「釧路避暑の旅」

「J  REPORT 2022 8月第1週号」 
「リタイアメント・ノート 13年2ヶ月目」
「VOL.1275 SINCE AUG.12th、1983」

「旅暦 第115話」「釧路避暑の旅」
2019年に初めて避暑に訪れた釧路。その後コロナ禍だったが、毎年この時期に訪れていたので、今回が4年連続での釧路避暑と言うことになる。今年は1月にも来ているので2度目の釧路訪問だ。
涼しい道東の地でゆっくり過ごしたいと思っている。目的は美味しい釧路の食を楽しむことも含まれている。
予定では豊洲駅10時発のリムジンバスで羽田に向かうはずだったが、9時30分に自宅前からタクシーを拾おうとしたが雨で生憎拾えず、やむなくバスに切り替えたが、これが遅れに遅れて豊洲駅に着いたのが何と9時58分だった。走って漸く乗り込んだのが私が最後だった。危うかった。更に羽田空港では上空の天候悪化で到着便が軒並み遅れていて、私の乗る釧路行きも30分以上遅れてしまった。
気温23度の「丹頂釧路空港」。出迎えてくれたのは「ヒグマの親子」でした。(写真:A1)
本日はまず地元が発祥だという「炉端焼き」の店を探しに出掛けた。夕方だが中心街も殆どがシャッターが閉まっている。本当に活気がない街並みだ。うろうろとしているうちに見つけました。(写真:A2)
店の名前自体が「炉ばた」というのだ。入ってみてびっくり。兎に角暗い。明かりが殆どない。(写真:A3)
真ん中に炭火を起こした炉端があり、そこに老女が座っている。まず焼酎水割りを頼む。(写真:A4)
メニューはこんな具合。(写真:A5)
(写真:A6)
突き出しは「烏賊の煮付け」(写真:A7)
店の「ごあいさつ」という文章です。(写真:A8)
「烏賊刺し」(写真:A9)
炭火は跳ねています。(写真:A10)
炉端で焼いた「ホッケ」(写真:A11)
「ホタテ」(写真:A12)
確かに味はいいですね。「しいたけ」(写真:A13)
「焼き茄子」(写真:A14)
お客も入って来るものの、この暗さでは相手の顔も見えないのではないかと思ってしまう。
壁には何か魚が掛かっていた。(写真:A15)
水割り3杯を含めて値段は6,660円。高いね。味とのバランスでは駄目というしかない。
最近膝の具合が悪くて歩くのが辛いがまあ明日からの釧路を堪能しよう。
ホテルに戻り写真を整理していたら、ドアをノックする音が。「何ですか?」と声を掛けるが、若い女性の声で「?????」と何を言っているのか分からない。何度もそういったやり取りがあり、そこで気が付いたのは「売春?」ではということだった。勿論ドアは開けていないし、迷惑千万だ。こんなしっかりとしたホテルのはずが何が起きているのだろうか?夜、若い女性が他人の部屋を訪れるのはおかしいだろう。

「釧路の旅、二日目」

「釧路の旅、二日目」
今日は昼に蕎麦を食べることにした。もう30年ほど前に一度行ったことがある店に出掛けた。ホテルを出て幣舞橋を渡る。釧路川の河口に架かる橋。(写真:B1)
それから丘を越えて歩き続けたが、通り掛かる人に道筋を聞きながらどうにか辿り着いた。丁度開店直後の午前11時。(写真:B2)
かなり広い駐車場があり、この店には車でないと来られそうにない。
店の名は「竹老園」。メニューです。(写真:B3)
私が入店した時には数組しか客はいなかったが、あっという間に満席になり、更に待ち列も出来た。
頼んだのは一般的な「ざるそば」(写真:B4)
食べ始めて分かったのだが、これが量が凄い。でも人気店だけに美味しかったです。帰りはタクシーを呼んでもらいました。するとタクシーの通る道は私が歩いてきた道とは真逆でどうやらこの道が正しいルートだったようで、一時間も歩いてきた私が間違っていたようでした。お疲れ様でした。
部屋に戻り休息し、読後に夕食に向かう。今回も釧路訪問時には必ず行く寿司屋「八千代本店」だ。予約してあるので安心だ。「お任せしますから美味いものを食べさせてください」とお願いする。
突き出しは「つぶ貝」(写真:B6)
焼酎水割りを頼む。(写真:B7)
「キングサーモン」と「タンタカ(カレーの一種)」(写真:B8)
「〆鯖」(写真:B10)
「メンネ」(写真:B11)
「雲丹」(写真:B12)
「烏賊刺し」(写真:B13)
「牡蛎」(写真:B14)
「蟹の内子」(写真:B15)
「なまこ」(写真:B16)
「ゴボウ」(写真:B17)
「ボタン海老の卵」(写真:B18)
「花咲蟹」(写真:B19)
蟹の身を解す(写真:B20)
ここで最後に握りを食べる。「ホタテ」(写真:B21)
「ボタン海老」(写真:B22)
いやあ、美味かった。特に蟹は最高でした。明日もまた来ます。
店頭です。(写真:B23)
(写真:B24)
(写真:B25)

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「リコリサ・ピサ」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年61作品目)
アカデミー賞にノミネイトされた作品だが、15歳の少年と25歳の女性との恋愛物語。何故これがノミネイトされたか理解に苦しむ。

「アルピニスト」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年62作品目)
カナダ人アルピニスト「アレン・クレール」の半生を追うドキュメンタリー映画。彼は単独で岸壁や氷壁を登る人間だった。1992年生まれ2018年アラスカの山での下山中に雪崩で亡くなったが、彼の独特の登山観を描く。

7月29日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」の批評によれば、「アンデス、ふたりぼっち」が5つ星、「C.R.A.Z.Y」が4つ星、「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」が4つ星、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」が3つ星、「なまず」が3つ星、「1640日の家族」が3つ星、「今夜、世界からあの恋が消えても」が3つ星
でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」「アルピニスト」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
 残念ながら7月26日よりコロカ感染者が出たため、7月大歌舞伎は興行中止となってしまった。
8月大歌舞伎第2部観劇予定。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」

「歌舞伎発祥の地」=京橋の橋の袂に歌舞伎発祥の地と言う碑があるのをご存じだろうか。多分知る人は少ないと思う。(写真:歌舞伎発祥の地)
江戸歌舞伎がこの地で発祥したのは間違いないのだろう。その後いろいろ変遷があったが、今の隆盛を得るまでの先人の苦労は並大抵のことではなかったのだろうが、歌舞伎はこれからも発展することだろう。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島に、更に6月の下旬には大人の休日俱楽部パスで米沢、長野、勝浦に、7月に九州(博多、熊本、佐賀)と佐渡島へ、下旬には釧路に避暑に行きました。
また8月には長岡で花火を、9月には北海道に、10月には高松に、そして11月には4S会で新潟北陸へ行く予定です。
また海外には8月、11月にハワイに行く予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「うつけ屋敷の旗本大家」(井原 忠政 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年163冊目)「同」シリーズ第1段

「どくろ夫婦」(井川 香四郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年164冊目)「ご隠居は福の神」シリーズ第9段

「将軍の宴」(佐々木 裕一 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年165冊目)「公家武者信平 ことはじめ」シリーズ第9段

「悲愁の花」(岡本 さとる 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年166冊目)「仕立屋お2」シリーズ第9段

「八丁越」(佐伯 泰英 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年167冊目)「新・酔いどれ小藤次」シリーズ第24段

「釧路の旅、三日目」

「釧路の旅、三日目」
今日は午前中に部屋の掃除をしてもらうために駅まで外出し読書に明け暮れた。昼には釧路ラーメンで有名な「河村」を訪れた。(写真:C1)
ここは単純なラーメンで人口調味料を一切使わない店で澄み切ったスープに細い麺が絡む。味は薄い感じでメンマ、チャーシュー、刻み葱と極々淡白な味だ。(写真:C2)
昔風のラーメンでした。座席がカウンター6席しかないので結構な人の出入りでした。
午後も読書に専念しました。
そして夕食はまたまた「八千代本店」です。二日続けての寿司です。顔馴染みになった板さんの前でいつも通りのお任せに。
最初は「カレーの一種のタンタカ」(写真:C4)
「ボタン海老」甘いね。(写真:C5)
「ホッケ貝」(写真:C6)
「利尻雲丹」(写真:C7)
「ボタン海老の頭の唐揚げ」(写真:C8)
「つぶ貝」(写真:C9)
「メヌケ」深海魚で1500m程に住むという。それが船に引き上げられると水圧で魚の眼が抜けるので眼抜けいうらしい。(写真:C10)
「キンキ」さっと炙ってある。(写真:C11)
「〆鯖」(写真:C12)
「雲丹入り茶碗蒸し」これは美味しいよ。(写真:C13)
「シャコ」(写真:C14)
「生牡蛎」(写真:C15)
ここから握りです。「ホタテ」(写真:C16)
「キングサーモン」(写真:C17)
「オヒョウ」(写真:C18)
「真烏賊」(写真なし)
いやあ、満腹でした。いつもながら美味しいですね。

「釧路の旅、四日目」

「釧路の旅、四日目」
朝から体調不良だ。従って予定の行動は取らず、ホテルで読書に励む。しかし一応目的の店には行きたいのでバスで「くしろ丹頂市場」に行く。「和商市場」の向かいにある。(写真:D1)
ここに有名なラーメン屋さんがある。ミシュランガイドにも載った店だ。「魚一」がそれだ。(写真:D2)
頼んだのは「魚醤ラーメン・あっさり味・細麵」だ。(写真:D3)
このラーメンも昔風のあっさり系だ。メンマ、チャーシュー、浅利、海藻に刻み葱入りだ。
他にも「浅利」「チャーシュー」「牡蛎」等の「あっさり」or「こってり」ラーメンがあった。
「海老ラーメン」もあったなあ。
釧路港が見える。(写真:D4)
疲れたので、循環バスに乗り市内を40分ほど廻りホテルに帰った。疲労気味なのでゆっくりしたいね。

「土用の丑の日」

「手前勝手世界食物語、第630話」
「土用の丑の日」
7月23日は土用の丑の日だ。そこでイオンから特注で頼んでいた「鰻」を配送させた。鹿児島産の鰻で大きくて身が厚く素晴らしい鰻だった。冷凍されていたのでまずは解凍し、その後日本酒を掛けてから再度温めた。その結果がこの通りだった。(写真:U1)
包丁で切り分けた。(写真:U2)
いやあ、これは美味しい。この鰻を二つ一人で食べました。満足です。疲れを癒し体力回復して、この夏を乗り切ることが出来ると確信しました。

「神奈川会はいつもの海とはたけで」
今回も8名の中学同級生が集まった。野毛小路の「海とはたけ」の名物である三浦半島の「野菜」(写真:K1)
「刺身盛り合わせ」(写真:K2)
私が自分の経歴紹介を行う番であり、何とかしどろもどろながらも半生を語ることが出来た。
仲間たちです(写真:K3)
(写真:K4)
(写真:K5)
10年ほど前、恩師の故香山先生が発表された、人間の受胎から誕生までの胎児の変化が、数十億年かけて今の人間になるまでの過程として表れていると知り、我々人類が遺伝子を繋ぐものであることが漸く分かった。正に生物の人間の進化そのものを見せつけるのが、胎児の変化でした。自然界にある全てのものは「子孫繁栄」が刷り込まれているのでした。
以上、最高気温23度程度の釧路から勢古口がお送りしました。

「佐渡島の旅」

「J  REPORT 2022 7月第5週号」 
「リタイアメント・ノート 13年1ヶ月目」
「VOL.1274 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見はこちらからお願いします。 sekoguti@aa.e-mansion.com

「旅暦 第113話」「佐渡島の旅」
初めての佐渡島だ。大体離島への旅は少ない。利尻・礼文、壱岐の島、屋久島、沖縄、宮古島についでの離島が佐渡島なのだ.。だから今後は離島の旅をしてみようと思っている。
最近旅行会社から海外旅行ツアーの案内が来るが、どこも既に行ったことのある場所ばかり。仕方ないので今後は国内旅行で新しい行き先を探すとこれが離島しかないのだ。
東京から新幹線で約2時間10分で新潟到着。信濃川河口の新潟港。(写真:A1)
新潟港からフェリーで2時間30分、佐渡の両津港だ。途中、信濃川河口の高層ビルが見える。(写真:A2)
そして佐渡島が微かに見える。(写真:A3)
船をカモメが追う。(写真:A4)
島がだんだん大きくなる。新潟から約60km。(写真:A5)
これが乗ってきたフェリー、佐渡汽船では最新鋭だという。(写真:A7)
佐渡島最北端にある「大野亀」の大岩。島最大の一枚岩だという。(写真:A8)
次が「二つ亀」(写真:A9)
小規模な桂浜風な浜。(写真:A10)
島は海底火山が隆起したものだという。だから温泉も豊富だし、勿論金銀の産出量は日本最大だった。対馬海流に挟まれているので新潟より冬は2度ほど高く、夏は2度ほど低いという。
本日のお宿は両津にある「吉田家」さん。(写真:A11)
和風旅館だ。夕食です。(写真:A12)
並べられた料理。まあどこでも同じものですね。(写真:A13)
「豚しゃぶ」他がある。(写真:A14)
一番は「焼き甘えび」(写真:A15)
「甘えび」刺身(写真:A16)
「刺身盛り合わせ」(写真:A17)
(写真:A18)
「カワウソの唐揚げ」(写真:A19)
「ご飯とトビウオのつみれ汁」に「笹団子」(写真:A21)
お酒は地元の辛口「北雪」(写真:A20)
代り映えのしない旅館料理でした。明日が思いやられるね。

「北部九州の旅、後記」
実は福岡で一番驚いたことは、道路に違法駐車が全くなかったことだ。一台もいなかった。どうしたのか?仲間の話では想像だが、警察の取り締まりが厳しかったのか?それとも運転手の意識が高まったのか?分からない。でもこれ変だよね。

「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ミニオンズ フィバー」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年59作品目)
主人公のグルーがまだ11歳の子供の頃のお話し。如何にして悪者になっていくのかが見もの。結構大人も観て楽しいですよ。

「キングダムⅡ遥かなる大地へ 」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年60作品目)
秦の始皇帝の中華統一へ向かう若き日の大王と大将軍を目指す若者を描く。

7月2日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」の批評によれば、「映画はアリスから始まった」が4つ星、「あなたと過ごした日々」が4つ星、「島守の塔」が3つ星、「猫と塩、私は砂糖」が3つ星、「海上48hours-悪魔のヴァカンス」が3つ星、「アウシュヴィッツのチャンピオン」が3つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
8月大歌舞伎第2部観劇予定。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」
 
「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島に、更に6月の下旬には大人の休日俱楽部パスで米沢、長野、勝浦に、7月に九州(博多、熊本、佐賀)と佐渡島へ行きました。
また7月には釧路に避暑、8月には長岡で花火を、9月には北海道に、10月には高松に、そして11月には4S会で新潟北陸へ行く予定です。
また海外には8月、11月にハワイに行く予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「龍の袖」(藤原 緋沙子 著)徳間文庫 私的批評眼★★★★(今年159冊目)

「消えた隠居資金」(早見 俊 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年160冊目)「御蔵入り改事件帳」シリーズ第5段

「夜来る鬼」(和久田 正明 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年161冊目)「牙小次郎無頼剣」シリーズ第1段

「あんの信じるもの」(柴田 よしき 著)時代小説文庫 私的批評眼★★★(今年162冊目)「お勝手のあん」シリーズ第6段

「佐渡島の旅、二日目」

「佐渡島の旅、二日目」
佐渡島は大きなサツマイモを横に二つ並べたような形の島だという。上下のサツマイモは中央部で結ばれているのだが、この北(大佐渡)と南(小佐渡)では人々の言葉も気質も全く違うという。南は京都から流されてきた高貴な人やインテリたちが沢山住んでいた過去もあるが、北は金山や漁業を中心とした生活だったから違うというのだ。この文化的な違いは面白いと思う。
宿の前は「加茂湖」、両津湾とも繋がっているという。(写真:B1)
朝食もボリュームはあるけれど古いタイプの宿だなあ。(写真:B2)
名物「たらい船」に乗るために小木港に来た。(写真:B3)
まずはボートで小木湾内の通称「青の洞窟」へ向かう。結構波がある。
途中、小さな湾の入り口に「左八文字」という岩の窪みがあった。(写真:B4)
岩場の壁に大きな穴が開いていて、スポッと船が穴に入る。天候が悪く青い海とは言えない。(写真:B5)
ゴミが沢山浮いていた。(写真:B6)
まあナポリの青の洞窟を思っては駄目だろう。
港に戻り「たらい船」に乗る。元々醤油造りの樽を半分に切ったもので、漁師が沿岸の岩場での漁の際に使っていたという。漕ぐのは地元のおばさんたち。(写真:B7)
多い日には港を50周もすることがあるというが、今は暇だとか。海から上がると「サザエの壺焼き」が待っていた。(写真:B8)
横浜ベイブリッジと同じ工法で造ったという「長者ヶ橋」(写真:B9)
地元の交通の便が確実に良くなったという。
江戸時代は北前舩の寄港地として栄えた「宿根木」港。(写真:B10)
船主たちは大金持ちになり、豪華な家を建てたという。それらが今も残っている。
この小さな小路の左側は漁師の家、右は船主の蔵だ。(写真:B11)
昼食も豪華でした。でも蕎麦と鯛茶では炭水化物漬けですね。
蕎麦。(写真:B12)
(写真:B13)
トキの森公園でトキに会う。ゲージに入っていますが、初めて見ました。

(写真:B14)
(写真:B15)
(写真:B16)
ゲージの上の段から地上に降りるトキ(写真:B17)
(写真:B18)
最後の見学地に行かずにバスにいたら、トキが一羽空を飛んでいます。慌てて写真を撮りましたが、追い掛ける形になりました。放鳥されたトキが田んぼに餌を求めてきていたようです。(写真:B19)
(写真:B20)
(写真:B21)
(写真:B22)

多分撮れてませんね。
宿屋近くにある300年物の松の木「御番所の松」(写真:B24)
疲れました。今日は天候に恵まれず、午前中は雨ばかりでした。

「佐渡島の旅、三日目」

「佐渡島の旅、三日目」
「朝食」(写真:C1)
いよいよ最終日。疲れますね。部屋が和室で畳で起き上がるのにも苦労する生活には参りました。もう嫌です。
空は雲で覆われている。北の大佐渡のスカイライン道路は霧で全く視界不能状態。向かうは相川の金山跡。ここは1601年というから関ヶ原合戦の翌年に発見された金山があった場所だ。江戸時代の鉱山の入り口。(写真:C2)
この坑道は明治大正に掘られたもの。(写真:C3)
延々と続く階段を降り、坑道を進む。人形が昔の姿を偲ばせる。(写真:C4)
随分とお金を掛けている。(写真:C5)
(写真:C6)
(写真:C7)
(写真:C8)
(写真:C9)
(写真:C10)
(写真:C11)
佐渡金山は徳川幕府の財政の基礎となったものだという。結果として金で小判470万両以上、銀はその数倍が産出されたという。聞くと労働者は江戸の無宿者だけでなく賃金がいいから、地方の出稼ぎの人たちも多かったという。明治以降は三菱に払い下げられ平成まで稼働していたらしい。
江戸時代の佐渡奉行所を完璧に再現したもの。(写真:C12)
金の鉱石の元は水晶石だ。(写真:C13)
三菱マテリアル時代の設備。50mシックナー(写真:C14)
選鉱場(写真:C15)
相川にはピーク時5万人以上が住んでいたというから驚き。
次に訪れたのは「尖閣湾」(写真:C16)
切り立った崖が見ものだ。
通称「真知子橋」。昭和28年に映画化された「君の名は」の撮影現場だという。(写真:C17)
今の若い人は「君の名は」と言えば新海誠監督作のアニメ映画だろうが、当時の大流行したドラマだ。主演の岸恵子さんは私の実家の近くの豪邸に住んでいた。
昼食は「海鮮丼」(写真:C18)
「佐渡歴史伝説館」では人形劇で佐渡の歴史を伝えている。
「順徳上皇と娘の慶子」京の都から流されてきた上皇と佐渡で生まれた娘の悲しい物語だ。(写真:C19)
「日蓮上人」処刑の場。雷光が突然光だし処刑は中止となり佐渡に流される。(写真:C20)
「世阿弥」が能を舞い雨乞いをする光景。(写真:C21)
皇居にもある「瑞鳥」(写真:C22)
歴史伝説館の池。(写真:C23)
去り行く佐渡島。(写真:C24)
大変お疲れさまでした。
以上、佐渡島から帰京した勢古口が東京からお送りしました。