「明治神宮鎮座百年祭」

「J  REPORT 2020 11月第3週号」
「リタイアメント・ノート 11年5ヶ月目」
「VOL.1186 SINCE AUG.12th、1983」
「明治神宮鎮座百年祭」
明治神宮が出来て丁度100年ということで、現在「鎮座百年祭」が行われているので、訪れてみた。
何と20年振りの明治神宮だ。2000年の元旦にお参りしたのが最後でした。
千代田線にて到着。(写真:A1)
参道は広々している。(写真:A2)
橋からは小さな小川が見える。(写真:A3)
「代々木」という地名の由来があった。大木があったらしいが昭和20年5月の空襲で焼け落ちたという。(写真:A4)
御苑の由緒だ。元々は大名家の下屋敷跡だったとか。(写真:A5)
おや凄い数のワインの樽だ。(写真:A6)
こんなのあったかな?(写真:A7)
反対側には日本酒の薦被りも。寄進されたものだろう。(写真:A8)


ここは明治天皇を追悼して大正9年(1920年)12月1日に完成したという。(写真:A9)
第2番目の鳥居。(写真:A10)
「明治神宮鎮座百年祭」(写真:A11)
「菊の花」は天皇家の紋章でもある。
「明治天皇」は満14歳の時、第122代天皇となられた。(写真:A13)
「大日本帝国憲法発布」(写真:A14)
「昭憲皇后」(写真:A15)
女子教育の拡大に尽力し今の「お茶の水女子大学」や、「日本赤十字」の基礎を築いた。(写真:A16)
明治天皇崩御と大葬の列。(写真:A17)
数多くのボランティアの手により神宮の森が出来上がった。(写真:A18)
この森は人工的に造られたとは知らなかった。
社殿の工事の模様。(写真:A19)
「手水場」(写真:A20)
第3番目の鳥居。(写真:A21)
本殿。(写真:A22)
境内を撮る。まずは左側。(写真:A23)
中央。(写真:A24)
右側。(写真:A25)
「七五三」詣での人たちがいる。(写真:A28)
七歳と三歳の女の子、そして五歳の男の子、それを祝う大人たち。微笑ましい風景だ。七五三の詳細は知らないが、元々小さい子供が死亡する率が高かった時代、漸く育った子供たちの生命を神に感謝したのだろう。特に女児は七歳で「帯解」と称して着物の帯を結ぶことが出来たことを喜んだそうだ。
JR原宿駅の駅舎。(写真:A29)
駅前のビル。(写真:S30)
100年の歴史ある神宮の森の目の前には現在の人たちが集う場所がありました。久し振りに神々に触れた気分になりました。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」 
「ストックホルム・ケース」(UC豊洲にて)私的評価眼★★★(今年113作品目)
1973年に実際にストックホルムで起きた銀行強盗と人質の男女3人との関係を描くが、この事件から「ストックホルム・シンドローム」という言葉が生まれた。人質が犯人に好感を持ってしまうということだ。

11月13日付け日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「さくら」が4つ星、「ばるぼら」が4つ星、「シラノらの・ド・ベルジュラックに会いたい!」が4つ星、「詩人の恋」が3つ星、「THE CAVE」が3つ星、「ホテル ローヤル」が2つ星、「静粛裁判」が4つ星でした。

「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブス・アウト」「男と女 人生最高の日々」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」「パブリック」「シチリアーノ 裏切りの美学」「スペシャルズ」「TENET」「異端の鳥」「スパイの妻」
★★★★=「フィッツシャーマンズ・ソング」「パラサイト」「ダイントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「ジョン・ドノバンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」「ハリエット」「バルーン 奇跡の脱出飛行」「WAVES」「ブリット=マリーの幸せはひとりだち」「T34」{ジョーンの秘密}「オフィシャル・シークレット」「ミッドウェイ」「ある画家の数奇な運命」「フェアウエル」「ムヒカ」「みをつくし料理帖」「薬の神じゃない」「おもかげ」

「2019年の映画はこんなでした」2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディー」「グリーンブック」「運び屋」「こども食堂」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)
八月花形歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第2部と第3部)しました。
九月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第3部)
十月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇
十一月大歌舞伎=観劇予定。
大相撲=1月場所観戦。7月場所10日目観戦しました。9月場所は遠慮しました。
    11月場所11日目桝席チケット確保しました。

「2020年旅暦」
国内旅行は、3月の九州(博多、長崎、武雄温泉)。8月に壱岐の島。更に8月末には釧路へ。9月は東日本「麺の旅」でした。9月下旬に再び東北でした。ハワイがキャンセルになったので12月は沖縄に行くことにします。
海外旅行は、2月のハワイ。残念ながら5月連休の予定でしたハワイは中止になりました。次は8月もANAは運休となりました。またまた12月のハワイも運航中止でした。
これまでに行った国々の合計は72か国です。再調査の結果、アルゼンチンが抜けていましたので、72か国に訂正します。

「2020 本の記憶シリーズ」  2019年の読書数は、259冊でした。
「かみなりお勝」(金子 成人 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年322冊目)「ごんげん長屋つれづれ帖」シリーズ第1弾

「おしどり夫婦」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年323冊目)「研ぎ師人情始末」シリーズ第7弾

「一抹の福」(牧 秀彦 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年324冊目)「婿殿開眼」シリーズ第10弾完結編

「迷い熊笑う」(芝村 凉也 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年325冊目)「長屋道場騒動記」シリーズ第8弾

「ほろほろおぼろ豆腐」(坂井 希久子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年326冊目)「居酒屋ぜんや」シリーズ第9弾

「深川江戸資料館」と「松平定信の墓」

「深川江戸資料館」と「松平定信の墓」
清澄白河にあるこの資料館には多分10年振り位に訪れた。(写真:B1)
偶然昔の江戸の下町を再現した街並みを歩いていたら、一人の老人が来たので、ボランティアガイドだと思い話し掛け、ガイドをお願いしたら心良く引き受けてくれた。
深川は徳川家康が江戸の町を開いた時は、川向うの鄙びた土地、それも湿地帯だった。そこを埋め立てる一方で掘割を縦横に造り、水運の拠点や武家の下屋敷を置いたりした。また江戸の町が膨張するにつれて、深川も発展し、これまでお城近くにあった木場も移転してきた。そして江戸時代も終わりに近い天保年間の深川の一画、佐賀町の一部を実物大で建てているのが、この資料館である。(写真:B2)
(写真:B3)
当時の八百屋の店先だ。(写真:B4)
大根は練馬大根。当時はこのような細さだったという。また大根の向こうにあるのは柿だが、小さいものだった。(写真:B7)
今は品種改良で大根も太くなり、柿も大きくなった。
卵も売っており、一個20文、今でいえば約400円程度と高値だった。蕎麦が2x8=16文で約320円だから高い。(銭の価格は相場があったから変化した)
ここは今でいう「肥料問屋」だ。ここ辺りの豪商で土地持ちでもある。(写真:B5)
銚子沖で採れた大量の鰯は、地元で干され干鰯(ほしか)となり、船で利根川を遡り、荒川経由で江戸に持ち込まれ、深川で干鰯を煮て、出た油は魚油として最も安い照明用に使われ、残った干鰯は肥料として使われたが、これは一番高い肥料なので綿花製造用に使用されたという。道の先に「町木戸」がある。町木戸は午後10時頃に閉められる。(写真:B6)
長屋にも小さな木戸が付いていて、日没になると閉じられる。木戸の上には名札があり、それぞれの住民が分かるようになっていた。
「つき米屋」だ。(写真:B9)
玄米で米問屋から仕入れたものを搗いて白米にする店だ。(写真:B10)
江戸では庶民も皆白米を食べていたから、ビタミン不足の「江戸患い」と言われる脚気になってしまっていたという。特に参勤交代で江戸に出てきた田舎者の武士は、通称「浅葱裏」と呼ばれ、これは皆の羽織の裏が浅葱色(薄い青色)だったことから、これを着ているのは田舎侍と思われたのだが、彼らは江戸に出て来て漸く白米を食べ、その結果江戸患いになるのだが、国へ帰ると雑穀の生活になり治ったという。
米倉には俵で玄米があったが、写真が撮れていないので説明するが、俵の積み方は90度の角度を変えて交互に並べてあった。井桁状態だ。実は米は空気を通して、何度も積み直しをする必要があったという。そうしないと蒸れてしまい使い物にならなくなるのだという。
町木戸の左手に布切れがある。(写真:B11)
これは売り物の綿の生地だ。幅30cm、長さ60cmほどのもので、着物が破れたらこれで繕うためのものだという。それほど着物は大切にされていたということだ。
木戸番の番小屋の前で何か売っているのは、木戸番のアルバイトみたいなものだ。(写真:B12)
冬は焼きイモなども売っていた。
船宿の前だ。(写真:B13)
船宿では食事付きでの打ち合わせや談合が行われ、その後船で吉原に商人たちが乗り付けたという。(写真:B17)
ここは火除け地だ。明暦の大火の後、幕府はあちこちに火除け地を設け防火帯とした。火の見櫓もある。(写真:B16)
立札がある。これには時々の幕府の掟が書かれていた。(写真:B14)
「猪牙(ちょき)船」だ。(写真:B15)
現存する本物の船で、猪の牙のように鋭く尖っていて少人数での移動に非常に早く進めた。
屋台の天麩羅屋。(写真:B18)
江戸前の魚を揚げた串揚げだ。
屋台の蕎麦だ。(写真:B19)
お休み処。(写真:B21)
それでは長屋を見てみよう。基本は九尺二間の四畳半、一部屋だ。(写真:B22)
天井や押し入れはない。布団は風呂敷に包み部屋の角に置くだけ。
竈の上には空気抜けの穴が開かれるようになっていた。換気扇だ。(写真:B23)
ここは大工の独り者が住む。
三味線の師匠の住む部屋。(写真:B24)
敷いてある畳は住民が手配する必要があるという。(写真:B25)
ご主人を亡くしており仏壇もある。
共用部としては「井戸」がある。しかし深川は塩水なので飲み水は買うしかない。(写真:B26)
厠だ。(写真:B27)
糞尿は近郊の百姓が買い求めにやって来る。売った金は大家が色々な費用に使ったりしたので、貴重品扱いだ。
「つき米屋」の職人の部屋の入口に札があった。(写真:B28)
そこには「久松 いぬ」と書かれている。これは当時流行っていた「天然痘」が「おそめ」と呼ばれていたので、歌舞伎の「お染久松」に引っ掛けて、「久松はいないから、おそめはこなくていい」と病を嫌うゲン担ぎのものだそうだ。
街を鳥の目で見てみると。(写真:B29)
猫が屋根の上にいる。たまに鳴き声がする。(写真:B30)
(写真:B31)
下町深川の姿でした。

「松平定信の墓がある霊厳寺」
白河藩主であり、吉宗の孫であった定信は11代家斉がまだ小さかった頃に老中首座として「寛政の改革」を実行した。この「霊厳寺」に墓がある。(写真:B32)
江戸六地蔵の一つ。(写真:B33)
(写真:B34)
本殿だ。(写真:B35)
定信の墓。(写真:B36)
(写真:B37)
(写真:B38)
御三卿の一つ田安家の出で幼少時から英邁とされており、将軍に着く可能性もあったが、田沼意次らによって白河藩に養子に出された。その後田沼失脚後、将軍補佐として幕政を担当したが6年で失意のうちに失脚した。改革以外にも佃島に「人足寄場」を造り犯罪人の厚生にも尽くした。隠居後「楽翁」と称した。

「都内でも紅葉が」
近くの豊洲付近でも紅葉が進んでいる。(写真:C20)
(写真:C21)
都内の本格的な紅葉は今月下旬から来月中旬だろうが、いよいよ冬が迫ってきた。
来週は都内の紅葉の名所の一つ「六義園」に行って来ます。

「丸の内仲通り」

「丸の内仲通り」
「ハロウィーン」が終わったら直ぐに「クリスマス」シーズンが始まった。実は有楽町や東京駅まではいつも行くが、サラリーマン人生が終わってからは丸の内エリアには全く行っていなかった。だから10年以上訪れていなかったので、本当に驚いた。まずはクリスマスの飾りつけとしての仲通りに多数のLEDライトが点灯していた。(写真:C1)
まあ見て行こう。(写真:C2)
それにしても立派な通りになったなあ。(写真:C3)
これではサラリーマンやOLの仕事をする街、所謂オフィス街ではなく、お洒落な街に変貌していた。(写真:C4)
(写真:C5)
それともう一つブランド店が本当に沢山進出していたことだ。これはエルメスです。(写真:C6)
オブジェも沢山ある。(写真:C7)
(写真:C8)
(写真:C9)
丸の内はラグビーの街でもある。(写真:C10)
(写真:C11)
(写真:C12)
ライオンかな?(写真:C13)
丸ビルにあったクリスマスツリー。(写真:C14)
(写真:C15)
東京駅だ。(写真:C16)
(写真:C17)
(写真:C18)
オリンピック開催までのカウントダウンだ。(写真:C19)
変貌した丸の内を歩いてみました。

「タイ屋台9999」

「手前勝手世界食物語、第571話」
「タイ屋台9999」
日比谷の帝国ホテルの裏、JRの高架下に新しく出来たレストラン街の店だ。「日比谷グルメゾン」
(写真:SS12)
タイの屋台料理はタイ料理とは違うと書かれていた。(写真:SS7)
所謂日本にあるタイ料理の店は「高級なタイ料理」で、ここの屋台料理は安価で手頃な庶民のタイ料理なのだといか。油も何もかも違うらしい。タイでは確かに屋台料理は食べたことがない。
それでは注文しよう。「トリスのハイボール」。(写真:SS1)
(写真:SS3)
「青梗菜の炒め物」(写真:SS4)
店内はこんな感じ。(写真:SS5)
調理人たちは一応タイで教育されてから日本に戻って来たという。本場仕込みらしい。(写真:SS6)
「豚のおっぱい焼き」なんだかわけが分からない。(写真:SS8)
「巨大海老コロッケ」(写真:SS9)
「春雨サラダ」(写真:SS10)
「タイ風カレーラーメン」(写真:SS11)
味も今一だし、ここはリピーターにはなれそうにない。
以上、冬を迎えつつある東京から勢古口がお送りしました。

「新宿御苑にて」

「J  REPORT 2020 11月第2週号」
「リタイアメント・ノート 11年5ヶ月目」
「VOL.1185 SINCE AUG.12th、1983」
「新宿御苑にて」
多分初めてここを訪れたと思う。一時期、京王線で新宿から2つ目の幡ヶ谷に住んでいたことがあり、御苑の前を車では良く通過したが、園内に入ったのは初めてだ。
まだ紅葉には少し早いが、そろそろ色付き初めている木々。(写真:A1)
(写真:A2)
(写真:A3)
(写真:A4)
丁度「菊花壇展」も行われていた。
「一文字菊」(写真:A5)
(写真:A6)
日本庭園があった。西新宿の高層ビルが見える。(写真:A7)
(写真:A8)
「伊勢菊」(写真:A9)
「丁子菊」(写真:A10)
「嵯峨菊」(写真:A11)
紅葉も少しは見られる。(写真:A12)
「懸崖造り」(写真:A13)
庭園があちこちにある。(写真:A14)
(写真:A15)
池には魚が。餌はないぞ。(写真:A16)
(写真:A17)
花の塔だ。(写真:A18)
木々も美しい。(写真:A19)
ここからは花も見られる。「ツワブキ」(写真:A20)
花壇もある。(写真:A21)
「ショウガツサクラ」(写真:A22)
冬に咲く桜。(写真:A23)
「コブクザクラ」(写真:A24)
(写真:A25)
「コウテイダリア」(写真:A26)
(写真:A27)
楓はまだ緑でした。(写真:A28)
本日は曇り空のため、木々は光に映えてはいなかったので、ちょっと残念でしたが、徐々に紅葉の季節の足音が聞こえつつある新宿御苑でした。

「立冬」
11月7日は暦では「立冬」だ。もう晩春から初冬に移る。
いよいよ寒い季節が訪れる。今年はインフルエンザも心配だし、勿論コロナも心配だ。だが、季節は巡り行く。冬が来れば、次は春だ。少し前向いて進もう。

「御殿山」

「御殿山」
品川駅から少し歩くと右手にあるのが、御殿山だ。江戸時代、御殿山は桜の名所としても有名で庶民の観光地としても栄えたという。
散歩がてら周辺を歩いてみた。御殿山の南側はもう品川区になり、そこに「トラスト・シティ」があった。ホテルや高級マンション、それにオフィスビルが立ち並ぶ。(写真:C1)
(写真:C2)
(写真:C3)
一方、御殿山は港区に属し、広くは「三菱関東閣」が占めている。(写真:C4)
いずれにしても緑多いのが御殿山だ。その他の部分には多くの高級住宅が建てられている。(写真:C5)
(写真:C6)
ここ品川が江戸時代4宿の一つとして、それも東海道の最初の宿場として大いに繁栄したところだ。今は駅を中心に巨大なビル群に囲まれ、嘗ての海辺は埋め立てられ、面影もないが、高級住宅地として新たな命を受け継いでいるのでした。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」 
「ザ・ハント」(TC日比谷にて)私的評価眼★★★(今年109作品目)
航空機内で失神させられた人たちは気が付いたら野原の真ん中にいた。そこに突然弾丸が撃ち込まれ、彼らは狩られる側になる。そこは領地と呼ばれる私有地で人殺しをゲームとして楽しむ人たちがいた。果たして生き残れるのか?

「おもかげ」(シネスイッチ銀座にて)私的評価眼★★★★(今年110作品目)
6歳の息子をフランスの海岸で誘拐された母親は10年後、その海岸の店で働いていた。息子に似た面影のある少年を見つけた母親が彼に近づく。彼は失った息子なのか?二人の微妙な関係が心を震わせる。

「ウルフウォーカー」(HTC有楽町にて)私的評価眼★★★(今年111作品目)
イギリスの殖民地下のアイルランドで、狼を支配する母と娘を助けるイギリス人の父と娘を描くアニメ。支配階級のイギリス人ながら地元アイルランドの狼を救うのだ。

「おらおらでひとりいくど」(TC日比谷にて)私的評価眼★★★(今年112作品目)
孤独な老女、夫は既に亡くなり、長男とは音信不通。娘が来るのは借金を頼む時だけ。そんな彼女は岩手県遠野市出身で強引な婚姻から逃れて上京し、夫と知り合う。そんな彼女の一日は単純な日々。病院に行き図書館に行く。或いは一日中家にいる。そんな彼女の脳内で3人の自分が騒ぎ出した。

11月6日付け日経新聞の「シネマ万華鏡」の映画評価は、「おらおらでひとりいくど」が3つ星、「ジオラマボーイ・パノラマガール」が3つ星、「トルーマン・カーボティ 真実のテープ」が3つ星、「ストックホルム。ケース」が3つ星、「PLAY 25年分のラストシーン」が3つ星、「羅小黒戦記」が3つ星、「461個のおべんとう」が3つ星でした。

「私の2020年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「ジョジョ・ラビット」「リチャード・ジュエル」「九人の翻訳家」「ナイブス・アウト」「男と女 人生最高の日々」「黒い司法」「ジュディ 虹の彼方へ」「パブリック」「シチリアーノ 裏切りの美学」「スペシャルズ」「TENET」「異端の鳥」「スパイの妻」
★★★★=「フィッツシャーマンズ・ソング」「パラサイト」「ダイントン・アビー」「風の電話」「偽りのゲーム」「スキャンダル」「ラスト・ディール」「ビッグ・リトル・ファーム」「ジョン・ドノバンの死と生」「世界で一番貧しい大統領」「ハリエット」「バルーン 奇跡の脱出飛行」「WAVES」「ブリット=マリーの幸せはひとりだち」「T34」{ジョーンの秘密}「オフィシャル・シークレット」「ミッドウェイ」「ある画家の数奇な運命」「フェアウエル」「ムヒカ」「みをつくし料理帖」「薬の神じゃない」「おもかげ」

「2019年の映画はこんなでした」2019年は199作品の映画を観ました。
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディー」「グリーンブック」「運び屋」「こども食堂」「さよなら くちびる」「ディリリのパリの時間旅行」「イエスタデイ」「決算!忠臣蔵」「再会の夏」「男はつらいよ、お帰り、寅さん」

「2020 観劇シリーズ」 2019年の歌舞伎観劇は6度でした。
一月大歌舞伎=新橋演舞場(昼の部)
八月花形歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第2部と第3部)しました。
九月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇(第3部)
十月大歌舞伎=歌舞伎座にて観劇
十一月大歌舞伎=観劇予定。
大相撲=1月場所観戦。7月場所10日目観戦しました。9月場所は遠慮しました。
    11月場所11日目桝席チケット確保しました。

「2020年旅暦」
国内旅行は、3月の九州(博多、長崎、武雄温泉)。8月に壱岐の島。更に8月末には釧路へ。9月は東日本「麺の旅」でした。9月下旬に再び東北でした。ハワイがキャンセルになったので12月は沖縄に行くことにします。
海外旅行は、2月のハワイ。残念ながら5月連休の予定でしたハワイは中止になりました。次は8月もANAは運休となりました。またまた12月のハワイも運航中止でした。
これまでに行った国々の合計は72か国です。再調査の結果、アルゼンチンが抜けていましたので、72か国に訂正します。

「2020 本の記憶シリーズ」  2019年の読書数は、259冊でした。
「襲大鳳 下」(今村 翔吾 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★(今年316冊目)「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第11弾

「駆込み女」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年317冊目)「はぐれ又兵衛例繰方控」シリーズ第1弾

「人を乞う」(あさの あつこ 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年318冊目)

「奇病」(小杉 健治 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年319冊目)「蘭方医・宇津木新吾」シリーズ第12弾

「ばあばです」(風野 真知雄 著)双葉文庫 私的批評眼★★★★(今年320冊目)「わるじい慈剣帖」シリーズ第4弾

「希望」(岡本 さとる 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年321冊目)「熱血一刀流」シリーズ第3弾

「ブルームーン」

「ブルームーン」
10月2度目の満月が月末にやって来た。「ブルームーン」というらしい。(写真:moon)
月は美しく光り輝いて秋の夜空に浮かんでいた。なんとなく感傷的になって来た。これが秋なのか。

「地下鉄銀座駅の天井」
新しくなった銀座駅だったが、前回探して見つからなかったものを発見することが出来た。だがそれは低過ぎる銀座駅の改札口内部の天井部分にある写真だった。銀座駅は交差点になっていて、中央通りと晴海通りがクロスしているが、主な建物がどの方向にあるというのを写真で示しているという。まずは4丁目側の「和光」。(写真:B1)
「三越百貨店」(写真:B2)
5丁目側の「日産ギャラリー」。(写真:B3)
「三愛」。(写真:B4)
最近GO TOキャンペーンのお蔭か、銀座の人出が物凄く増えてきている。もうコロナ以前に戻った感がある。欧州ではコロナが再び感染拡大となっているし、北海道などは既に第3波になっているみたいだから、都内も気が緩むと感染が一挙に増えるかも知れないが、マスクに手洗いをきちんと実行しよう。
 

「ジム・トンプソンズ・テーブル」

「手前勝手世界食物語、第570話」
「ジム・トンプソンズ・テーブル」
GO TO EATで予約した店だった。いつも行くタイ料理の「バンコク・キッチン」が閉店となったために新しい店を探して見つけた。タイの有名なシルク等の店だが、レストランもやっているらしい。
席はこんな雰囲気だ。(写真:S1)
コース料理を頼んだので、果たして何が出てくるやら。スープのような麺類が出てきた。(写真:S2)
突出しはタイ風の味付け。(写真:S3)
ちょっと辛めのサラダ。(写真:S4)
トムヤムクン。ちょっと酸味が少ない。(写真:S6)
ガイヤーン。鶏肉の量が少ない。(写真:S7)
タイ風焼きそばだ。(写真:S8)
最後はデザート。(写真:S9)
まあ雰囲気はいいが、値段と味とのバランスで見るとリピーターにはなり難い。これでコース料理が@5500円だから、どう判断されるか。
最近GO TO EATが始まった途端に値上げする店が増えている。これはネット予約の際の手数料を予約サイトに払う必要があるので、店はその分を客単価に上乗せしているようだ。事実上の値上げだと思う。やり方が汚いね。
以上、そろそろ初冬に向かう東京から勢古口がお送りしました。