「高校、県大会優勝」

「J  REPORT 2015 10月第3週」
「リタイアメント・ノート 7年3ヶ月目」、
「VOL。920 SINCE AUG.12th、1983」
「高校、県大会優勝」
私も三年間プレーした母校の高校の「アメリカン・フットボール部」が神奈川県大会決勝に進出した。10月11日の日曜日、日吉の陸上競技場は午前中の小雨の影響で肌寒い。高校の部員は何と97名だとか。勿論大学は今年は200名にも達しているという。決勝戦の相手は「法政二高」、強豪だ。試合は私の中学時代の恩師である「香山先生」(当時は数学)のお孫さん、背番号27番のS君のキックオフで開始された。前半は法政が圧倒的に優位に試合を進めるが後一歩で何とか母校のディフェンスが耐えている。数少ないチャンスで約35ヤードのフィールドゴール(FG)をS君がキックで決めて、母校が3:0とリードした。(写真:S君がFGを決める)

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しかし前半終了近くで法政に攻められこれもFGで同点となった。このままでは圧倒的に法政有利で馬鹿負けするかとひやひやだった。しかし、後半に入るとまるで別人のようになった母校のチームはランもパスもさえ、遂にタッチダウン(TD)。トライ・フォー・ポイント(TFP)も決めて母校が10:3とリードした。(写真:母校のラン攻撃)
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その後も法政ディフェンス陣を縦断してS君のランでTD。TFPも決めて17:3。更に敵陣でのFGもS君のキックが成功して20:3となった。これで一安心と思った途端、法政のロングパスが決り、20:9に。だがTFPは失敗。(写真:母校のディフェンスで法政はロス)
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更に法政は攻める。母校のパス・ディフェンスでの反則(パス・インターフェア)が相次ぎ、たちまちゴール前に攻め込まれる。そしてTD。しかし、2点を狙ったランプレーが失敗し、母校20:15となったが、残り時間は既に2分を切っていた。時間との勝負だ。一進一退を続けたが、遂に試合終了のホイッスルが鳴る。ほっと一息つきました。これで関東大会進出です。
今年から北海道地区の代表も関東大会に出ることになったとのことで、神奈川県の枠が従来の3校から2校になったので、母校と法政二高が関東大会に行く。関東大会の覇者が年末に関西代表と日本一(クリスマス・ボウル)を争うことになる。東京地区は早稲田大学学院高校が強い。東京都と神奈川県の戦いになるだろう。
私が高校時代の部員数は30名もいなかったと思う。同期は10名もいなかった。大学でも40名いれば御の字だったが、正に隔世の感がある。高校のラグビー部も100名を超えているらしいし、当然野球部もそうだろう。そう考えてみると母校の高校は生徒全数の半分はどこかの体育会の運動部に入っているのだろうか?スポーツをするということは教育効果を含めて非常に重要だと思うので、どんどん活躍して部員が増えることを祈ろう。

「戌の日」

「戌の日」
10月13日は暦を見ると「戌の日」だ。長男の嫁が妊娠して五カ月目、戌の日に「岩田帯」を結ぶ儀式を行うために「乃木神社」を訪れた。この日は都内は快晴で暖かい。嫁は身体もふっくらとし顔も幾分丸くなったようで本人も全体的に丸くなったといっていた。お腹も大分出てきたようだった。さて神殿で神官の祝詞を聞き、お祓いを受け、玉串を奉納し、お神酒を頂き、本殿に参拝し二礼二拍手一礼して無事儀式を終えた。神社からは岩田帯を頂き、まずは一安心。来週20週目の診察が病院であり、その時点で男女の別が分かるという。(写真:お神酒を頂く)

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清々しい気分で乃木神社を後にして、息子夫婦と両家の親4人の6人で軽く蕎麦屋で食事をした。(写真:長男夫婦)
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聞くと予定日は3月で2月から産休に入り、出産後8週間の産休があり、その後育休が1年間、その時点で保育園に入れなかったら、更に最長3年間の育休があるというから恵まれている。何は兎も角、丈夫で元気な子供が生まれることを祈るだけだ。我が家を継ぐ孫だから本当に嬉しい限りです。(写真:乃木坂長寿庵のおろし蕎麦)
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「2015 私の勝手な映画批評シリーズ」
映画「図書館戦争 The last mission」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年165作目)
荒唐無稽のお話しだが、今回は戦闘シーンばかりでその中に上官を慕う女性らしい描き方がなんともいえない雰囲気を醸し出していた。こういう映画が今は多分ヒットするのだろう。
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映画「先生と迷い猫」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年166作目)
退職した小学校の校長先生。妻は愛情を注いでいた野良猫を「ミー」と呼んでいたが、亡くなった。猫を見ると先生は妻を思い出すので猫を追い払う。ある家では「そら」、他の家では「玉子」と呼ばれていた猫。ある日から見えなくなった。先生は猫を必死に探す。町の人たちも協力して探すのだが、、、。猫の演技が素晴らしい。
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映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」(角川シネマ有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★(今年167作目)
女性の庭師がヴェルサイユで宮殿の庭の一部を作るというお話しだが、つまらなかった。

映画「マイ・インターン」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年168作目)
70歳のシニアの男性が応募に応じてインターネット企業に就職。若き女性経営者を助けて彼女の成長を見守るというお伽ぎ話しのような物語でした。

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映画「ピッチ・パーフェクト2」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年169作目)
アカペラの世界選手権に出たアメリカの女子大学生の物語。

映画「ファンタスティック・フォー」(TC日劇にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年170作目)
天才少年が物質の瞬間移動装置を開発した。それを使用したら異次元の世界に行ってしまい、また戻ることが出来た。そこで5人の若者が異次元に向う。そこで物凄いエネルギーを浴びて超能力を獲得してしまうというファンタスティック・フォーを後に呼ばれるアメリカン・ヒーローになったという物語の原点のお話し。

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日経新聞10月16日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「アデライン、100年目の恋」が3つ星、「ボーダレス ぼくの船の国境線」が4つ星、「ジョン・ウィック」が2つ星、「白い沈黙」が3つ星、「ヒトラー暗殺、13分の誤算」が3つ星、「海賊じいちゃんの贈りもの」が2つ星、「ベトナムの風に吹かれて」が2つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」「人生スイッチ」「筑波海軍航空隊」「天空の蜂」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」「ラブ&マーシー」「ジェラシック・ワールド」「ミッション・インパセブル」「アンフェア the end」「キングズマン」「テッド2」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「Dearダニー、君へのうた」「カリフォルニア・ダウン」「ポプラの秋」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は不老不死温泉(青森)、弘前城(青森)、釜石(岩手)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)、8月はアメリカ西海岸(シアトル、LA)、9月はアメリカ南部(ヒューストン、ナチェス、メンフィス、ツゥペロ、ニューオーリンズ)でした。

「2015 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「雪まろげ」(今井 絵美子 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年221冊目)「人情おかんヶ茶屋」シリーズ第6弾

「日曜日の歴史学」(山本 博文 著)新潮文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★★(今年222冊目)
絶対お薦めの本です。次の項で詳しく話します。
「政争」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年223冊目)「禁裏付雅帳」シリーズ第1弾
最近この作家の作品は必ず読んでいる。面白い。

「秋しぐれ」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年224冊目)「風の市兵衛」シリーズ第16弾
この人の作品も面白い。涙が湧き出すお話しでした。

「狐舞」(佐伯 泰英 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年225冊目)「吉原裏同心」シリーズ第23弾

「次男が結婚」

「次男が結婚」
10月6日は次男の誕生日だったが、その日に嘗てから一緒に暮らしていたN子さんと結婚入籍した。式等はまだ未定だが、これで私の子供たちは全て結婚したことになる。まあ家長としては一安心だ。次は孫の顔を早く見られることを楽しみにしよう。(写真:次男夫婦)

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銀座の中華料理の店で新しい家族4人で簡単な食事をした。次男は大学卒業後、社会人となったが3年で会社を辞めて、貯めた金でスペインに3年間留学?遊学した。今はIT関連の会社に勤めているが、昔から海外に行くことが多かった息子だった。小学6年と高校3年の時にブラジルにそれぞれ1ヶ月のサッカー短期留学に一人でチャレンジしたし、まあ独立心の高い子供だったと思う。早く身を固めてと思っていたが、漸くの結婚でN子さんのご両親にも安心してもらえてよかったと思っている。(写真:家族)
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「神無月」
10月は昔の呼び方で言うと「神無月」(かみな つき)となる。これは全国の神々が皆、出雲大社に集まってしまうので、神様がいなくなるということらしい。日本は八百万の神が居られるのだから、皆が出雲に集まるというのはどういうことなのだろうか?神様で大混雑しているのだろうか?逆に出雲では「神有月」と10月のことをいうらしい。英語を始めた頃、不思議に思っていたのは英語では暦の月に名前が付いている事だった。考えてみれば日本でも昔は月に名前があった。今は数字で月を現しているが、英語圏では今も名前で月を呼んでいる。アメリカでは月を数字で書くこともあるので、便利さでは数字で月を呼ぶほうがいいと思うのだが。まあどうでもいいか。(写真:路端の花)
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「日曜日の歴史学」

「日曜日の歴史学」(山本博文著、新潮文庫)
著者は東京大学教授で、NHKラジオ「ラジオ深夜便」で「江戸の歴史」を語っている人だが、ラジオも面白いが、今回の文庫本も歴史に興味のある方には是非お薦めしたい本だ。その中から幾つかをご紹介しよう。(写真:文庫本)

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1:身近な問題として「老後の健康―貝原益軒」の項では、江戸時代の本草学者として名高い貝原益軒が唱えた「三つの薬」とは、人間の老後の楽しみとして、正しい行動をして善を楽しむこと、病なくして快く楽しむこと、命長くして久しく楽しむことの3点をあげている。いくら富貴であっても、この三つの楽がなければ真の楽を得ることは出来ない。【これは正に正鵠を得ていますね】
2:「鎖国という言葉」についてだが、寛政・享和(1789-1804)頃に長崎通詞だった「志筑忠雄(しづただお)」が使ったのが初めだという。それまで鎖国と言う観念はあったが、言葉として最初に使われたのは彼が用いたことによるという。江戸時代、日本は隣国の朝鮮とだけ正式な外交関係を結んでいた。当時琉球は薩摩藩に占領され、幕府からは薩摩藩の一部と見做されていたし、オランダ人や中国人はただ単なる通商関係であり、国家間の外交関係はなかったし、アイヌ民族も松前藩との交易を行っているだけだったというのです。ですから江戸時代実質的には幕府は4つの窓口を持っていたので決して鎖国をしていた訳ではないという人もいるそうです。その4つとは「朝鮮、琉球」を「通信の国」、「オランダ、中国」を「通商の国」と見ることが出来るというのです。三代家光の時に事実上の鎖国体制にした訳ですが、これはキリスト教禁止令が目的で通商をしないということではなく、布教にくる宣教師を国内に入れないためであり、日本人を海外に出させない、また帰国させないということでした。
3:「羽柴武蔵大納言」と言う名前は誰の名前でしょうか?これは「徳川家康」に「豊臣秀吉」から与えた名前です。これは秀吉に提出された「起請文」で家康が署名した時の名前です。後の徳川時代になり秀吉から与えられたということでは都合が悪いのでどうも破棄されたようですが、一部のみが秀吉の正室「ねね」の実家である木下家に実存しているそうです。【歴史は後世の権力者により書き換えられる典型的な例のようです】
4:「桜田門の変」ですが、大老が襲撃され殺害されるという大事件ですから、「評定所」では「五手掛」といって、寺社、町、勘定の三奉行と大目付、目付が担当して審議しました。自首した犯人達は皆大老の首を取ったと認めたのですが、彦根藩は藩の面子があるので主君は傷付けられただけで首は取られていないと主張しました。【不思議なお話しですね】
5:「年号から江戸時代を大きく掴む」では、「寛永」は1623年から始まり21年続きますが、これがほぼ三代「家光」の治世に一致します。幕府の基礎が出来上がった時代です。注目すべきは、後世「鎖国令」(寛政10年)と呼ばれる施策が取られたことと、「島原の乱」(寛政14年)が起きたことでしょうか。
次に「元禄」ですが、繁栄の時代の象徴として使われる「元禄時代」です。将軍は五代「綱吉」(1650年から30年間将軍職にあった)です。戦国の風潮が未だ残る時代背景に綱紀粛正を唱えたのが綱吉です。その一つが「生類哀れみの令」です。「忠臣蔵」の発端となった赤穂事件もこの時代です。
次が「享保」(元年は1716年)です。八代「吉宗」が幕府の役職制度を大改革した時代で徳川幕府中興の祖といえます。有名な人では南町奉行に抜擢された「大岡越前守」でしょうか。人材登用でも慧眼を発揮したのが吉宗だったようです。
次の「安永・天明」時代は「田沼時代」ともいえる「賄賂政治」の時代でした。この時代は賄賂も盛んでしたが、社会には活力が満ち溢れていたといいます。ですが、天災の時代でもありました。天明3年(1783年)には「浅間山大噴火」が起き、不作が続いて「天明の大飢饉」も起きます。一方で規制緩和の時代でもあり、寺社の開帳が盛んに行われたのも特徴の一つです。岡場所も復活したり、庶民に三味線が流行ったのもこの時代だったようです。

最後が「文化・文政」の時代です。19世紀初頭の1804年から1829年までの26年間で、将軍は十一代「家斉(いえなり)」の長期政権下でした。家斉の前半は松平定信が老中で「寛政の改革」を実施した時代で、後半が「文化・文政」となります。寛政の改革下には禁止されていた江戸の祭りが解禁となり、庶民にも贅沢な風潮が出てきた時代です。特徴的には深川八幡の祭礼に庶民が殺到し隅田川に架かる「永代橋」が人の重みに耐えかねて崩落し死者数百人を出したことです。諸外国の船が日本周辺に現われた時代でもあります。また洋学が発達し、医師シーボルトもこの時代の人です。庶民が本を読むようになったのもここの時代からと言われています。歌舞伎や浮世絵も最盛期を迎えます。
まだまだあるのですが、面白いのでぜひ本をお読みください。歴史好きには絶対にお薦めです。

「TCC STEAK & SEAFOOD」

「手前勝手世界食物語、第384号」
「TCC STEAK & SEAFOOD」
店の名前は「The ???? concerto」と言うらしい。???の部分は聞き取れなかった。銀座三越の目の前、「SONOKO」の入っているビルの5階にその店はある。ネットで「肉、銀座」と検索したら出てきたので試しに行って見た。だから初めての店だ。中々落ち着いた雰囲気でテーブルには白いクロスがビッシリと敷かれており、窓からは晴海通りとその向かいの三越がよく見える席に案内された。高そうな店だった。シンガポール系の店だそうで、頼んだのは「シンガポール・サラダ」@1200円、鶏肉が下になった上に色々な野菜が乗っている。周囲にある刻んだ野菜とごっちゃまぜにして食べる。味の基本はココナッツミルクだ。中々ボリュームもあり美味しい。これなら満足出来るかなと次の料理に期待が出てきた

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次は「ロブスター・テイル」@4900円でロブスター二匹分のテイルの部分が丸々出てきた。バターオイルに浸けて食べたが、まあこんなものだろう。味もまあまあ、大きさも納得、価格もこんなものかとほぼ満足出来た。(写真:ロブスター・テイル)
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メインは「リブ・アイ ステーキ 350g」@5900円だ。カットされたミディアムレアのステーキが熱々の皿に乗せられて出てきた。脂身もほどよく焼け、肉もジューシーで美味しかった。これを醤油風味のタレか、バジルとケイジャン風味のタレを掛けて食べる。カットされているので肉を切る手間も省け、本来ならば箸でも食べられる仕様になっているのが助かる。(写真:ステーキ)
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場所は銀座のど真ん中、値段は若干高いが、お酒を飲まなければ納得、満足出来るものだろう。味も4つ星は大丈夫だろう。ということで「TCC」、満足出来るお店でした。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「銀座三景」

「J  REPORT 2015 10月第2週」
「リタイアメント・ノート 7年3ヶ月目」、
「VOL。919 SINCE AUG.12th、1983」
「銀座三景」
「観光バスの列」
国慶節の連休も終わりだが、この期間中やはり銀座は観光バスの大行列が続いていた。勿論主役は中国人観光客だ。兎に角けばけばしい格好をした中国人達。男性はどうしてか短髪が多い。なぜだろうか?分からないが、一見して中国人だと分かるから不思議だ。土日の歩行者天国になると歩道と車道を隔てる段差のところに大挙して座っているのが、勿論中国人だ。バスはホコ天だから、8丁目から新橋方面或いは4丁目から東銀座方面に連なっていて交通渋滞の一因となっている。

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「数寄屋橋周辺」
漸く3年間の建設期間を経て「旧・東芝数寄屋橋ビル」が新しく完成しつつある。なんだか免税の店が入るショッピング街になるらしいが、東急不動産が開発した新しいビルがその容姿を見せつつあった。驚きはその隣の数寄屋橋公園が閉園されていたことだ。どうやら新しく造りなおすのか?小さな公園だが、岡本太郎氏の太陽の塔の小型版があるから覚えておられる方もいるだろう。確かに古い公園だから耐用年数に達したのかも知れない。
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「銀座和光」
先日NHKテレビで「旧・服部時計店」、今の「和光」のビルの建築の謂れを放送していたが、初代の服部金太郎氏の希望で「ネオ・ルネッサンス風」の正面が湾曲して歩行者が歩きやすいようにした特徴あるフォルムのビルが出来るまでの解説があったが、100年を経過し今も銀座のランドマークとしての雄姿を現している。
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「箱根にて」

「箱根にて」
同期の体育会の仲間達の集まりがあり、箱根へと向った。小田原に近付くと富士山が微かに見えた。快晴の空だ。箱根登山鉄道で箱根湯本へ、そこからバスで千石原に向う。うねうねと曲がりくねった箱根駅伝のランナーが通過する道を登る。途中宮ノ下からバスは右へと廻り更に山を登る。道の両側は宿屋かホテルか企業の寮か個人の別荘、土産物屋、食堂などが延々と続く。やがて30分程で「千石高原」という駅に着き、そこで降りる。そこは広大な「薄(ススキ)」の野原の中だった。(写真:ススキの原1)

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多くの人がススキの写真を撮りに来ていた。正に秋本番の箱根だ。(写真:ススキの原2)
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今夜の宿は創業380年、箱根で最も古い温泉旅館の「一の湯」グループの一つの旅館だ。グループのトップが我々の仲間で当日は19名が集まり、その内ゴルフ組が9名、残りは宴会のみ参加だった。私も宴会組だ。多いに飲み、多いに歌い、大宴会となった。小生は向って右端。(写真:G46)
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我々は昭和46年3月に大学を卒業したので「G46」(グルーヴ46)と名付けられている。「一の湯」の本館は塔ノ沢にあり、そこは勿論昔からお湯が出る温泉なのだとか。だが今噴火の問題で立ち入りが制限されている「大湧谷」では地下400mまで普通の水を送り、そこで地下から出る蒸気で熱して温泉水にして近所の温泉旅館に配っているのだという。だから本当の意味での温泉ではない訳だ。別に温泉好きではないのでどうでもいいが、これって何か納得出来ない話しだ。朝はバスで小田原まで乗り、そこからJRで帰京したが、本当に素晴らしい天気で箱根の周囲の森は一部が漸く色付き始めたばかりで紅葉には程遠かった。

「2015 私の勝手な映画批評シリーズ」
映画「屍者の帝国」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年159作目)
アニメ映画。19世紀ヨーロッパでは死者を蘇らせる技術が完成した。しかし復活した死者には魂はなく言葉を発しなかった。人間は死ぬとたった23g体重が減るという。即ちそれが魂の重さだ。魂を復活させようとした人たちの物語。残酷な話しでした。

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映画「バクマン」(TC日本橋にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年160作目)
集英社の「少年ジャンプ」は日本最大の発行部数を誇る週刊誌。そこに高校生の二人が漫画を持ち込み連載に挑戦するというもの。週刊誌の世界や漫画界がよく分かる映画だった。
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映画「パパの遺した物語」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年161作目)
著名な作家家族は自動車事故で妻を失い、幼い娘との二人暮らし。事故の後遺症で作家は長期入院することとなり、娘を伯母家族に預けざるを得なくなった。母との死別、父との別れ、娘の心は傷つく。7ヵ月後退院した父は娘との物語を遺作として後遺症が再発し死んでしまう。そんな不孝な人生を歩んで成長した女性の恋愛とそれに対する恐れを描く。
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映画「罪の余白」(ユナイテッドシネマ豊洲にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年162作目)
妻を出産時の事故で失った父と娘の二人暮らしの家族。高校生の娘が突然学校のベランダから落ちて死んだ。事故か、自殺か、それとも他殺なのか?父は教えていた大学を休学して真相を追う。娘の友達の不可解な行動、娘の日記から出てきた事実。心理ゲームの要素が凄い。恐ろしい女同士の争い。最後まで手に汗握る映画でした。女は怖い。
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映画「顔のないヒトラーたち」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年163作目)
戦後、ドイツ人が忘れたかったのは、戦時中「ナチス」の党員だったということだった。父親や家族をナチの戦争犯罪だといって裁判に引き出せるのか?そんなタブーに挑んだ男たちの物語。アウシュビッツにいたSSの兵士たちを次々と逮捕する。一人の小学校の教師は「右、左」と生徒を左右に分けていた。彼が行った犯罪はアウシュビッツに列車で到着した人たちを左右に分け、一列はそのままガス室へ、多は労働へと向わせる役割だった。だが、これはアウシュビッツのことを知らないと何のことか観客には分からないだろう。今は欧米では常識のことだが、こうして検察はドイツ人自身を戦争犯罪人として処罰した。歴史が変わった瞬間だった。
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映画「シャーリー&ヒンダ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて)私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年164作目)
不況にあえぐアメリカのシアトルに住む老婦人2人が「景気は経済成長をさせれば回復するのか?」という疑問を解決しようとしてニューヨークはウォール街に行くという実際のお話し。正にドキュメント映画なのだ。なぜゼロ成長では駄目なのか?循環した社会で物を消費しない社会では駄目なのか?疑問に誰も回答してくれなかったばかりでなく、ウォール街から追い出されてしまうのだった。
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日経新聞10月9日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「真珠のボタン」が5つ星、「マイ・インターンが4つ星、「ヴェルサイユの宮廷庭師」が3つ星、「名もなき塀の中の王」が3つ星、「カンフー・ジャングル」が3つ星、「ファンタスティック4」が3つ星、「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」が3つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
今年の★★★★★は、「ドラフト・デイ」「アメリカン・スナイパー」「博士と彼女のセオリー」「中島みゆき」「セッション」「ビリギャル」「あん」「人生スイッチ」「筑波海軍航空隊」「天空の蜂」
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」「深夜食堂」「シェフ」「パリよ、永遠に」「ソロモンの偽証」「くちびるに歌を」「イミテーション・ゲーム」「バードマン」「ギリシャに消えた嘘」「龍三と七人の子分たち」「駆け込み女と駆け出し男」「靴職人と魔法のミシン」「海街ダイアリー」「マッドマックス、怒りのデスロード」「愛を積むひと」「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」「チャイルド44」「アベンジャーズ」「バケモノの子」「ラブ&マーシー」「ジェラシック・ワールド」「ミッション・インパセブル」「アンフェア the end」「キングズマン」「テッド2」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「Dearダニー、君へのうた」「カリフォルニア・ダウン」「ポプラの秋」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)、3月は長野(長野)、千葉(銚子)、5月は福岡(博多)、熊本(熊本)、佐賀(武雄温泉)、6月は不老不死温泉(青森)、弘前城(青森)、釜石(岩手)を訪れました。

2015年の海外旅行は、2月のアメリカ(ハワイ)、3月のウズベキスタン(61カ国目)、4月のメキシコ(62カ国目)、5月は2度目のバルカン半島(アルメニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツゴビナ、スロベキア)、7月はブルガリア(63カ国目)ルーマニア(64カ国目)、8月はアメリカ西海岸(シアトル、LA)、9月はアメリカ南部(ヒューストン、ナチェス、メンフィス、ツゥペロ、ニューオーリンズ)でした。

「2015 歌舞伎観劇シリーズ」第1回目=2月大歌舞伎(歌舞伎座)、第2回目=4月大歌舞伎(歌舞伎座)

「2015 本の記憶シリーズ」
「もんなか紋三」(井川 香四郎 著)徳間文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年216冊目)「もんなか紋三捕物帳」シリーズ第3弾

「岳秘伝 撃撞の章」(北方 謙三 著)集英社刊 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年217冊目)「岳飛伝」シリーズ第14弾
水滸伝19巻、楊令伝15巻、そして岳飛伝が刊行中だ。全て初版で読んでいる。

「老中の逆襲」(土橋 章宏 著)講談社刊 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★★(今年218冊目)「超高速!参勤交代」シリーズ第2弾
昨年大ヒットした映画「超高速!参勤交代」の第2段の原作だ。面白い。

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「斬奸一閃」(鳥羽 亮 著)光文社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年219冊目)「隠目付江戸日記」シリーズ第10弾

「龍眼争奪戦」(佐々木 裕一 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J‘CRITICAL EYE)★★★(今年220冊目)「隠れ御庭番」シリーズ第3弾

「VWの不思議」

「VWの不思議」
ドイツの大手メーカーのVW社が苦境に陥っている。勿論悪いのはVWであるが、私には不可思議でしか感じられない。というのは原因はアメリカでの販売を上向かせるためには同社の「クリーンディーゼル」エンジンではアメリカの環境基準をクリア出来ないので不正ソフトを入れて基準を一時的にクリアしたというのだが、世界的に見てもアメリカはディーゼルガソリンの方が普通ガソリンよりも高い、多分世界唯一の国だろう。ヨーロッパでも日本でもディーゼルガソリンは普通ガソリンより安い。だから燃費がよくなれば(down sizingでエンジンを小型化し且つターボチャージャーで強力なエンジンにする)有利になるという理屈でディーゼルを普及させていったはずだった。だからアメリカでも同じ手法でやろうとするとまずスタートラインのディーゼルガソリン代が高いのだから、勝負にならないはずではなかったろうか?だからアメリカ市場をディーゼルで攻めること自体無理なのだ。そこを無視しての戦略は余りにも世界一の1000万台メーカーへの憧れが過ぎたとしか言いようがない。1000万台というのはどうやら禁句だと新聞にも書かれていたが、GMが1000万台で躓き倒産し、トヨタはリコールを噴出させた。そして今度は1000万台を視野に完全に入れたVWが落とし穴に嵌まった。なんとも世の中は不思議だ。

「癌の不思議」
最近芸能人が癌での死亡が多い。癌とは何なんだろうか?私は癌とはきっと神様がいや自然が組み込んでいた罠だと思うことにしている。癌になる要因は分からないが、多分自然はその罠(ある意味天敵か)を逃れたものが更なる進化をすることが出来るように組んである特殊な因子ではないか。罠はまだまだあるのだろう。次から次へと自然は人類にもその他の生物にも罠をしかけ、その罠から逃れられたもののみが進化の道を歩める。恐竜も絶滅はしていない。一部は生き残り、今の鳥となっているように、人類も癌などの罠を乗り越えられなければ次の進化はないのだろう。

「テキサスはBBQの本場」
テキサスで聞いた話し。この地方にはヨーロッパから特にドイツからの移民が19世紀多く入って来たという。そして彼らの生活から生まれたのが「バーベキュー」だという。ドイツではバーベキューをすることは家族や仲間達の間では常識だったという。その生活様式をテキサスにも持ち込んで「BBQ」がこの地に定着したという。今では勿論全米だけでなく世界各地でBBQは盛んに行われているが、どうも原点はこの辺にありそうだった。写真はテキサスのステーキハウスの飾りだ。

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「江戸の木戸」

「江戸の庶民の生活は楽だったか?76」
「江戸の木戸」
写真は江戸の町の「木戸」だ。江戸には必ずこういった木戸が設けられていた。そして「木戸番」がいて、午後10時になるとこの木戸を閉めた。防犯上の措置だが、だからといって通れなかったということではなかったらしい。身分、姓名を名乗り用件を言えば、拍子木が叩かれて次の木戸へと伝えられ通ることが可能だったようだ。それにしても町町に木戸があれば、庶民は安心して休めただろう。

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「羊羹と饅頭のいわれ」
「羊羹」とは羊のあつものと書く。遣唐使がもたらした羊肉のあつものに由来し、ときを経て菓子の流しものを羊羹と呼ぶようになったという。頂き物の「棹羊羹」(さおようかん)はハレの睨み鯛のごとく、手をつけずに放っておくのが礼儀、色変わりして砂糖の薄氷が張ったあたりで食べるのが作法だったとか。一方、「饅頭」は鎌倉初期に渡来し、源頼朝公が男児出生の祝いにと家臣に配られたのが初めだとのこと。または恐ろしいことに勝利の祝い膳に敵将の首を並べた名残りとも言われている。

「砂糖、和三盆」
八代将軍徳川吉宗がサトウキビから作る黒砂糖を白くせよと命じたことから、水はけのよい南斜面に丈の低い竹糖なる砂糖黍を植え、これを師走に刈り取り、汁を煮詰めて搾汁(さくじゅう)を取る。灰汁をひきながら煮詰めて冷やせば、赤身のある白下糖が出来あがる。これを麻布に包んで押し舟で圧し、糖蜜を抜いて行く。水を掛けて練りこみ、幾度となく糖蜜を抜き、更に盆の上で練る。三度盆の上で練ることから「和三盆」と呼ばれるようになったという。享保の頃までは白砂糖は全て中国から渡ってきていて、「三盆、頂番、並白」と呼ばれ珍重され、高価過ぎるので幕府の財政を揺るがすほどのものとなったので、吉宗は国産の砂糖作りを奨励した。これに応じた讃岐の高松藩が平賀源内を招き砂糖の精製に挑み成功した。これを「和三盆」や「雪白」と呼ばれ、高級な和菓子作りの支えとなったという。

「銀座ORIGOにて」

「手前勝手世界食物語、第383号」
「銀座ORIGOにて」
銀座8丁目交差点角にある「博品館」ビル。中国人が沢山土産を買うのでも有名な店だ。昨年クリスマスに孫娘の希望の品を買うのに苦労したのもここでだった。そんな博品館の6階に新しく出来たイタリアンの店があるというので行って見た。ネットでは「肉の店」というキャッチフレーズだった。肉を炭火で焼いたものが売りらしい。頼んだのは焼き野菜の「バーニャカウダー」。野菜の串が3本で1200円は高いなあ。(写真:バーニャカウダー)

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次に頼んだのが「400g・Lボーン・ステーキ」と称するものだった。Tボーンが売り切れだというのでLボーンを頼んだのだが、如何せん肉が薄い。1cmもない厚さだ。だから少しでも焼き過ぎると肉のニューシーさがなくなり、固くなってしまう。やはり肉はもっと厚めでジューシーなもののほうが美味しい。値段は3600円だから、1g9円でした。(写真:400gステーキ)
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TPPも大筋合意出来、いよいよ各国の議会の承認を待つだけになってきた。これで少しは安い牛肉やチーズが食べられるのだろうか?或いは安いワインが飲めるのだろうか?余り期待しないほうがいいのかな?
以上、箱根から帰ったばかりの勢古口がお送りしました。