「J REPORT 2024 9月第5週&10月第1週号」
「リタイアメント・ノート 15年4ヶ月目」
「VOL.1384 SINCE AUG.12th、1983」
「走るな! 転ぶな! 風邪引くな!」が老人には大切らしいです。76歳後期高齢者の㔟古口より、
追加して「癌になるな」もね。
「人生は旅の如く・第23回目、2012年第5話、6月のスイス・オランダにて」
3S会は当初、高炉メーカーのサーさん、ゼネコンのスーさんと私の3人だったが、スーさん弟さんのみっちゃんが加わり今は4S会となっている。今回のスイス・オランダ編は3S会として初の海外旅行だった。
企画したのはサーさん。私以外はKLMオランダ航空でチューリッヒへ。私はドイツ・ルフトハンザで向かった。現地チューリッヒで待ち合わせして、いよいよスイスの旅が始まった。スイス・レイルウェイパスというもので国内乗り放題だった。私自身は2度目のスイスだ。個人旅行だからホテルを予約し列車を予約し行きたい所を勝手に廻るという自由気ままな旅だった。
日中は観光をしてホテルにチェックインしたらまずは買い物。食料とワイン等の飲み物をホテルの部屋で楽しむというものだ。兎に角スイスは物価が高い。安く上げるにはレストランではなく買い食いしかなかったが、これがまた楽しかった。
スイスの美しさは山や花、氷河、列車等々挙げればきりがないので、今回はたった二つに焦点を絞ってお話ししよう。
スイスの中央部にあるグリンデルワルドから鉄道を乗り継いでユングフラウヨッホに登った時だ。山の上は吹雪だった。全く視界がない状態なので仕方なく、明日再度訪れることとして一旦下山し首都のベルンに向かう。ここは熊の街として知られており、街中に深い穴があり、そこに熊がいた。その日は早めにホテルに戻り英気を養う。こういったところは個人旅行のいい点だ。スケジュールは自らが決められるからだ。そして翌日再度訪れた山頂は快晴で周囲の山や氷河が実に美しく見えた。ヨーロッパアルプス最高の見所だ。
そして最後はジュネーブだ。サーさんの親戚が住んでおられるので、夕食をご一緒させてもらうことにしたのだが、その前に市内観光をしようと言うことになり、観光バスを申し込んでバスの待合所で待っていた時の事だった。私は駐車場側の大きなガラス越しに二人が歩き回っているのを観ていた。私の右側には私の荷物を置き、左側に二人分の荷物を置いていた。するとサングラスにネクタイをした太った男性がガラスの向こうから私を指さし駐車場の方を観るように盛んにジェスチャーをするのだ。何だろうと思っていると突然私の左側の荷物が動き出した。何者かが持ち去ろうとしていたのだ。慌てて大声を上げた私は右にあった私の荷物は持って犯人を追い掛けた。誰もが歩いている最中に走る人間は悪人しかいない。犯人は待合室を出たところで荷物を投げ捨て走り去った。私は荷物を回収して席に戻る。そんなことを知らない二人が席に戻ってきて大騒ぎとなった。一応掛かり員にはその旨を伝えたが、被害がなかったのが幸いだった。何しろ取られ掛けた荷物にはスーさんのパスポートが入っていたのだから。待合室の外と内との連携プレーでの犯罪だったのだろうが、未然に防げたので一安心だ。まあ外国ではよく起こる事件だから、私も常に緊張していたし、ある意味慣れっこになっていたのかも知れなかった。
そしてその夜はサーさんの親戚のドクターと共にレマン湖畔のレストランで地元のチーズ料理を堪能したのでした。
オランダでは花の祭りを訪れた。世界中から花を持ち寄って鑑賞するらしい。余り興味のない私には退屈なだけだったが、アムステルダムでの美術館巡りは流石に素晴らしかった。ゴッホにフェルメール、そしてレンブラント、感激でした。
偶然に敬老の日に4S会の方々がお見舞いに来てくださいました。