麹町にある歯医者の定期点検を受けた帰りに銀座まで歩いてみた。新宿通りを皇居に向って進むと突き当りが「半蔵門」だ。古地図を見てみると今の半蔵門会館のところは「馬場」となっていてお堀に沿って馬場の北側は大名屋敷と旗本の屋敷が続いている。右手に折れて暫く行くと「井伊家」の大きな屋敷となる。今の三宅坂の最高裁判所のある場所だ。今は「内堀通り」と言われている通りは当時は「さいかち河岸」と呼ばれていたらしい。内堀通りを数百メートル行くと「桜田門」となる。ご存知「井伊直弼」が水戸浪士によって討ち取られたところだ。元の半蔵門に戻って今の新宿通りの周辺はずらっと町屋になっている。両側を大名屋敷に挟まれているが、新宿通りに沿って1から2ブロック両側は町人街になっている。今の「麹町警察署やFM東京」などがそれに当る。また半蔵門は「半蔵御門」と呼ばれていたようだ。古地図にはそう記されている。他の門もやはり御門となっている。さてお堀に面しては大名屋敷、その後側は旗本の屋敷、新宿通り周辺は町屋とこのように分離していたようだ。桜田御門からお城に入った右手、即ち日比谷側には譜代大名の屋敷が馬場先御門、和田倉御門まで続いている。今の「皇居前広場」に当るところだ。ここに譜代大名10家の上屋敷があったということだ。今の「有楽町マリオン」とJR有楽町駅の間が当時は「南町奉行所」があったところとなる。半蔵門から逆廻りに今の「英国大使館」の場所には「前田タンゴ」等5家の大名屋敷があったと記されている。さて古地図片手に東京を歩くのも面白いものだ。昔の道は必ず現在の道の元になっていて、そこには江戸時代が息づいているのだ。NHKテレビの「ブラタモリ」という番組があるが、これも昔の江戸と今の東京を比べながらの街巡り、楽しい番組だ。
カテゴリー: 随筆
「豊洲新市場」
いよいよ「築地市場」の新しい移転先である「豊洲市場」の工事が始まった。まだ小さな重機が入っただけだが、これから本格的に土壌改良工事等が行われ、その後建設工事となるのだろう。豊洲新市場と晴海を結ぶ新しい橋も既に完成しているので、築地側と豊洲側を結ぶ橋は都合3つとなる。下流から名前は知らないが新しい橋でまだ開通していないもの、中間に「豊洲大橋」、上流に「晴海大橋」となる。2年後に完成した暁にはこの辺りは交通渋滞の名所になってしまうのだろう。さて最近公務員住宅が問題となっている。「東雲住宅」もその話題の一つで36階建ての高層アパートでありながら5万円以下の安さに驚かれた方も多いだろう。東雲は豊洲の隣接地でもあり、都バスが数分おきに走っているし、「有楽町線豊洲駅」や「ゆりかもめ豊洲駅」にも歩いて10分程度で行ける場所にその住宅は建っている。真近に「イオン東雲SC」もあるから実に便利なところだ。庶民からすれば批判が出るのも当たり前だろう。その職住近接と安さゆえに。私の住むマンションの近くにも数棟の公務員住宅が昔からある。その実態は知らないが、恐らく付近の家賃の4分の1程度なのだろう。付近にある都営住宅よりは間違いなく安いと思う。
映画
映画「ミッション・8ミニッツ」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年182作目)
アメリカ軍の特殊研究施設では死亡する直前の8分前に戻すという技術が開発された。それはテロ対策に利用させるのだという。一人のアフガンで戦う男が戦死した。だが彼の記憶はシカゴに向う電車の中の男に転送された。そして彼の任務はこの列車を爆破し更にシカゴ市内で爆破事件を起こす犯人を見付け出すというもの。何回も失敗しては8分前に戻る男。そこで漸く糸口が見え出してきた。ちょっと変わったSF物だったが、意外に面白い。
映画「三銃士」(みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年183作目)
フランス国王に忠誠を誓う三銃士とダルタニアンの物語。ヴェニスでダビンチの飛行船の設計図を奪い取った三銃士たち。だが設計図のコピーを美人ダブルスパイに奪われ、それがイギリスに渡ってしまう。そしてフランス王妃の貴重な首飾りも奪われてしまった。奪い返すべく三銃士とダルタニアンはイギリスに向う。飛行船同士の戦いは果たしてどうなるのか?勿論分かってますよね。主人公達が負けるはずがない。
映画「ステキな金縛り」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年184作目)
三谷幸喜監督作品。深津絵里演じる弁護士はいつも失敗ばかり。最後の仕事として与えられたのは殺人事件。犯人は妻を殺したとされている。しかし容疑者の夫はアリバイがあると主張する。そのアリバイとは落ち武者の幽霊が出てきて金縛りにあっていたというもの。こうして幽霊が証人として出廷するという前代未聞の裁判が始まった。単純に面白いお話しでした。
映画「ウィンターズ・ボーン」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年185作目)
ちょっと不思議な作品だった。アメリカ西部の田舎町で父親が行方不明になった。その父親は麻薬製造の疑いで裁判所に出廷を命ぜられていた。出廷しなければ保釈金の担保に家と森を獲られてしまう家族は、病気の母親と17歳の娘とその幼い弟と妹だった。娘は父親を探し始めるが、父親の昔の仲間達に手ひどいめにあわされてしまう。父親は既に殺されていたのだった。そして彼女は父の骨を捜すのだが。
映画「フェアゲーム」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年186作目)
実話だ。911後、アフガンに続きイラクに核兵器や大量破壊兵器があるとしてイラク侵攻を行った米国だったが、実はCIA内部では核兵器はイラクにはないという事実を掴んでいた。しかしホワイトハウスは強引にその情報を無視した。そんな中でCIA工作員だった妻の実名が公開され社会から抹殺されそうになった事件が起きた。元外交官の夫と共にホワイトハウスの権力と戦う夫婦の物語。
映画「ゲーテ 若きヴェルテルの悩み」(日比谷シネシャンテにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年187作目)
先月のドイツ旅行でゲーテの生まれたフランクフルトの家「ゲーテハウス」や、彼が住んでいた家や親友シラーとの銅像などを観ていたせいか凄く感動させられた。ゲーテが法律家の道を歩む過程で知り合ったロッテという美しい女性との愛やその破局を描いた小説「若きヴェルテルの悩み」が出来た過程を描く。必見の価値あり。お勧めです。
日経新聞11月4日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「家族の庭」が4つ星、「ハラがコレなんで」が4つ星、「1911」が3つ星、「ラビット・ボール」が4つ星、「グレン・グールド」が3つ星、「東京オアシス」が1つ星、「がんばっぺフラガールズ!」が3つ星でした。
「シノプスシ147」
本「辻風の剣」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年330冊目)
本「悪滅の剣」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年331冊目)
本「深雪の剣」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年332冊目)
本「碧燕の剣」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年333冊目)
本「哀斬の剣」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年334冊目)
根津権現の辻番所を預かる「留蔵」と、浪人「田部伊織」、そして彼らに命を救われた記憶喪失の若者、仮称「辻風弥じゅう郎」が世の中の悪者達を退治していくというもの。だが遂に彼は己の過去を思い出した。
本「傷」(北原 亜以子 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年335冊目)
「慶次郎縁側日記」 元南町奉行所同心の森口慶次郎は45歳の年寄り。ある店の寮番をしながら暮らしていた。そこで起きる事件は?
本「雷迅剣の旋風」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年336冊目)
本「電光剣の疾風」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年337冊目)
本「天空剣の蒼風」(牧 秀彦 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年338冊目)
根津権現の辻番所に現れたのは七千石の大身旗本の息子「本多誠四郎」だった。去った「辻風弥じゅう郎」に換わって影始末を行うことになった。
有楽町ルミネ
「J REPORT 2011 11月第1週号」
「リタイアメント・ノート 3年目5月目」 「VOL.711 SINCE AUG. 12th、1983」
「有楽町戦争、その後は?」
10月28日には遂に「有楽町ルミネ」がオープンした。その数日前から「プランタン銀座」とその隣の「マロニエゲート」が共同で「ジャイアンツセール」をやって活気を見せていた。出るものも迎え撃つものも正に気合が入っていた。ルミネにはかなりの行列が出来ていたが、それでどれほど売り上げが上がったかは知れないが、「ルミネ2」の一階にはお菓子売り場もあり、これまでの西武百貨店とは全く違ったコンセプトになっていた。有楽町駅前に一角には改札口からルミネに続く通りを「ルミネ通り」と称してお菓子やパン屋が並んでいた。これによって人の流れは変わるのだろうか?消費者にとっては競争原理が働いてくれることで良い品が安く買えるならばこんなにありがたいことはない。果たして有楽町戦争の勝者は誰になるのか?ということで休日の昼間、両方の店を覘いてみたが、阪急の客足は今一つ、かたやルミネは若い女性客を中心にして混んでいました。第一ラウンドはルミネが有利か?
「人工関節」
ある新聞記事に女形歌舞伎役者の方のお話しが載っていた。それによると永年の舞台で膝を痛めたという。確かに女形、即ち女性の立ち振る舞いのためには膝は常に若干曲げている。日本舞踊もそうだ。そこで膝が変形してしまい、結果として両膝を人工関節に置き換えたというのだ。私も昨年9月に左膝を人工関節にした。今でこそ普通の人と同じように歩けるようになったが、世の中にはこういった症状で悩んでいる人が如何に多いかと言うことを改めて認識させられた。芸のためとはいえ歌舞伎役者も大変だ。
「手前勝手世界食物語、第223話」
ドイツから帰って来て最初にした外食はいつも行く有楽町の中華料理だったが、その店、実は本社は名古屋にあるチェーン店なのだ。そこでメニューが一新されていて、驚くなかれ「台湾ラーメン」がメニューに加わっていた。ご存知ですか?「台湾ラーメン」って。名古屋の人ならば大概の人は知っているはずだが、意外に知らない人もいる。「なぜ、台湾ラーメンなの?」と聞きたくなるが、なんだか知らないが所謂東京で言えば「坦々麺」なのだ。それが遂に東京にも進出してきたことになる。名古屋国際空港にも有名な台湾ラーメンの店「味千」が出店しているのだが、東京には別の店が出してきたのだ。果たして東京の人に台湾ラーメンは浸透するのだろうか?一言追加、名古屋では「台湾ラーメンのアメリカン」というのがあるのだ。辛さを控えめにしてスープを薄味にしているからコーヒーと同じようにアメリカンなのだという。
ドイツではビールとワインを飲んだが、ビールにはいくつか種類があり、一つは地元のローカルビール、これは普通の生ビールだ。一番人気は「小麦のビール」所謂白ビールと呼ばれている「ヴァイツェン・ビアー」だ。その次は黒ビールかハーフ&ハーフの「ブラウン・ビール」だった。やはり本場のビールは美味かった。
先日、胆のうの「超音波検査」の結果を聞きにいった。胆石があるのはもう30年近く前から確認されているので、毎年検査をしているのだが、今回は胆のうの一部が石で写らず、ひょっとすると何かあるかも知れないので再度今度は「CT」検査をするというのだ。ついでに「すい臓」の一部に水のようなものが見られるので、これも確認してみようと言う事になった。遂に「すい臓がん」か「胆のうがん」になったのだろうか?再検査は12月の嵐閧セ。
以上、ドイツから帰国して体調不良の勢古口が東京からお送りしました。
「秋田こまち」
有楽町駅前で「秋田こまち」の新米を売っていた。その為に若い女性が着物姿の艶やかさを見せていた。ちょっと声を掛けて彼女を撮影させてもらった。ここのところ銀座では「東北」各県の出店が臨時出店していて物産品を売っている。元の数寄屋橋東芝ビルでもここは北関東のものを売っている。被災地支援の一策なのだろう。
「有楽町戦争勃発」
先日10月15日に「阪急MEN’S TOKYO」がオープンした。28日には隣に「有楽町ルミネ」「有楽町戦争」の勃発だ。阪急のほうは「男子専科」に特化している。何回か入ってみたが、基本線は20代から40代くらいを照準にした比較的若い世代向けのものと、50代以上のある程度以上の収入のある男性向けが混在しているが、どの店もブランド品が殆どでそれなりの値段だった。まあもう買おうという意識もないし、観ても仕方がない。一方、ルミネのほうはやはり若い女性をターゲットにした店になるのだろう?そうすると戦争の相手は「プランタン銀座」「三越銀座」「銀座松屋」「松坂屋銀座店」等々の百貨店プラス周辺の専門店になるのだろう。私には関係のない話しでした。
「最近の東京スカイツリー」
久し振りにスカイツリーを眺めた。屋外に出ていたクレーンはまだあったが小さいものに替わっていた。着々と内装工事が続けられているのだろう。なんとなく周囲の景色にマッチしてしまった感がある東京スカイツリーでした。
「安行の植木市」
ドイツに行く直前に埼玉県は「安行」で行われていた「植木市」へ行った。友人のお誘いだったが、この安行と言う地は江戸の奥座敷みたいなもので江戸で大火が起こる度にここから新たな植木を運んで植えたという。その伝統が未だに息づいていて植木を育てている農家が沢山あるのだという。「盆栽展」もやっていたが、最高の作品は500年の年月も経つ松の木だった。「国風賞」というものを受賞した作品だったが、盆栽など分からない私でも確かに素晴らしいものだと感じた。この植木市の延長線上で来年6月にオランダに行くことになった。ここで世界的な植木市が行われているというのだ
映画
映画「一命」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年178作目)
ご存知歌舞伎俳優の「市川海老蔵」が例の事件前に撮影したもの。時代は関が原から30年後の江戸。幕府に改易され浪人が溢れていた。そんな中「狂言切腹」というものが流行っているという。大名家の門前で「腹を切らせてくれ」と言うので持て余し金を払って退散してもらっているらしい。若き浪人は妻が労咳、幼子は高熱を発していて已む無く3両の金を求めて井伊家に駆け込み切腹を願った。井伊家としては今後のこともあるので切腹させてやると言い出した。彼は竹光で腹を切ろうとした。凄まじい切腹シーン。そこで海老蔵が若き侍の義父として登場するのだ。老け役を海老蔵が演じていた。
映画「ブリッツ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年179作目)
主演は「ジェイャ刀Eステイサム」。ロンドン警察の警官が次々と殺された。その捜査に当るのが、彼だが、犯罪者には容赦ない対応をするのでマスコミから非難されていた。犯人は自らを「ブリッツ」と名乗り、マスコミに情報をリークする。ジェイャ唐フ相棒となった「ゲイ」を奄ウれる男と一緒に犯人を追う。
映画「カウボーイ&エイリアン」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年180作目)
主演は「ダニエル・クレイグ」と「ハリャ踏フォード」。西部劇にSF物を合わせた映画。西部の街をエイリアンが襲い人々を浚って行く。その理由は?エイリアンを倒すことが出来るのは左手に特殊な武器を装着させられてダニエル以外にはいなかった。息子を救おうとするハリャ唐ニ共に立ち上がった。
映画「キャプテン・アメリカ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年181作目)
副題は「ザ・ファースト・アドベンチャー」。第二次世界大戦のアメリカで身体の小さな若者が陸軍の秘密実験で強力な身体を得てヨーロッパ大陸で活躍するというもの。人気漫画の映画化だそうだ。
日経新聞10月28日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「ゴモラ」が4つ星、「ミッション、8ミニッツ」が3つ星、「ステキな金縛り」が3つ星、「三じゅう士」が2つ星、「ゲーテの恋」が3つ星、「ウィンター・ボーン」が4つ星、「密告・者」が4つ星でした。
「シノプスシ146」
本「空白の桶狭間」(加藤廣著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年313冊目)
信長が少数で勝った桶狭間の戦いの真実は?山の民との繋がりは?奇想天外な発想でした。
本「狂い咲き正宗」(山本兼一著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年314冊目)「刀剣商ちょうじ屋光三郎」シリーズ第1作目
元旗本御腰物奉行の息子「光三郎」が刀剣商になってその刀も目利きを発揮するという物語。
本「日暮らし 上」(宮部みゆき)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年315冊目)
本「日暮らし 下」(宮部みゆき)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年316冊目)
本所深川の同心「平四郎」と甥っ子「弓之助」が活躍する捕物帳。
本「始末屋」(藤井邦夫)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年317冊目)「評定所書役・柊左門 裏仕置」シリーズ5
本「闇の陣羽織」(鈴木英治)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年318冊目)
北町奉行所定廻り同心「沢宮官兵衛」は腕利きだが唯一の欠点があった。それは「方向音痴」だということだった。
本「真田雪村の遺言 上」(鳥羽 亮)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年319冊目)
本「真田雪村の遺言 下」(鳥羽 亮)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年320冊目)
大坂夏の陣の折、真田雪村の遺言で豊臣秀頼と真田大助は城から落ち延びた。そしてほぼ100年後、その決闘は紀州藩内で生き延びていた。豊臣復活の狼煙を上げたのは、行く末は八代将軍となる吉宗だった。吉宗が豊臣の直径の子孫だったという設定のお話し。
本「野望と忍びと刀」(鈴木英治)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年321冊目)「惚れられ官兵衛謎斬り帖」シリーズ2
同心沢村官兵衛が活躍するシリーズ物。
本「愛憎」(佐伯泰英)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年322冊目)「吉原裏同心」シリーズ15作目
吉原会所の「神守幹次郎」とその妻「汀女」が吉原を守り抜くお話し。
本「湿風姻る」(芝村涼也)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年323冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ1作目
本「春嵐立つ」(芝村涼也)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年324冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ作目
遠州の小藩から追われる身になった「筧忠兵衛」は江戸に逃げ込んだ。そこで起こる事件とは?鳶と魚河岸の若い者達の喧嘩を一人で手打ちをさせたりと大活躍。
本「一手千両」(岩井三四三)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年325冊目)
「なにわ堂島米合戦」世界初の先物米相場が立った大坂は「堂島」で相場師が活躍する。
本「湿風姻る」(芝村涼也)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年326冊目)「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズ1作目
「剣客旗本奮闘記」非役の旗本「青井市之助」は義理の叔父の大目付からの指示である犯罪を探ることになった。
本「紅染の雨」(藤原緋沙子 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年327冊目)「切り絵図屋清七」シリーズ2作目
江戸の街の家々の名前入りの地図を作ることを始めた男たちの物語。
本「猫見酒」(風野真知雄 著)朝日文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年328冊目)
「大江戸落語百景」落語になるような人情噺など10作を連ねている。面白くて笑い出してしまう。
本「アウトバーン」(深町秋生 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年329冊目)
「組織犯罪対策課 八神瑛子」上野署の警部補の瑛子は型破りの刑事だった。だがその腕前は凄く、事件解決には全てを捧げる。若い女性の殺人事件が起こる。いよいよ彼女の出番だ。久し振りに壮快な且つ壮烈な警察物語を読んだ。面白いの一言だ。
有楽町で戦争?
「J REPORT 2011 10月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目4月目」 「VOL.710 SINCE AUG. 12th、1983」
「ドイツの旅 後記」
ドイツから帰国したら途端に疲れが出てきてしまい、ぐったりとしている。なんだが老けたような気がする。さてドイツ旅行だが、正に駆け足であり、もうこういった旅行は勘弁だ。ドイツだが、いくつか驚いたことがあった。フランクフルトで「スターバックス」があったのでコーヒーを飲んだ後、地下のトイレ(ドイツ語ではトイレッテンというらしいが)に行ったら、鍵が掛かっていた。うろうろしていたら店員が来たので聞いたら「レシートにあるコードを打ち込むと開錠される」というのだ。なるほど、確かに店を利用した人しか使えないようになっているのだ。ヨーロッパのトイレは大体地下にある。下水に直結しているからなのだろうか?だが男性用の小用の便器の高さが凄く高い。大人はいいが子どもでは使用不可狽セろう。この利点はコックから便器までの距離が短いから横に漏れたりしないので床が汚れないといことは確かだ。
ヨーロッパは兎に角宗教的な都市ばかりだ。ドイツでは「DOM」所謂大聖堂が街の中心部にあり、それも巨大なものばかりだ。宗教がまず中心にあり、そこに住民が住むというパターンばかりだ。中世そのままに残そうというのだろうが、我々からすると辟易する。話しは替わるが「ローデンブルグ」という城壁に囲まれた中世の街で「市庁舎」に登った。一人しか通おれない狭い階段を昇る。それも有料で2ユーロだ。頂上は正に展望がよく全てが眼の下に見える。だが私の前にいた新婚さんの奥様が高所恐怖症で内側を向いたきり動けなくなってしまった。最上部は直径2?3m位の円形になっていて、一番外側の通路の幅は3?40cm程しかなく人は擦違えない。一方通行で廻るしか手がないのだ。彼女は緊張のあまり手を内側の手すりに掴まったままでどうにもならなくなってしまっていたのだった。実は私も高所恐怖症なのだが、彼女を見て逆に発奮してカメラを取り出して撮影することが出来た。でも本心は怖かった。写真は恐怖心を殺して漸く外の景色を写したものだ。
最近はワインボトルの封がコルクからガラスに変わっているらしい。これも自然を意識したものなのだろうか?リサイクル出来るのがガラスの栓だからだ。ライン川下りの船の中で試飲出来た高級ワインもガラスの栓だった。街のレストランで飲んだのもガラスだった。ちょっと驚いた。
さて再度に「アウトバーン」のことにもう一度触れよう。スピードリミットは普通は120km、一部は130km、工事区間は80kmの侮ヲがあった。兎に角車間距離を詰めて猛スピードで走る車が多い。ヨーロッパの中央部にあるドイツだから、各国のナンバープレートが付いた車が走っていた。街中は旧市街地は10cmほどの石が敷き詰められている。歩道も同じだ。今、日本で問題となっている自転車は専用路があるので自転車と人とは完全に分離している。このままの姿を恐らくこの先、何百年後も続けているのがドイツなのだろう。
最後にドイツの印象は「森と平原と大聖堂」だったと記しておく。
「手前勝手世界食物語、第222話」
「ドイツの食」
やはりツアー飯だから美味くない。12日の昼は「キャベツロール」だったが、いやに硬いキャベツでフォークの歯も通らなかった。夜は「チキンャeーのトマトメ[スかけ」。とにかく「美味くない」の、の一言に尽きる。夜飲んだワインはボトル当たり21.9ユーロでした。まあまあ合格点でした。夜中に目覚めたので街で買い求めてきた赤ワインを飲んだ。安かったが、それなりにまあまあの味、6ユーロ。飲めなければ捨ててきてもいいと思って買ったものだ。旅の楽しみは食なのだが、どうも安いツアー飯ではやはり期待は出来そうにない。夕食が当初嵐閧フホテル内レストランから変更になったのだが、添乗員がその場所が分からず、雨の中を右往左往してしまい、私はびしょ濡れでした。まあ旅の「垢落とし」でしょうか。昼も晩も基本は「スープ」「メイン料理+ジャガイモ」「デザート」で成り立っている。
13日の昼は「ザワービーフ」というものだったが、どうしたらこれだけ油が抜けきったぱさぱさの牛肉を提供出来るのか不思議でならなかった。どうやって作るのだろう?ポテトの方がよほど美味しいと思った。あとで調べてみたらこの料理は「リンダーブルスト」といい、牛の胸肉をコンャ<Xープで煮たものらしい。夜は魚料理で「マスのャeー」だった。今度は薄味でまあまあ食べることが出来た。しかしドイツ料理は全体に味付けが濃いと思う。特にスープの味は塩味がきつい。これでは喉が渇いてしょうがない。仕方なくビールで流し込んだ。
14日金曜日第4日目の昼食は「アイスヴァイン」、骨付きの豚肉を柔らかく煮込んだもので、これはボリュームもあり美味しかった。満足でした。東京でもたびたび食べているので私は納得が出来たが、その他の人は豚のコラーゲン一杯の脂身が苦手なようだった。私にとってはまずは合格点でした。夜は軽く「サーモンのフィレステーキ」で量も少なめ、かつ薄味でよかった。昼が重たかったので助かった。日本人には肉よりも魚の方が身体にもいいね。今日はビールを昼夜共に飲んだ。ドイツだけあって地元のビールはやはり美味しい。
15日(土曜日)第5日目の昼食は「ザクセン風玉葱と牛胸肉のャeー」。サイコロ状の牛肉を玉葱ベースのシチューで煮込んであったが、まあまあ合格点だった。これを食べ終えたのは午後3時。そして夕食が始まったのが午後6時。運転手の勤務時間の制約上の都合とはいえ、酷い間隔だ。夕食は「チキンの胸肉のグリル」でした。地元産の白ワインをボトルで頼み飲んだ。これはまあまあでしたよ。16ユーロ。料理のほうはこの程度の味なのだろう。文句は言わないことにした。旅行会社は日本人のために「牛肉、豚肉、魚、鳥肉」と種類を変えて楽しませるという心遣いは分かるが、それならばもう美味しいものを出して欲しいものだ。贅沢か?
16日(日曜日)第6日目
昼食のメインは「ミートボール」といわれたが、まるでハンバーグのような大きなものだった。同じレストランにJTBのツアー客が来ていたが、彼らはここニュルンベルグ名物の小指ほどの大きさの焼きメ[セージがメインだったそうだ。名物が食べられず残念でした。夜は中華料理。中華と入っても飲み物はビール位しかない。紹興酒もなかった。料理がどかどかと運ばれてきて、慌てて食べさせられたのでゆっくりと味合うことは出来なかった。トマトのスープ、酢豚、鶏肉と野菜の炒め物、牛肉とにんじんの炒め物、卵と海老の炒め物、レタスの煮物、ご飯、蒸しパン、デザートの柑橘類といった具合でした。味が分かりませんでした。
17日(月曜日)第7日目
朝食は「シェラトン」でバイキング形式だが、ここで「サーモン」と「鰊の酢漬け」があった。ちょっぴり嬉しくなった。街中の軽食を出す店で見ても魚類はサーモンと鰊はあったが、他の魚はなかった。昼は「ラビオリ」、夜は地元の「フランクフルト・メ[セージ」だった。地元の白ワイン(28.5ユーロ)も合わせて飲んでみたが、まあまあだった。食事に文句を言うのは止めよう。仕方ないから我慢、我慢。
18日(火曜日)第8日目
昼食には「なまずのフライ」が出た。白身魚であっさりした味がなんともうれしい。アメリカの南部料理の代賦iのはずだったが、今回ドイツで食べられたのは幸運だったのか?本当ならば「酢醤油」をかけて食べたかったのだが。兎に角日本人には受ける味具合だったが、これも量が多過ぎて皆さんたくさん残していた。さてドイツでの最後の晩餐には「カツレツ」がでた。豚肉を薄くして衣をまぶして揚げてある。これも本来ならば醤油で食べたい。ぐっと味が引き締まると思う。
19日(水曜日)第9日目
昼は「薄い牛肉のメ[ス掛け」だったが、サイドのポテトは美味しかった。夕食は搭乗する前にラウンジで茹でメ[セージを4本とビールを飲んだのでこれ以上は食べたくない。旅の楽しみの一つは食事だが、「流石ツアー飯、されどツアー飯」、食については感動なき感動の旅でした。
以上、製古口がドイツはフランクフルトからお送りいたしました。