「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「ラプラスの魔女」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年80作品)映画ラプラスの魔女
地球物理学者と手術によってスパコン以上の能力を持った人間が完全犯罪を暴く。あほらしい映画でした。本当の駄作だね。

「ホース・ソルジャー」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年81作品)映画ホース・ソルジャー
9・11後、アルカイーダ殲滅作戦として、アフガニスタンに最初に派遣された米兵12名の物語。現地軍閥の支援を受け、爆撃機への照準を教えつつ、敵軍に雪崩れ込む3週間を描く実話。やはりハリウッドらしい戦闘場面は凄い。

「アイ・トーニャ」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★(今年82作品)映画アイ・トーニャ
アメリカ人女性で始めてトリプルアクセルを飛んだトーニャ・ハーディングが、競争相手を襲うという悲劇に至る経緯を描く。オリンピックの魔力の前に挑んだ女たちの戦い。実話ですが、ドキュメントとなっていて中々よかった。

5月11日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「モリのいる場所」が4つ星、「弧狼の血」が4つ星、「アイ・トーニゃ」が3つ星、「モリーズ・ゲーム」が3つ星、「名もなき野良犬の輪舞」が3つ星、「四月の永い夢が3つ星、「私はあなたの日本ではない」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)、7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「警官の掟」(佐々木 譲 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年89冊目)本警官の掟

「ゴースト・スナイパー 下」(ジェフリー・ディヴァー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★★(今年90冊目)本スナイパー下
やはり抜群に面白かった。よくこんな筋書きと謎解きを書くよね。

「水の天才、北斎」

「日本の美と芸術」続き
「水を操る絵師、変幻自在!北斎のウォーター・ワールド」
墨田区の「すみだ北斎美術館」にて6月10日まで開催中。
北斎の常設展が出来て2年が経つのだろうか?あの北斎がいつでも見られるなんて素晴らしいことだ。(写真:H1)

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有名な「富嶽三十六景、神奈川沖浪裏」と「諸国瀧廻り、下野黒髪山きりふりの滝」(写真:H2)
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「雪月花」(写真:H3)
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「諸国瀧廻り、美濃ノ国養老の滝」と「賀奈川沖本埜之図」(写真:H4)
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「富嶽三十六景、東海道金谷ノ不二」(写真:H5)
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それでは常設展に行ってみよう。ここは一部撮影禁止だが、大半はOKだ。まずは建物の全景をご覧あれ。非常に芸術性高い建物だ。(写真:H6)

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「神奈川沖浪裏」(写真:H7)
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「きりふりの滝」(写真:H8)
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北斎と娘の二人の暮らしを描いたもの。(写真:H9)
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引越し魔としても知られている北斎は娘と共にこの墨田区を中心とした本所周辺を16回も転居している。
「富士越龍図」(1849年1月)(写真:H10)
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「朱描鐘几図」(1846)(写真:H11)
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「百人一首宇波か縁説、藤原道信朝臣」(1835)(写真:H12)
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「諸国名橋奇覧、飛越の堺つりばし」(1833)(写真:H13)
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「神奈川沖裏浪」(1831)(写真:H14)
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「御厩川岸より両国橋夕陽見」(1831)(写真:H15)
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「山下白雨」(1837)(写真:H16)
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「百物語、きらやしき」(写真:H17)
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「芙蓉に雀」(1833-34)(写真:H18)
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「潮干狩図」(写真:H19)
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「新板浮絵浅草金龍山之図」(写真:H20)
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「賀奈川沖本埜之図」(写真:H21)
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「あずま与五郎残雪 伊達与作せきの小万夕照」(写真:H22)
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「巳待(みまち)」(1797)(写真:H23)
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会場の外を飾る「須佐之男命厄神退治之図」復元図(写真:H24)
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「立教戦」

「春のフットボール・シーズンⅢ」
「立教戦」
連休の最中の5月6日の「アミノ・バイタル。フィールド」は、母校と立教戦よりその後の日大と関学戦への関心が高くネット中継されるというから盛り上がりも凄かった、その前座となってしまった試合は10時45分のキックオフだった。試合前のハドル。(写真:F1)

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(写真:F2)
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コイントスの結果、立教が後半のチョイスを選択したことから、母校のレシーブで前半の試合が開始されることとなった。
第1Q母校の最初のレシーブからの攻撃(QB12番名倉君4年)はダウン更新出来ずパント。次の立教の攻撃では第3ダウンのパスを母校ディフェンス陣がインターセプト、攻守交替となる。QB三輪君2年はテンポよく2回ファーストダウンを更新するが、パスをインターセプトされ立教ボールとなる。しかし直後の立教のパスを今度は母校がインターセプトし返し攻守交替。今度はQB1番西澤君3年に代わり、81番浦君3年へのロングパスが決まり立教ゴール前に迫る。そしてQB自らボールをキープして5ヤードランでTD(1Q、5分21秒)、TFPも決まり、7:0となる。(写真:F3)
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立教は1度ダウン更新するがパント。母校もQB12番でダウン更新出来ずこれもパント。立教はQB3番を中心にして、ランニングバック2番と21番の二枚を使いながら、オフェンス・ガードをリードブロッカーにしたランプレーが確実にゲインしていた。ここで第1Qが終わる。
第2Q、母校はQB98番のパス崩れのランが大きくゲインするが、ホールディングの反則があり罰退となる。結果パント。その後は一進一退でパントに双方共に逃れるしか手がない。2Q2分4秒、母校陣内23ヤードからの右サイドライン際をWRに走り切られ、ディフェンスも交わされてTDパスが決まる。7:7の同点となる。(写真:F4)
その後母校はQB三輪君がダウンを2度更新するが、最後パスをインターセプトされてしまう。しかし立教もパスの不成功が続き、前半終了。ハーフタイムショー。(写真:F5)
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(写真:F6)
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(写真:F7)
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後半開始直後から立教は3度ダウンを更新し、自陣26ヤードから母校内19ヤードまで何と57ヤード前進し最後はFGを決めて、7:10となった。
直後の母校の攻撃ではRB31番山本君4年が左サイドライン沿いにロングゲインをしたが、タックルされてボールをファンブル、リカバーされてしまう。実に惜しいミスだ。こういうミスや反則が試合を左右させてしまうのだ常だ。立教はターンオーバーで得た自陣44ヤードからのチャンスを生かし、RB21番の2度のロングゲインでTDを上げた。最後の39ヤードランは見事だった。結果、7:17となる。(写真:F8)
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母校はキックオフ・リターンで大きくゲインし、QB1番からのパスと29番谷田君3年のランで立教陣内に入り、最後は29ヤードからのFGを9番廣田君4年が決めて、10:17と追い上げる。
第4Q、立教の攻撃が続く。攻守に母校は冴えない。立教のランを立て続けに決められ、2分39秒、母校陣内29ヤードから、またまた右サイドラインを走られ、パスがゴール内でキャッチされてしまう。10:24だ。(写真:F9)
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母校はQB三輪君がパスを決めながらダウン更新を続けるが、最後の最後でパスを奪われ、遂に自滅してしまった。(写真:F10)
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この試合、前半はどうにか互角に戦っていたが、後半は2番と21番の立教ランニングバックに走り捲くられ、挙句はサイドラインを走りあがるパスを決められ、圧倒された。オフェンスにも工夫なく、プレーの数も種類も少なく、3人のQBをシリーズ毎に使い分けることも意味が分からず、ディフェンスもただただ押され続けるだけという情けなさ。これではプロのコーチを雇っている意味がない。即刻解任すべきだ。練習試合だから、勝ち負けを気にしないというのならば、試合などするべきではない。試合は試合だ。相手に対する尊敬すらないのか?こんな負け癖のついたチームに次はない。根本的に考え方を変えないと秋のシーズンは全敗となるぞ。4年生が大量に抜けたというのは理由にはならない。練習をちゃんとやってこなかったから下級生を含めて即戦力がいないのだろう。経験者が多いのだから、やる気を出させ、猛練習するしかない。そのためにはヘッドコーチを変えないと、ハワイ流の練習では駄目だったというのは、昨シーズンから分かっていたことではないか。檄をあえて飛ばしておく。

「素敵庵」

「手前勝手世界食物語、第486号」
「素敵庵」
今年は新年会をここでやらなかったので久し振りに訪れたことになる。ステーキ専門店だが、OGビーフを美味しく食べさせてくれる店だ。和牛は値段が高いのでいつも遠慮している。さていつも通り、まずは野菜。「冷製トマト」だ。(写真:食1)

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あてのチーズ。(写真:食2)
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いよいよステーキを焼いてもらう。340gの肉をミディアムレアで頼む。焼き上がりはアルコール類を掛けるので大きな火柱が上がる。(写真:食3)
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(写真:食4)
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(写真:食5)
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さあステーキの登場だ。肉の下にはニンニクが一杯ある。(写真:食6)
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箸でも切れる柔らかい肉を私はニンニクと一緒に食べる。ニンニクがほくほくしていてまるで芋のようだ。肉は柔らかくて肉汁が染み出る。これだけで満足でした。勿論ワインを1本飲みました。

以上、勢古口が東京からお送りします。来週は初めての国「モンゴル」に行きます。

「子供の日」

J  REPORT2018年 5月第2週目」
「リタイアメント・ノート 9年11ヶ月目」
「VOL.1054号 SINCE AUG.12th、1983」
ご意見ご要望等が御座いましたら、こちらへメールをください。
 sekoguti@aa.e-mansion.com  携帯のメルアドが変わりました。新しいのは jun.sekoguchi@docomo.ne.jp
090-8880-3825
「子供の日」
五月五日は「端午の節句」、所謂子供の日だ。連休後半には山梨に家族旅行へ行くというので、その前に孫息子「蓮」君に会いに行った。2歳と2ヶ月、早生まれだから同じ世代の子供たちでも大きさや知恵がかなり違うのだろう。それでも体重12kg強なので大分重くなったようだ。一昨年の節句に買った兜と幟が今年も飾られていた。(写真:G1)

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はにかみながら見上げる孫。(写真;G2)
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2歳の誕生日に撮影した写真だ。中々襟付きの上着を着なくて大変だったらしいが、写真館のスタッフのおだてで漸く着用したという。(写真:G3)
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それでは皆で外出しましょうと早速に廊下を走る。(写真:G4)
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(写真:G5)
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(写真:G6)
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「パパ、パパ」といって直ぐに抱っこをおねだりする孫だが、日一日と大きくなる姿に見とれたその日でした。因みに、保育園の同じクラスに「れん」という名前の子供が孫を含めて3人いるという。内一人は漢字も一緒でした。流行の名前なのかもね?

「亀戸天神の藤の花」
今年の亀戸天神と私の相性は悪いのかも知れない。なぜかというと、梅の時期には早すぎて、藤の時期には遅すぎての神社訪問となってしまった。名物の藤の花はもう殆ど残っていなかったからだ。でもまだ「藤祭り」の最中だったので、結構観光バスで外国人観光客もやってきていた。鳥居を潜る。(写真:K1)

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青々とした藤の葉の向うに東京スカイツリーが青空に映えていた。(写真:K2)
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辛うじて残っていた微かな藤の花。(写真:K3)
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(写真:K4)
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名物の亀は元気で日向ぼっこしていた。(写真:K5)
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神社はいつもながら混雑している。(写真:K6)
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本来ならばこういった美しい藤の花が見えるはずだったのだが、これは4月19日の藤。(写真:K7)
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こちらは20日のだということだ。(写真;K8)
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それでも「藤祭り」の幟は立てられていました。(写真:K9)
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「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「ザ・スクエア」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★★(今年76作品)映画ザ・スクエア
カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞作。スウェーデンの映画だが、舞台は美術館、主役はキュレーターの男性。次々と奇抜な出来事が起き笑いを誘うが、そのの下には人間の悲哀が感じられる。ユーモアと皮肉を込めたお話しの数々、人を信頼するってどういうことなの?

「アヴェンジャーズ・インフィニティ・ウォー」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年77作品)映画アヴェンジャーズ
MARVELのコミック・スターがオールキャスト登場の大活劇だ。兎に角戦いのシーンばかりだ。

「ママレード ボーイ」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年78作品)映画ママレードボーイ
二組の夫婦にそれぞれの息子と娘。彼らがシェアハウスで同居を始める。理由はそれぞれの夫と妻をスワッピングし、再婚するということ。そんな複雑な家族関係の中で息子と娘は恋に落ちる。果たして禁断の恋となるのか?

「サバービコン 仮面を被った街」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年79作品)映画サバービコン
人口6000人の郊外の街「サバ―ビコン」。そこに黒人家族が引っ越してきた。そこで起きる黒人排斥騒ぎに乗じて起こった殺人事件。巻き込まれた家族は妻を失うが、実はそこからが本当の問題だった。殺人事件はどうして起きたのか?犯人は?静かな街で恐ろしい事実が進行していた。

4月27日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「ザ・スクエア」が4つ星、「君の名前で僕を呼んで」が4つ星、「マルクス・エンゲルス」が3つ星、「アヴェンジャーズ・インフィニティ・ウォー」が3つ星、「パティ・ケイク$」が3つ星、「オー・ルーシー!」が3つ星、「スーパーシチズン 超級大国民」が4つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)、7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「剣豪奉行 池田筑後」(佐々木 裕一 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★(今年85冊目)本剣豪奉行

「卜伝飄々」(風野 真知雄 著)文春文庫 私的批評眼★★★★★(今年86冊目)本卜伝
風野氏の作品は好きだが、この剣豪卜伝の話しは実に面白い。笑えるお話しばかりでした。

「ゴースト。スナイパー 上」(ジェフリー・ディーヴァー 著)文春文庫 私的批評眼★★★★★(今年87冊目)「科学捜査官リンカーン・ライム」シリーズ
いつもながら面白い。好きなアメリカ人作家の一人だ。

「人情の味」(倉阪 鬼一郎 著)コミック時代文庫 私的批評眼★★★(今年88冊目)「本所松竹梅さばき帖」シリーズ第1弾本人情の味

「中世の輸入銭」

「さいたま歴史研究会―22」
「中世の輸入銭」(写真:古銭)古銭
先日、埼玉県蓮田市で中世の大がめが見つかり、その中から大量の銅銭が発見された。凡そ26万枚の可能性があるという。かめは15世紀前半のもので、中の古銭は北宋銭など19種にも及ぶという。ということで今回はわが国の銭の流通について学ぶ。日本全国各地で古銭は見つかっているが、やはり中心は近畿だ。元々日本では物々交換が商売の基本で貨幣経済への移行はかなり遅い。平清盛の時代、即ち1160年から90年代に北宋から大量の貨幣を輸入した。この時代から漸く貨幣経済が徐々に始まったといえよう。平安末期である。その後鎌倉時代には私貿易により貨幣が輸入される。1404年将軍足利義満の合札貿易により明銭が輸入される。そして1500年代に山口を本拠地にしていた大内氏が中国銭の大量輸入を行った。江戸時代に入って徳川家康が銭の輸入を禁止し、日本独自の貨幣を鋳造するが、それ以降も輸入された銭は実際には流通していた。では出土した古銭はどのようなものなのか?その意味は何なのか?何のためなのか?
一つ目は「備蓄銭」。財産保全のために隠したもの。二つ目は「埋納銭」で宗教的な意味合いを持ち、神々を祀る供物としたものと考えられている。これらの古銭を分析してみると、古いものは紀元前2世紀の前漢の時代のものから、「貨銭」という漢の時代、紀元14年などという古いものもある。全て銅銭である。一番多いのは宋銭で、960年から南宋時代の1265年までのものが多い。従って1000年以上も長い間使用されていたものも数多くあるのだ。
日本独自の貨幣としては、「和同開珎」(708年)が有名だが、これは貨幣というより祭祀や褒美として役割であったようで、実際に流通したのは輸入銭だった。
さて不思議なことに日本で一番多くの古銭が見つかったのは、なんと北海道の函館なのだ。函館の志海苔台遺跡から37万4千枚もの古銭が見つかった。これは武士の館跡でアイヌとの交易に用いられていたものと思われるが、アイヌとのトラブルで館は破壊された。次が宝塚市堂坂の寺院跡から見つかったのが、19万5千枚。今回の蓮田市の発見はこれを上回り第2位となる可能性が高い。銭一枚は一文(いちもん)で、これを95枚から100枚を一本の紐で結んだ形で流通していた。百文単位で取引されていた訳だ。質の悪くなった銭を「びた銭」といったが、商売の上で「びた一文まけらない」ということは最低の貨幣でも値引き出来ない、即ち絶対に値引きしないということの語源になったものだ。
発見された銭は誰の物?これは発見者と地権者での折半とのこと。昭和40年代に中央区新川の元酒屋跡から小判等が発見された時は、地権者は既に変わっていたのだが、酒屋の子孫が先祖が埋めたものだと主張し、これが認められ時価約10億円の古銭(小判、2朱銀)を得たという。
今回の発見による古銭一枚、即ち一文は約10円程度と思われる。
日本の貨幣経済は平安末期から江戸時代初期まで輸入された銅銭が流通して成り立っていたという歴史的事実があるという訳。

「春の早慶戦」

「春のフットボール・シーズンⅡ」
「春の早慶戦」
毎年4月29日に駒沢陸上競技場を貸し切って行われる対抗試合は、今年で66回目となる「早慶アメリカン・フットボール対抗戦」だ。当日は初夏を通り越して真夏の気温と強烈な太陽の光が降り注ぐ中、行われた。「いざ、出陣」だ。(写真:F1)

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米国から招かれた主審によるコイントス。(写真:F2)
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母校のキックオフで試合開始となる。(写真:F3)
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先週の同志社戦を辛うじて勝利したものの、攻守共に問題を抱える母校が果たして、有力校の早稲田にどれだけ肉薄出来るかという点に注目されたが、最初の早稲田の攻撃を凌ぎ切り、パントを蹴らせる。母校は自陣46ヤードからのシリーズに2年生QB98番三輪君を投入、パスとランで敵陣に入り込みファーストダウンを更新したが、直後のシリーズでパスをインターセプトされて攻守が変わる。早稲田はパスとランを組み合わせ、母校陣内20ヤードからのFGを成功させ、0:3とリードする。
キックオフ後の母校のシリーズはダウン更新出来ずパント。早稲田の攻撃シリーズ中に第2Qとなり、早稲田がダウンを更新し続け、ゴール前5ヤードから左オープンを走りきりTD,TFPも決めて、0:10とリードを広げた。
次の母校の攻撃もQBサックを食らい、大きくロス、結果パンとで攻撃権放棄となる。早稲田の見事なヴァリエーションのある攻撃にダウン更新を重ねられる母校。ディフェンス陣もやられっぱなしだ。そして母校陣32ヤードからの長いFGも決められて、0:13と更に差を広げさせられた。
と母校の次のシリーズは、QBを三輪君と12番4年生の名倉君が交互に出て、パス中心の攻撃で、第2Q残り46秒、QB三輪君から81番への13ヤードのパスを決めて始めてのTDを上げる。TFPも決めて、7:13となる。
ここでハーフタイム。本日は塾長も試合に駆け付けて頂く。この日は4試合の色々な試合があり、この試合の前は隅田川の早慶レガッタの応援ということで忙しい日のようでした。塾長、応援ありがとう御座いました。ハーフタイムショー。(写真:F4)
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第3Qも母校の攻撃は進まず、折角早稲だのパス攻撃を防いでいたものの、最後のミドルパスを決められてしまう。結局このシリーズ早稲田は自陣20ヤードからの攻撃をパス中心でどんどん陣地を進め、TDパスを決めてしまう。ランとパスが上手く噛み合った攻撃だった。TFPも決まり、7:20となる。
次の母校の攻撃では、98番三輪君からのパスが決まり敵陣内に進むが、ここで第4Qに。早稲田陣47ヤードからの三輪君からのパスがインターセプトされて、そのままゴールに。7:27と大きく開かれてしまう。
その後、QB名倉君はパスのレシーバーが見極められず、長くボールを持ち過ぎ、結果無理なパスをしてインターセプトされてしまう。このチャンスを早稲田は見事生かし、母校ゴール前10ヤードでのプレイアクションパスが決まりTD。TFPも確実に決めて、7:34となる。
次のシリーズではまたまたQB三輪君からのパスがインターセプトされ、早稲田はゴール前35ヤードからのFGを決めて、7:37となる。
残り時間も2分を切り、母校はダウン更新を続けるが、結局ゴールラインを割ることが出来ず万事休す。7:37と完敗を喫した。(写真:F5)
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オフェンスもディフェンスも全くの未完成だし、プレー数が少なく、単調な攻撃ばかり。ファンダメンタルも
大切だが、余りにも単調過ぎる。チームとしての動きが全く機能していない。攻守共にキーになるプレーヤーが不在だし、得意プレートいうのが見えない。これはコーチ陣の責任だと思う。何を教えているのか?またQBの使い回し、所謂2枚看板には納得出来ない。これまで全く試合で使われていない4年生QBを出すことに何の意味があるのか?最終学年だからという温情主義だったら止めろ。コーチの責任重大だ。高給取りが働いていないとしか思えない。

「徳記と海員閣」

「手前勝手世界食物語、第485号」
「徳記」
横浜中華街は連休中とあり、大混雑だった。やはり最近の流行は一品料理ではなく「食べ放題」の店ばかりだ。時間無制限だとか、オーダー式だとか言うが、兎に角安く沢山の客を集めようという店が大半か?そんな中、「関帝廟」前の路地を入った先にある「徳記」に本当に久し振りに行った。多分10年振りかな?まだ店は開いていなかった。(写真:T1)

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5時40分開店とあるが、実際に開いたのは45分だった。この店、もう何十年も同じで全く改装されていなかった。壁には芸能人やらのサインが沢山飾ってあった。大体1990年代からのものだ。最近のでも2015年かな。メニューが壁一面に貼られていた。(写真:T2)
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まずは名物の「とん足の煮込み」、これは是非召し上がってもらいた一品だ。実に柔らかく煮込まれた豚足は絶品だ。コラーゲンの塊でこれが豚の足だとは思えないほどだ。@1850円(写真:T3)
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次が「春巻」、実に大きな春巻なのだ。@820円(写真:T4)
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野菜中心の具材に豚肉が入っているか、兎に角ボリュウミーだ。
次が「茄子と海老のチリソース煮込み」。@1650円(写真:T5)
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締めに頼んだのが、「牛ばらそば」@820円(写真:T6)
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元々この店は「手打ちそば」の店。自家製の手打ちそばから発展した店で以前は客は地元の中国系の人ばかりで観光客など殆どいなかった。昔、某鉄鋼メーカーの人に紹介したら、大変に喜ばれた隠れた名店だ。勿論お勧めは絶対に豚足だ。「豚足そば」が一番人気だ。一度行かれるといい。でもサービスは期待しないでもらいたい。どちらかというと「売ってやる、食べさせてやる」といった感覚なのだ。でも味は絶品だ。

「海員閣、復活?」

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「香港路」の海員閣の前を通ったら、外壁なのはリフォームが終わって綺麗になっていた。内部は覗いてみたが変化はなかったが、外装は間違いなく綺麗だった。昔の窓際にあった古時計や古い食材は消えていた。そしてそこには「連休前にオープンしたかったが、人で不足で開店を延期している。シュウマイだけは売りたいのでホームページでチェックしてください」というようなことが書かれていた。いよいよお店再開のようだ。確かにこれまで店員も料理人も会計係のおばあさんも皆歳を取っていたから、人手というより、若い人がいない、所謂後継者不足が中華街を襲っているのだろうことは充分に理解出来る。でも再開まで暫く待てば、またあの味が楽しめるのかと思うと本当に嬉しくなりました。「海員閣」さん早く再開してね。