らない。退任真近かの彼女は少女をどうしてもお針子として育てたかった。複雑な女性世界のアトリエで少女は本当に生き残れるのだろうか?いい作品でした。

3月25日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「アネット」が4つ星、「ナイトメア・アリー」が5つ星、「にトラム」が4つ星、「ぼけますから、よろしくお願いします」が4つ星、「オートクチュール」が3つ星、「アンビュランス」が3つ星、「人生の着替え方」が3つ星、「ダイナソー・フリークシーン」が3つ星、「yes,yes,yes」が2つ星、「ツーアウトフルベース」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、北海道・釧路、そして石川・橋立に行きました。
4月は再度札幌と大人の休日俱楽部パスを利用して東北や信州に蕎麦の旅に、また5月には沖縄、7月には釧路、9月には鹿児島に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「花街の仇討ち」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年66冊目)「おれは一万石」第20弾

「一輪の花」(辻堂 魁 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年67冊目)「夜叉萬同心」第9弾

「七代目銭形平次の嫁なんです」(神楽坂 淳 著)毎日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年68冊目)

「身代金の計」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年69冊目)「口入屋用心棒」第48弾

「独り立ち」(佐伯 泰 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年70冊目)「吉原裏同心」第37弾

「恋大蛇」(今村 翔吾 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年71冊目)「羽州ぼろ鳶組」幕間

「下郎の月」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年72冊目)「大江戸定年組」第6弾

「旅暦回顧録 アメリカ南部編 後半」

「旅暦回顧録 第44話 アメリカ南部編 後半」
アメリカ南部を旅の後編です。2015年の9月。
ちょっと後先になってしまったが、まずは「マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺現場」だ。(写真:A12)

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(写真:A13)
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(写真:A14)
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人種差別に反対して公民権運動の主導者だったキング牧師が暗殺された。1968年4月4日だった。彼の有名な言葉が「I have a dream」だ。
流石南部だ。南北戦争の記念碑的なものもあった。(写真:A10)
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ニューオーリンズ市内。(写真:A11)
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さあ、テキサスに戻ろう。NASAを訪問した。(写真:A1)
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(写真:A2)
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(写真:A3)
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国際宇宙ステーションの日本の担当部分。(写真:A4)
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ロケットの現物だ。大きいね。(写真:A5)
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スペースシャトルだ。(写真:A6)
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(写真:A8)
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テキサスの牛がいた。後でこれを食べる。(写真:A7)
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ステーキだ。(写真:A9)
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兎に角、よく肉を食べる国民だ。今ならば批判も出て来るだろうが、当時は当たり前のように食べていた。
大きな国の大きな田舎の旅でした。

「江戸東京博物館は休館に」

「江戸東京博物館は休館に」
東京両国にある「江戸東京博物館」は40年の歴史に一応ピリオドを打って、3月末で一旦休館となる。そして3年後にリニューアルオープンするという。耐震化工事などだそうだ。
江戸時代と言う260有余年の平穏な日本の首都だった江戸を色々な角度から見つめていたこの博物館には、その日は本当にたくさんのお客が訪れていた。何度も私も来ているが、これほどの数の人がいたことはなかった。
まずは日本橋の復元模型だ。それでも立派だ。(写真:C1)
(写真:C2)
橋は中央部が盛り上がり雨水を両脇に落とす仕掛けになっている。下を見ると行列が見えた。その先にいたのは「ギボちゃん」。(写真:C3)
子供たちと写真を撮っていた。(写真:C4)
橋の柱に被せてある「擬宝珠」のイメージキャラクターだという。(写真:C5)
当時の日本橋は駿河町大通りの模型だ。手前が日本橋だ。(写真:C6)
多くの人たちが歩いている。老若男女、身分差なく歩いている。(写真:C7)
そしてこちらは有名な江戸城本丸「松の廊下」だ。(写真:C8)
吉良上野介刃傷事件の現場だ。(写真:C9)
江戸城はまだ天守閣があった時代の模型だ。本丸が手前。ということは「西の丸」方面からの俯瞰図をもとにしていると言えよう。今もある「富士見櫓」が手前に見える。(写真:C10)
「中奥」から「大奥」へ、更に天守閣へと続く。(写真:C11)
残念だが3年後のリニューアルに期待しよう。(写真:C12)
(写真:C13)
(写真:C14)

「ウルフギャング丸の内店」

「手前勝手世界食物語、第619話」
「ウルフギャング丸の内店」
ハワイの店には5-6回は行っているが、都内(明治安田生命ビル)の店は初めてだった。口コミの評判は非常に悪いので覚悟して行った。ちょっと薄暗いが広い店内。確かニューヨークのオイスター専門店「オイスター バー&グリル」が入っていた場所だと思う。(今は撤退)
店員の数も多い。予約が取れたのが午後4時30分という早い時間しかなかった。「ハッピーアワー」は駄目か?と聞いたら、2組待っているから時間が掛かるというので諦めた。ハッピーアワーは午後3時からバーカウンターのみで行っているという。
注文したのは「ウルフギャング・サラダ」。(写真:W1)
ボリュームもあるし中々に美味しい。これはいいね。
そしてメインの「ステーキ」だ。熱々の皿に乗せて出て来た。(写真:W2)
アメリカ産アンガスの雄牛の焼き具合ミディアムのステーキだ。ボリュームたっぷり、塩胡椒も効いていて余計なソースは不要だった。(写真:W2)
フィレ少々とサーロインがメインのTボーンだ。サイドはマッシュポテト。味は納得と言えますね。
まあ余計なものは頼まずステーキとサラダだけで十分だと思いました。予約は必須ですね。また店員の人たちもかなり再教育されたみたいで感じ良かったですよ。ただ値段は本当に高いね。ハワイの一般的市中価格の倍はしましたけれどね。メニューの価格は10%税込みだが、更にサービス料が10%プラスされるのでご注意を!
それでちょっとハワイの昔を振り返ってステーキの写真を見てみた。
まずハワイ滞在時に必ず一度は行く店「デューク」のステーキ。これは2017年5月の時だ。(写真:S1)

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ごく一般的なハワイの人たちに人気の店だから、価格は大体40ドル台だ。これにサラダバーが付いている。リーズナブルで実に美味い。地元の人か本土からの人が多く、日本人は殆どいない。
次が2019年2月にロイヤルハワイアンセンターにあるウルフギャングを訪れた時の、ハッピーアワーのメニューだ。(写真:S2)
ステーキはこちら。(写真:S3)
ちゃんと皿に分けてくれる。(写真:S4)
これがディナーだと140ドル台だが、ハッピーアワーでは半額となる。だからハッピーアワー時は行列となる。
気を付けてもらいたいのは当然ながらチップがプラスになる。大体最低15%から20%程度か。
日本の店の価格はご自身で味わいながら考えてください。
因みにハワイにはこれまで30回行った。直近はコロナが広がり始めた2020年2月だった。
以上、突然の地震と寒波に襲われたものの、桜も咲き始め春本番も近い東京から勢古口がお送りしました。

「石川・橋田港のタラバ蟹」

「J  REPORT 2022 3月第4週号&4月第1週号」 
「リタイアメント・ノート 12年10ヶ月目」
「VOL.1256 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦 第105話」
「石川・橋立港のタラバ蟹」
その日は東京の気温も20度を超すと予想されていた。暖かくて私の頭が狂ったのか、間違いだらけの旅となってしまった。
まず朝の羽田空港。8時30分発のANA小松行の便は満席でキャンセル待ちの状態だった。家族連れも多く、一気に景気回復かと思ってしまう位でした。
実は私の頭の中にはその時でもまだ小松空港と金沢駅、そして目的地の加賀温泉駅の位置関係が理解できていなかった。小松空港の金沢駅行きのバスもチケット売り場が行列で、やっと乗り込んだバスもほぼ満席だった。そこでやっと気付いたことがあった。それはここは勧進帳の安宅関があった場所だったということだ。義経主従が都から逃れ奥州に行く時にこの関所であった出来事が勧進帳だ。山伏に化けたが義経主従と疑われたために弁慶が勧進帳を空読みし、富樫との丁々発止のやり取りの末、挙句再度疑われた義経を打ち据えるという涙ぐましい姿に思わず涙するのがここだったのかと感心しました。
金沢駅には着いたものの予定していた特急「しらさぎ」が臨時運休となっていた。困った。次の列車は何と2時間後だという。これまた誤算。その時初めて金沢から北陸本線で福井方面に進むと小松駅があり、その3つ先が加賀温泉駅だということが判明したのでした。従って小松空港から一番近い小松駅に行けていれば、もっと打つ手があったはずだと後悔したのです。やむなく、小松行きの普通列車でまずは小松に向かうという馬鹿げたことになった。
仕方なく、小松駅から目的地の橋立港へとタクシーで向かう。約20分で到着。お店は一階が魚屋さん「マルヤ水産」でここで蟹を仕入れてから同じ系列の2階の料理屋「割鮮 しんとく」に行くという。タラバ蟹は重さによって値段が違い、生け簀で一番高いのは一杯21000円だった。私が買ったのは重さ1kg、足欠け(蟹の足が一本だけ欠けていて5本)の18000円のもの。可哀想な蟹さん。私の胃袋に入る前の姿です。(写真:A1)
生け簀には1万円位からのもあった。(写真:A2)
(写真:A3)
そして私の料理は蟹代にプラス2200円の「活かに御膳」。蟹の刺身、焼き、蒸しと3つの食べ方だとか。
まずは「焼き蟹」。足は生で食べるので残りの部分だ。(写真:A4)
(写真:A5)
焼き過ぎず半生状態で食べるのがいいらしい。付いていたタッグには「金沢港」と書かれていた。(写真:A6)
いよいよ新鮮な「蟹の刺身」だ。(写真:A7)
3種類のおかずが出て来たが、蟹を捌くのに忙しくて食べるまでには至らない。(写真:A8)
(写真:A9)
蟹ほど人を無口にする食べ物はないと思う。
これが「蟹の足の刺身」だ。(写真:A10)
甘いし美味しいね。
次が「蟹味噌の蒸し物」(写真:A11)
蟹の味噌を殻に入れて蒸したものだ。熱々で食べる。
最後は「ご飯」と「味噌汁」。(写真:A12)
合計で20200円でした。満足の蟹料理でした。
店はこんな雰囲気。「しんとく」とはこの辺りの漁師が持っている「弁当箱」のことだという。(写真:A13)
漁に行く時に持って行って船の上で食べるのだそうだ。
昼は過ぎたが、それでもなお次々と客が入って来る人気の店だ。(写真:A14)
(写真:A15)
漁港は小さいものでした。(写真:A16)
蟹の漁期も春分までということで今年最後の蟹となりました。(写真:A17)
お腹も膨れたので、タクシーを頼んで加賀温泉駅まで。そこから特急サンダーバードで7分で小松駅へ。今度はバスで空港へ。しかも驚いたことに空港には「ANAラウンジ」があり、ゆっくりすることが出来ました。まさか小松空港にラウンジがあるとは思いもしなった。帰りの機内は半分ほどの埋まり具合でした。
さて来週は「札幌」でまたまた板前料理の店「いちふじ」さんに行きますと思っていたら、日曜日は休業ということが分かり、2週間延期した4月1日に行くことにしました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「林檎とポラロイド」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年24作品目)
東欧のどこかの国。男性がバスの終着駅で収容される。記憶喪失だった。名前すら忘れていた。病院は彼を社会復帰システムに組み込み、新しい人生を過ごさせようとする。そのために部屋を借り、医師からの指示を実行させその証拠にポラロイドカメラで撮影することを求める。それを確実に実行する男。だが徐々にこのことに疑問を感じるようになる。医師の指示はどんな意味を持つのか?益々分からない状況だ。しかし実際には彼は本当に記憶喪失だったのだろうか?不思議な映画でした。

3月18日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「ベルファスト」が4つ星、「アンネ・フランクと旅する日記」が4つ星、「猫が逃げる」が4つ星、「森のムラブリ インドシナの最後の狩猟民」が3つ星、「SING ネクストステージ」が3つ星、「ガンパウダー ミルクシェイク」が3つ星、「ストレイ 犬が見た世界」が3つ星、「たまらん」が3つ星、「KSAPPEI カッペイ」が3つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、北海道・釧路、そして石川・橋立に行きました。
4月は再度札幌と大人の休日俱楽部パスを利用して東北や信州に蕎麦の旅に、また5月には沖縄、7月には釧路、9月には鹿児島に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「料理春秋」(倉坂 鬼一郎 著)二見時代文庫 私的批評眼★★★(今年59冊目)「小料理のどか屋人情帖」第34弾

「菊花の仇討ち」(梶 よう子 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年60冊目)

「将軍入湯」(風野 真知雄 著)PHP文芸文庫 私的批評眼★★★★★(今年62冊目)「いいゆじゃのう」第2弾

「幽霊剣士」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年63冊目)「若さま同心 徳川竜之介」第8弾

「汝、想いて斬」(門田 泰明 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年64冊目)「拵屋銀次郎半畳記」第3弾

「ひとり長兵衛」(坂岡 真 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★(今年65冊目)「人情江戸飛脚」第2弾

「旅暦回顧録 アメリカ南部編前半」

「旅暦回顧録 第43話 アメリカ南部編 前半」
テキサス・ヒューストンへのANA直行便からはバスでアメリカ南部を旅しました。2015年の9月でした。(写真:B1)

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流石アメリカは大きな田舎だ。車の大半は便利なトラック兼乗用車の「ピックアップトラック」が主流だ。(写真:B2)
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ミシシッピ川かな。(写真:B3)
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コロニアル風住居。嘗て奴隷の主人たちの住んだ家だ。(写真:B4)
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ナマズ料理。白身魚のような淡白な味だ。南部の名物料理でもある。(写真:B5)
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綿花畑だ。(写真:B6)
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綿花だ。(写真:B7)
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昔はここでアフリカから連れて来られた人たちが奴隷として働かされていたのだろう。
さあ「メンフィス」へ、あの大スター「エルビス・プレスリー」の家だ。(写真:B8)
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管理は娘さんがやっている。入場料を取っているから当たり前だが。
(写真:B9)
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(写真:B10)
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(写真:B11)
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兎に角広いからとてもではないがご紹介出来ない。ごくごく一部の内部なのだ。
エルビスが9歳の時、初めてギターを買った店だという。(写真:B13)
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エルビスの生家だ。小さな家だった。(写真:B14)
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家族の写真。(写真:B15)
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エルビスの墓だ。(写真:B16)
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花が途切れない。

次に訪れたのは「ニューオーリンズ」だ。雑踏ですね。(写真:B20)

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ジャズを演奏する店にも行った。(写真:B21)
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夜のニューオーリンズです。(写真:B22)
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(写真:B23)
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南部は白人でもケイジャンと呼ばれるフランス系の人もいるし、黒人も多い。まだまだ人種差別が残っているとも言われる。それでもエルビスのような人も生み出し、ジャズが盛んに演奏される広大な田舎でした。未だに南北井戦争当時の南軍の兵隊の姿をした人もいた。
以上が南部の旅の前半でした。

「三月大歌舞伎」

「三月大歌舞伎」第2部(写真:K1)

「河内山」天衣紛上野初花 質見世より玄関先まで 河竹黙阿弥作(写真:K2)
河内山宗俊は江戸城の御数寄屋坊主(当初は片岡仁左衛門が演じる予定が休演のため、代役で中村歌六)。質屋の娘が松江出羽守の上屋敷に行儀見習いで腰元として入っていたが、松江公が妾にしたいと言い出し、断ったところが
監禁されてしまい、死ぬと言っているとのことを知った宗俊は質屋に乗り込み「自分が救出するから200両出せ」と言う。この時代の200両は今の価値で1800万円から2000万円程度か。それを親類の和泉屋が了解したので、宗俊は上野寛永寺貫頭の宮様の代理の僧として乗り込む。脅し透かして松江公を漸く納得させるのだが、玄関先で一騒ぎ起こるというもの。御数寄屋坊主とは江戸城内のお茶の係だ。
(写真:K3)

「芝浜革財布」
大正11年に六世菊五郎が演じたもので100年が経過している。今回は七世「尾上菊五郎」が演じる。落語では三遊亭円朝が生んだと言われている人気噺だ。
魚屋の松五郎は朝七つ(午前4時頃)に起こされて家を出たものの夜明け前で魚市場は当然開かれていな。偶然芝浜(今の浜松町辺り)の浜辺で革の財布を拾う。そこには大金が入っていた。一度家に戻った政五郎は財布を女房に預け風呂屋に行き、仲間を家に集めてどんちゃん騒ぎを起こし寝てしまう。財布の中身に気付いた女房「おつた」は大家経由で役所に届ける。そして目覚めた政五郎には「あなたは夢を見て、財布を拾ったと思っているのでしょう」と嘘を言い、政五郎の奮起を期待する。3年後、まじめに働いた政五郎夫婦は立派な角見世の魚屋に出世していた。そこで遂におつたがは政五郎に白状するのだが、政五郎は逆におつたに感謝するのだった。(写真:K4)
(写真:K5)
この歌舞伎の中で納豆売りがやってくる場面がある。おつたが納豆を買うのだが、その金額が13文だった。これは当時の蕎麦が16文だから、高いか安いか。現在の価格で言うと約300円強だからどうだろうか?今の我々が安過ぎる納豆を食べているのかも知れない。

「上野の桜」」

「上野の桜」
都内の気温が25度に迫ると予想された14日月曜日に春の日差しに誘われて上野公園を訪れた。
上野動物園はコロナ禍休園中だ。(写真:C1)
国立東京博物館では「ポンペイ展」が開催されていた。(写真:C2)
桜が両側に植えられたメインストリートの桜の木々はまだ蕾だった。しかし広小路方面に坂を下ると途中で2本ばかり3分咲きの桜があった。(写真:C3)
(写真:C4)
山の下のところには大きな2本の桜があり、ほぼ満開状態だった。(写真:C5)
(写真:C6)



もうじきに都内の桜開花の便りも聞かれるのだろう。
と言っているうちに17日に福岡で最初の開花が報じられた。多分東京も数日内だろう。
以上、桜の開が花近い東京から勢古口がお送りしました。