「日の出と利尻富士」

今日も快晴だ。稚内に移動して市内観光。宗谷海峡の先に「樺太」がはっきりくっきりと見えた。こんなに近いのだと驚かされた。過去2回の訪問ではぼんやりと見えたことはあったが、これほどはっきりと見えたのは今回が初めてだった。遠くて近い国「ロシア」。この国とも付き合っていかなければならない。3日間本当に素晴らしい天候だった。旅行はひとえに天候次第だ。3度目の利尻礼文だったが、また厳しい季節にも来てみたいものだ。厳冬の離島もきっと何かを感じさせてくれることだろう。美味しい海の幸を堪能した旅でした。馬糞ウニ、紫ウニ、ホタテ、毛蟹、サーモン、美味しかったです。
以上、利尻礼文、稚内から勢古口がお送りしました。

「昆布漁」

最終日の朝、ご来光を観に出掛けた。4時53分、東の空から日輪が昇った。海の先から赤い光が溢れ出し、徐々に太陽が顔を出す。東京よりかなり日の出の時間も早い。利尻山と太陽の姿が美しい。やがて船のエンジン音が響き合ってきた。一斉に漁船の出航だ。8時までのウニ漁や昆布漁の始まりだ。皆、競って漁場へ向かう。船には漁師は一人だけ乗っている。浜では奥さんが見送っていた。これらの船は漁場で箱メガネを使って海底を観ながら船を操りながら、網や竿を使ってウニや昆布を取る。8時過ぎ第一陣が寄港してきた。昆布の船でたくさんの人たちが集まってきて、直ぐに海岸に昆布を並べて干し始めた。下は小さな石があり、その上の表を上にして昆布を敷き詰める。表と裏の仕分け方は、幅約20cm、長さ1mほどの昆布には葉脈上の太い筋が2本入っていて、その葉脈が出ているほうが表、引っ込んでいるほうが裏だという。裏を上にして干すと海老反りになってしまい商品価値が落ちてしまう。並べた昆布の上に網を被せていた。小石の上に並べると石が太陽に熱せられているというのと風通しが良いという利点があるようだ。だから石の熱で裏面を、太陽光線で表面を熱し乾燥させるということらしい。中々合理的な考え方だ。

「ゴマフアザラシ」

昼前のフェリーで今度は礼文島に渡る。この日も快晴で波なく日射しが強いため暑ささえ感じてしまうほどの好天だった。昨晩は別オーダーで毛蟹を一杯づつ食べたが、今日の風食は昨年訪問時に食べた漁協の経営するレストランで海鮮盛り合わせに追加で「ホッケの塩焼き」を食べた。満腹です。兎に角海岸付近には「アザラシ」が沢山いた。昨年はアザラシの姿は見なかったから最近居ついたらしい。それにしても沢山の「ゴマフアザラシ」だ。礼文島は先日の豪雨災害で南部の道路が不通となっているので、観光コースも大きく変更しての動きとなった。昨年、島で会ったアメリカ人の青年写真家は今も住み着いて英語を教えているという。島の写真の本も出版していたが、どうやら元気にしているようだ元々英語の教師として来日して礼文島で奥さんを見つけていついたらしい。さて礼文の人口は2740人といっていたが、東側には道路があるが、西側は切り立った崖が続くので道路はない。行くとすれば歩くか船かだという。一番北のスコトン岬まで約1kmの道を歩きながら高山植物を鑑賞する。花のシーズンとしては終わり気味だが、それでも小さな花々が咲いていて心和ませる。礼文島は霧が多く、これが高山植物を繁殖させる要因だとか。北緯45度の高緯度と霧が花を高地と思わせるらしい。本土ならば春に咲く花と秋に咲く花がここ礼文では夏に一気に咲き乱れる。利尻にしても礼文にしても耕作地が全くない。従って米や野菜、肉等の食料品は魚以外は全て船で運ばれる。過疎の離島の生活は大変なのだろう。夕方、日没時に利尻山は赤く「赤富士」と呼ばれる姿を見せてくれた。

「まずは利尻へ」

「3度目の利尻礼文」への旅
いつもの3S会のスーさん、サワさんと一緒に羽田からANAで稚内に飛んだ。直前に豪雨で被害が出た礼文島は大丈夫だろうか?昨年もほぼ同じ時期に利尻礼文には訪れた。「馬糞雲丹」の漁が8月末で禁猟になるのでそれまでの間に食べようと言うことになっての旅行だ。利尻島には「美味しいラーメン」があるので電話して到着したその夜にホテルまで届けてもらうことにした。このラーメンは利尻昆布で出汁を取ったもので実にいい味なのだ。
東京の冷たい霧雨の中から大空は蒼く澄み切った北海道の上空、稚内へと着陸体制に入った時、西の海上に利尻富士の雄姿が見えた。1747m?の万年雪を抱える山だ。雲一つない利尻島には久しぶりに会うことが出来た。フェリーで利尻島へと移動するが、利尻富士は全ての姿を晒して我々を歓迎しているかのようだった。その夜は「星空見学会」があり、バスで電灯のない場所に行ったが、正に満天の星空だった。北斗七星から北極星、夏の大三角、天の川、天空の星が全て見えるかの如くの夜空だった。中々の感動だった。その前に7時に有名な「味楽」の利尻ラーメンをホテルまで持って来てもらい受け取った。40人前を私が20人前、サワさんとスーさんが10人前づつ分けることとした。
翌日は時計の12時の位置から時計回りに利尻島を廻る観光ルートで沼や湖から利尻富士を眺めながらの観光。因みに利尻島の東側では8月末までの猟期で「馬糞ウニ漁」が行われていたが、午前8時になると漁は中止となるそうだ。島の西側では「利尻昆布」の漁が行われていたが、これも午前3時から8時までと限定されていた。昆布はその日に干して午後3時過ぎには取り込んでしまうのだという。それ以上長く干すと2級品になってしまうのだという。1級品はなるべく平らに干されるのだそうだ。平らか平らでないかで等級が決まるらしい。さて、利尻島の人口は6月末時点で5006名だそうだ。今から200年も前の文化文政時代にロシアとの軋轢のために幕府は会津藩にこの島の警備をさせたという。そして会津藩士6名の墓が今もここにあるという。明治時代はニシン漁による北前船で大いに栄えた島も今は人口が半減し高齢化も進む。観光客も一時のブームは去りやはり減少気味だという。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「イントゥ・ザ・ストーム」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年138作目)
アメリカ中西部で起きた史上空前の大竜巻が高校を襲う。そこで繰り広がれる竜巻と人々の戦い。凄い迫力だった。

映画「バルフィー」(TCシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年139作目)
インド映画。聞こえない、話せない、の2重苦の男性だが、目で物を語り、動きで気分を伝えるという陽気な若者。初恋の女性と自閉症の女性との3人の人間関係を描くのだが、間違いなく今年一番の映画だ。本当に素晴らしい映画だった。絶対にお薦めだ。見逃すな!!

映画「ホットロード」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年140作目)
1970年代の湘南を舞台に暴走族の男女の恋愛を描く。大ヒットコミックの映画化らしい。

映画「喰女 クイメ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年141作目)
四谷怪談の舞台稽古と現実で愛人同士の主役二人を同時進行で描くスリラー。市川海老蔵と芝咲コウが演ずる。

8月29日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「物語る私たち」が5つ星、「水の声を聞く」が4つ星、「グレートデイズ」が3つ星、「LUCY」が2つ星、「マルティニークからの祈り」が4つ星、「「ルパン三世」が2つ星、「TOKYO TRIBE」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」「バルフィー」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」「めぐり逢わせのお弁当」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)、第7回目は北海道(8月=3度目の利尻礼文)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)、デンマーク(58)、ノールウェイ、スウェーデン(59)フィンランドの北欧4カ国(8月、58&59カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年4回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「壊れる心」(堂場 瞬一 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年206冊目)「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ

「新宿鮫」(大沢 在昌 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年207冊目)「新宿鮫」シリーズ第1弾

「影法師」(藤井 邦夫 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年208冊目)「柳橋の弥平次捕物噺」シリーズ第1弾

「酒田行ぐさげ」(宇江佐 真理 著)実業之日本社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年209冊目)「日本橋人情横丁」

「毒猿」(大沢 在昌 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年210冊目)「新宿鮫」シリーズ第2弾

「3度目の利尻礼文」

「J  REPORT 2014 9月第1週」
「リタイアメント・ノート 6年3ヶ月目」、
「VOL。862 SINCE AUG.12th、1983」
「日本は災害のショーウィンドウ」
これは竹村公太郎氏の著書「日本史の謎は地形で解ける。環境民族篇」に書かれている文である。世界中の防災関係者が言っている言葉だそうだ。「地震、津波、火山噴火、台風、集中豪雨、洪水、異常高潮、豪雪、雷、竜巻、地すべり、山崩れ、冷害、飢餓、山火事の自然災害、そして人為による都市火災や大空襲、それだけでない人類唯一の原子爆弾の被爆という経験も刻んでいる。日本には存在しない災害はない」と著者は延べている。そして現実に広島で土石流による土砂災害が起きた。「地震だけ見ても凄まじい。国土面積は地球の陸地の0.3%と小さいが、地球の大地震の20%と活火山の10%を受け持っている」とも延べている。やはり災害に対する対応は「自己責任」でしかないと私は思っている。今回も避難勧告の出し遅れが言われているが、勧告されても逃げない人はいる。だから「安全は自己責任」という思想を持つしかない。逃げるか逃げないかは個人のリスクで行うべきだろう。さてこんな日本には住みたくないと思う人もいるかもしれないが、世界中を旅すればするほど、日本の良さが分かってくる。

「自己責任」
北欧の法律では、「歩行者は自動車が来なければ信号が赤でも交差点を渡っていい」というのがあると現地ガイドが言っていた。これは大阪やニューヨーク等でも常識で、あくまで自己責任で渡るということを法律で明文化したものだ。車来ないのに赤だから待つというのは日本的な考え方で、欧米では車が来なければ自己責任で渡るというのが常識なのだ。これも自己責任というのが大前提で事故に合っても知らないよ、ということだ。

「SONYビルのアクアリウム」
数寄屋橋交差点の角、SONYビルに「アクアリウム」が設置され、熱帯魚たちがたくさん泳いでいた。その中で群を抜いて大きな魚がいた。ちょっと肌の色は薄青いし奇妙な形の魚だ。小さな熱帯魚の方が可愛いけれど、この大魚、中々ユーモアのある顔をしていて、ゆったりと泳いでいた。

「ヘルシンキの港にて」

「手前勝手世界食物語、第347号」
「ヘルシンキの港にて」
船で着いたヘルシンキの港には小舟の上で自家製の魚の加工品を売っている叔母さんがいた。観光客だけでなく地元の人も立ち寄って買い求めていた。観ると「サーモン」の燻製を売っていた。北欧のビュッフェスタイルの食事で必ずあったのが「サーモン」と「ニシンの須漬け」だった。サーモンは燻製とハーブ漬けの2種類あったが、どれも塩が効き過ぎていて塩っ辛い。北欧の料理はどれも我々の舌には塩辛過ぎて困った。薄味になれた日本人にはこの塩辛さというのは耐えられない。寒いところなので塩辛いのかも知れないが、この味に馴染むには時間が掛かろう。先日のアイルランドでもポーランドでも料理は塩味が濃すぎて困ったが、北欧も同じだった。スープも塩味が濃い。日本のお澄ましが飲みたくなる次第でした。和食が懐かしくなった私、これも歳をとったからなのだろうか?
以上、残暑厳しい東京から勢古口がお送りしました。

「ジャンプ台」

「ホルメンホーレンのジャンプ台」
ストックホルムの中心部から車で約20分ほどの丘の上にジャンプ台はあった。札幌の大倉山シャンテのようにストックホルム市内に向って飛ぶような雰囲気だ。実際にジャンプ台を観たのはカナダのカルガリーのジャンプ台に続いて2回目だった。毎年「世界選手権」が20数回行われるが、ここでも毎年行われるという。高梨沙羅選手は飛び過ぎるとのこと。確かにジャンプの着地部分を見てみると、所謂「K点」というのがありここが一番底の部分でそれから先は徐々に高くなっているのがよく分かった。だから飛び過ぎると壁に向ってぶつかって行くような形になって着地しなければならず、着地が難しくなり、これにより高梨選手は2点づつ4人の審判から飛形点を減点されてしまうという。だからハンディキャップが大きくなり、優勝を逃すケースになるという。本当に壁にぶつかるような着地を選手はこなしているのだから、驚くしかない。

「クルーズ船」

「クルーズ船」
スウェーデンのストックホルムからフィンランドのヘルシンキまでは「バルト海」を「クルーズ船」での船旅だった。午後5時出向して午前10時着だ。時差が一時間あるから16時間の船旅だ。確かに船旅は楽だ。寝ている間に移動しているので日中を観光に目一杯使える。フィヨルド観光の人たちも大半はクルーズ船で移動しており、港には次々と大型のクルーズ船がたくさんの人たちを運んできていた。写真は我々が乗船した「シリア・ライン」の「シリア・セレナーデ号」5万4千トンの姿だ。スカンジナビア半島の一番西に位置する「ノールウェイ」には「フィヨルド」がたくさんある。美しいこれらを巡る船旅は人気だ。また隣の「スウェーデン」は過去長い間、この半島を支配していた実績があるし人口も最大だ。だがフィヨルドの規模は小さい。一番東にある「フィンランド」は内海である「バルト海」に面し固い岩盤の上に立っている。一番南の「デンマーク」も海に囲まれている。「バイキング」の故郷である北欧の国々はいずれにしても海の恩恵を享受しクルーズ船の寄港地として発展している。

「ムンクの絵」

「ムンクの絵」
ノールウェイのオスロにある「国立美術館」の目玉は「ムンクの絵」だ。たった一枚だけ別の部屋にあり、それは写真を撮ることが出来る。ムンクの絵だけを集めた部屋は撮影禁止だ。男性1人がバルコニーに立って外を観ているという絵だ。ムンク自身がこの男性だといわれているが真実は誰も知らないという。絵画鑑賞は好きだが、ムンクの絵だけは理解を超えていた。

「2014年の映画のお話し」  2013年は221本の映画を観ました。
映画「めぐり逢わせのお弁当」(シネスィッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年133作目)
昨年全米で最も興行収入を上げた外国映画がこれだ。昼食の弁当が誤配され、そこで作り手の人妻と弁当を受け取った退職ま近かの男との手紙のやりとり。中々面白い。

映画「トランスフォーマー ロストエイジ」(TC日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年134作目)
激しいロボット同士のバトルには凄いというしかない。3時間の映画が長くは感じられなかった。

映画「バトルフロント」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年135作目)
兎に角凄い活劇の映画だった。潜入捜査官と娘が復讐を誓う犯罪者達に襲われるというもの。

映画「ローマ環状線 巡りあう人生たち」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年136作目)
ローマ市の郊外を走る高速環状線周囲に住む人たちを描くドキュメンタリー。予想より面白くなかった。

映画「プロイスト・ランド」(TCシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年137作目)
今、話題のシェールガスに湧くアメリカの田舎町でガス会社が土地のリース契約をしようとする。そこで起こる問題とは?自然保護なのか、億万長者になることなのか?

8月15日付けの日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「ソニはご機嫌ななめ」が4つ星、「クィーン・オブ・ベルサイユ」が4つ星、「ホットロード」が3つ星、「365日のシンプルライフ」が3つ星、「プロミスト・ランド」が3つ星、「シュトムル・ウンド・ドランクッ」が3つ星、「わたしたちに許された特別な時間の終わり」が3つ星でした。

「私の去年2014年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「青天の霹靂」「超高速・参勤交代」「人生はマラソンだ」「ゴジラ」「なまいきチョベレンと水夫さん」
今年の★★★★は、「小さいおうち」「アメリカン・ハッスル」「ウルフ オブ ウォールストリート」「光にふれて」「ダラス・カーボウイズ・クラブ」「それでも夜は明ける」「あなたを抱く日まで」「世界の果ての通学路」「チョコレート・ドーナッツ」「プリズナーズ」「ウッドジョブ」「マンデラ」「X?MEN」「グランド・ブタペスト・ホテル」「私の男」「パークランド」「マダム・イン・ニューヨーク」「怪しい彼女」「思い出のマーニー」「めぐり逢わせのお弁当」

「2014 旅の記憶シリーズ」
2014年の国内旅行は、第1回目は九州福岡と水俣(1月)、第2回目は能登(1月2月)。第3回目は長崎(3月)。第4回目は山形寒河江、青森白神山地、函館、第5回目は福岡、佐賀(6月)、第6回目は福岡、壱岐(7月)でした。
2014年の海外旅行は、トルコ(1月、3度目)、台湾(2月、3度目)、シンガポール(3月、X度目?)、フィンランド、ポーランド(6月、55&56ヶ国目)、アイルランド(7月、57カ国目)、デンマーク(58)、ノールウェイ、スウェーデン(59)フィンランドの北欧4カ国(8月、58&59カ国目)です。

「2014 歌舞伎観劇シリーズ」歌舞伎座にて★★★★「今年4回目」

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は本を350冊読みました。
「特命 前篇」(和久田 正明 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年196冊目)

「魂影」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年197冊目)

「氷の刃」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年198冊目)「棧」シリーズ第5弾

「神隠し」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年199冊目)「新・酔いどれ小藤次」シリーズ第1弾

「東雲の途」(あさの あつこ 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年200冊目)「弥勒」シリーズ第4弾

「征夷大将軍を脅す」(風野 真知雄 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年201冊目)「大名やくざ」シリーズ第3弾

「雷光に慄く」(幡 大介 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年202冊目)「でれすけ忍者」シリーズ第1弾

「天の梯」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年203冊目)「みをつくし料理帖」シリーズ完結編
遂に終わった。料理を題材にした時代小説は色々あるが、傑作だった。作者の今後に期待したい。

「恋と革命と大相場」(波多野 聖 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年204冊目)「銭の戦争」シリーズ第6弾

「娘連れの武士」(鳥羽 亮 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年205冊目)「はぐれ長屋の用心棒」シリーズ第31弾

「北欧4カ国の旅、後記」

「J  REPORT 2014 8月第5週」
「リタイアメント・ノート 6年2ヶ月目」、
「VOL。861 SINCE AUG.12th、1983」
「北欧4カ国の旅、後記」
「自転車天国」
写真はデンマークはコペンハーゲンの市内。ヨーロッパはどこも「自転車天国」だ。専用道路も歩道と車道の間に設けられていてかなりのスピードで走っている。専用道路のことを知らない旅行者には寧ろ危険でもあった。ストックホルムでは自転車の前に乳母車を付けた男性が猛スピードで突進してきてリンリンンとベルを鳴らしていた。危なかった。さて、北欧4カ国はどこも「高福祉国家」として有名だ。所謂「乳母車から墓場まで」だ。だが良く聞くと納税者、即ち国民が納得していることに驚かされる。日本では税金を払いたくない人がたくさんいるが、こちらは事情が違うようだ。まず国民はどんなサービスが欲しいのかを政府が考え、国民が納得する政策を考える。そしてその政策、即ち福祉面で充実した社会像を作るためにはこれだけのお金がいる。従ってこれだけの税金を払えますか?と問われた納税者が納得して所得税や消費税を払うというもの。この納税者の納得がなければこのシステムは立ち行かない。これはやはり国民の数が約500万人から950万人と人口が少ないこともシステムが上手く機能して行くための条件なのかもしれない。「高負担、高福祉」これらを両立させるために国民が納得しない社会ではすぐに破綻してしまうだろう。しかし、問題は国民に稼ぐ力があるから出来るのであり、仕事がなくなり失業者が増えたらばこのシステムは崩壊の危機に達してしまうだろう。また均一に近い国民生活が保たれるための税収が確保出来なければこれまた同様崩壊してしまう。国民の高収入が如何にキープ出来るか?永遠の課題なのだろうか?それとも矛盾したことなのだろうか?「高福祉」「高税制」「高収入」のプラスの連鎖か、それとも「低収入」「失業率増加」「デフレ」の負の連鎖なのか?