「手前勝手世界食物語、第209話」

「みやこ鮨」
昨年7月2日に亡くなった友人の「一周忌」に上尾のご自宅を訪れ、線香を手向けた後に、ご一緒した大阪時代の友人が蘭?オてくれていた南浦和の鮨店にお伺いした。ご一緒した元NKKの方のお父上の時代から通っている店だという。当日は埼玉にある有名な準大手銀行の地元支店の方たちが2階で宴会をしていた。駅裏の住宅街にある店だからご近所さんたちの集いの場でもあるのだろう。三々五々、地元の人たちが訪れる極々身近な店という印象だった。鮨は大好物だから遠慮なく食べた。ネタは築地で買い求めたものを地元の市場で売っているのを仕入れていると言う。やはり出所は築地だ。お店の人と話しをしていて、我が家が築地から近いのでほぼ毎日築地の前を通過していると言う話しをしたが、当然とはいえ東京近郊の鮮魚店や寿司屋さんたちは築地のネタが一番のようだった。私はと言えば、築地は通過するものの買い求めには行かない。なぜならば意外と築地は高いのだ。スーパーの方がかえって安いものが多い。それと人が多過ぎる。観光客を含めて人出が多いので買出しにはいかない。さて、当日のお鮨は美味しかったです。あてで刺身を食べ、好きな光物を食べ、焼き河豚の白子、そして最後に握ってもらい8貫ほど食べました。ご馳走様でした。
以上、東京から勢古口がお送りしました。

「竜馬像」

銀座の街中に突然「坂本竜馬」の像があった。なんとか党という政治政党の入口に置かれていたのだが、昨今の「竜馬ブーム」に乗ってのものなのか?今、歴史上で一番尊敬する人は?との問いにいの一番でこの人の名前が挙がるのだが、これは実は小説上で描かれた彼の姿によるものではないかと私は常々思っている。かなりそういう意味では美化され過ぎてはいまいか?そんなことを思いながら、その竜馬像を観ていると、全国の建設労働者の人たちのデモ隊が通過していった。「仕事をよこせ」というシュプレキコールを上げながら数百人歩いていたが、「よこせ」という言い方はないだろう。仕事は自らが得るものであって人から単純に与えられるものではないだろう。そこには自助努力があってしかるべきではなかろうか。坂本竜馬さん、あなたは、あなたなら、この事態をどう思いますか?

「暑い」
梅雨が開けたら途端に「猛暑」となった。毎日クーラーを付けっ放しにしているが、朝の散歩で5km、昼に約5km歩いているが、本当に疲れた。夜も寝にくいし、とうとう食欲までなくなってしまいそうだ。先日、埼玉県の上尾に行ったが、駅を降りた途端に、もわっとした熱い空気に包まれ驚いた。やはり東京都心から比べても数度の温度差がありそうだった。台風が接近していると言うが、ぜひ雨でも降らしてもらい、少しでも涼しくしてもらいたいものだ。

映画

映画「アイ・アム・ナンバー4」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年116作目)
他の惑星から逃げてきていた宇宙人を襲う別の宇宙人。彼らは地球をも破滅させようとしていた。こうした宇宙人同士の戦いが地球上で行われたのだが。まあ荒唐無稽なお話でした。

映画「はやぶさ」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年117作目)
全編CGだが、孤独に気球から小惑星「イトカワ」に向かい、そして地球へ帰還するまでを描く感動作でした。ナレーションのみが淡淡と聞こえる。

映画「ラスト・ターゲット」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年118作目)
数ヶ月前に読んだ本が原作のようなお話しだった。イタリアに滞在中のアメリカ人は実は銃の私的製造者。それぞれのニーズに合わせて特注の銃を作る。その特注の銃が完成するのだが、狙われたのは誰だったのか?

映画「水曜日のエミリア」(シネマトラスト有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年119作目)
既婚の男性(上司)と関係を持ってしまい妊娠したエミリア。だが結婚したものの相手には4年生の小学生男子の子供がいた。息子との関係が上手くいかない悩み、それに生まれたばかりの娘が突然死んでしまう。悩みに悩み遂に別居。こういった複雑な家族関係に翻弄されるエミリアを描く。家庭愛がテーマ。

日経新聞7月8日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「大鹿村騒動記」が3つ星、「ハリー・ポッターと死の秘宝パート2」が4つ星、「デビル」が3つ星、「いのちの子ども」が3つ星、「インクジェット・スルー・ザ・ギフトショップ」が4つ星、「PEACE」が3つ星、「導火線/FLASH POINT」が4つ星でした。

「シノプスシ133」(読書シリーズ133)
本「夢泥棒」(風野真知雄著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年190冊目)「女だてら麻布わけあり酒場」シリーズ3作目。
新たに女将になった「子鈴」を助けて3人が店の再建に奮闘する。

本「雨月の道」(稲葉稔著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年191冊目)「よろず屋家業早乙女じゅう内」シリーズ第一作目。
所謂何でも屋になった元旗本次男坊の早乙女が人助けに精を出す。

本「ふたり静」(藤原緋沙子著、)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年192冊目)「切り絵図屋清七」シリーズ第一作目。
古い江戸地図を最新版に改めて発行するというお話し。

本「逃がして候」(井川香四郎著、)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年193冊目)「洗い屋じゅう兵衛江戸日和」シリーズ第一作目。
本「恋しのぶ」(井川香四郎著、)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年194冊目)「洗い屋じゅう兵衛江戸日和」シリーズ2作目。
本「遠い陽炎」(井川香四郎著、)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年195冊目)「洗い屋じゅう兵衛江戸日和」シリーズ3作目。
月丸じゅう兵衛ら4人は人の人生を洗い直し、新しい人生を遅らせるという裏家業を生業としていた。

本「竜門の衛」(上田秀人著、)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年196冊目)「将軍家見聞役元八郎」シリーズ1作目。
八代将軍「吉宗」と大岡越前守の依頼で八丁堀同心から大岡の部下となった「三田村元八郎」が活躍する。

「碇」

豊洲と言うところは勿論旧「石川島播磨重工業」の東京ドックヤード跡地があった場所なので、あちらこちらに古い「碇」(錨)が置いてある。近くの佃島には江戸末期に勝海舟が始めた幕府の海軍操練所や造船所もあったところなので、この辺りは船に纏わる話題が多くある。「ララポート豊洲」にも古い碇はあるが、建造された船の名前を時期が刻まれたものもあり、現在の「IHI」の歴史の一端が分かる。ここから更に下流には「お台場」もあり、砲台が築かれていて、江戸末期の国防の一端を担っていたのだった。それから160年ほどの年月を経過し、今はもうこういったものでしか垣間見えない歴史の彼方になってしまった豊洲地区でした。

古代ギリシャ展

「J REPORT 2011 7月第4週号」
「リタイアメント・ノート 3年目1月目」 「VOL.694 SINCE AUG. 12th、1983」
「古代ギリシャ展」
上野の「国立近代美術館」で開かれている「古代ギリシャ展」に行って来た。「大英博物館」からの貸し出し物だという。だがいつもこういった展示会で納得出来ないのが「写真撮影禁止」だ。ご存知の通り、大英博物館は写真撮影OKだし、パリの「ルーブル美術館」もニューヨークの「メトロポリタン」も全て写真撮影OKなのに、どうして日本にやってくると撮影禁止になってしまうのだろうか?借り物だとはいえ、大理石の像にフラッシュが当っても関係ないと思うのだが、どうなんだろう?係員に問い合わせたが、その回答は「借り物です」の一点張りで納得出来ずに見て回った。一番有名なのは古代オリンピックの円盤投げの裸体像だ。筋肉の動きが良く分かり、本当に今にも動き出しそうな姿は流石だ。だがこれも本当の意味のオリジナルではなく、全てローマ時代のコピーなのだとか。まあコピーと言っても2000年も以上前の作品だから、その価値は計り知れないのだが。

「暑さ対策」

銀座の「東急ハンズ」で暑さ対策に首に保冷剤を巻く物を買った。冷凍庫で冷やした、保冷剤を帯状のものに入れて首に巻く。約1時間はこれで首の周りが涼しいという。早速朝の散歩や昼のウォーキング時に使用してみる。結論から言うと、30分ほどは確かに効果があるが、それを越えると保冷剤が溶けてしまい、暖かくなってくる。まあ仕方ないのだろうが、効果は半減してしまう。期待したほどではなかった。人間様よりも犬のほうが熱中症になり易いとのことで今度はスプレー式の瞬間冷熱を買おうかと思っている。

「小雀」
道路にちょっと小さめな雀、所謂「小雀」がいた。犬が近付いても逃げようともしない。巣立ちを終えて、今独り立ちしたばかりのようだ。自然界は非常に厳しいと聞く。生まれた雀で来年まで生きられるのは果たしてどの位の割合なのだろうか?100分の1にも満たないのではないだろうか?それも全て食物連鎖の一環として何かにその命を捧げることによって、他者を生かすという役割を果たすのだ。この小雀も大きな動物に食べられてしまうのだろうか?食物連鎖の頂点に立っていると自負している人間。霊長類の頂点だと思い上がっている人間に鉄槌が下された。我々人間も及ばない力と言えば「自然」の力しかあるまい。自然の猛威、驚異は自然災害と言う形で自惚れた人間たちを襲う。頂点に立つなどとはおこがましいということを悟らなければならない。人間の知恵の及ばないもの、コントロールの効かないもの、それがたまたま「原子力」だったとすれば、これを見付け出した偉人達に対して文句を言わなくてはならないだろう。しかし、それでも人間は「未知」のものに対して挑み続ける不屈の闘志を持っているから進歩してきたのだ。その進歩が災いをもたらすことがあるということを認識した上で、これからの生活設計を考えなおさなければならないだろう。

「七夕飾り」

自宅マンションの入口にいつもの通り、「七夕飾り」が掲げられた。今年は「大震災」の影響もあり、海も山も大変な事態だし、放射秤・ ?フ恐怖から子供たちも安心して遊べない。そこで今年はどんな「願い」が「短冊」に書かれているのだろうか?遠く天の川の両側から年に一度しか会えない「織姫」「彦星」たちに地上からどんな願いが届けられるのか?そしてそれは叶えられるのだろうか?残念ながら今年の七夕は梅雨空に閉ざされていた。本来ならば旧暦の7月7日、即ち今年の暦では8月6日なのだが、多分この日は晴れて暑い夏の夜空が期待出来よう。

「東京スカイツリーは今」
遂にクレーンが一つになった。日々変化しているわけではないが、4つから3つに、そして2つに、遂に一つになったクレーン。来年の5月には開業するわけだから徐々にではあるが確実に進展していることが伺える。今月中には恐らく外部クレーンはなくなるのだろう。

「みみず」
この時期になると必ず見られるのが、歩道上に横たわる多くの「みみず」だ。まるで自殺行為のように熱いアスファルトの歩道に現れて、やがてからからに干からびてしまうのか?そこかしこに横たわる大小のみみずたち。なぜ、君たちは自殺行為に走るのか?教えてくれ。もっと地面の中で大人しくしていればいいんじゃないのかい?

映画

映画「小川の辺」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年110作目)
藤沢周平原作。海坂藩を脱藩した男を上意で討ち取ることを命ぜられた東山扮する武士は行徳の町へと行く。だがその男の妻は彼の妹だった。妹も剣術をする。果たして妹との戦いにもなるのか?武士道の難しさを描く。ちょっと流れが遅すぎる映画だった。

映画「ハングオーバー2」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年111作目)
柳の下の泥鰌を狙った作品。前作はラスベガス、今回はタイ。仲良し4人組の一人がタイ人女性と結婚することとなり、タイにやってきたが、またまた記憶を失うほどの二日酔に。

映画「蜂蜜」(銀座テアトルシネマにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年112作目)
ベルリン映画祭金熊賞獲得のトルコ映画だ。山村に住む3人家族。夫は養蜂家、妻は茶畑で働く。幼い息子は小学生だが、人前で言葉が出せないという病気。その年は蜂蜜がとれず父は更なる山奥へと向うが、戻ってこない。そんな家族愛を描く。幼い息子が残された母のためにも一日も早く大人になろうと必死の努力をする姿が痛ましい。

映画「マイティー・ドー」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年113作目)
北欧の神話にある題材を映画化したもの。宇宙には9つの世界があり、その一つは地球を含む宇宙だ。9つの一つの世界から兄弟王子の兄が父の王から未熟と言われて地球に追放となる。そして弟が派遣してきた怪物が地球に現れ、兄「メ[」を襲うのだった。単純な物語だけにそれなりに面白かった。

映画「薔薇の名前」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年114作目)
古い作品だが、ショーン・コネリー主演だった。1327年の北イタリアの僧院。次々と起こる殺人事件を一人の修道士とその弟子が解決に挑むというものだが、当時の時代背景には「異端」というものがあり、キリスト教に異端しているか?どうかが問われていて、「悪魔」が存在していると思われていた。真実と悪魔祓い、迷信との戦いでもあった。実に面白かった。

映画「デンデラ」(丸の内東映にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年115作目)
いつの時代なのかは分からないが、老人が70歳になると裏山に捨てられる、所謂「姥捨て山」があった。一人の老女が雪の降る山に捨てられた。しかし、凍えて寝ている間に何者かに助けられていた。目覚めたそこには過去山に捨てられた多数の老女たちが生活していたのだった。もう30年も前に捨てられ今100歳になる女が最初にこの村「デンデラ」を作ったという。彼女たちは自分達を捨てた村を襲い村人達を皆殺しにしようとしていた。だがその前に熊に襲われ、またなだれに襲われ、次々と死んでいった。果たして彼女たちの運命は?

日経新聞7月8日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「サンザシの樹の下で」が3つ星、「コクリコ坂から」が3つ星、「アイ・アム・ナンバー4」が2つ星、「海洋天堂」が3つ星、「ちいさな哲学者たち」が4つ星、「陰謀の代償」が3つ星、「鋼の現金術師」が4つ星でした。

「シノプスシ132」(読書シリーズ132)
本「無頼の絵師」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年180冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ11作目。
本「比丘尼茶碗」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年181冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ12作目。
本「雨女」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年182冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ13作目。
本「世間の辻」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年183冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ14作目。
本「女げんの供養」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年184冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ15作目。
本「千本雨傘」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年185冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ16作目。
本「遠い椿」(澤田ふじ子著、)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年186冊目)「公事宿事件書留帳」シリーズ17作目の最新作。
京都の公事宿「鯉屋」に居候している「田村菊太郎」は、京都東町奉行所同心組頭の家に生まれたが、放蕩の果てに家を出たように装って異母弟に家を継がせた。子供の頃から神童と言われていた彼は、奉行所を手伝ったり知恵を貸したりして活躍するのだった。NHKテレビドラマ「はんはり菊太郎」でも放送された原作だ。「罪を憎んで人を憎まず」がモットー。京都の町の暮らし向きが良く分かる作品だ。

本「酔眼の剣」(稲葉稔著、)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年187冊目)「酔いどれて候」シリーズ1作目。
本「凄腕の男」(稲葉稔著、)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年188冊目)「酔いどれて候」シリーズ2作目。
本「秘剣の辻」(稲葉稔著、)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年189冊目)「酔いどれて候」シリーズ3作目。
浪人の「遭H里新兵衛」は酒がなくては生きてゆけない気儘な生活を送っていた。しかし、剣術の上は免許皆伝の腕前。岡っ引きの「伝七」に頼まれ捕物の手伝いなどして生計を立てていた。

七夕飾り

「J REPORT 2011 7月第3週号」
「リタイアメント・ノート 3年目1月目」 「VOL.693 SINCE AUG. 12th、1983」
「期待の機体」
いよいよ「ボーイング787」がやって来た。待ちに待った期待の機体だ。もう3年も遅れての日本到着だ。たまたま全日空の株を持っていたことと、新しい車を買うことが重なったので、私はその車「トヨタ・プリウス」のナンバープレートをこの夢の機体と同じ「787」とした。「7」も「8」も日本人にとっては縁起の良い数字でもあり、この選択をした。それから既に6年が経過したが、なかなかやってこなかったこの超エコジェット旅客機の漸くの登場にほっとさせられた。9月から国内線に就航するという。一度は乗って見たいものだ。機体の35%を日本企業が手掛けているという。燃費も従来よりも20%向上しているという。まさにこれからの次世代タイプのジェット旅客機なのだ。私の車の「ナンバープレート」も漸く日の目を見ることになったと言えよう。

「明治丸」
越中島と月島を結ぶ相生橋の上から「東京海洋大学」酷烽ノある黄色い3本マストの「明治丸」を遠望する。手前の小さな公園には「大潮」の潮がひたひたと押し寄せ、岸辺を濡らしている。現在「明治丸」は修復中である。この船、前歴は明治天皇が国内を巡幸された時に乗船された船で、奥州御幸の際、この船で横浜港に寄港された日を記念して7月20日の「海の日」が設けられたという。ところで東京海洋大学の英語名は「TOKYO UNIVERSITY OF MARINE SCIENCE & TECNOLOGY」というんだそうだ。明治丸は現在では陸地に上げられて固定されている。それでも「史跡」としての価値はあるのだろう。

「思い付き内閣」

顔を観たくない人といえば間違いなく我が日本国総理大臣だが、この人、正に思い付き発言と思い付き人事とで、「稀代のペテン師」であるのはまず間違いないだろう。恐らく憲政史上「最悪の総理」の一人として歴史に記録されることだろう。政治的批判を余りしたくないのだが、2年前に民主党に「政権交代」という風に乗って私も投票した一人として本当にこの一連の出来事には呆れて言葉を失う。トップと言うものは社長業もそうだろうが、一本の筋が通っており、「ぶれない」ということが一番必要だと思う。一国家のトップともなれば、きちんとした思想を持ち、ぶれない考え方で、責任を取ることが仕事だと思うが、如何だろうか?携帯電話会社の大金持ちに煽てられ、某党首の換言に乗せられ、全く一国の首相として行うべき行為なのか?本当に呆れて物も言えない。

「阪急有楽町店」
7月半ばで一時休業する阪急有楽町店。ご存知マリオンに入っている。既に閉店した「西武百貨店」は現在「ルミネ」に衣更え中だが、阪急もこの夏は大幅改装して男物専門店になるらしい。果たしてこの戦略、成功するのかどうなのか?

「3年が経って」
サラリーマン生活を思い切って辞めて、丁度3年が経った。最初の2年間は旅行に明け暮れた。その間、海外旅行は24回、延べ44カ国を訪れた。3年目は手術と入院、そしてリハビリの年だった。勿論読書と映画鑑賞は行った。さて4年目に入ったこの一年はどのような年にすべきか?秋には「初孫」の顔も観られそうなので、お爺さん役に徹するか、それとも自由気儘な生活を続けるか?迷いながら考えている。