「J REPORT 2016 8月第1週」
「リタイアメント・ノート 8年2ヶ月目」、
「VOL。961号 SINCE AUG.12th、1983」
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「ハンターマウンテン・ゆりパーク」
もう30年近く前のことだろうか?塩原町と大手商社丸紅が第三セクターを作って立ち上げたスキー場が「ハンターマウンテン塩原」だった。ニューヨーク郊外にある有名なスキー場の名前を使ったというもの。私もオープンした年に訪れたことがある。今は大手不動産会社に経営権が移ったというが、「ゆり」の花が今が盛りだというので出掛けてみた。東北新幹線で「那須塩原」駅へ。そこで無料のシャトルバス(事前予約が必要)に乗り、約1時間で到着だ。駅から山までの平原は緑一色、稲穂が青々としていた。(写真:田んぼ)
やがて山道を登り始める。渓谷があった。(写真:渓谷)
温泉街が見えてきた。「塩原温泉」だ。(写真:塩原温泉郷)
かなり閉鎖された宿も目に付く。那須塩原地区は、温泉街、保養所、サファリパーク等々の施設もあるようだから、これからの夏休みには混雑するのかも知れない。スキー場は勿論人口雪だ。でも北関東では唯一のスキー場だから、結構人気があるらしい。さあ、着いた。駐車場はほぼ満車だ。さてスキー場の絵図があった。(写真:スキー場案内図)
ゴンドラ1本、リフト3本、2km以上先の山の上まで行けるようになっていた。従ってスキーコースもかなりの数があった。様変わりして充実していたのにまず驚かされた。スキー場のゲレンデの一部に「ゆり」の花を植えて育てて見せているという。入場料に上りのリフト代含めて一人1600円。歩くコースの看板があった。(写真:2)
4人乗りのリフトに一人で乗る。確かに下は百合の花畑だ。見事だ。綺麗だ。(写真:1)
1km位先でリフトを降りる。そこはまだまだ中腹で初心者コースだ。本当はこの更に上が中上級コースだろう。そこには百合の花のモニュメントがあった。(写真:3)
そこからはゲレンデを下りながら下まで歩く。白樺の木が多数見える。白樺の間にも百合の花が咲いていた。(写真:4)
(写真:5)
色取り取りの百合の花が咲いていた。実に美しい。多数の人たちが散策していた。(写真:6)
(写真:7)
(写真:8)
(写真:9)
半ばまで降りてきた。ゲレンデからはリフトに乗った人たちが次々と訪れるのが見える。(写真:10)
(写真:12)
(写真:13)
(写真:14)
スキー場がカナダのウィンスラーでは夏場はマウンテンバイクの聖地になっていたが、オフシーズンの集客としての「百合」の花畑はグッドアイデアだろう。ゲレンデに鹿の糞があった。鹿の害を防ぐのが大変らしい。周囲を「赤とんぼ」が乱舞している。写真のゆりの花に実はとんぼが止まっているのだが、分かるだろうか?(写真:百合と赤とんぼ)
森からは鶯の鳴き声も聞こえる。春と夏に初秋の季節が同居しているような場所だった。海抜1150mのスキー場は今は百合の楽園でした。