「VWの不思議」
ドイツの大手メーカーのVW社が苦境に陥っている。勿論悪いのはVWであるが、私には不可思議でしか感じられない。というのは原因はアメリカでの販売を上向かせるためには同社の「クリーンディーゼル」エンジンではアメリカの環境基準をクリア出来ないので不正ソフトを入れて基準を一時的にクリアしたというのだが、世界的に見てもアメリカはディーゼルガソリンの方が普通ガソリンよりも高い、多分世界唯一の国だろう。ヨーロッパでも日本でもディーゼルガソリンは普通ガソリンより安い。だから燃費がよくなれば(down sizingでエンジンを小型化し且つターボチャージャーで強力なエンジンにする)有利になるという理屈でディーゼルを普及させていったはずだった。だからアメリカでも同じ手法でやろうとするとまずスタートラインのディーゼルガソリン代が高いのだから、勝負にならないはずではなかったろうか?だからアメリカ市場をディーゼルで攻めること自体無理なのだ。そこを無視しての戦略は余りにも世界一の1000万台メーカーへの憧れが過ぎたとしか言いようがない。1000万台というのはどうやら禁句だと新聞にも書かれていたが、GMが1000万台で躓き倒産し、トヨタはリコールを噴出させた。そして今度は1000万台を視野に完全に入れたVWが落とし穴に嵌まった。なんとも世の中は不思議だ。
「癌の不思議」
最近芸能人が癌での死亡が多い。癌とは何なんだろうか?私は癌とはきっと神様がいや自然が組み込んでいた罠だと思うことにしている。癌になる要因は分からないが、多分自然はその罠(ある意味天敵か)を逃れたものが更なる進化をすることが出来るように組んである特殊な因子ではないか。罠はまだまだあるのだろう。次から次へと自然は人類にもその他の生物にも罠をしかけ、その罠から逃れられたもののみが進化の道を歩める。恐竜も絶滅はしていない。一部は生き残り、今の鳥となっているように、人類も癌などの罠を乗り越えられなければ次の進化はないのだろう。
「テキサスはBBQの本場」
テキサスで聞いた話し。この地方にはヨーロッパから特にドイツからの移民が19世紀多く入って来たという。そして彼らの生活から生まれたのが「バーベキュー」だという。ドイツではバーベキューをすることは家族や仲間達の間では常識だったという。その生活様式をテキサスにも持ち込んで「BBQ」がこの地に定着したという。今では勿論全米だけでなく世界各地でBBQは盛んに行われているが、どうも原点はこの辺にありそうだった。写真はテキサスのステーキハウスの飾りだ。