「J REPORT 2015 10月第3週」
「リタイアメント・ノート 7年3ヶ月目」、
「VOL。920 SINCE AUG.12th、1983」
「高校、県大会優勝」
私も三年間プレーした母校の高校の「アメリカン・フットボール部」が神奈川県大会決勝に進出した。10月11日の日曜日、日吉の陸上競技場は午前中の小雨の影響で肌寒い。高校の部員は何と97名だとか。勿論大学は今年は200名にも達しているという。決勝戦の相手は「法政二高」、強豪だ。試合は私の中学時代の恩師である「香山先生」(当時は数学)のお孫さん、背番号27番のS君のキックオフで開始された。前半は法政が圧倒的に優位に試合を進めるが後一歩で何とか母校のディフェンスが耐えている。数少ないチャンスで約35ヤードのフィールドゴール(FG)をS君がキックで決めて、母校が3:0とリードした。(写真:S君がFGを決める)
しかし前半終了近くで法政に攻められこれもFGで同点となった。このままでは圧倒的に法政有利で馬鹿負けするかとひやひやだった。しかし、後半に入るとまるで別人のようになった母校のチームはランもパスもさえ、遂にタッチダウン(TD)。トライ・フォー・ポイント(TFP)も決めて母校が10:3とリードした。(写真:母校のラン攻撃)
その後も法政ディフェンス陣を縦断してS君のランでTD。TFPも決めて17:3。更に敵陣でのFGもS君のキックが成功して20:3となった。これで一安心と思った途端、法政のロングパスが決り、20:9に。だがTFPは失敗。(写真:母校のディフェンスで法政はロス)
更に法政は攻める。母校のパス・ディフェンスでの反則(パス・インターフェア)が相次ぎ、たちまちゴール前に攻め込まれる。そしてTD。しかし、2点を狙ったランプレーが失敗し、母校20:15となったが、残り時間は既に2分を切っていた。時間との勝負だ。一進一退を続けたが、遂に試合終了のホイッスルが鳴る。ほっと一息つきました。これで関東大会進出です。
今年から北海道地区の代表も関東大会に出ることになったとのことで、神奈川県の枠が従来の3校から2校になったので、母校と法政二高が関東大会に行く。関東大会の覇者が年末に関西代表と日本一(クリスマス・ボウル)を争うことになる。東京地区は早稲田大学学院高校が強い。東京都と神奈川県の戦いになるだろう。
私が高校時代の部員数は30名もいなかったと思う。同期は10名もいなかった。大学でも40名いれば御の字だったが、正に隔世の感がある。高校のラグビー部も100名を超えているらしいし、当然野球部もそうだろう。そう考えてみると母校の高校は生徒全数の半分はどこかの体育会の運動部に入っているのだろうか?スポーツをするということは教育効果を含めて非常に重要だと思うので、どんどん活躍して部員が増えることを祈ろう。