「海のハンター展」

「J  REPORT 2016 8月第5週&9月第1週」
「リタイアメント・ノート 8年3ヶ月目」
「VOL。965号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「海のハンター展」
夏休みで混雑している「海のハンター展」に行った。(写真:看板)

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上野の「国立科学博物館」は、子供たちで一杯だった。音声ガイドを借りたが、周囲の声の大きさで内容が全く聞き取れない。仕方なくボリュームを上げた。海のハンターと言うだけに、古生代から中生代と長い地球の歴史と共に海の中でどんな戦いが行われ、そして進化してきたのかが説明されていた。特にこの絵は正に弱肉強食の世界を示していた。(写真:弱肉強食)
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やはりハンターと言えば我々が思い出すのは「ジョーズ」だろう。大きな骨と共に巨大な鮫が現われた。(写真:骨と鮫)
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大きく口を開けた中に見える歯が鋭い。(写真:歯)
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その姿には恐怖を覚える。(写真:鮫が泳ぐ)
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海には沢山の鮫の種類がいる。(写真:鮫の群れ)
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「一角」の骨があった。先端が尖った一角の頭の骨。これを観てヨーロッパでは想像上の動物「ユニコーン」(一角獣)を造ったという。(写真:一角の骨)
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最近偶然に魚網に絡まったところを掴まった「ほうじろ鮫」が今回の目玉だ。実物のほうじろ鮫が液体の中に保存されていた。(写真:ほうじろ鮫1)
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(写真:ほうじろ鮫2)
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海では小さなものが大きなものに捕食され、それが食物連鎖となって、また環境に如何に適用するかという進化を繰り返してきていた。面白いのは捕食されないために身体を大きくしたのが、「マンボウ」だという。(写真:マンボウ)
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これも面白い話しだ。大きくなることでおそわれなくするというのは逆転の発想か?自然は素晴らしい。そして我々が最も好んで食べているのが「黒マグロ」だ。最も人気があり高価な寿司ネタだ。(写真:黒マグロ)
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だが、海のハンターで最も強いのは何なのか?もうお分かりだろう。鮫でも鯨でもセイウチでもなく、人間なのだ。人類は海から毎年8000万トンから1億トンの魚介類を採っている。全ての海の生物を捕獲出来るのは人間なのだというのが結論でした。

「訪日客に異変?」

「訪日客に異変?」
「東急プラザ銀座」が3月にオープンした当初は、凄い混雑だったが、平日は人の姿もまばらだった。特に驚いたのは2フロアを占めていた「ロッテ免税店」の閑散さだった。あれほどいた中国人観光客はどこへ行ったのか?これではロッテは思惑違いだろうと他人のことながら思うのだった。(写真:東急プラザ銀座)

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「地下鉄上野駅」
ここには銀座線では珍しいホームドアがあった。それも「パンダ」の絵が書かれていた。(写真:ホームドア)

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先日、銀座線のホームから盲導犬を連れていた盲目の男性が転落して亡くなったことは記憶に新しいと思う。銀座線は日本で最も古い地下鉄だから、ホームドアを設置する加重にホームの端の部分が耐えられないということで設置が進まない路線の一つでもある。もっと簡易的な装置もあると聞く。早くホームドアを設置することが絶対に必要だ。

「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「ゴーストバスターズ」(TC日劇にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★(今年132作品目)

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最近では珍しく本当に詰まらなかった。

映画「X-MEN アカポリプス」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年133作品目)

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まあこんなもんだろう。BC3600年頃のミュータントが現代に復活するというもの。

映画「ゆず葉ゆれて」(有楽町スバル座にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年134作品目)

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鹿児島の田舎、隣の家のお爺さんが亡くなった。隣の家に住む小学4年の少年とのふれあいを描く。いい映画でした。

映画「青空エール」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年135作品目)

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野球部の男子高校生と吹奏楽部に入った女子高校生の物語。二人が目指すは甲子園と吹奏楽の甲子園と言われる大会だった。合言葉は甲子園に連れて行くだった。

映画「イレブン・ミニッツ」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年136作品目)
ポーランドのワルシャワの午後5時。それからの11分間に起こる事件なのだが、数件のことが同時進行のオムニバス形式で進む。問題は最後の場面だ。それらが不思議と繋がってくるのだ。

日経新聞8月26日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ティエリー・トグルドーの憂鬱」が4つ星、「君の名は」が4つ星、「後妻業の女」が2つ星、「リトル・ボーイ 小さなゴクと戦争」が3つ星、「神様の思し召し」が3つ星、「はじまりはヒッピホップ」が3つ星、「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」が4つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」「アイヒマンショー」「殿、利息でござる」「海よりもまだ深く」「トランボ ハリウッドで最も嫌われた男」「ニュースの真相」「奇跡の教室」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」「64前編」「神様メール」「素適なサプライズ」「マネー・モンスター」「裸足の季節」「レジェンド」「ブルックリン」「アリス・イン・ワンダーランド」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ジャングル・ブック」「ゆず葉ゆれて」「イレブン・ミニッツ」

「2016 観劇シリーズ」
・1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」、6月は北海道道南(函館、松前、江差、洞爺湖、登別、白老、余市、小樽)へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、2月のタイ、4月のスペイン、そして7月のカナダ(カナディアン・ロッキー)でした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「刺客、江戸城に消ゆ」(風野 真知雄 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★★(今年173目)シリーズ第1弾

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流石、風野氏だ。実に面白い。

「鈍刀」(坂岡 真 著)双葉文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年174目)「帳尻屋仕置」シリーズ第3弾

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「さらば刈谷城」(早見 俊 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年175目)「藤十郎、駆ける」シリーズ第1弾

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「早瀬篇」(高田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年176目)「あきない世傳 金と銀」シリーズ第2弾

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「海のハンター展、後記」

「海のハンター展、後記」
海のハンターに対して狩られるものもそれぞれに抵抗している。身体に毒のある針を付けたり、マンボウのように大きくなったり、海の中のカメレオンのように周囲に溶け込んだり、磯巾着の中に逃げ込んだりと色々な形に進化し、捕食されないようにしている姿には感動だ。写真は「海亀」だ。亀は硬い甲羅で覆われていることで自分自身を守る。(写真)海亀)

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私は屋久島の夜の海岸で海亀の出産シーンを観たことがある。砂に穴を掘り、そこに卵を産み落とし、砂を掛けて親は海に戻る。そこで産まれた小亀は1000匹の内の数匹しか、この海岸に戻っては来られないと言う。自然は厳しい試練を小亀に与えているのだ。海の中だけではない。極寒の地でも生活している動物は海から餌を得ている。(写真:極寒の動物たち)
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白熊はこの地の最強の動物なのだろう。しかし温暖化による氷の減少でアザラシなどを捕獲しにくくなっているとも聞く。またペンギンは非常に早いスピードで海中を泳ぎ、魚を獲る。魚よりも早く泳ぐことも可能だというから驚きだ。それにしても小学生の多さで会場は熱気むんむんだった。

「メッケネムとドイツ初期銅版画」

「メッケネムとドイツ初期銅版画」
今や世界遺産の話題で人を集めている「国立西洋美術館」でちょっと変った展示会が開かれていた。題名の通り「メッケネムとドイツ初期銅版画」展だ。(写真:西洋美術館前)

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所蔵しているのは「大英博物館」や「ミュンヘン州立版画素描館」、「国立西洋美術館」等々だ。主に宗教画が中心だが、非常に細かい線使いの素晴らしい作品群であった。残念ながら写真禁止なので、看板類のみしか写せなかった。(写真:銅版画展2)
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(写真:銅版画展3)
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「イスラエル・ファン・メッケネム」という版画家の物が多数出ているので興味のある方はご覧になるといい。来月19日まで開かれている。

「椋鳥(むくどり)」
朝の公園、多数の椋鳥が朝食中?だった。(写真:椋鳥たち)むくどり
豊洲のこの辺りには結構緑の木々が多く、椋鳥の巣になっているようだ。私のマンションの隣の林にも多数の椋鳥が住んでいて、朝になると「ワーワーワー」と騒ぎ出し、羽音を出し、一斉に飛び立つ。これが非常に迷惑だ。夕方にはまた集団で戻ってくる。流石に夜は寝ているようだが、朝晩の騒がしさには閉口させられる。

「豊洲の工事現場」
新交通「ゆりかもめ」の豊洲駅前に新たな工事現場が出現した。(写真:工事現場)

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写真左端は1年ほど前にオープンした「江東シビックセンター」だ。その隣に2棟の高層ビルが出来る。マンション棟と、オフィースにホテルを併設した棟だ。湾岸を含めた都内のマンションの契約が下火になっているというが、空いている場所にはどんどんマンションが建つということなのか。

「利久の牛タン」

「手前勝手世界食物語、第420」
3S会で月末から大分に復興応援ツアーに出掛けるので打ち合わせをした。大分は別府温泉に二泊してレンタカーで県内を廻るというもの。そこで本日は東急プラザ銀座にある仙台の牛タンの店「利久」に行った。頼むは「牛タン定食」税別@2000円。(写真:牛タン定食)

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やはりここの牛タンは厚くてしかも柔らかい。実に美味しい。テールスープの味もしっかりしている。タン・シチューも少しだが付いていた。白菜の漬物の横にあるのが「唐辛子の味噌漬け」、ちょっと辛いがこれがまた美味しい。たまたまテーブルに来たウェイトレスの女性が外国人風だったので、国を聞くと「ペルー」だという。12歳の時に父親の仕事の都合で来日してからずっと日本に住んでいるというから日本語はペラペラだ。数年前に3人で行ったペルーのリマやクスコ、マチュピチュの話しをした。彼女はリマ生まれだという。大使館占拠事件の前に来日したが、一度帰国したらリマが余りにも変っていたのに驚いたと言っていた。テーブルの上の「爪楊枝入れ」が変っていた。スリットがあり横から取り出す形だった。(写真:爪楊枝入れ)
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冷たい麦茶を何杯もお変わりして約1時間粘りました。美味しかったです。
以上、台風が3つも連続して日本の周囲をうろうろしているので暑くて蒸し蒸ししている東京から勢古口がお送りしました。

「夏祭り」

「J  REPORT 2016 8月第4週」
「リタイアメント・ノート 8年2ヶ月目」、
「VOL。964号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com

「夏祭り」
8月14日の日曜日、「富岡八幡宮」の恒例の夏祭りだ。気温30度、曇り空、ちょっと湿度が高い。「永代通り」の門前仲町交差点と木場の間を完全に封鎖しての子供神輿の渡御だ。3年に一度の連合渡御ではないが、各町内から出された神輿を男女を問わず、子供たちが担ぐ。町内毎の揃いのハッピに白のパッチを履き、鉢巻をしている者、していない者、それぞれだが意気込みは凄く熱い。そしてこの祭の最大の特徴は「水掛祭」と言われる水掛けなのだった。所々に設けられた水場ではバケツで水が神輿目掛けて掛けられる。ホースを使って直接放水もする。神輿を担ぐ子供たちは皆水でびしょびしょだ。(写真:祭1)

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(写真:祭2)
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(写真:祭3)
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(写真:祭4)
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(写真:祭5)
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(写真:祭6)
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寒くて震えている子供もいる。そして掛け声は伝統的な「ワッショイ、ワッショイ」だ。神田や浅草では「セイヤ。セイヤ」と囃すが、深川では伝統に則る。「ワッショイ、ワッショイ」と周囲の人たちからも掛け声が掛かり、多いに盛り上がる。大人は交通整理役だ。子供神輿は勿論子供サイズで小さいものだが、各町内が競う姿は大人と同じだ。江戸時代から続く深川の祭。終わればいよいよ秋だ。
実は江戸時代は当然ながら旧暦で行われていた。従ってこの祭も旧暦の8月15日に行われてた。ということは「中秋の名月」だ。今で言えば9月15日頃の満月の日だったのだ。だから季節から言えば「秋祭り」のはずだ。旧暦のお盆は今の7月15日前後だから、本来この祭りは旧盆に行われるのが順当だが、多分夏休みやお盆休みの関係で8月15日前後に行われるようになったのだろう。

「十四夜の月」

「墓参り」
13日の土曜日、暑い中、墓参りに出掛けた。墓参りは「正月」「春分」「お盆」「秋分」の年4回訪れているが、夏の時期が一番辛い。青山墓地に赴くと毎回除草剤を撒いているのに一部に雑草が生えていた。早速草取り、掃除をする。もう汗みどろになってしまった。(写真:墓参り)

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拙い「般若心経」を読経する。

「十四夜の月」
17日の夜、銀座で大きな月を観た。十四夜の月、満月直前の月だった。(写真:月)

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月は地球の分身だ。昔から日本人は月を観る楽しみを追求していた。かぐや姫などのお話しも月が原点だ。

「台風」
今年は台風の発生が非常に遅かったが、それでも台風7号は関東地方の東端を掠めるように北進した。我が家にも突然の強い雨が襲った。(写真:台風の雨)

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傘を持たない人びとが慌てて雨宿りに走っていった。

「ギンザ・プレイス」

「ギンザ・プレイス」
銀座4丁目の交差点、「和光」の対角線上、元の日産ショールームのあったところに新しいビルが完成しつつある。白いぼちぼちの凹が表面を覆うビルだ。名称は「GINZA PLACE」とあった。来月9月24日にオープンするらしい。本当に今東京の変貌は凄い。(写真:ギンザ・プレイス)

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「コミック・マーケット」
13日の土曜日、午前6時前なのに、豊洲には沢山の人がいた。地下鉄から地上に上がると足早に「新交通・ゆりかもめ」に向う人たちだ。(写真:豊洲にて)コミック
聞くと「コミック・マーケット」がお台場で開かれているという。マーケットに出展する人もいれば、コミック雑誌を買い求める人もいる。漫画大国日本ならではの光景でした。

「日比谷に新しいビル」
元三信ビルが新しくなっている。それも巨大なビルに変貌している。完成はまだ先のようだが、鉄骨がほぼ立ち上がった。隣の東京宝塚劇場を見下ろすような大きさだ。(写真:日比谷の新ビル)

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このビルもそうだが、銀座、有楽町、そして日比谷と都心は変化し続けている。

「2016 私の映画鑑賞記録」
映画「栄光のランナー 1936ベルリン」(TCシャンテにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年127作品目)

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オハイオ州立大学の黒人学生「ジェシー・オーエンス」のお話し。次々と世界新記録を打ち出した彼がベルリン・オリンピックに出るか、出ないかで悩む。国内では黒人差別、そしてドイツではナチスによるユダヤ人迫害。ナチス・ドイツの宣伝に乗って出場すべきか?だが米国の代表としてオリンピックに参加する。圧倒的な力で駆けるオーエンスに観客は沸き立つ。スポーツに国境はない。

映画「ジャングル・ブック」(TC日本橋シャンテにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年128作品目)

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兎に角、これがCGの世界だということが信じられない。

映画「ストリート・オーケストラ」(HTC有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年129作品目)

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サンパウロのスラム街の公立高校。そこでバイオリン奏者の黒人男性が生徒等をコンクールに出させようとして努力する。貧困、暴力、麻薬、殺人などあらゆる犯罪の温床のスラム街が蘇るのか?

映画「ペット」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年130作品目)

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皆さんが愛しているペット達は一体ご主人がいない時に何をしているのでしょうか?というアニメ。

映画「傷物語 Ⅱ 熱血篇」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年131作品目)

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吸血鬼の男子高校生と人間の女子高校生の物語。

日経新聞8月19日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「イレブン・ミニッツ」が5つ星、「ハートビート」が4つ星、「火 HEE」が3つ星、「青空エール」が3つ星、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」が3つ星、「ストリート・オーケストラ」が3つ星、「海峡を越えた野球少年」が3つ星でした。

「私の去年2016年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「俳優、亀岡拓次」「サウルの息子」「最高の花婿」「スポットライト」「アイヒマンショー」「殿、利息でござる」「海よりもまだ深く」「トランボ ハリウッドで最も嫌われた男」「ニュースの真相」「奇跡の教室」

今年の★★★★は、「はなちゃんのみそ汁」「ブリッジ・オブ・スパイ」「最愛の子」「ザ・ウォーク」「ブラック・スキャンダル」「キャロル」「オデッセイ」「マネー・ショート」「ヘイトフル8」「家族はつらいよ」「アーロと少年」「リリーのすべて」「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」「ルーム」「さざなみ」「レヴェナント」「ズートピア」「64前編」「神様メール」「素適なサプライズ」「マネー・モンスター」「裸足の季節」「レジェンド」「ブルックリン」「アリス・イン・ワンダーランド」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ジャングル・ブック」

「2016 観劇シリーズ」
・1回目の観劇=二月喜劇名作公演(新橋演舞場)「名代 きつねずし」

「2016 旅の記憶シリーズ」
国内は1月の北東北「角館、秋田市内(秋田)」、「三内丸山遺跡(青森)」、「あつみ温泉、酒田(山形)」、「村上、新潟市内、瓢湖、燕三条、弥彦(新潟)」、6月は北海道道南(函館、松前、江差、洞爺湖、登別、白老、余市、小樽)へ旅しました。海外旅行は、2月のキューバ(65カ国目)、2月のタイ、4月のスペイン、そして7月のカナダ(カナディアン・ロッキー)でした。

「2016 本の記憶シリーズ」
「鷹の爪」(井川 香四郎 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年167目)

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「夕涼み」(藤井 邦夫 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年168目)「秋山久蔵御用控」シリーズ第27弾

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「千金の街」(辻堂 魁 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年169目)「読売屋天一郎」シリーズ第6弾

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「鷹の刃」(あさの あつこ 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年170目)「燦」シリーズ第8弾最終編

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「永遠に」(今井 絵美子 著)ハルキ文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年171目)「立場茶屋おりき」シリーズ最終編

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「人情そこつ長屋」(井川 香四郎 著)文春文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年171目)「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ第1弾

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「遺言状」(稲葉 稔 著)徳間時代小説文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年172目)「新・問答無用」シリーズ第3弾

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「投込寺」

「投込寺」
江戸時代が好きな私が今回訪れたのは通称「投込寺」と言われた「浄閑寺」(じょうかんじ)だ。浄土宗の寺だという。地下鉄三ノ輪駅で降りてJR常磐線方面に向う。数分でお寺に到着。(写真:浄閑寺1)

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(写真:浄閑寺2)
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由来がかいてある看板があった。(写真:寺の由来)
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ちょっと長いがよく分かるので全文を掲載する。「浄閑寺は、浄土宗の寺院で、栄法山清光院と号する。安政二年(1855)の大地震の際、たくさんの新吉原の遊女が、投げ込み同然に葬られたことから、『投込寺』と呼ばれるようになった。花又花酔の川柳に、『生まれては苦界、死しては浄閑寺』と詠まれ、新吉原総霊塔が建立された。檀徒の他に、遊女やその子供の名前を記した、寛保三年(1743)から大正十五年(1926)にいたる、十冊の過去帳が現存する。遊女の暗く悲しい生涯に思いをはせて、作家永井荷風はしばしば当寺を訪れている。『今の世のわかき人々』にはじまる荷風の詩碑は、このような緑でここに建てられてものである。」
このように近くにあった吉原遊郭の遊女達が葬られた寺なのだ。(写真:浄閑寺4)
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(写真:浄閑寺5)
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(写真:浄閑寺6)
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(写真:浄閑寺7)
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遊女達の殆どは貧困から売られて来た女性たちだったと思われる。親に捨てられ、或いは飢えによる口減らしのために、また借金のカタに売られてきたのだろう。悲しい悲しい物語が一見華やかそうな遊郭には隠れていた。線香を求めて彼女たちの冥福を祈った。
それでは新吉原と言われた嘗ての遊郭方面に向う。三ノ輪からも東京スカイツリーが見える。(写真:スカイツリー)
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「日本堤」は通称「土手通り」と呼ばれている。(写真:土手通り)
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商店街に思わぬものが掛かっていた。それはこの地が「明日のジョー」の発祥の地だという暖簾だった。そういえば土手通りの看板の隣はジョーの像だった。(写真:明日のジョー発祥の地)
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懐かしいね、明日のジョーは。学生時代嵌まったマンガだった。「吉原大門」までは1kmもないだろう。バス停で3つだ。そこには有名な店がいくつかある。まずは「桜肉」即ち馬肉の「中江」だ。(写真:中江)
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何度が食べに来たことがあるが、馬刺しほか馬尽くしの店だ。(写真:中江の暖簾)
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馬刺しの寿司もある。次がいつも行列の店「土手の伊勢屋」だ。天丼の店だ。今日も10人ほどが並んでいた。(写真:伊勢屋の暖簾)
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ここの天麩羅は兎に角でかい。丼からはみ出しているのだ。だからまず丼の蓋を外し、その蓋の上に天麩羅を移動させて、そして天麩羅とご飯とを分けてから食べる。こうしないと食べられないという天丼なのだ。(写真:伊勢屋全景)
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美味しいことは間違いない。但し必ず並ぶことは覚悟されたし。
「大門」の交差点、今日は吉原には行かない。交差点から下る道は「五十間道」と呼ばれた90mほどのS字カーブした緩やかな坂道だ。日本堤からは大門が見えないようにS字になっている。(写真:大門)
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昔はここに菅笠を貸す店もあったという。顔を隠して人目を避けて吉原に行く人用だったという。小さな柳がある。これが有名な「見返り柳」だ。当然何代も経過している柳だろうが、吉原からの帰りの客が遊女を思い出して振り返る場所だとして見返り柳と名付けられたという由緒ある柳だ。(写真:見返り柳)
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兎に角台風一過の暑さと湿気で汗だくになった。丁度バスが来たので乗った。涼しい。

「カレーの店」

「手前勝手世界食物語、第419」
「カレーの店」
妻が肩甲骨を骨折して手術入院しているので、愛犬の夜の散歩をしなければならないので余り外出できなくなってしまった。だから外食も簡単なものにしている。今日は「カレー」を食べた。(写真:カレー)

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カレーのルーは3種類、海老、野菜、チキンを選んだ。チキンティカも付いていた。一応、インド人?みたいな外国人が調理している店なので本格的かと思ったら、非常に甘い。ちょっとがっかりのカレーでした。
以上、台風が過ぎたものの依然として暑さが続く東京から勢古口がお送りしました。