「春の早慶戦」

「春のフットボール・シーズンⅡ」
「春の早慶戦」
毎年4月29日に駒沢陸上競技場を貸し切って行われる対抗試合は、今年で66回目となる「早慶アメリカン・フットボール対抗戦」だ。当日は初夏を通り越して真夏の気温と強烈な太陽の光が降り注ぐ中、行われた。「いざ、出陣」だ。(写真:F1)

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米国から招かれた主審によるコイントス。(写真:F2)
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母校のキックオフで試合開始となる。(写真:F3)
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先週の同志社戦を辛うじて勝利したものの、攻守共に問題を抱える母校が果たして、有力校の早稲田にどれだけ肉薄出来るかという点に注目されたが、最初の早稲田の攻撃を凌ぎ切り、パントを蹴らせる。母校は自陣46ヤードからのシリーズに2年生QB98番三輪君を投入、パスとランで敵陣に入り込みファーストダウンを更新したが、直後のシリーズでパスをインターセプトされて攻守が変わる。早稲田はパスとランを組み合わせ、母校陣内20ヤードからのFGを成功させ、0:3とリードする。
キックオフ後の母校のシリーズはダウン更新出来ずパント。早稲田の攻撃シリーズ中に第2Qとなり、早稲田がダウンを更新し続け、ゴール前5ヤードから左オープンを走りきりTD,TFPも決めて、0:10とリードを広げた。
次の母校の攻撃もQBサックを食らい、大きくロス、結果パンとで攻撃権放棄となる。早稲田の見事なヴァリエーションのある攻撃にダウン更新を重ねられる母校。ディフェンス陣もやられっぱなしだ。そして母校陣32ヤードからの長いFGも決められて、0:13と更に差を広げさせられた。
と母校の次のシリーズは、QBを三輪君と12番4年生の名倉君が交互に出て、パス中心の攻撃で、第2Q残り46秒、QB三輪君から81番への13ヤードのパスを決めて始めてのTDを上げる。TFPも決めて、7:13となる。
ここでハーフタイム。本日は塾長も試合に駆け付けて頂く。この日は4試合の色々な試合があり、この試合の前は隅田川の早慶レガッタの応援ということで忙しい日のようでした。塾長、応援ありがとう御座いました。ハーフタイムショー。(写真:F4)
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第3Qも母校の攻撃は進まず、折角早稲だのパス攻撃を防いでいたものの、最後のミドルパスを決められてしまう。結局このシリーズ早稲田は自陣20ヤードからの攻撃をパス中心でどんどん陣地を進め、TDパスを決めてしまう。ランとパスが上手く噛み合った攻撃だった。TFPも決まり、7:20となる。
次の母校の攻撃では、98番三輪君からのパスが決まり敵陣内に進むが、ここで第4Qに。早稲田陣47ヤードからの三輪君からのパスがインターセプトされて、そのままゴールに。7:27と大きく開かれてしまう。
その後、QB名倉君はパスのレシーバーが見極められず、長くボールを持ち過ぎ、結果無理なパスをしてインターセプトされてしまう。このチャンスを早稲田は見事生かし、母校ゴール前10ヤードでのプレイアクションパスが決まりTD。TFPも確実に決めて、7:34となる。
次のシリーズではまたまたQB三輪君からのパスがインターセプトされ、早稲田はゴール前35ヤードからのFGを決めて、7:37となる。
残り時間も2分を切り、母校はダウン更新を続けるが、結局ゴールラインを割ることが出来ず万事休す。7:37と完敗を喫した。(写真:F5)
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オフェンスもディフェンスも全くの未完成だし、プレー数が少なく、単調な攻撃ばかり。ファンダメンタルも
大切だが、余りにも単調過ぎる。チームとしての動きが全く機能していない。攻守共にキーになるプレーヤーが不在だし、得意プレートいうのが見えない。これはコーチ陣の責任だと思う。何を教えているのか?またQBの使い回し、所謂2枚看板には納得出来ない。これまで全く試合で使われていない4年生QBを出すことに何の意味があるのか?最終学年だからという温情主義だったら止めろ。コーチの責任重大だ。高給取りが働いていないとしか思えない。