「習志野隕石」

「J  REPORT 2020 11月第5週号&12月第1週号」
「リタイアメント・ノート 11年6ヶ月目」
「VOL.1188 SINCE AUG.12th、1983」
「習志野隕石」
先週の正式病名は「うっ血性心不全」ということだ。まあ数日間、脈拍が140-150にもなり、一体どうなるのかと思っていたが、麻酔下の電気ショックで通常に戻ったが、つい最近まで血圧が上が100以下だった。だが漸く110前後にまで戻りつつあるので、徐々にではあるが、元通りになるのだろう。しかし、今回ほど死をまじかに意識したことはなかった。明日朝、目を覚ますのだろうかと本当に思ったものだった。だが、前に進まなくてはならない。そこで六義園にも行ったし、今日は上野の国立科学博物館へ「習志野隕石」を観に出掛けた。上野は紅葉一色だった。(写真:A1)
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子供がイチョウの葉で遊んでいる。(写真:A8)
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避寒桜は葉桜かな?異常気象だ。(写真:A11)
野口英世像の向こうに科学博がある。(写真:A12)
いよいよ隕石の部屋だ。(写真:A13)
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屋根の瓦に隕石が当たった。(写真:A17)
隕石です。(写真:A!8)
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どこの宇宙から来たのか?遠い遠い長い旅をして地球までやって来た隕石。我々のDNAもひょっとしたらこのような隕石と共に遠い宇宙の彼方から偶然に地球にやって来たのかも知れない。ロマンを感じる隕石でした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」 
「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい」(HTC有楽町にて)私的評価眼★★★(今年115作品目)
19世紀末に出来たフランスの有名な戯曲の作家とその制作過程を描く喜劇。

「泣く子はいねが」(UC豊洲にて)私的評価眼★★★(今年116作品目)
秋田県男鹿市の伝統「」に抜擢された若者が酒に酔い大失態を犯し離婚された。そんな彼の3年間を描く。幼い娘に会えない悲しみが辛い。

「The Crossing」(TCシャンテにて)私的評価眼★★★(今年117作品目)
深圳に自宅があり、香港の高校に通う16歳の女子学生が、偶然密輸組織に絡むことになる。彼女の目的はクリスマスに友達と日本を訪れるためにお金を貯めること。結果として通学の途中でiphone6の運び屋となってしまう。大人になり切れない少女が悩むことは?

「アーニャはきっと来る」(HTC有楽町にて)私的評価眼★★★(今年118作品目)
フランスからピレネー山脈を越えてスペインに逃げようとするユダヤ人を助ける村人のお話し。

11月27日付け日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「バクラウ 地図から消された村」が4つ星、「アンダードッグ 前後編」が4つ星、「ヒトラーに盗まれたうさぎ」が3つ星、「ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒」が3つ星、「佐々木、イン、マイマイン」が4つ星、「脳天パラダイス」が3つ星、「記憶の技法」が2つ星でした。

「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブス・アウト」「男と女 人生最高の日々」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」「パブリック」「シチリアーノ 裏切りの美学」「スペシャルズ」「TENET」「異端の鳥」「スパイの妻」
★★★★=「フィッツシャーマンズ・ソング」「パラサイト」「ダイントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「ジョン・ドノバンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」「ハリエット」「バルーン 奇跡の脱出飛行」「WAVES」「ブリット=マリーの幸せはひとりだち」「T34」{ジョーンの秘密}「オフィシャル・シークレット」「ミッドウェイ」「ある画家の数奇な運命」「フェアウエル」「ムヒカ」「みをつくし料理帖」「薬の神じゃない」「おもかげ」

「2019年の映画はこんなでした」2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディー」「グリーンブック」「運び屋」「こども食堂」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)
八月花形歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第2部と第3部)しました。
九月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第3部)
十月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇
十一月大歌舞伎=緊急入院により観劇予定を中止。
十二月大歌舞伎=歌舞伎座観劇を予約しました。
大相撲=1月場所観戦。7月場所10日目観戦しました。9月場所は遠慮しました。
    11月場所11日目桝席は、緊急入院につき友人に譲渡しました。

「2020年旅暦」
国内旅行は、3月の九州(博多、長崎、武雄温泉)。8月に壱岐の島。更に8月末には釧路へ。9月は東日本「麺の旅」でした。9月下旬に再び東北でした。ハワイがキャンセルになったので12月は沖縄に行くことにします。
海外旅行は、2月のハワイ。残念ながら5月連休の予定でしたハワイは中止になりました。次は8月もANAは運休となりました。またまた12月のハワイも運航中止でした。
これまでに行った国々の合計は72か国です。再調査の結果、アルゼンチンが抜けていましたので、72か国に訂正します。

「2020 本の記憶シリーズ」  2019年の読書数は、259冊でした。
「へんろ宿」(藤原 緋沙子 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年331冊目)「同」シリーズ第1弾

「青田波」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年332冊目)「新・酔いどれ小藤次」シリーズ第19弾

「金の美醜」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年333冊目)「日雇い浪人生活録」シリーズ第10弾

「遺恨の譜」(上田 秀人 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年334冊目)「勘定吟味役異聞・決定版」シリーズ第7弾

「再びの神奈川会」

「再びの神奈川会」
月一の会だが、今回は心房細動後なので無理かと思ってはいたが、元気を出して桜木町に向かう。
「野毛小路」の飲み屋街だ。(写真:B1)
(写真:B2)
「うみとはたけ」店頭だ。(写真:B3)
現状、歩いても別に心臓がおかしくなる訳ではなく、順調に稼働している。
もう既に3名は到着していて、私が一番遅かった。では乾杯!!!今日はハイボールを呑む。いつもなら焼酎をボトルで貰うのだが、今日は止めた。
お通し。(写真:B4)
野菜盛り合わせ。この店の名物だ。(写真:B5)
医師も仲間なので今回の症状を説明し、セカンドオピニオンを貰う。
マグロの串揚げ。(写真:B6)
マグロの煮付け。(写真:B7)
刺身盛り合わせ。(写真:B8)
4人で写真を。(写真:B9)
主催者のM君は箱根方面に、A君はご夫婦で北海道へとGO TOで旅をしている。元気だね。
トマトとシラス。(写真:B10)
揚げ焼き茄子。(写真:B11)
ネギトロ巻。(写真:B12)
本日も楽しい夕べを過ごしました。中学の同級生だから、もう60年も付き合っている連中でした。
さて、私は桜木町駅前からタクシーで帰宅しました。ハイボールは2杯だけでした。

「4S会は3人で」

「4S会は3人で」
コロナ禍で今回は4S会が3人になってしまった。当初は横浜で「牛鍋」を食べようかという企画だったが、私の提案で「桜鍋」にしようということになった。とすれば有名なのは森下の「みの家」だ。都内にはいくつかの馬肉を食べさせる店はあるが、ここ「みの家」と日本堤の「中江」が双璧だろう。
正午開店で訪れた。(写真:D1)
店内は意外と広いし2階もある。(写真:D2)
昔ながらの畳の席だ。庭があった。知らなかった。(写真:D3)
もう20年も来ていないかも知れない。メニューだ。(写真:D4)
浅草の鳳神社の巨大な熊手があった。(写真:D5)
幾らかということが議論になった。私とスーさんは100万円、弟さんは300万円。どれが正解か?縁起物だから分からないね。
鍋には桜のマークの中にひらがなで「なべ」と書かれていた。これで桜鍋だということが分かる。(写真:D6)
鍋には馬肉と黒い味噌、多分八丁味噌だろうが、具材の上にあり、火をつけるとまずこの味噌を出汁に溶く。そして煮立ったら、すぐに肉を食べないと固くなる。(写真:D7)
その前にまずは「馬刺し」だ。柔らかい肉だ。(写真:D8)
鍋は煮え立った。(写真:D9)
固くならないうちに食べよう。(写真:D10)
甘いタレで煮た具材を卵で食べる。抜群に美味しい。馬肉のすき焼きとでも呼べばいいのか。桜は馬の肉を表している。猪ならば牡丹だ。桜のような美しい薄赤色の肉が馬肉だ。日本人は昔から「薬喰い」と称して野獣の肉を食べていた。なぜならば元気の元になることを知っていたからだ。周囲を見るとひとりで来る男性客や家族連れ、女性同士の仲間内等々色々な人が伝統の味を食べていた。結局、馬刺し2人前に、桜鍋5人前を3人で食べ、酒を多分8合ほど呑みました。一人@6700円でした。でも美味しかった。3人で店の前で。(写真:D11)
スーさん兄弟からは「相撲カレー」という今人気のお土産を頂きました。(写真:D12)
また新潟の友人から柿が送られてきたので、早速孫たちに持っていきました。ありがとうございました。

「ちゃんこ 黒潮」

「手前勝手世界食物語、第574話」
「ちゃんこ 黒潮」
実は新年1月の「同期の新年会」を行う場所を探していて紹介されたのがこの店なのだが、私の心臓問題もあり、下見会の予約をキャンセルしてしまっていた。だが幹事としては、下見は必要だろうと思い訪れてみた。
場所は神楽坂。毘沙門天のすぐ脇にあった。(写真:C1)
(写真:C2)
中は結構混んでいて近くのサラリーマンがテーブルを囲い盛り上がっていた。
店の雰囲気はこんな具合。昭和31年当時の4横綱と太刀持ち役らの写真だ。(写真:C3)
鏡里のファンだった私には感動でした。
(写真:C4)
相撲関係の小物もある。(写真:C5)
壁いっぱいに絵が描かれていた。(写真:C6)
場所は佐渡ヶ嶽部屋のちゃんこ風景。(写真:C7)
料理が出てきた。お通し。(写真:C8)
「相撲」と書かれた額があったので、誰が書いたか問い合わせしたら、常連さんだとのこと。(写真:C9)
かつお刺身。(写真:C10)
鶏焼き。(写真:C11)
どれも実に美味しい。中々いい店だ。
部屋の親方「琴ヶ濱」だ。(写真:C12)
絵を描いたのは「琴つるぎ」という元力士だそうだ。「食べたいなあ」と指を咥えている絵が面白い。(写真:C13)
店の店主の力士時代の姿。「琴黒潮」の四股名で出ていた。(写真:C14)
いよいよメインのちゃんこ鍋。麦味噌仕立てだ。(写真:C15)
具はつくねに鮟鱇などと野菜。(写真:C16)
ちゃんこが大盛り上がりの絵でした。(写真:C17)
この店、味も雰囲気もいいね。
一応新年会の仮予約をしてきました。
以上、粛々と冬に向かって進む東京から勢古口がお送りしました。

「心不全で緊急入院・闘病記」

「J  REPORT 2020 11月第4週号」
「リタイアメント・ノート 11年5ヶ月目」
「VOL.1187 SINCE AUG.12th、1983」
「心不全で緊急入院・闘病記」
水曜日朝目覚めたら、胸が息苦しい。更にかなり酷い不整脈の症状が出た。細かく早い鼓動の合間に一秒以上の空白が続く。朝の愛犬との散歩も大きく深呼吸しないと歩めない。その日はそのまま生活し、夕方外出して食事してたら、急に血圧低下し、目の前が真っ白になった。ふらふらで歩きタクシーに乗って漸く帰れた。
翌木曜日は自宅で安静にしていた。
そして13日の金曜日。9時の予約で聖路加国際病院の「脳神経外科」での頸動脈エコー検査の診断結果聞き取りがあり訪れた。検査結果は非常に良好だった。そこで医師にこの数日の不整脈を話したら「そく緊急入院」ということになり、循環器部門に移された。その時の脈拍が140。これは心房細動でこのままでは溜まった血液が脳に飛べば脳閉塞になるとのこと。だが家には犬しかいない。どうしようもない。色々な約束もあるし、だからと言って悠長にも出来ないもどかしさ。血液検査、エコー、レントゲンをしてから、一時帰宅し支度して再度病院へ。犬は息子と娘に任せるしかない。医師の話しによると、まずは点滴と血を固めない薬の投与から始めると。ベッドでは心臓の動きをトレースするモニターと、指先の酸素濃度をチェックするもの、血圧計に点滴の器具が付けられた。この時の脈拍数は150を超えていた。それでも利尿剤のおかげで度々トイレに行くことになる。
そして午後8時過ぎに漸く夕食だ。(写真:A1)
(写真:A2)
黒酢酢豚、華風和え、サラダ、ご飯200g、617kcalでした。
睡眠導入剤で眠ったが、午前2時過ぎにトイレ行きで目覚め。次に起きたのは午前5時半。早速先週のブログの配信を行った。

二日目:14日土曜日
昨晩の内に予約のキャンセルを入れる。日曜日の浅草のフグの店三角。水曜日の焼き肉のたなか畜産、更にちゃんこ鍋の黒潮。どうしようもないのが、日曜日の歌舞伎観劇と水曜日の相撲観戦。歌舞伎は折角桟敷席を確保したし、相撲も桝席の前のほうの良い席なのに残念。相撲のほうはスーさん兄弟にお願いした。
朝食は、プレーンヨーグルト、たいみそ、胡麻辛し和え、鶏肉と高野の炒め煮、ご飯200gでした。(写真:A3)
身体を拭いてもらい少しは綺麗に。そしてレントゲン撮影で、本日はあとは点滴と安静に過ごすことになりそうです。 
もう一つ問題があった。昨日受け取る予定だった「三省堂書店」からの本20冊だ。受け取る前に入院することになり、どうしようもなく、今日は朝からあちこちに電話してみた。ドライバーさんに繋がったが、保管は一週間しか無理だということで、一旦三省堂書店に返品して、後日退院後に再配達して貰うことにした。これにも結構時間が掛かった。
そんなこんなしている内に昼食となる。スープ類がない。1/2バナナ、汁1/2カラスカレイレモン蒸し、葱・若布のぬた、茄子中華風サラダ  以上、564kcalでした。(写真:A4)
これまで暴飲暴食生活をしていた私に神様が下された鉄槌みたいなものだと理解し早く元気を取り戻せるようにします。入院中は勿論禁酒ですし、じっくりゆっくり睡眠を取り、減量にも努めます。災い転じて福となす。
それとコロナの院内感染対策から来週月曜日以降の面会は原則全て禁止になりました。家族でも特別の理由がないと面会禁止です。点滴が一応終了したが、脈拍は改善されていない。心配です。
そして午後2時から同じフロアーの違う部屋に移動。そこへスーさん到着。ひともめあったが、何とか入室してもらえ、相撲のチケットを渡すことが出来た。しかし時間制限もあり、直ぐに退出でした
夕食は、フルーツ、ハッシュドビーフ、キャベツさらだ(レッドオニオン)、スチームカリフラワー、マヨハーフパック。(写真:A5)
一日の水分補給量は食事以外で1Lに制限されている。午後10時睡眠導入剤を飲んで就寝しました。
友人から天地ショーの写真が届いた。新月の月が下で、上に水星が光っていた。(写真:天体ショー)
素晴らしい写真だ。

三日目:15日日曜日
目覚めたのが午前5時半って。日の出近し。足の指にあるのが酸素濃度の検査装置。(写真:A7)
心電図の端末が胸にある。(写真:A10)
入院当時の体重は、翌日には2kg減。そして本日は3kg減。あっという間に減量だ。
点滴が入る手首の部分。(写真:A11)
点滴の管。(真:A12)
漸く日の出だ。(写真:A13)
今日は孫娘の8歳の誕生日だ。お祝いも出来ない。
朝食は、プレーンヨーグルト120g、味付けのりパック、スクラップえっぐ(芋)、トマトケチャップ、ヒジキと水菜の和風サラダでした。571kcal(写真:A14)
忘れていた月曜日の歯科医の予約をキャンセル。
昨日は身体を拭いてもらったが、今日は頭を洗ってもらった。気持ちいい。いつもの検査の後、医師が来て、現状を聞かれたが、当面不整脈以外は問題なしと答える。今後の治療方針を問うと、まずは心房細動、所謂不整脈の治療、カテーテルを入れるかも知れないとのこと。次に血液さらさらを続けて、脳への血液の転移を防ぐこと。そして肺の内部への水の溜まり具合を見て対応することの3点だった。
あっという間に昼食の時間だ。昼食は、フルーツオレンジ、鶏肉の南蛮風、柚香和え(シメジ)、ご飯200g、613kcal。(写真:A15)
今日も午後2じから5階の循環器科に移るとのこと。4階はICUの部屋で看護師も通常より多い体制で勤務しているという。5階は循環器科の集中治療室で通称「IMCU」の7号室。周りはカーテンで仕切られた大部屋タイプ。聖路加にこんな部屋があるのは初めてだった。看護師さんがやってきて「この部屋で一番元気なのは勢古口さんですよ」と言われてしまった。大人しくしていないとね。いつも通りの検査を終えたら、夕食。精進
料理のような食事g毎食出る。基本一日1800kcalで減塩だから味気ない。
フルーツ(小)、さばの龍田風レモン付け、青菜・もやしお浸し、ふろふき大根、ご飯200g、611kcal。(写真:A16)
部屋は広さ5mx5m程度で窓に壁が2面にカーテン部分の殺風景なもの。テレビがあるのはどうも私の部屋だけのようで、オキドキうなり声やうめき声が聞こえるから、かなり具合の悪い人もいるようだ。果たして本日は眠れるのでしょうか?

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」 
「ホモサピエンスの涙」(HTC有楽町にて)私的評価眼★★★(今年114作品目)
余りに芸術性が高くて、よく分からない映画でした。私には理解不能です。

11月20日付け日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「ホモサピエンスの涙」が4つ星、「THE CROSSING香港と大陸をまたぐ少女」が4つ星、「泣く子はいねぇが」が3つ星、「空に聞く」が4つ星、「滑走路」が3つ星、「STAND BY ME ドラえもん2」が3つ星、「エイブのキッチンストーリー」が3つ星でした。

「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブス・アウト」「男と女 人生最高の日々」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」「パブリック」「シチリアーノ 裏切りの美学」「スペシャルズ」「TENET」「異端の鳥」「スパイの妻」
★★★★=「フィッツシャーマンズ・ソング」「パラサイト」「ダイントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「ジョン・ドノバンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」「ハリエット」「バルーン 奇跡の脱出飛行」「WAVES」「ブリット=マリーの幸せはひとりだち」「T34」{ジョーンの秘密}「オフィシャル・シークレット」「ミッドウェイ」「ある画家の数奇な運命」「フェアウエル」「ムヒカ」「みをつくし料理帖」「薬の神じゃない」「おもかげ」

「2019年の映画はこんなでした」2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディー」「グリーンブック」「運び屋」「こども食堂」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)
八月花形歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第2部と第3部)しました。
九月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第3部)
十月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇
十一月大歌舞伎=緊急入院により観劇予定を中止。
十二月大歌舞伎=歌舞伎座観劇を予約しました。
大相撲=1月場所観戦。7月場所10日目観戦しました。9月場所は遠慮しました。
    11月場所11日目桝席は、緊急入院につき友人に譲渡しました。

「2020年旅暦」
国内旅行は、3月の九州(博多、長崎、武雄温泉)。8月に壱岐の島。更に8月末には釧路へ。9月は東日本「麺の旅」でした。9月下旬に再び東北でした。ハワイがキャンセルになったので12月は沖縄に行くことにします。
海外旅行は、2月のハワイ。残念ながら5月連休の予定でしたハワイは中止になりました。次は8月もANAは運休となりました。またまた12月のハワイも運航中止でした。
これまでに行った国々の合計は72か国です。再調査の結果、アルゼンチンが抜けていましたので、72か国に訂正します。

「2020 本の記憶シリーズ」  2019年の読書数は、259冊でした。
「ほろほろおぼろ豆腐」(坂井 希久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年326冊目)「居酒屋ぜんや」シリーズ第9弾

「猫又の巻 祟られ女」(金子 成人 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年327冊目)「付添い屋六平太」シリーズ第14弾

「いのちの種」(井川 香四郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年328冊目)「ご隠居は福の神」シリーズ第4弾

「氷の牙」(和久田 正明 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年329冊目)「八丁堀つむじ風」シリーズ第7弾

「新春新婚」(倉阪 鬼一郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年330冊目)「小料理のどか屋 人情帖」シリーズ第30弾

「心不全で緊急入院。闘病記2」

4日目:11月16日(月曜日)
今いる施設「IMCU」の意味が分からないが、夜が明けた。
昨晩10時に睡眠導入剤を飲んで以来、全く目を覚まさずトイレにも行かず午前5時半に目が覚めた。久し振りの快眠だ。医師の診断では体重も減少しているし、(本日は入院当初から3.3kg減)心拍が弱いから水分が体中から戻ってきていないのでまた水分供給は制限されるが、よくなりつつあるとの心強い話しだった。脈拍も100前後になりつつある。外は快晴で暖かそうだが、室内は寒い位だ。ここは5階だが、6階の野外庭園の改築工事中ということで窓の外には足場が組まれていた。(写真:A21)
朝食も食べていない内に主治医がやってきて、午後から胃カメラを食道に入れて、すぐ後ろの心臓の部分に血栓ができていないかを確認した上で、麻酔を掛けて電気ショックを与えて心拍数を元に戻す手術を行うとのことだ。上手くいけば退院も早いらしい。今日明日にも退院出来れば嬉しいのだが、まずは電気ショック次第という訳だ。成功すれば一般病棟に移れるらしい。その前にリハビリ担当の方が来て歩行練習が始まった。一日中ベッドの上にいたので、歩くのに自信がなくなっている。
そして正午から喉への液体麻酔薬を入れて痺れさせてから胃カメラのようなエコー装置を呑み込まされた。その後のことは麻酔でよく覚えていないので分からないが、気が付くと午後2時近くになっていて、脈拍は通常値に戻っていた。どうやら成功したようだ。まだ頭が若干ふらふらするが、元気ではある。早速LINEで状況を関係者に説明する。便利なものだ。遂に点滴の針が抜かれた。その後は利尿剤を呑むのと水分の制限は続くが、徐々に通常生活に戻りつつある。そして午後2時から3度目の移動で元の4階の一般病棟へと移った。
色々な検査は継続しているが、主治医がやってきて、明日一日様子を見るがその結果次第では、明後日にも退院とのことだった。良かった。但し、心不全は電気ショックで完全に治る人と再発する人がいるので、基本的にはカテーテル手術をするほうが望ましいということなので、後日行うことで手術を依頼した。数日の入院で済むということで今後打ち合わせする予定だ。ほっと一安心だ。
夕食も本日初めての食事だが味気ない。豚ロース生姜油かけパブリカ付き、カブ・厚揚げの炒め煮、アスパラ辛子和え、ご飯200g、645kcでした。(写真:A22)
水曜日に退院出来れば、今週はまだまだやることがあるので助かる。まずは体力の回復に努めよう。見逃してしまった映画も見なければならないし、六義園にも行かなくてはならない。

五日目:11月17日(火曜日)
早朝に体重測定。何と入院時から4.7kg体重減少していた。驚きだ。
カテーテルの専門医が来て、具体的な打ち合わせは今日の夕方に行うこととなった。早く手術をしてしまいたい位だ。
朝の聖路加国際病院前、紅葉が色濃くなりつつある。(写真:B1)
朝食だ。1/2バナナ、鰆西京焼50g、目玉焼きにブロッコリー付き、減塩醤油5cc、白菜のユカリ和え、ご飯200g。577kcal(写真:B2)
10時20分から10分ほどリハビリで院内を歩く。現在の問題は低血圧。最高が90位で、一方で低血糖も心配だ。歩行訓練の後でも血圧は100だ。
漸くシャワータイムがやって来た。入院後初めてのシャワーだ。十分に熱湯を浴びて身体を(院前日に行う。それでも少し動くと動悸がする。
昼食はパン食だ。サンドイッチ・ハム2個、ポテト1個、プレーンヨーグルト120g、フルーツ、海藻サラダ(玉ねぎ)、アスパラコーンソテー。669kcal。(写真:B3)
主治医より明日の退院が正式に告げられた。ほっと一息だ。意外に短い入院で助かった。
その後、今後の処置について別の医師からいくつかの選択肢を示された。結論からいうとカテーテルによる手術を来年年明け早々に受けることで同意した。足の付け根部分と首からの2か所からカテーテルを挿入して心臓の一部に火傷を負わせ、不自然な電気の発生を防ぎ不整脈を絶つということだ。成功率は85%というから、まあ問題ないだろう。そんなこんなであっという間に夕食の時間になる。まあ精進料理にも飽き飽きだ。
夕食は、めがじき鍋照風・ししとう2本付き、胡瓜胡麻和え、野菜炒め(しめじ)、ご飯200g、555kcal。
本を読みながら人生を反省している私でした。これまでの悪行の結果とは言え、無理に無理を重ね、身体を大切にしなかったことが悔やまれるのでした。

六日目:11月18日(水)
体重測定。何と入院時より5.6kg減少している。水分が身体から出きったという感じか?たった実質5日間での減少だから凄い。ライザップより凄いね。但し、血圧は相変わらず上が100となっている。
主治医との話し合いで今後の方針を確認した。後は薬剤師からの説明を受けた上で退院ということになる。
病院最後の食事となる朝食だ。これも寂しい質と量だ。プレーンヨーグルト120g、味付け海苔パック、厚揚げのあんかけ、小松菜シラス和え、ご飯200g、565kcalでした。(写真:A26)
薬剤師と新しい薬の使用方法を打ち合わせし、いよいよ退院だ。医師の方々、看護師の方々、関係者の方々には大変お世話になりました。愛犬もものために家族にも迷惑を掛けました。大いに反省しています。来週及び2週間後の通院で途中経過を見ながらではあるが、徐々に社会復帰し元気になれるよう頑張ります。

「六義園」

「六義園」
心不全に襲われるなんて想像もしていなかった。学生時代から厳しい練習も「死ぬことはない」と思ってきただけに、死の恐怖一歩手前まで来て本当にこれまでの生き方を悔いたものだ。5日間の入院生活ですっかり弱ってしまった足腰を鍛え直すべく、それこそ亀の歩みのような状態で「六義園」を訪れた。春の桜のシーズンはコロナで閉鎖されていたので、久しぶりの訪問だ。都内の紅葉の名所の一つでもあるので、人気の庭園だ。
ここは五代将軍綱吉により寵愛された柳沢吉保の大名庭園だ。明治以降は岩崎家の別邸になった。綱吉は甲府藩主から将軍になり、悪法と呼ばれた「生類憐みの令」で有名だが、実は学問にも秀でていた名君だったと言われている。お犬様だけは本当に悪法だった。(写真:C1)
それでは園内を巡ろう。紅葉も本格的に色付いていた。(写真:C2)
(写真:C3)
(写真:C4)
(写真:C5)
橋もある。(写真:C6)
鴨がいる。(写真:C7)
「渡月橋」だ。(写真:C8)
(写真:C9)
(写真:C10)
(写真:C11)
かなり大きな池がある。船も浮かべられそうだ。
(写真:C13)
(写真:C14)
(写真:C15)
白い花が。(写真:C16)
(写真:C17)
(写真:C18)
(写真:C19)
(写真:C20)
有名な枝垂れ桜だ。(写真:C21)
(写真:C22)
菊があった。(写真:C23)
ちょっと歩いただけだが、もう足が悲鳴を上げてきた。半分ほどしか回れなかったが、病み上がりなので早めに帰ろう。(写真:C24)

「無敵刀削麺」&「そば数寄」

「手前勝手世界食物語、第572話」
「無敵刀削麺」
実はいつも行く中華料理の「龍記」を予約してあったのだが、現在改築中とのことで姉妹店を紹介された。
それがこの「無敵刀削麺」という店。一応食べ放題、飲み放題となっていた。
まずは「麻婆味の豆腐」(写真:SS13)
「バンバンジー」(写真:SS14)
「牡蠣の鉄板焼き」これは美味しかった。(写真:SS15)
「豚の角煮」(写真:SS16)
「白身魚の麻婆」(写真:SS17)
店の看板です。(写真:SS18)
「麻婆刀削麺」(写真:SS19)
どの料理も少し味が濃い。お酒向きから知れないが、料理としてはもう少し薄味ならば、と思いました。(写真:SS20)

「手前勝手世界食物語、第573話」
「そば数寄」
GO TO EATの割引クーポンを使って行きました。一応@3500円のコース料理を選択し、東急プラザ銀座にある「そば数寄」という店です。雰囲気はこんな感じ。(写真:S1)
(写真:S2)
エルメスのビルが見えます。(写真:S3)
「突き出し」とも「先付け」とも古くは「向付(むこうつけ)」とも言うようです。(写真:S4)
焼酎を頼みました。(写真:S5)
箸置きが可愛い。
「鶏出汁スープ」(写真:S6)
「豆腐」(写真:S7)
「ボンジリとししとう焼き」(写真:S8)
「店の名前」(写真:S9)
「揚げ物」(写真:S10)
「鶏肝とシイタケ」(写真:S11)
「かまぼこ」(写真:S12)
実はこの料理に付いていた山葵が物凄い辛さというか、鼻が曲がりそうになる位のツーンとくる痺れだった。本当に山葵の辛さを味合った。
「鶏ももとネギマ」(写真:S13)
〆は勿論「蕎麦」(写真:S14)
いやあ、美味しかった。値段の割には美味しかったが、お酒が高かった。
コロナで痛め付けられているお店のためにも、GO TO EATで頑張って応援に走り回っている勢古口が東京からお送りしました。