「朝顔」

「朝顔」
江戸時代は260年余も続いたが、平和が定着して武士階級もやることがなくなると盆栽等にのめり込む人たちが増え、また商人も余裕が出て、新しい花を作ったり愛でたりするのが流行ったようだ。朝顔などは特にその傾向が強く、新しく掛け合わされた新品種が沢山出来たという。街の片隅にひっそり咲いていた朝顔でした。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?73」
「江戸前寿司」
江戸前の寿司のネタは、玉子焼き、車海老、白魚、まぐろの刺身、こはだ、穴子、海苔巻きが定番。その他ネタの入荷次第で、鯛、すずき、鯵、かつお。玉子焼きが一つ16文、あとは8文。寿司は元々は料理屋で出していたが、屋台が出来て爆発的に人気が出た。今で言うファーストフードになったのだ。日本人は兎に角あっという間に海外のものでも自分なりに工夫して吸収してしまうが、この寿司の考え方は酢飯を使うという発想が生ものに生かされたという点で素晴らしい発明でした。

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