「さよなら2019年、一陽来復」

『J REPORT 2019年12月第4週号』
「リタイアメント・ノート 11年6か月目」
「VOL.1140号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「さよなら2019年」
「一陽来復」
22日の冬至の日から太陽は南回帰線から赤道目指して動き出す。恰も一陽来復の如く。
そこで毎年訪れる早稲田の「穴八幡」に向かった。
といっても冬至の日の翌日だった。驚いたことに境内はガラガラだった。毎年冬至の日に行っていたので、ほぼ1時間待ちだったが、ガラガラ、気が抜ける。鳥居から先が階段。(写真:A1)A1
登ると屋台が続く。その先が石の鳥居だ。(写真:A2)A2
山門だ。(写真:A3)A3
由緒ある神社で八代将軍吉宗所縁だという。(写真:A4)A4
本来ならば境内中人出一杯なのだが、本日は数十人しか参拝客がいない。そこで御守りを買い求める。(写真:A5)A5
何か肩透かしされたような感じだが、それでも商売繁盛の神様だから敬虔あらたかだろう。
来年も良い年であります様にと祈りました。(写真:A6)A6
大晦日か節分の日の真夜中に飾ると商売繁盛となるのだった。(写真:一陽来復)一陽来復
勿論子供たち家族の分も買い求めました。

「高御座と御帳台」
令和元年、今年のメインイベントはと言えば、「即位礼正殿の儀」だろう。天皇が一世一代一回のみ行われる国事行為だという。その際に用いられた「高御座と御帳台」が一般公開された。東京国立博物館と京都御所で行われるということで、早速訪れた。(写真:T1)T1
待ち時間20分の掲示板あり。いよいよ入口付近です。(写真:T2)T2
手荷物検査等があり、入場です。本日東京国立博物館は休館日だが、高御座のみ公開していた、(写真:T3)T3
(写真:T4)T4
いやあ、ありましたよ。高御座が。(写真:T5)T5
それでは観て参りましょう。(写真:T6)T6
正面から。(写真:T7)T7
(写真:T8)T8
金色の輝く鳳凰があり、実に神々しい高御座。日本の伝統をつくづくと感じる場面でした。
玉座。(写真:T9)T9
(写真:T10)T10
高御座と御帳台。(写真:T11)T11
(写真:T12)T12
(写真:T13)T13
(写真:T14)T14
(写真:T15)T15
(写真:T16)T16
裏側へと廻る。(写真:T17)T17
(写真:T18)T18
(写真:T19)T19
(写真:T20)T20
(写真:T21)T21
(写真:T22)T22
文官、武官、女官の姿。(写真:T23)T23
二人の武官、威儀の者。(写真:T24)T24
女官、五衣・唐衣、裳(写真:T25)T25
武官、弓・胡・矛(写真:T26)T26
武官と文官。(写真:T27)T27
楯、鉦、鼓。(写真:T28)T28
束帯(文官)、女官。(写真:T29)T29
(写真:T30)T30
(写真:T31)T31
(写真:T32)T32
(写真:T33)T33
裾を観ると木靴だ。(写真:T34)T34
十二単衣の複雑さ。(写真:T35)T35
天皇陛下のお姿。(写真:T36)

御束帯(黄櫨染御ほう)に御立纓の御冠をお召しになって御杓をお持ちになる天皇陛下。皇后陛下は先ほどご紹介した女官の写真と同様御檜扇をお持ちになりました。
祝砲轟く。(写真:T37)T37
宴。(写真:T38)T38
いやあ、一度は見ておきたい実物でした。
友人が訪れた時は1時間待ちだったそうです。来年もまだ開催していますから大丈夫ですよ。
それではパンフレットの中をご紹介します。(写真:T39)T39
(写真:T40)T40
(写真:T41)T41
(写真:T42)T42
りっぱなパンフレットでした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「し人荘の殺人」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年193作品目)映画しにん荘の殺人
荒唐無稽な話しだが、謎解きゲームとしてはしっかりした捻ったトリックだった。

「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年193作品目)映画スターウォーズ
戦闘場面が中心であることには変わらないが、最後の締めとしては妥当なお話しだった。

「この世界の片隅に さらにいくつもの」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★(今年194作品目)映画この世界の片隅に
数年に大ヒットしたアニメの拡大版だ。戦時中広島から呉の公務員の家に嫁いだ女性の物語。女性は純粋だがどちらかと言えば世間知らず。だがそんな姿勢が美しい。日本女性の鏡みたいなものだから共感を呼ぶ。本当に涙が溢れた。

「シュヴァルの理想宮」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼★★★(今年195作品目)映画シュヴァルの理想宮
1876年フランス、郵便配達員である主人公シュヴァルに娘アリスが生まれた。それを機に理想的な宮殿を自らの手で作ろうとした。その後何と33年掛けて完成するのだが、その途中でアリスは13歳で死ぬし、苦労は絶えなかった。これは実話で今も理想宮は歴史的建造物として保存されている。最近涙脆くなり、つい涙っぽくなってしまう。

「男はつらいよ お帰り、寅さん」(TC日本橋にて)私的批評眼★★★★★(今年196作品目)映画男はつらいよ
23年前に亡くなった渥美清の演技にまた感動。その後23
年経ち、少年少女が大人に、大人は老人になってのお話しだが、主人公は寅さんの妹「さくら」の子供の満男が作家になったという設定で、過去の寅さんとの思い出が挿入される。今年一番感激した映画でした。やはり寅さんは素晴らしい。

12月27日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「男はつらいよ、お帰り、寅さん」が4つ星、「スターウォーズ、スカイウォーカーの夜明け」が4つ星、「燃えよ、スーリア!!」が3つ星、「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル」が3つ星、「みぽりん」が3つ星、「エニス・ホッパー 狂気の旅路」が3つ星、「ラ・ポワント・クルート」が4つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」「幸福路のチー」「私のちいさなお葬式」「家族を想う時」「カツベン」「LIGE ITSELF 未来に続く物語」「この世界の片隅に さらにいくつもの」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
吉例顔見世大歌舞伎(11月)観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月と12月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「冬の虹」(藤原 緋沙子 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年255冊目)「切り絵図屋清七」シリーズ第7弾完結本冬の虹

「雪崩」(鈴木 英治 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年256冊目)「突きの鬼一」シリーズ第5弾本雪崩

「金の悪夢」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年257冊目)「日雇い浪人生活録」シリーズ第8弾本金の悪夢

「2019年を振り返る」

「2019年を振り返る」
兎に角2019年も走りに走り廻った年だった。
5月に妻が特別養護老人ホームに入居した。昨年2018年10月に江東区に申請したところ、当初は2000人待ちと言われていたのが、4月になり急に部屋が空いたのでどうするかと連絡があった。それが自宅から数百mの所の築2年半の物件だった。個室だということで急遽入所させたという経緯だ。
旅は神奈川会で中学の同級生と北海道に行き、4S会で壱岐の島や北部九州を、夏には孫たちと再び壱岐の島へと。海外にはハワイにのみ4回行った。もう長時間の空の旅は厳しいので、欧米へは行く気持ちが失せた。
毎日1万歩以上のウォーキングは必ずするようにしているが、最近は寒さが身に染みるようになった。昔は寒さに強いほうだったが、体質が変わったようだ。これも老化の一つなのだろう。それにしても膝の悪化スピードが激しい。元々手術した左膝は人工関節があり、痛みは殆どないが、右の膝は長年左膝を庇っていたせいで、ぼろぼろの状態だ。早晩杖を使用しなければならなくなるかも知れない。ウォーキングはもう30年以上続けている。東京本社時代は竹橋まで約6kmを、大坂では阪急十三駅から本町まで約5kmを、大同時代には両国まで約5kmを、上野の時もほぼ歩いた。ジャパンパイル時代は人形町まで歩いていた。一体歩いた距離はどの位になるのだろう。30年毎日仮に4kmとして計算してみますか?通勤時のウォーキングだけで地球を半周位しているだろう。
年賀状は190通書いた。まあ大体毎年200通前後出している。最盛期には250通だったから、それでも少しづつ減っている。手書きで一言書き加えているが、これが結構大変だ。
とはいうものの、今年も無事に過ごせました。ありがたいことだ。

「茂木家美術館の北斎名品展」第9弾

「茂木家美術館の北斎名品展」第9弾
北斎親子。(写真:H1)H1
出典は「HOKUSAI MASTERPIECES OF ART」より

引き続き北斎の「諸国瀧廻り」シリーズをお送りします。

「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの瀧」(写真:H2)H2
日光市男体山の麓にある瀧だ。2段に分かれて落下する姿が特徴的で、日光東照宮への参拝の途中にありおおっくの人が訪れた。本図には滝を見下ろす旅人と、見上げる旅人が描かれており、鑑賞者に二つの視点を意識させる。いくえにも分かれて岩間を流れ落ちる御簾の表現は、滝というよりも一つの巨大な生き物のようで、シリーズ中でもインパクトを持ち、この表現は渓斎英泉(けいさいえいせん)など後の浮世絵師にも受け継がれた。

「諸国瀧廻り 東都葵ケ岡の瀧」(写真:H3)H3
この滝は現在の港区虎ノ門にあった。溜池の堰から溢れ出した水が滝となり、その水音から「どんどん」と呼ばれ親しまれた。暑い夏の日だったのか、画面手前には天秤棒を下して汗をぬぐいながら一休みする人も描かれている。滝の白く描かれている部分は、夏の日の光を反射して光る滝の表情を描き出したと思われる。

「諸国瀧廻り 相州大山ろうべんの瀧」(写真:H4)H4

「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ケ瀧」(写真:H5)H5
現在の岐阜県郡上市にある。上部に丸く描かれた滝口からは、勢いよく落下する水の流れが表されているが、滝の部分には、揺らめくような波紋が描かれている。1カ所からこのような滝を観ることは出来ないので、滝の流れは正面から捉えたと考えられ、シリーズ中でも珍しい表現方法をとっている。滝の側には茣蓙を広げ、弁当箱を前に楽しそうに語らう男たちが描かれている。

「諸国瀧廻り 木曽海道小野ノ瀑布」(写真:H6)H6

「諸国瀧廻り 美濃ノ国養老の瀧」(写真:H6)H7

このシリーズは8種8瀧となっている。

「明月庵 田中屋」

「手前勝手世界食物語、第537号」
「明月庵 田中屋」
今年もまた暮れていく。クリスマスの夜の田中屋は込み合っていた。それでも20分ほど待っていて席に座れた。今年はこの店の年越し蕎麦を注文してあるので、自宅で年越し蕎麦が楽しめる。
さて、今日は河豚を食べることにしている。頼んだのは「ひれ酒」だ。熱々のひれ酒だ。アッツ!(写真:食1)食1
「とらふぐの刺身」(写真:食2)食2
河豚は一年に一度くらいは食べたいね。やはり美味しい。2年前に両国の「ひょうたん」がなくなって寂しいよ。東京一番のリーズナブルな河豚だったが、もう食べられたいのが残念です。皆経営者の老人化ですね。中華街も同じです。日本全体に老舗がなくなりつつある現状でした。
「とらふぐの唐揚げ」(写真:食3)食3
「牡蠣の天麩羅」(写真:食4)食4
〆は勿論蕎麦だ。「御膳せいろ」(写真:食5)食5
やはり蕎麦は美味いね。
満足、満足。今年最後の忘年会でした。
皆さま一年間御付き合い頂き大変ありがとうございました。どうか良い年をお迎えください。
以上、年末の東京から勢古口がお送りしました。

「大浮世絵展」

『J REPORT 2019年12月第4週号』
「リタイアメント・ノート 11年6か月目」
「VOL.1139号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「大浮世絵展」
両国は江戸東京博物館で行われている「大浮世絵展」に行った。18世紀から19世紀の日本で発達し、ヨーロッパ画壇にも多大な影響を与えた「浮世絵」。それが4人の巨匠たちの浮世絵が世界中から集められていた。(写真:C1)C1
(写真:C2)C2
「歌麿、写楽、北斎、広重」というビッグネームからか、会場は大混雑していた。
それでは見ていこう。まずは「喜多川歌麿」。
「婦人相学十躰 浮気之相」(写真:C3)C3
左は「ポペンを吹く娘」、右が「髙島おひさ」。
女性を描かせたら天下一品だ。

「東洲斎写楽」。
左「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」(写真:C4)C4
右「市川蝦蔵の北村定之進」
大首絵が特徴、歌舞伎役者を書かせれば最高だ。市川蝦蔵は五代目団十郎が演じた。

「葛飾北斎」。
「芙蓉に雀」(写真:C5)C5
「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(写真:C8)C8
もう10年、いや5年長生きできれば完璧な絵が描けると嘆いたという天才画家。風景画は大人気で富嶽三十六景シリーズは8000部もそれぞれ摺られたという。

「歌川広重」
「東海道中五十三次之内 蒲原 夜之雪}(写真:C9)C9
「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」(写真:C6)C6
風景画で実写的な技法を使用。北斎の奇抜さとは別な描き方だ。

「歌川国芳」
「相馬の古内裏」(写真:C7)C7
「宮本武蔵の鯨退治」(写真:C10)C10
人気に火が付いたのが「通俗水滸伝豪傑百八人」。

何と366作品が一挙公開されている。これは必見です。シカゴ、ボストン、ベルギー、ミネアポリス等からの出展も多い。
ご存知とは思うが、浮世絵は版元がいて、絵師がいて、彫師、摺師がいて初めて出来上がる。著名な版元としては「蔦屋重三郎」、彼は歌麿や写楽、広重らを世に出した版元だ。凄い芸術が日本で花開いたものだ。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「カツベン」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★★(今年187作品目)映画カツベン
いやあ、面白い。大正時代、無声映画の活動弁士にあこがれる少年と女優を目指す少女の10年後を描く。実に面白い。まずは観てください。

「ジュマンジ ネクストレベル」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年188作品目)映画ジュマンジー
柳の下の泥鰌狙いですね。SONYらしくゲームの世界に紛れ込んだ彼らが活躍する。

「シティーハンター」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年189作品目)映画シティーハンター
日本の漫画の映画化がフランスで。なんでも請負人の主人公が大活躍。

「再会の夏」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★★(今年190作品目)映画再会の夏
第一次世界大戦後のフランスの田舎町。帰郷した英雄が式典で獲得した勲章を常に戦場にも同行させた犬に与えた。これが国家を侮辱したとして逮捕された。軍の少佐判事がやってきて彼を裁く。まずは動機を探るが彼は語らない。そして徐々に彼が愛していた女性への誤解が原因と知るようになる。判事の出す結論は?実にいい映画でした。

「LIGE ITSELF 未来に続く物語」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年191作品目)映画ライフ
人間の人生はどこまでも次の世代に継がれているという物語。ニューヨークに住む夫婦の妊婦がバス事故で死ぬが、女の赤ちゃんは何とか生まれる。彼女の父親は6か月後に自殺。一方バスに乗っていて事故を目撃したスペインの少年はトラウマに悩まされる。そんな子供たちが成長して偶然に出会ったとすると。どうなるのか?

「テッド・バンディー」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年192作品目)映画テッド・バンディー
1970年代に起きた連続女性殺人事件を描く。犯人のテッド・バンディーは自らの裁判に自らが弁護士として登場し、嘘を付き捲る。この裁判は全米にテレビ中継された最初の裁判となった。

12月20日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「アニエスによるヴァルダ」が5つ星、「冬時間のパリ」が4つ星、「この世界の(さらにいくつもの)片隅」が4つ星、「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」が3つ星、「THE UPSIDE 最強の二人」が3つ星、「ブレッドウィナー」が4つ星、「サイゴン・クチェール」が3つ星でした。

「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「運び屋」「こどもしょくどう」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」「マイ・ブック・ショプ」「Bの戦場」「ブラック・クランズマン」「ROMA」「ザ・プレイス」「バイス」「ハンターキラー」「パリの家族たち」「誰もがそれを知っている」「小さな恋のメロディ」「アラジン」「アマンダと僕」「COLD WAR あの歌、2つの心」「今日も嫌がらせ弁当」「存在のない子供たち」「天気の子」「北の果ての村で」「ロケットマン」「やっぱり、契約破棄していいですか」「ガーンジー島の秘密の読書会」「記憶にございません」「今さら言えない小さな秘密」「アド・アストラ」「パリに見出されたピアニスト」「ジョン・ウィック パラベラム」「ジョーカー」「樹木希林を生きる」「真実」「最高の人生の見つけ方」「宮本から君へ」「幸福路のチー」「私のちいさなお葬式」「家族を想う時」「カツベン」「LIGE ITSELF 未来に続く物語」

「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」

「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
一月大歌舞伎=歌舞伎座にて 
二月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
團菊祭五月大歌舞伎=歌舞伎座にて
七月大歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
八月納涼歌舞伎観劇=歌舞伎座にて
吉例顔見世大歌舞伎(11月)観劇=歌舞伎座にて
相撲観戦=1月、5月、9月場所観戦しました。

「2019 旅暦」
国内旅行は、1月は北海道2回と佐賀武雄温泉。6月末からは神奈川会の仲間と三陸で震災復興ツアーを、7月には4S会で壱岐の島から長崎へと、7月後半は妻と娘、孫娘たちと一緒に再び壱岐に行きました。
海外旅行は、2月と5月と8月と12月のハワイ。
これまで行った国々の合計数は、71か国(直近18年5月のモンゴル)

「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「再会」(金子 成人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年249冊目)「追われもの」シリーズ第4弾本再会

「火の車」(牧 秀彦 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年250冊目)「評定所留役秘録」シリーズ第4弾本火の車

「野分ノ灘」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年251冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第20弾本野分ノ灘

「鯖雲ノ城」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★★(今年252冊目)「居眠り磐音・決定版」シリーズ第21弾本鯖雲ノ城

「天竺茶碗」(小杉 健治 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年253冊目)「義賊・神田小僧」シリーズ第1弾本天竺茶碗

「恋する仕立屋」(和久田 正明 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年254冊目)「恋する仕立屋」シリーズ第1弾本恋する仕立屋

「忘年会・神奈川会」

「忘年会1」
「横浜中華街・蘭州牛肉ら面」
横浜中華街の変貌は激しい。あの豚足で有名な「徳記」も閉店していた。正月を前に「獅子舞」が。(写真:A1)A1
善隣門。(写真:A2)A2
中華街大通り。(写真:A3)A3
(写真:A4)A4
中山路。(写真:A5)A5
今日行くのはこの店。(写真:S6)A6
入ると既に仲間の3人が待っていた。一人一品の食べ物と飲み物で880円也。まず頼んだのが、「ネギチャーシュー」と「蒸し鶏」(写真:A7)A7
「ピータン」(写真:A8)A8
壁には不思議な文字が。(写真:A9)A9
この文字は今中国語で使われている最も画数の多い文字だそうです。画数57画、読み方は「ビャン」、中国で人気の幅広麺のこと。
芋焼酎。何とサントリーの製品でした。(写真:A10)A10
「干し豆腐」(写真:A11)A11
「紹興酒」(写真:A12)A12
「豆苗」(写真:A13)A13
「玉子炒め」(写真:A14)A14
「水餃子」(写真:A15)A15
本日は中学時代の同級生の集まり。(写真:A16)A16
仲間の間に立っているのがこの店のご主人。中華街で3店舗経営しているという。(写真:A17)A17
実は私の隣の席の仲間の写真は撮り忘れた。ごめんなさい。
名物の「牛肉醤油煮込み」(写真:A18)A18
海員閣が一品料理をやめたので、ここの牛肉煮込みはそれに代わるか。
「ダック」(写真:A19)A19
「ピーナッツ」(写真:A20)A20
「串焼き」(写真:A21)A21
店一押しがこれ「焼き牛肉ビャンビャン麺」(写真:A22)A22
と「辛口ビャンビャン麺」(写真:A23)A23
食べ過ぎ、飲み過ぎ、帰りの駅、それも階段で転んだ。危なかった。尻もちをついたのでけがはない。
よく考えたら明日も中華料理の忘年会だったことを思い出した。

「忘年会・4S会」

「忘年会2」
「飛龍閣」
本日は「4S会」の忘年会で場所は川口。住みたい街のトップになった街だ。
まずは店に。(写真:B1)B1
皆さん揃いました。(写真:B2)B2
最初に簡単な料理です。(写真:B3)B3
「豆苗」(写真:B4)B4
「豚バラ煮込み」(写真:B5)B5
「ピーナッツと鶏肉炒め」(写真:B6)B6
「エビチリ」(写真:B7)B7
「玉子炒め」(写真:B8)B8
「焼き餃子」(写真:B9)B9
「ザーサイ炒め」(写真:B10)B10
「チャーハン」(写真:B11)B11
「ピータン炒め」(写真:B12)B12
川口の駅前の風景。(写真:B13)B13
私は最近彼らと一緒の旅行に行けない。理由は愛犬がいるからで、朝夕の散歩と餌やりは欠かせないので、泊りの旅行は出来ない。ある程度の期間の旅行ならば愛犬は娘の家に預けるが、そう毎度毎度とはいかない。またペットホテルがあるではないかとの問いには、5月連休中にペットホテルに預けたが、犬も精神的に参ってしまっていたので、長期のホテル生活は無理のようなのだ。困りますね。
以上、寒さ本格的な東京より勢古口がお送りしました。

「ハワイの旅、後記」

『J REPORT 2019年12月第3週号』
「リタイアメント・ノート 11年6か月目」
「VOL.1138号 SINCE  AUG.12th, 1983」
「ハワイの旅、後記」
寒かったハワイ。やはり12月はハワイも冬なのだ。私は最近寒さに弱くなった。これも歳なのだろうか。
でも高校生の若者たちが修学旅行に来ていたのには驚いた。彼らの目的は何なのだろうか?ハワイと言えば治安もいいし、海外と言っても比較的日本語も通じるからだろうか。でも彼らは男女共にグループ毎の行動をしていたが、ホテルでは先生たちが入口でチェックしていて門限をチェックしていたが、何か学習効果あるのかなあ?
帰りの飛行機のエコノミークラスは高校生で満席、皆寝ていました。多分前日は徹夜で遊んだのだろう。
それよりも酷かったのは、まず出国のための優先ゲートが全て閉まっているということで一般のゲートへ向かう。沢山並んでいる。私の番になると金属探知機が警報を鳴らす。いつも通りに膝の人工関節のためだ。ところがどうも具合が違い、薬物の反応があったようで、何と別室に連れていかれた。そこで二人掛かりでボディチェックを受けることに。勿論手荷物検査も再度行われた。当然だが何も出て来ない。出て来る訳がないのだが、ずいぶん綿密に行われましたが、無罪放免となった。前回には土産のパンケーキミックスの粉を疑われたし、人相が良くないのかな?
実は出国者は金属探知機の後に手の平に薄い紙を当てられ、それを検査機に掛ける。何もなければそのまま通過だが、私の場合身体を紙で拭かれた時にその紙が検査機で反応したのだった。多分薬物検査キッドなのだろうが、それが原因の別室行きでした。どなたかはパンツの中に隠していたというが厳しいハワイのシ出国管理でした。
買い物で訪れた雑貨店「TJ MAXX」では、プラスティックで出来た「クリスマス・ツリー」が売られていた。高さ2m程のものだが、そこにたくさんの札が付いていた。売り先届け先の名前と住所が書かれていた。残念ながら写真は撮らなかったが、これだけのクリスマス・ツリーの最終処分はどうするのか?分別してゴミとして出すのだろうか?公害だね。