「佐渡島の旅、三日目」

「佐渡島の旅、三日目」
「朝食」(写真:C1)
いよいよ最終日。疲れますね。部屋が和室で畳で起き上がるのにも苦労する生活には参りました。もう嫌です。
空は雲で覆われている。北の大佐渡のスカイライン道路は霧で全く視界不能状態。向かうは相川の金山跡。ここは1601年というから関ヶ原合戦の翌年に発見された金山があった場所だ。江戸時代の鉱山の入り口。(写真:C2)
この坑道は明治大正に掘られたもの。(写真:C3)
延々と続く階段を降り、坑道を進む。人形が昔の姿を偲ばせる。(写真:C4)
随分とお金を掛けている。(写真:C5)
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佐渡金山は徳川幕府の財政の基礎となったものだという。結果として金で小判470万両以上、銀はその数倍が産出されたという。聞くと労働者は江戸の無宿者だけでなく賃金がいいから、地方の出稼ぎの人たちも多かったという。明治以降は三菱に払い下げられ平成まで稼働していたらしい。
江戸時代の佐渡奉行所を完璧に再現したもの。(写真:C12)
金の鉱石の元は水晶石だ。(写真:C13)
三菱マテリアル時代の設備。50mシックナー(写真:C14)
選鉱場(写真:C15)
相川にはピーク時5万人以上が住んでいたというから驚き。
次に訪れたのは「尖閣湾」(写真:C16)
切り立った崖が見ものだ。
通称「真知子橋」。昭和28年に映画化された「君の名は」の撮影現場だという。(写真:C17)
今の若い人は「君の名は」と言えば新海誠監督作のアニメ映画だろうが、当時の大流行したドラマだ。主演の岸恵子さんは私の実家の近くの豪邸に住んでいた。
昼食は「海鮮丼」(写真:C18)
「佐渡歴史伝説館」では人形劇で佐渡の歴史を伝えている。
「順徳上皇と娘の慶子」京の都から流されてきた上皇と佐渡で生まれた娘の悲しい物語だ。(写真:C19)
「日蓮上人」処刑の場。雷光が突然光だし処刑は中止となり佐渡に流される。(写真:C20)
「世阿弥」が能を舞い雨乞いをする光景。(写真:C21)
皇居にもある「瑞鳥」(写真:C22)
歴史伝説館の池。(写真:C23)
去り行く佐渡島。(写真:C24)
大変お疲れさまでした。
以上、佐渡島から帰京した勢古口が東京からお送りしました。