「緊急車両にも止まらない日本人」

「緊急車両にも止まらない日本人」
ドイツを旅した時だった。道路の右側歩道寄りに1m弱の自転車専用レーンがある。一般的にヨーロッパは平地やなだらかな丘陵地帯が多いせいか自転車の利用度が高い。ドイツも同様でそのレーンでは自転車は信号や横断歩道がない限り優先的に走れる。だから歩行者は立ち入り禁止なのだが、日本人はそんなことにお構いなくぼけーっと立っていることがある。これは非常に危険なことなのだが、日本人の理解度は低い。事故が起きても自転車側は罪に問われないという。
さて本題に戻そう。日本では交差点で緊急車両がサイレンを鳴らしながら走って来ても誰も除けないし、緊急車両より早く通過しようとする。そして緊急車両の方が一時停止している。これは変ではないか?緊急車両が当然優先だろう。何故なのか?日本人は保護され過ぎているからだし、自己責任に対する認識が薄いからだろう。緊急車両が来たらまず譲り車両を通過させるのが当たり前だろう。法的なことに余りにも甘いのが日本だ。だから緊急車両もそうだし、警察官の銃使用についても一般人の受け止め方の優先度が低過ぎると思っている。
それと海外で日本人は横断歩道を渡る時に車が来ると走ってしまう。車は必ず止まるから走るのが一番危ない。それなのに何故日本国内では緊急車両より自分を優先させるのか?私には理解不能だ。