「癌闘病記―第30回」
土曜日の9月7日は午前中には嘗て丸紅仙台支店金属課で働いていた同僚たちが集まってくれた。暑い中わざわざ自宅までお見舞いに来てくださったのだ。皆それぞれに病気を抱えているが、元気そうだった。
そして午後からは家族が全員集まった。所謂遺産相続問題の話し合いをした。といっても大した資産がある訳ではないし、もめ事を起こさないためだけの物なのだが、悔いは残したくない。
それでも人生を整理するとなるとやらなければならないことが山積している。借金はないのが幸いだが、クレジットカードの始末やら何かとあるものだ。
「訪問介護始まる」
週2回の訪問介護が始まった。8月の旅行中に腫れあがった足のために歩行できなくなって丁度1か月。何が理由かは知らないが、癌は骨に転移し、足は象の足のように腫れ上がり、一体どうなるのだろうか?そこで介護士がお湯で足を温めてくれて清潔した上で薬を塗ってマッサージをしてくれる訪問介護はありがたい。2週間に一回は医師の訪問もある。
「ラドン療法」
次男が民間療法だがラドン温泉を利用した方法があるというので器具をレンタルしてくれたので一日1時間ラドンを吸っている。これで癌がなくなればいいのだが。期待しよう。奇跡を信じてね。まだ希望は捨てていません。
以上、未だ夏が続いている東京より㔟古口がお送りしました。
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次は前週のJ REPORTに続きます。