「東京スカイツリーは634m」

昨年は建設中の東京スカイツリーが遂に最高点「634m」にまで達した。世界一の電波塔ということになるようだ。12月27日の新聞に「GDP」のランクが載っていた。「一人当たりGDP」が円高の影響もあり、日本は42,983ドルの14位に上昇したという。一応豊かさの目安となるのだろうが、主要国ではアメリカ(46,588ドル、8位)、カナダ(46,236ドル、9位)に次いでの14位でドイツ(40,123ドル、15位)、フランス(39,475ドル、17位)、イギリス(36,158ドル、18位)となっていたが、果たして実感はどうなのだろうか?中国はGDP総額では日本を上回って世界2位だが一人あたりとなると日本の10分の1程度、韓国(20,757ドル)は日本の半分以下の26位だというが、まあこれは公平な評価だろう。それにしてもトップを守り続けているルクセンブルグはどうやって稼いでいるのだろうか?ダントツの10万ドル越えには驚かされる。調べてみると一時は鉄鋼業が中心だったが、金融業にシフトした結果、欧州の金融センターとしての機狽ェ発揮されているという人口51万人の小さな国だという。立憲君主国「ルクセンブルグ大公国」が正式名称だとか。まあそれにしてもフランスとドイツの間に挟まれた小さな国なのだが、それにしても元気な国だ。この数年、よくヨーロッパに行ったが、その度に感じることは、「兎に角、働かない」と言うことだ。ラテン系は昼からは「シエスタ」だし、残業は勿論ない。彼らの考え方は「人生を楽しむ」ということだからだろうが、しかし働かなければ経済はおかしくなるのは当たり前だろう。ギリシャが公務員天国だというが、公務員は嘗ての共産圏と一緒で働かないはずだ。生産性が悪くて当たり前の世界なのだろう。だからヨーロッパには24時間営業の店などない。いかに日本のコンビニやスーパーが便利かよく分かる。それがロシアでは24時間営業をやっていたから驚いた。まあ21世紀は欧米の時代ではなくて、アジアや南米の時代になるのだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。