「手前勝手世界食物語、第300話」

「ムール貝」
あるレストランで注文したのが、「ムール貝」だった、白ワインと塩で茹でられていたが、まあまあの味だった。先日は「アサリの炊き込みご飯」を作ってみた。これは失敗だった。さて、海外旅行をして思うことは日本人であって本当に良かったということだ。特に「生の魚」が食べられるのはありがたい。海外でも特に欧米人は生の「牡蠣」は食べるし、また美味しい牡蠣は世界中にある。しかし、新鮮な魚を食べる文化がなかったから、(それでも最近の日本食ブームで食べる人も増えたようだが)残念ながら美味しい魚を海外で食べるチャンスにはめったにお目に掛かれない。

「高橋(たかばし)、どぜうの伊勢喜」
久々に「清澄通り」を両国まで歩く。ところが深川は高橋(たかばし)の先にあるはずの「どぜうの店、伊勢喜」がない。マンションが建設中だった。どうなったのか?ネットで調べてみると「長期休業中」とのこと。地主さんだったのだろうから、多分マンションを建て、その一階を店舗にして再度営業を開始するのだろうか?ご存知のように「どぜう(泥鰌)」は江戸時代から庶民の蛋白源だった。この「伊勢喜」は「泥鰌鍋」と「柳川鍋」がメイン料理だ。大半の人は「泥鰌の抜き鍋」を食べる。抜きとは泥鰌の骨を抜いたもの。反対に「丸鍋」は泥鰌丸のままが入っている鍋だ。私はいつも丸鍋を頼む。タレの入った鍋に泥鰌が一面に並べられていて、これを火に掛けるが、刻んだ葱を大量に入れて煮立つのを待つ。これが実に美味しい。来年位にはマンションも出来そうだから、店の再開が楽しみだ。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?16」

150年前の江戸時代の末期、イギリスの外交官で「アーネスト・サトウ」という英国人と、「現代の英国人留学生たち」の日本の印象が殆ど一緒だったことは前回垂オ上げた。アーネスト・サトウ氏の話しの中で「識字率」が取り上げてあった。当時の江戸では、その識字率は実に高かったという。都市部においては勿論、地方でも高かったという。武士たちは当然「藩校」等で勉強したが、町人たちも「手習い所」、関西では「寺子屋」等で勉強していたから、例えば「高札」等をあちこちに立てて、政治的な方針、今で言う条例のような法律的なものを発浮オていたが、これらを読めなければならなかったし、都会では「読売」所謂「瓦版」、今の新聞が度々発行されたから、これも読めなければならず、江戸の人たちの識字率は恐らく世界一ではなかったろうか?一説には日本全国で識字率は7≠W割だったとさえ言われている。江戸に限れば9割だったという説もある。欧米先進国の当時の下級階級の識字率は1%台だったというから驚きだ。その点はサトウ氏の見方は正しかったといえよう。当時多分田舎を含めても「世界一識字率の高い民族は日本人」だったと思われる。識字率の高さは未だに変わらないといえよう。

「梅雨近し」
隅田川に浮かぶボート。別なところでは「水上オートバイ」「梅雨入り」している。東京もあと数週間で梅雨入りだろう。

「住宅展示場」

漸く歩くことも徐々に出来るようになったので、久し振りに、といっても約半年振りになるのだが、愛犬との散歩の距離を延ばしてみた。すると豊洲公園の先、東京ガスの「がすてなーに」(別名ガスの科学館)という施設の先に大きな住宅展示場が出来ていた。連休直前に出来たものらしい。大手住宅メーカーを中心にしてかなりの棟数のモデルハウスが建てられていたが、その大半が3階建てで300平米中心の大型なものだった。それともう一つの特徴は「エコ」をうたった「スマートハウス」というものが中心となっていた。こんな大きな家を建てられる土地が都内にはないだろうに、誰が買うのかなあ?と余計な心配をしながら見て回った。さて、半年経っていたから驚いたことがもう一つあった。「昭和大学」の新しい「豊洲病院」の建物があらかた概観が完成していたことだ。これまでの「昭和大学付属豊洲病院」は豊洲の交差点にあって余り大きな建物ではなかったが、新しく建てられつつある病院は非常に大きなものだ。周囲に大型高層マンション群が次々と建てられているのだから、こういった病院施設も必要なわけで地元民としては恩恵が期待できる。さて、更に驚いたことに新たに「豊洲西小学校」が建設中だった。そうだろう、豊洲や東雲地区には超高層マンションが続々と建ちつつある。恐らく都内でも一番人口増加率の高い地区だろう。だからこれまであった「豊洲小学校」に数年前に出来た「豊洲北小学校」、そして今回の「豊洲西小学校」と新しい小学校を作らないと児童増加に対応出来ない。都内でも珍しい地域なのだ。

「ファックスか、ファクシミリか?」
遂にNHKのアナウンサーの言葉から「ファクシミリ」が消えた。この4月からだった。それまで我々には聴き慣れない死語とも言えるファクシミリという言葉を使ってきたNHKだったが、世の中で通用しなくなったことを漸く認識したようで、最近は「ファックス」というようになった。これも公共放送ならではの悩みなのだろうが、ファクシミリと行っていたのは20年も前ではなかったか?なかなか時代に付いて来られないNHKでした。それでもなおファクシミリと言っているアナウンサーがいた。混乱しているらしい。

「墨田川水門」

東海南海トラフ大地震が発生すると東京湾には約2.1mの津波が押し寄せてくるという。隅田川河口部分の地域には随所に「水門」が設けられている。通常は開けられており船の通行も可狽セが、一端津波や高波が襲ってくることになると水門は閉められ、都民を水害から護るという。この水門と堤防により、2.5mまでの水位には耐えられるというから、推定での都内での被害、特に津波での死者は殆どないという。まあ、怖いものの代名詞として「地震、雷、火事、親父」という言葉があるが、地震は火事と津波が引き起こされ、更なる被害を生む。何事にも地震に対する準備が必要だ。

2013年の映画のお話し
映画「モネ・ゲーム」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年81作目)
「モネ」の絵画の贋作を大金持ちに売り込もうとする詐汲スちのお話し。落ちが面白い。

映画「愛さえあれば」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年82作目)
息子と娘の結婚式に南イタリアを訪れた家族たちの間で巻き起こる不倫、同性愛、愛憎が巡るコメディー。

映画「旅立ちの島唄 15の春」(銀座シネスゥッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年83作目)
南大東島に住む中学3年生の女生徒とその家族を描く。島には高校がない。島の子供たちは中学を卒業すると360km離れた「沖縄本島」の高校に進学する。その別れが実に素晴らしく美しく悲しい。本島に泣けてくる。

日経新聞5月24日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価では、「三姉妹?雲南の子」が5つ星、「イノセント・ガーデン」が3つ星、「アンチヴァオラル」が4つ星、「モネ・ゲーム」が3つ星、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」が2つ星、「セレステ・ジェシー」が2つ星、「体脂肪計タニタの社員食堂」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」

「シノプスシ221」
「大山まいり」(岡本 さとる 著)祥文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年150冊目)「取次屋栄三」シリーズ第9弾

「一番手柄」(岡本 さとる 著)祥文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年151冊目)「取次屋栄三」シリーズ第10弾

「闇の刺客」(鳥羽 亮 著)PHP文芸文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年152冊目)「わけあり円+郎江戸暦」シリーズ第4弾

「おかめ晴れ」(倉坂 鬼一郎 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年153冊目)「人情処深川やぶ浪」シリーズ第2弾

「千両役者捕物帖」(幡 大介郎 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154冊目)「千両役者捕物帖」シリーズ第1弾

「姫さま、お輿入れ」(幡 大介郎 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年155冊目)「千両役者捕物帖」シリーズ第2弾

「天狗と花魁」(幡 大介郎 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年156冊目)「千両役者捕物帖」シリーズ第3弾

隅田川風景

「J  REPORT 2013 5月第5週号」
「リタイアメント・ノート 4年11ヶ月目」、
「VOL。795 SINCE AUG.12th、1983」
「墨田川風景」
腰の手術後、朝の散歩も漸く元に戻ってきて、約1時間半、距離にして5km程度歩けるようになってきた。そこで自宅から愛犬と共に午前5時頃出発して、豊洲から「ゆりかもめ」添いに歩き、「新豊洲駅」で右折し、「晴海大橋」を渡り更に右折、今度は上流に戻りながら「晴海通り」にある「春海橋」を渡り、また豊洲地区に戻ってくるのだが、春海橋に並行に「晴海運河」に掛かる「錆びた鉄の橋」がある。これは実は古い線路が走っている。今も線路はそのままだ。実は大昔この晴海から亀戸まで走っていた路線で、勿論もう使われなくなって30年以上経つが、貨車が通っていたらしい。私のマンションの横にも嘗ては線路の跡があった。今は駐車場になっているが、確かに線路はあったのを記憶している。この古い錆びついた橋は結局撤去されないままに残されてしまったのだ。取り壊すのにも費用が掛かるからだろう。さて、春海橋からその古い錆びた橋越しに見ると、手前には「生コン工場」、その後には大手不動産が建築中の49階建ての高層マンションがあり、更にその向こうには「レインボーブリッジ」も見える。ここまで歩けるようになったのは本当に半年振りだ。朝の散歩は更に進み、「芝浦工大」前を通過して越中島通りを右折して自宅まで戻る。これで1時間半の行程でした。川というのは途中で名前が変わる。江戸時代、この隅田川も千住から浅草までが「墨田川」と呼ばれ、浅草から河口までが「大川」と呼ばれていた。その先が「江戸湊」だった訳だ。隅田川沿いは「墨堤」と呼ばれ、八代将軍吉宗が植えたといわれている「桜の名所」だった。

「みゆき通り」

数寄屋橋交差点の旧「東芝数寄屋橋ビル」が壊されていることは既にご存知だと思う。その工事現場の壁には近くの「泰明小学校」の生徒さん達の絵が印刷されて唐轤黷トいる。元々この辺りは江戸時代は「数寄屋橋御門」あり、そこには「南町奉行所」があった場所だ。今の泰明小学校と東芝ビルの前の通りが「みゆき通り」だ。昭和の一時期「みゆき族」という最先端のファッションを着た若者集団が闊歩していた通りだ。通りの名前の由来は、泰明小学校の前の石碑によれば「明治天皇」がこの道を通られて、築地や晴海方面にお出掛けになったこと、所謂「行幸」されたことから「御幸」と付けられたと書かれていた。今の「東京海洋大学越中島校舎」の外れに明治天皇が行幸されて、ここから海軍の軍艦の「観閲式」を行ったという大きな石碑もある。多分その際に皇居から「みゆき通り」を通られて、この地を訪れたのだろう。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?15」
江戸時代の末、イギリスの外交官で「アーネスト・サトウ」という日本人の名前のような英国人が来日した。彼の書物を読むと、いかに当時の日本が美しく素晴らしかったかが書かれている。まずは道路が綺麗でゴミなどが落ちていない。皆きちんとした清潔な着物を着ていた。礼儀正しく、親切だ、というものだ。町が綺麗だと言う事で相当驚いていたようだ。まあ当時産業革命により発展していたイギリスは石炭の煙がもうもうとしていたのだろうから、それは江戸の空気は綺麗だったのだろう。江戸の町の特徴の一つに「リサイクル」ということが言える。まず何でも勝手に捨てたり燃やしたりはしない。再利用を必ず行う。例えば紙だって使ったら更に練習用に墨で真っ黒になるまで使う。最後はきっとかまどの火付けに使われたのだろう。糞尿は勿論郊外の田畑の飼料になっていって完全リサイクルされていた。陶器類だって欠けても継ぎ合わせる仕事があったというし、鉄類の鍋釜は再生されていた。最終的なゴミとなったものは燃やせるものは薪として「風呂屋」にも行っただろう。捨てるものなどなかったと言ってもいいだろう。魚の骨は植木の肥料になっていたのかも知れない。まあ我々が考えるよりもっと江戸時代の人は「物を大切にしていた」ことは間違いないだろう。驚いたことに、5月15日付け日経新聞夕刊第一面のコラム「あすへの話題」で元金融庁長官の話しとして、こんな記事が載っていた。「電車は時刻通りに正確に来るし、街は清潔で空気もきれい。治安が良く、深夜でも女性が普通に街を歩ける。人は優しくて親切だし、食事は美味しい。云々」だったが、これは現代の「英国人留学生たちが抱いた日本の印象だ」という。150年前のサトウ氏が感じたことと殆ど一緒なのだ。それほど日本の良いところは変わっていない。この話しはまた次回にでもして見よう。

「手前勝手世界食物語、第299話」

「天竜の餃子」
東京名物の一つだと思っているのが、銀座1丁目交差点付近の中国料理の店「天龍」の「巨大餃子」だ。これまでにも「池袋サンシャイン内の餃子ミュージアム」や「東京ャ宴}チ」などにも出店しているが、もうかれこれ40年近く前から私は通っている店だ。最初に連れて行ってくれた方は「大成建設」の資材の方だった。ご存知の方ももう少なくなってきただろうが、元々大成建設は銀座に本社があった。今の「プランタン」のところが大成建設の本社や関連施設があった土地だった。だから近くには「大倉商事」の本社もあった。大成建設が新宿の高層ビルに移ったのは、都庁のビルが出来る前だったから、もう何年前になるのだろうか?記憶から飛んでしまったような大昔のような気がする。さて、「天竜」の店内でたまたま、円形テーブルの隣の席に若い男女が来たが、ガイドブックは日本のものだったが、話している言葉は中国語なので日本人ではないと思い話しかけたら、女性の回答は、「台湾から来た。日本語は読めないが、絵を観てこの店を探した。5日間東京にいる」とのことだった。それでも餃子2人前に焼飯、その他酢豚も頼んだようだったから、「ここの店の餃子は東京一美味しいが、ボリュームがあるから、ホテルに持ち帰ればいいよ」と言ってあげたが、二人で一生懸命食べていたが、やはり若いから完食してしまった。とてもじゃないが、私には食べきれない量だった。ここのところ、外国人観光客が確実に東京、それも銀座周辺には増えていると実感する。これも「円安効果」か「アメノミクス」なのだろうか?
以上、紫外線が強い東京から勢古口がお送りしました。

「セブン・イレブン豊洲店」

意外と知られていないのが、「セブン・イレブン」の一号店だ。驚くなかれ、それは「豊洲」にあったのだ。今改装中でもう完成したのだろうが、ここがセブン・イレブン1万数千店(2013年1月で14800店くらいらしい)の最初に店だったのだ。何と1974年(昭和49年)5月だったという。当時の豊洲と言えば、周囲はまだ工場群ばかりでマンションも殆どなかった。古い都営住宅が工場群の間にあっただけだった。だから最初にフランチャイズに応募した方の勇気は素晴らしいものがあったといえよう。今ではどこでもあるし、逆に「セブン&アイ」ホールディングはアメリカのセブン・イレブンも買収してしまい、世界展開中だが、我が日本ではこの豊洲店が一号店だったのだ。私が今住むマンションに越してきたのが、昭和56年(1981年)だったが、当時でもまだマンションなど極々少なく、周囲は今もある都営アパートだけだったし、中心は石川島播磨重工業、三井製糖、巴組鉄工、三菱製鋼等々の工場だった。そんな中にぽつんと一軒の「コンビニ」、当時多分コンビニと言う言葉も珍しかったのだろうが、あったのはいかにも不思議だったといえよう。今、豊洲と言えば「高層マンション」と「オフィスビル」が建ち並ぶ「湾岸スポット」になっている。勿論周囲にはコンビにもショッピングセンターも映画館もあり、都会の喧騒を充分に味合える処だ。そんなコンビニだが、これも時代の流れか、度々古い店がなくなり、別なところに新しい店が出来ている。アメーバーのように増殖している不可思議なものでした。

「787再離陸」
漸く6月から日本でも最新鋭機「ボーイング787」の運行が再開されるという。NHKでも報道していたが、バッテリーの過熱を防ぐ対策やら、仮に発火した場合の煙の機外排出等の措置が講じられたという。安心して乗れるのが、本来の航空機なはずだから、一日も早く原因を究明し、乗客を安心させてもらいたがい、まずは「再離陸」楽しみにしています。マイルが今私は調べたら12万マイル残っているので、どこかに「787」のビジネスクラスで旅でもしてみようかと思っている。多分ニューヨークやロンドン往復ビジネスで6万から7万マイルのはずだから、楽に行けるはずだ。今年は世界三大瀑布の一つ「イグアス」を訪れた。秋にはアフリカの「ヴィクトリア・フォール」を観に行く嵐閧ネので、残りの一つ「ナイアガラ」を来年早々にでも行ってみようかと思っている。出来れば「787」に乗ってだ。

「縁起物」

いつも行く日比谷の「タイ料理の店、シャム」に縁起物たちが並んでいた。「招き猫」に「布袋様」か?タイの人たちは仏教徒だから、まあこういったもので縁起を担ぐのも理解出来る。「招き猫」は「左手」が「人を招き」、「右手」は「お金を招く」というらしい。どちらにしても幸運を運び入れたい心情なのだろう。

2013年の映画のお話し
映画「探偵はBARにいる2」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年75作目)
オカマが殺された。その昔、東京で北海道が地元の代議士の息子の愛人だったことがあったという。今、その息子は代議士となっていた。事件の背景にその代議士の影が垣間見えた。軽快なコメディーでした。

映画「LAギャングストーリー」(丸の内ルーブルにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年76作目)
1949年のロスアンジェルスで起こったギャングと警察との戦いを描く。実話に基づくという。派手な撃ち合いが見物か。

映画「県庁おもてなし課」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年77作目)
同名の小説の映画化。高知県に設けられた「おもてなし課」が県観光の活性化を目指すという物語。

映画「落語研究会 昭和の名人5」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年78作目)
当日は最初の一話だけ聞いて殆ど寝てた。体調が悪かったのだろうか?聞き逃した分はもう一度観に行くつもりだ。

映画「私は王になる」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年79作目)
同じ題材を最近も観たが、韓国李王朝時代のお話しで、王子様と奴婢がそっくりなため入れ替わってしまうという韓国喜劇。中年の叔母さんたちが沢山来ていた。

映画「フッエージ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年80作目)
題名は「映画フィルムの長さ」。あるホラー作家が引っ越し先の家で8mmフィルムを屋根裏部屋から発見する。そこには過去の惨殺事件が克明に記録されていた。それは遂には彼等一家をも巻き込む。怖いですよ。

日経新聞5月17日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価では、「クロユリ団地」が4つ星、「ビル・ネニンガム&ニューヨーク」が4つ星、「きっと、うまくいく」が3つ星、「中学生円山」が2つ星、「探偵はBARにいる2」が3つ星、「旅立ちの島唄?15の春」が4つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」

「シノプスシ220」
「半斬ノ蝶」上(門田 泰明 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年142冊目)

「闇夜」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年143冊目)

「ヘッドライン」(今野 敏 著)集英社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年144冊目)

「殺人初心者」(秦 建日子 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年145冊目)
この作者の本は初めて読んだが、それなりに面白かった。

「密売人」(佐々木 譲 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年146冊目)「北海道警察」シリーズ第5弾

「後添え」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年147冊目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第11弾

「黄金観音」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年148冊目)「人情同心・神鳴り源蔵」シリーズ第1弾

「女衒の闇断ち」(小杉 健治 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)「人情同心・神鳴り源蔵」シリーズ第2弾

リハビリ中

「J  REPORT 2013 5月第4週号」
「リタイアメント・ノート 4年11ヶ月目」、
「VOL。794 SINCE AUG.12th、1983」
「リハビリ」
背中の内視鏡を入れた傷口もほぼ塞がったようだ。手術からほぼ2週間、徐々に歩行距離も延ばし、約1万歩になろうとしている。朝の愛犬との散歩と日中の外出とまだまだ本格的な活動にはなっていないが、まあ順調な回復だといえよう。来週20日の月曜日の医師の診断結果次第で、次のリハビリ計画となろう。「三ヶ月後にはゴルフもOKですよ」と医師からは言われた。ところが膝の問題があり、ゴルフはもう8年以上全くやっていない。もうやるつもりもない。未だゴルフ場の会員権は2箇所持っているが、どちらも紙くず同然だし、手術した左膝は完治したものの、逆に負担が増していた「右膝」の痛みが最近酷くなってきた。「左膝から、腰、そして右膝」とまあよくも色々なところが痛くなるものだ。本当に「老化」には困りものだ。

「新幹線の見える場所」
有楽町の駅前からJRの線路を見上げると、新幹線が通過するのが見える。「ITOCIA」のレストランには「新幹線が観える座席」というのまである。日本を代浮キる「新幹線」だが、正式に日本式を採用したのは「台湾」のみで、「安全」だが、「コスト高」という相反する要素を抱えるため、次の路線が世界中のどこで採用になるのか?鉄道ファンでなくとも興味津々である。特に後進国では財政との板挟みになるため、「折角安全でも高くては」と二の足を踏む恐れが強いらしい。今から20数年前にイタリアを訪れた時、鉄道ではないが、「高速道路」では既に「ETC」が採用されていたし、速度制限も「135km」だった。現地の人の話しでは、「日本の高速道路はイタリアより30年遅れている」といっていたが、当時でも狭いイタリアの国土中に網の目のように高速道路網が張り巡らされていた。同じように複線の鉄路がどこへ行っても見られたから、「やはりイタリアでも日本より進んでいるなあ」と思ったものだ。なんとか「安全+低コスト」が出来るようになってもらいたい。