「夏祭り」

「J  REPORT 2016 8月第4週」
「リタイアメント・ノート 8年2ヶ月目」、
「VOL。964号 SINCE AUG.12th、1983」
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「夏祭り」
8月14日の日曜日、「富岡八幡宮」の恒例の夏祭りだ。気温30度、曇り空、ちょっと湿度が高い。「永代通り」の門前仲町交差点と木場の間を完全に封鎖しての子供神輿の渡御だ。3年に一度の連合渡御ではないが、各町内から出された神輿を男女を問わず、子供たちが担ぐ。町内毎の揃いのハッピに白のパッチを履き、鉢巻をしている者、していない者、それぞれだが意気込みは凄く熱い。そしてこの祭の最大の特徴は「水掛祭」と言われる水掛けなのだった。所々に設けられた水場ではバケツで水が神輿目掛けて掛けられる。ホースを使って直接放水もする。神輿を担ぐ子供たちは皆水でびしょびしょだ。(写真:祭1)

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(写真:祭2)
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(写真:祭3)
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(写真:祭4)
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(写真:祭5)
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(写真:祭6)
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寒くて震えている子供もいる。そして掛け声は伝統的な「ワッショイ、ワッショイ」だ。神田や浅草では「セイヤ。セイヤ」と囃すが、深川では伝統に則る。「ワッショイ、ワッショイ」と周囲の人たちからも掛け声が掛かり、多いに盛り上がる。大人は交通整理役だ。子供神輿は勿論子供サイズで小さいものだが、各町内が競う姿は大人と同じだ。江戸時代から続く深川の祭。終わればいよいよ秋だ。
実は江戸時代は当然ながら旧暦で行われていた。従ってこの祭も旧暦の8月15日に行われてた。ということは「中秋の名月」だ。今で言えば9月15日頃の満月の日だったのだ。だから季節から言えば「秋祭り」のはずだ。旧暦のお盆は今の7月15日前後だから、本来この祭りは旧盆に行われるのが順当だが、多分夏休みやお盆休みの関係で8月15日前後に行われるようになったのだろう。