銀座の「東急ハンズ」で暑さ対策に首に保冷剤を巻く物を買った。冷凍庫で冷やした、保冷剤を帯状のものに入れて首に巻く。約1時間はこれで首の周りが涼しいという。早速朝の散歩や昼のウォーキング時に使用してみる。結論から言うと、30分ほどは確かに効果があるが、それを越えると保冷剤が溶けてしまい、暖かくなってくる。まあ仕方ないのだろうが、効果は半減してしまう。期待したほどではなかった。人間様よりも犬のほうが熱中症になり易いとのことで今度はスプレー式の瞬間冷熱を買おうかと思っている。
「小雀」
道路にちょっと小さめな雀、所謂「小雀」がいた。犬が近付いても逃げようともしない。巣立ちを終えて、今独り立ちしたばかりのようだ。自然界は非常に厳しいと聞く。生まれた雀で来年まで生きられるのは果たしてどの位の割合なのだろうか?100分の1にも満たないのではないだろうか?それも全て食物連鎖の一環として何かにその命を捧げることによって、他者を生かすという役割を果たすのだ。この小雀も大きな動物に食べられてしまうのだろうか?食物連鎖の頂点に立っていると自負している人間。霊長類の頂点だと思い上がっている人間に鉄槌が下された。我々人間も及ばない力と言えば「自然」の力しかあるまい。自然の猛威、驚異は自然災害と言う形で自惚れた人間たちを襲う。頂点に立つなどとはおこがましいということを悟らなければならない。人間の知恵の及ばないもの、コントロールの効かないもの、それがたまたま「原子力」だったとすれば、これを見付け出した偉人達に対して文句を言わなくてはならないだろう。しかし、それでも人間は「未知」のものに対して挑み続ける不屈の闘志を持っているから進歩してきたのだ。その進歩が災いをもたらすことがあるということを認識した上で、これからの生活設計を考えなおさなければならないだろう。