「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ガンパウダー・ミルクシェイク」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年25作品目)
何時の時代だか分からないが、一人の女性殺人マシーンがいた。彼女の子供も15年後に殺人マシーンになる。しかし犯罪組織(ファーム)からの命令に失敗し組織から追われることになる。果たして彼女は助かるのか?まあ結構面白かった。この監督日本かぶれみたいで日本食があちこちに出ていた。

「ベルファスト」(TCシャンテにて)私的評価★★★★★(今年26作品目)
1969年のベルファストでのカソリック系住民とプロテスタント系住民の紛争に巻き込まれたプロテスタント家族の姿を少年の目を通して描く。私自身ベルファストに一度行ったことがある。北アイルランド紛争の中心地であったが、その前には「タイタニック号」が造られた都市でもあり、あの有名なビール会社「ギネス」の本社工場があるのでした。全編白黒映画。

「オートクチュール」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年27作品目)
移民2世の不良少女が偶然出会ったのが、ディオールのアトリエの主任お針子の中年女性だった。彼女は少女の手を見てその才能を見抜き、見習いお針子として雇う。しかし彼女の奔放な性格は治らない。退任真近かの彼女は少女をどうしてもお針子として育てたかった。複雑な女性世界のアトリエで少女は本当に生き残れるのだろうか?いい作品でした。

3月25日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」は、「アネット」が4つ星、「ナイトメア・アリー」が5つ星、「にトラム」が4つ星、「ぼけますから、よろしくお願いします」が4つ星、「オートクチュール」が3つ星、「アンビュランス」が3つ星、「人生の着替え方」が3つ星、「ダイナソー・フリークシーン」が3つ星、「yes,yes,yes」が2つ星、「ツーアウトフルベース」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本。長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、北海道・釧路、そして石川・橋立に行きました。
4月は再度札幌と大人の休日俱楽部パスを利用して東北や信州に蕎麦の旅に、また5月には沖縄、7月には釧路、9月には鹿児島に行く予定。
海外には8月にハワイに行く予定。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「花街の仇討ち」(千野 隆司 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年66冊目)「おれは一万石」第20弾

「一輪の花」(辻堂 魁 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★★(今年67冊目)「夜叉萬同心」第9弾

「七代目銭形平次の嫁なんです」(神楽坂 淳 著)毎日時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年68冊目)

「身代金の計」(鈴木 英治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年69冊目)「口入屋用心棒」第48弾

「独り立ち」(佐伯 泰 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年70冊目)「吉原裏同心」第37弾

「恋大蛇」(今村 翔吾 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年71冊目)「羽州ぼろ鳶組」幕間

「下郎の月」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年72冊目)「大江戸定年組」第6弾