「夜明け」

今、正に太陽が昇ろうとしている。「朝の来ない夜はない」と言われているが、今日もまた朝が巡ってきた。同時に月も満ち欠けをしながら地球の周りを巡っていて、これも確実に訪れてくる。しかし、少しづつ月は地球から遠ざかりつつあるという。数センチらしいが、毎年毎年地球から遠い軌道になっているという。何も確実と言うものはない。不確実、即ち卵ェ可狽ニいうものはないということなのだろう。昨年の大震災後の大津波はこれまでの我々の常識を超えていたとはいえ、過去の大津波を調べてみると同規模の大津波は1000年に一度程度づつ襲ってきていたのだという。我が国「日本」は常に自然災害に襲われ、しかしそれを乗り越えて歴史を築いてきた。破壊の度に立ち上がって復興復活してきたという歴史がある。再び我々は立ち上がらなくてはならない。そんな事を改めて誓う年だった。

「東京スカイツリーは634m」

昨年は建設中の東京スカイツリーが遂に最高点「634m」にまで達した。世界一の電波塔ということになるようだ。12月27日の新聞に「GDP」のランクが載っていた。「一人当たりGDP」が円高の影響もあり、日本は42,983ドルの14位に上昇したという。一応豊かさの目安となるのだろうが、主要国ではアメリカ(46,588ドル、8位)、カナダ(46,236ドル、9位)に次いでの14位でドイツ(40,123ドル、15位)、フランス(39,475ドル、17位)、イギリス(36,158ドル、18位)となっていたが、果たして実感はどうなのだろうか?中国はGDP総額では日本を上回って世界2位だが一人あたりとなると日本の10分の1程度、韓国(20,757ドル)は日本の半分以下の26位だというが、まあこれは公平な評価だろう。それにしてもトップを守り続けているルクセンブルグはどうやって稼いでいるのだろうか?ダントツの10万ドル越えには驚かされる。調べてみると一時は鉄鋼業が中心だったが、金融業にシフトした結果、欧州の金融センターとしての機狽ェ発揮されているという人口51万人の小さな国だという。立憲君主国「ルクセンブルグ大公国」が正式名称だとか。まあそれにしてもフランスとドイツの間に挟まれた小さな国なのだが、それにしても元気な国だ。この数年、よくヨーロッパに行ったが、その度に感じることは、「兎に角、働かない」と言うことだ。ラテン系は昼からは「シエスタ」だし、残業は勿論ない。彼らの考え方は「人生を楽しむ」ということだからだろうが、しかし働かなければ経済はおかしくなるのは当たり前だろう。ギリシャが公務員天国だというが、公務員は嘗ての共産圏と一緒で働かないはずだ。生産性が悪くて当たり前の世界なのだろう。だからヨーロッパには24時間営業の店などない。いかに日本のコンビニやスーパーが便利かよく分かる。それがロシアでは24時間営業をやっていたから驚いた。まあ21世紀は欧米の時代ではなくて、アジアや南米の時代になるのだろう。

映画

映画「聨合艦隊司令長官 山本五そ六」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年216作目)
大東亜戦争に一番反対していた山本長官の戦争突入とその最期を描く。真珠湾攻撃は失敗だったという。なぜならば敵空母が真珠湾にはいなかったからだ。またミッドウィでの大敗が戦況を決めてしまった過程を描くが、人間味溢れた姿も合わせて見せていた。

映画「ワイルド7」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年217作目)
荒唐無稽なお話し。犯罪者が最高検察庁の支持の元、犯罪者を殺害するというもの。彼ら7人は凶悪な犯罪者だったが、正義の味方として超法規的な立場で犯罪者を処罰する。正に荒唐無稽。

映画「永遠の僕たち」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年218作目)
両親を交通事故で失い、自身も30日もこん睡状態になっていた青年と脳腫瘍のため余命3ヶ月の少女が出会う。二人は恋に落ち、短い日々を充実させようとする。青年には日本人の特攻隊印ひろしの幽霊が見える。こうして不思議な3人の関係が遂に少女の最期まで続く。

映画「灼熱の魂」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年219作目)
母親が死んだ。その遺言には双子の娘には父親を、息子には兄を探すように示されていた。母親はキリスト教徒とイスラム教徒が戦い、更に内戦になったアフリカ北部の国の出身だった。兄はイスラム教徒の父とキリスト教徒の母親の間に生まれた蔑まれた子供だった。こうして双子の娘と息子は母のルーツを探るのだが、次々と判明する事実は驚くべきものだった。おどろおどろしい事実が遂に分かる。本当に驚かされた映画だった。だが必見の映画だ。

映画「鉄道員」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★★(今年220作目)
不朽の名作だ。イタリアはボローニャの鉄道員一家の物語だ。父親は50歳の頑固者、機関車の運転一筋の男。長男は無気力なサボり男、長女は妊娠して已む無く結婚。末っ子の少年が可愛い。この家族の1年を描くが、本当に素晴らしい作品だ。文句なし。

映画「ニューイヤーズイブ」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年221作目)
まあ、豪華なハリウッドスターの登場だ。ニューヨークの12月31日、ニューイヤーズイブの夜に起きる出来事をいろいろな人たちを通じて描く。愛あり憎しみあり、そして新しい出会いもあり、お金を掛けた映画でした。

最後に2011年の映画で、一番良かったのは外国映画では「英国王のスピーチ」でした。日本映画では特に言うべき作品はありませんでした。

「シノプスシ155
本「天才絵師と幻の生首」(佐藤雅美著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年371冊目)「半次捕物控」シリーズ
岡っ引きの半次の活躍を描くシリーズ

本「ご存知大岡越前 雲霧仁左衛門の復讐」(鳴海 丈著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年372冊目)
八代将軍吉宗とその右腕である南町奉行大岡越前守を描く。

本「トリックスター」(濱 嘉之 著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年373冊目)「警視庁情報官」シリーズ3作目
警視庁情報室室長の黒田が追うのはある宗教団体。だが詐去膜藷凾ェ複雑に絡むうちに、警視庁を攻撃することが密かに進行していることを知る。果たして警視庁を守れるのか?

2011から2012へ

「J REPORT 2012 1月第1週号」
「リタイアメント・ノート 3年目7ケ月目」 「VOL.719 SINCE AUG. 12th、1983」
除夜の鐘が鳴っている。不思議な気持ちにさせる108の梵鐘だ。行く年2011年、来る年2012年、どんな年なのか?私のような凡庸な人間には分からない。
「私の2011年と2012年」
昨年2011年の行動を総括すると、映画と歌舞伎は221本と4回観たし、本は373冊読んだ。これは週に換算すると映画4.25本、本は7.17冊になる。よくもまあ観たり読んだりしたものだ。海外旅行は1月のタイ、9月の韓国、10月のドイツ、11月のロシア、12月のベトナム・カンボジアに行った。リタイアしてからの3年半の間に結論から言うと、29回の旅行で延べ50ケ国に行ったことになる。一方、国内は「大人の休日クラブ」の安い周遊券で富山八尾の「風の盆」、長野「コスモス街道」「善光寺」、福島喜多方「ラーメン」等を巡った。そして一番は何といっても「初孫」の「栞ちゃん」の誕生だろう。念願の初孫だったから。彼女は多分22世紀を観ることが出来るのだろう。私は20世紀半ばから21世紀初頭しか観られなかったが、21世紀に生まれ過ごし、そして22世紀を観てもらいたいものだ。さて、昨年も毎日歩き回った。朝の愛犬「もも」との散歩、銀座への日課となる散歩等々で10km歩くという目標を立てたし、ほぼそれを実行した。残念ながら実行できなかったのが「禁酒」だ。この課題は今年もまた続けるしかない。娘家族が住む松戸と私の自宅の距離はほぼ30kmだ。基本的には水戸街道を行くのだが、途中にある橋で常に渋滞が起きるので、脇道の発見に努力中だ。なるべく住宅街の道を通過して幹線道路を通らずに行く道を探している。
さて、2012年はどんな年になるのだろうか?私なりに卵zしてみよう。昨年が前代未聞の円高だったが、今年も同じことが続くのか?ひとえに欧州の危機がどうなるか?ということになるのだろう。ギリシャが多分空しくユーロ圏から脱落する。そしてその影響はスペイン、イタリアを襲い、ユーロ危機が再燃されるのではなかろうか?すると欧州を最大の輸出先にしている中国がおかしくなる(既にその傾向は出始めているが)。その影響は勿論日本にも向うのだが、円は益々高くならざるを得ないのだろう。ドミノ倒しと言われる位の影響がギリシャ、スペイン、イタリアをきっかけにユーロ安、ドル安、そして円高を招く。頼みは発展途上国であるロシア、ブラジル、インドだが、果たしてこれらの国が世界経済を救えるのか?非常に疑問である。従って私の卵zは経済面では暗いと言わざるを得ない。だが逆にある意味で「買い時」なのかもしれない。意外なところにチャンスはあるのでは?と期待している。さて暗い面ばかりではないようにしたい。6月には友人2人と一緒にスイス、オランダへ行くことになっている。久々の個人旅行だ。楽しんでこよう。

「手前勝手世界食物語、第231話」

「ながさきのちゃんぽん麺」
東京虎ノ門の近くに小さな店がある。それが「ながさき」という店。この店はその名の通り、長崎名物の「ちゃんぽん麺」と「皿うどん」専門店だ。なぜこの店を知っているかと言うと、その昔、コンクリート杭のメーカーに勤務していた時にこの店の近くに業界の協同組合があり、毎週月曜日には会合があるものだから、その時に昼食に立ち寄ったことから知るようになった。私は「ちゃんぽん麺」が大好きで、勿論九州に行けばかならずどこかで食していた。栄養のバランスもよく、腹持ちもするし、当然美味しいし、安い。ラーメンを食べるよりはヘルシーだと思うから、好んで食べる。その昔、長崎で出来たというこのちゃんぽん麺は、やはり中華料理の影響を色濃く残している食事なのだろう。肉に魚介類、野菜と本当に上手く具材を集めたものですね。
以上、勢古口が東京からお送りしました。

「エルメスのクリスマスツリー」

キリスト教徒でもない私だが、やはりクリスマスとなると何か興奮してくる。銀座の数寄屋橋交差点近くにある「エルメス」「CHANEL」の店で聞いたが、今年は昨年より入店者、売り上げ共に多いという。ピークは23日から25日までらしいが、日本人だけでなく、世界中でクリスチャンではなくとも皆クリスマスを祝っているし、それに便乗してプレゼントを買って送るという訳なのだ。

「東京スカイツリーは?」
朝方愛犬の散歩途中、ふと東京スカイツリーを観ると、第一展望台には全てで灯りが付き、タワーには上から下まで、ほぼ100m置きに白いライトがつき、約1秒毎にパッ、パッ、と点滅していた。これまでには観られないものだっただけにちょっと驚いたが、いずれにしても夜でもそこにスカイツリーがあることが分かるようにライトが点滅していることは間違いないのだ。その後、クリスマスにはライトアップされると聞いていたので注意しているが今現在ではライトアップはされていない。その後、12月は2日24日25日と大晦日にライトアップされていることが分かりました。

「歌川国芳展」

六本木の「森アートセンタービャラリー」で公開中(2月12日まで)のb>「歌川国芳展」に行ってきた。感動した。元々この浮世絵師の才狽ヘ知ってはいたが、これほどだとは思わなかった。19世紀前半の江戸で活躍した彼は「国芳一家」として沢山の弟子を育てた。勿論「武者絵」「歌舞伎役者絵」「美人画」そして動物を描いた「擬人画」等素晴らしい作品が展示されていた。当時のブロマイドと言われている歌舞伎役者なども素晴らしいが、私が一番感心したのは、まずは何人もの裸の男性の図柄を組み合わせて一人の男の顔を描いた「騙し絵」的なものや、動物や魚を人に見立てて描いた風刺絵なども実に凄い。思わず笑い出してしまったくらいだ。鬼才と奇才が一緒くたになったその浮世絵は江戸時代末期の世相を繁栄しているのか、彼の多才さで驚かされた。一度ぜひご覧いただきたいと思う。日本屈指の浮世絵ばかりだ。

映画

映画「リアルスチール」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年211作目)
時代は2020年、ボクシングはロボット対決の時代だった。元ボクサーのチャーリーは突然現れた息子「マックス」と新しいロボットでそんな戦いに挑もうとした。古い考え方の父親チャーリー、そして若い11歳のマックス、二人はゴミ置き場から拾ってきた一世代前のロボット「アトム」でその戦いを始めるのだった。子役の演技が全てだ。

映画「フレンズ、もののけ島のナキ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年212作目)
人間から追われて「もののけ」たちは沖の島に逃げ込んだ。そこへ紛れ込んだ赤ん坊「こたけ」と「もののけ」たちの友情を描く。子供だけでなく親でも楽しめるアニメだ。感動の場面も多い。ぜひお子さんとご一緒に。

映画「サラの鍵」(銀座テアトルシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年213作目)
1942年7月フランスはパリ市内でユダヤ人が多数囚われた。それもナチではなくフランス人の手によって。その時、少女は弟を納戸に隠し鍵を掛けた。「必ず戻ってくるから静かに待っていること」という約束をして。だが収容所に送られた少女は何とか脱走を果たしてパリに戻ったが、そこには?2009年そのアパートに住むことになった女性ジャーナリストはこの部屋の秘密を探り始めた。そして出てきた事実と言うものは?本当に胸に詰まされるお話しだった。ぜひお薦めする映画の一つです。

映画「宇宙人ポール」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年213作目)
本当に面白い。笑いっ放しだった。60年前に地球に不時着した宇宙船から見つかった宇宙人がアメリカ軍の基地から脱走した。それを偶然助けることになったイギリスからやって来た漫画オタク二人とのドタバタ劇。果たしてポールと名乗る宇宙人は自らの星に戻れるのか?大人向け漫画でした。

映画「無言歌」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年214作目)
毛沢東は何をなしたのか?1960年「右派」の労働改革と称して多数の人たちがゴビ砂漠での開墾に送られ、劣悪な環境と栄養不良で死亡した。そんな現実を鋭く描く。亡くなった夫の墓を探すため次々と墓を掘る妻。とても直視できない映画だった。

映画「ミッション・インパセボル ゴースト・プロトコル」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年215作目)
満席でした。兎に角面白い。架空の物語とはいえ、手に汗握る演出は素晴らしいといえよう。

「シノプスシ154」
本「晩節」(佐伯泰英著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年367冊目)
「密命・終の一刀」シリーズ26。最終回。金杉惣三郎は遂に尾張名古屋で最後の死闘に望む。長かったこの物語も遂に終わりだ。

本「奇妙な賽銭」(澤田ふじ子著) 幻冬社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年368冊目)「公事宿事件書留帳シリーズ18」
京都の公事宿「鯉屋」の居候「田村菊太郎」が活躍する人情物語。いつもながら心温まる作品群です。

本「慕情の剣」(風野真知雄著) 時代文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年369冊目)「女だてら麻布わけあり酒場」シリーズ5
鳥居耀蔵と大塩平八郎の争いに巻き込まれていく酒場「小鈴」とその3人の仲間達。

本「召抱」(上田秀人著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年370冊目)「奥右筆秘帳」シリーズ9
奥右筆立花を守る柊衛悟は婿養子になる嵐閧セが、将軍家斉を狙うものたちに襲われるが。

クリスマス・ツリー

クリスマス・ツリー 過去の随筆一覧

2011/12/24
「J REPORT 2011 12月第45号」
「リタイアメント・ノート 3年目6ケ月目」 「VOL.718 SINCE AUG. 12th、1983」
「夜空に光り輝く三日月」
冬の澄み切った夜空に半月が光り輝いている。先日は「皆既月食」があったというが、丁度その時、カンボジアで民族芸狽フ踊りを観ており、残念ながら天体ショーにはお目にかかることが出来なかった。23日現在、月はやせ細った三日月となって日の出直前の東の空に浮かんでいる。なんと神秘的な光景だろうか。今正に出ようとしている太陽目指して月が近付いて行くような風景だ。この三日月は色々な国、特にイスラム圏の国の国旗に採用されている。何がイスラムとの関連なのかは分からないが、三日月はイスラムの象徴だということは間違いない。

「手前勝手世界食物語、第230話」

「長命寺の桜餅」
日本橋高島屋のデパ地下では木曜日、両国の江戸東京博物館では開館日は毎日、この下町名物の「長命寺の桜餅」が買える。その昔、八代将軍「徳川吉宗公」が隅田川沿いに桜を植えた。長命寺の寺男がその桜の葉を塩浸けにして餅を包んだものを売り出したところ評判を呼び、今に至っているという。実際に「長命寺」が桜餅を売っている訳ではなく、その門前で売っているのだが、有名になったものだ。バブル真っ盛りの頃、年に数度?向島の料亭で接待を受けたことがある。芸者さんたちとの会話が楽しく、楽団付きのカラオケも面白く、遊び呆けた後に車で送られる時にお土産で頂くのもこの桜餅だった。ほんのりとした甘さが桜の葉の塩味とマッチして本当に美味しい、そして上品な甘さが和の極みを浮オてるといえよう。江戸時代から続くこの餅の美味しさは日本独特の味を醸し出している。アメリカに行くといつも思うのだが、何でもお菓子類は兎に角甘い。甘過ぎる。あれだけなんで甘くしなくてはならないのだろうかと我々は思うのだが、味音痴の彼らにとって甘いことが全てなのだろうか?確かに江戸時代の日本では砂糖は貴重品だったから、高級な砂糖を使った和菓子は庶民には味合えないものだったのかもしれないが、それでも和菓子はちゃんと存在し、その姿の美しさ、味の美味しさを例えば「茶道」の中でも生かしている。欧米の甘さ中心のお菓子と微妙な味具合を大切にする和菓子との差は文化文明の差だといってもいいものだろう。
以上、勢古口が東京からお送りしました。早くも年末、もう半月もありません。いよいよインフルエンザが蔓延してきたようです、警戒してください。