有楽町で戦争?

「J REPORT 2011 10月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目4月目」 「VOL.710 SINCE AUG. 12th、1983」
「ドイツの旅 後記」
ドイツから帰国したら途端に疲れが出てきてしまい、ぐったりとしている。なんだが老けたような気がする。さてドイツ旅行だが、正に駆け足であり、もうこういった旅行は勘弁だ。ドイツだが、いくつか驚いたことがあった。フランクフルトで「スターバックス」があったのでコーヒーを飲んだ後、地下のトイレ(ドイツ語ではトイレッテンというらしいが)に行ったら、鍵が掛かっていた。うろうろしていたら店員が来たので聞いたら「レシートにあるコードを打ち込むと開錠される」というのだ。なるほど、確かに店を利用した人しか使えないようになっているのだ。ヨーロッパのトイレは大体地下にある。下水に直結しているからなのだろうか?だが男性用の小用の便器の高さが凄く高い。大人はいいが子どもでは使用不可狽セろう。この利点はコックから便器までの距離が短いから横に漏れたりしないので床が汚れないといことは確かだ。
ヨーロッパは兎に角宗教的な都市ばかりだ。ドイツでは「DOM」所謂大聖堂が街の中心部にあり、それも巨大なものばかりだ。宗教がまず中心にあり、そこに住民が住むというパターンばかりだ。中世そのままに残そうというのだろうが、我々からすると辟易する。話しは替わるが「ローデンブルグ」という城壁に囲まれた中世の街で「市庁舎」に登った。一人しか通おれない狭い階段を昇る。それも有料で2ユーロだ。頂上は正に展望がよく全てが眼の下に見える。だが私の前にいた新婚さんの奥様が高所恐怖症で内側を向いたきり動けなくなってしまった。最上部は直径2?3m位の円形になっていて、一番外側の通路の幅は3?40cm程しかなく人は擦違えない。一方通行で廻るしか手がないのだ。彼女は緊張のあまり手を内側の手すりに掴まったままでどうにもならなくなってしまっていたのだった。実は私も高所恐怖症なのだが、彼女を見て逆に発奮してカメラを取り出して撮影することが出来た。でも本心は怖かった。写真は恐怖心を殺して漸く外の景色を写したものだ。
最近はワインボトルの封がコルクからガラスに変わっているらしい。これも自然を意識したものなのだろうか?リサイクル出来るのがガラスの栓だからだ。ライン川下りの船の中で試飲出来た高級ワインもガラスの栓だった。街のレストランで飲んだのもガラスだった。ちょっと驚いた。
さて再度に「アウトバーン」のことにもう一度触れよう。スピードリミットは普通は120km、一部は130km、工事区間は80kmの侮ヲがあった。兎に角車間距離を詰めて猛スピードで走る車が多い。ヨーロッパの中央部にあるドイツだから、各国のナンバープレートが付いた車が走っていた。街中は旧市街地は10cmほどの石が敷き詰められている。歩道も同じだ。今、日本で問題となっている自転車は専用路があるので自転車と人とは完全に分離している。このままの姿を恐らくこの先、何百年後も続けているのがドイツなのだろう。
最後にドイツの印象は「森と平原と大聖堂」だったと記しておく。

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