「立教戦」

「春のフットボール・シーズンⅢ」
「立教戦」
連休の最中の5月6日の「アミノ・バイタル。フィールド」は、母校と立教戦よりその後の日大と関学戦への関心が高くネット中継されるというから盛り上がりも凄かった、その前座となってしまった試合は10時45分のキックオフだった。試合前のハドル。(写真:F1)

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(写真:F2)
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コイントスの結果、立教が後半のチョイスを選択したことから、母校のレシーブで前半の試合が開始されることとなった。
第1Q母校の最初のレシーブからの攻撃(QB12番名倉君4年)はダウン更新出来ずパント。次の立教の攻撃では第3ダウンのパスを母校ディフェンス陣がインターセプト、攻守交替となる。QB三輪君2年はテンポよく2回ファーストダウンを更新するが、パスをインターセプトされ立教ボールとなる。しかし直後の立教のパスを今度は母校がインターセプトし返し攻守交替。今度はQB1番西澤君3年に代わり、81番浦君3年へのロングパスが決まり立教ゴール前に迫る。そしてQB自らボールをキープして5ヤードランでTD(1Q、5分21秒)、TFPも決まり、7:0となる。(写真:F3)
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立教は1度ダウン更新するがパント。母校もQB12番でダウン更新出来ずこれもパント。立教はQB3番を中心にして、ランニングバック2番と21番の二枚を使いながら、オフェンス・ガードをリードブロッカーにしたランプレーが確実にゲインしていた。ここで第1Qが終わる。
第2Q、母校はQB98番のパス崩れのランが大きくゲインするが、ホールディングの反則があり罰退となる。結果パント。その後は一進一退でパントに双方共に逃れるしか手がない。2Q2分4秒、母校陣内23ヤードからの右サイドライン際をWRに走り切られ、ディフェンスも交わされてTDパスが決まる。7:7の同点となる。(写真:F4)
その後母校はQB三輪君がダウンを2度更新するが、最後パスをインターセプトされてしまう。しかし立教もパスの不成功が続き、前半終了。ハーフタイムショー。(写真:F5)
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(写真:F6)
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(写真:F7)
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後半開始直後から立教は3度ダウンを更新し、自陣26ヤードから母校内19ヤードまで何と57ヤード前進し最後はFGを決めて、7:10となった。
直後の母校の攻撃ではRB31番山本君4年が左サイドライン沿いにロングゲインをしたが、タックルされてボールをファンブル、リカバーされてしまう。実に惜しいミスだ。こういうミスや反則が試合を左右させてしまうのだ常だ。立教はターンオーバーで得た自陣44ヤードからのチャンスを生かし、RB21番の2度のロングゲインでTDを上げた。最後の39ヤードランは見事だった。結果、7:17となる。(写真:F8)
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母校はキックオフ・リターンで大きくゲインし、QB1番からのパスと29番谷田君3年のランで立教陣内に入り、最後は29ヤードからのFGを9番廣田君4年が決めて、10:17と追い上げる。
第4Q、立教の攻撃が続く。攻守に母校は冴えない。立教のランを立て続けに決められ、2分39秒、母校陣内29ヤードから、またまた右サイドラインを走られ、パスがゴール内でキャッチされてしまう。10:24だ。(写真:F9)
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母校はQB三輪君がパスを決めながらダウン更新を続けるが、最後の最後でパスを奪われ、遂に自滅してしまった。(写真:F10)
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この試合、前半はどうにか互角に戦っていたが、後半は2番と21番の立教ランニングバックに走り捲くられ、挙句はサイドラインを走りあがるパスを決められ、圧倒された。オフェンスにも工夫なく、プレーの数も種類も少なく、3人のQBをシリーズ毎に使い分けることも意味が分からず、ディフェンスもただただ押され続けるだけという情けなさ。これではプロのコーチを雇っている意味がない。即刻解任すべきだ。練習試合だから、勝ち負けを気にしないというのならば、試合などするべきではない。試合は試合だ。相手に対する尊敬すらないのか?こんな負け癖のついたチームに次はない。根本的に考え方を変えないと秋のシーズンは全敗となるぞ。4年生が大量に抜けたというのは理由にはならない。練習をちゃんとやってこなかったから下級生を含めて即戦力がいないのだろう。経験者が多いのだから、やる気を出させ、猛練習するしかない。そのためにはヘッドコーチを変えないと、ハワイ流の練習では駄目だったというのは、昨シーズンから分かっていたことではないか。檄をあえて飛ばしておく。